この冬は雪降らないななんて思っていたら、14日の月曜、祝日に想像以上に大量の降雪があった首都圏.
17日の夜になっても、除雪をしていない場所や日陰には雪が残り、それらが踏み固められてアイスバーン状になっていて、気を抜くと足を滑らせてしまうこともあります.
滑るのは車も同じことですが、ここ数日、ちょっとこれはどうなのかと思えるようなことがいくつかありました.
1. チェーン
チェーンは駆動輪につけるのはいうまでもないことですが、フィットとシエンタで後輪につけているのを見かけました.
自分の車の駆動方式を知らないのか、チェーンは後輪につけるものという先入観があるのかはわかりませんが、意味ないですね.FFベースの4WD車もあったりしますが、前輪が滑ってから後輪にパワーを配分するタイプの車も多いと思うので、後輪につける必然性はないですね.
2. 横滑り防止装置
DSCとかVDCとかESCとかメーカーによって呼び名の異なる、横滑り防止装置.
通常時はタイヤの空転を検知してブレーキをかけたりエンジン出力を抑えてくれる便利なシステムではありますが、滑りやすい雪道ではマイナスに作用することが多いです.滑ったらそのタイヤに配分する出力を落とすのですから、前に進みませんよね.
輸入車の大半と、日本車でもある程度以上の車には装備されている機能なのですが、そういう機能があること、そしてそれをオフにすることができるというのを知らない人がかなり多いということを社内で話していて知りました.
DSCがない車やグレードは購入時に除外する自分としてはちょっと驚きではありますが、多くの人はそんな感じなのでしょうか?