GALAPAGOSの取材記事がインプレス PCウォッチに掲載されていました.
GALAPAGOSについては以前にもブログでネタにしたり、実際に触ってレビューを書いたこともあり、いちおうは注目しているのですが、この記事を読む限りはやはりというか、かんばしくないようです.
・売り上げ台数について一切触れていない
・社内でも「思ったより多い」という人もいれば、「いや思ったより少ない」という人もいる
・端末の出荷台数という点では、少ないのではないかという声はあるのは事実
・・・まあ、売り上げについては公表できません、「お察しください」というレベルなのでしょう.そもそも記事中でも何度か出てきますが、量販店にデモ機を置いておきながら持ち帰りできないという時点で何かが間違っています.
また「新たな事業ですから、何と比較をすればいいのかというところもあります」とありますが、競合機種としてはiPadやGALAXY Tab、SONY Readerまでいろいろあると思うので比較はできないこともないかと思います.iPadはさておきとして読書端末専用機であるSONY Readerあたりとは比較してもよさそうですが、そこも「お察しください」という惨状なのでしょうか.
先日もTSUTAYAと共同で行っている電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」をAndroid OS対応の機種にも対応する旨の発表をしていましたが、やはり対応機種はシャープ製のデバイスのみ.囲い込みに必死な感じが伝わってきますが、ただでさえ狭いマーケットなのに最初から囲い込みなんてしたら利用者層が非常に少なくなるということにどうして気付かないのか、まったく理解できません.それとも、それを補ってあまりあるメリットでもあるのでしょうか.共同でサービスを行っているTSUTAYAにしてもこれではビジネスチャンスを逃しているだけのようにしか見えませんし、よくこれでOKを出したものだと驚きです.