2013/04/15

寺田克也 ココ10年展

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 21:00

 京都に旅行に行ったもう一つの目的、それは京都国際マンガミュージアムで開催されている「寺田克也 ココ10年展」を見ることでした.

SONY DSC-RX1

 京都国際マンガミュージアムは京都の碁盤の目の中心部、烏丸御池の近くにある漫画専門の博物館です.元々が小学校だったところを改築したもので、建物自体も歴史のあるもののようです.
 常設展示では漫画にまつわる様々な説明なんかがあり、もちろん漫画そのものも大量に蔵書されています.外国人の来訪者がかなり多かったのが印象的でした.
 今回の「寺田克也 ココ10年展」は、常設展の入場券で見ることができます.

SONY DSC-RX1(トリミング)

 寺田克也氏はイラストレータやキャラクタデザイナで、なんていうか、とにかく絵の上手い人というかすごい人なのです.これでは説明になってないので詳しくはWikipediaを参照してください.

SONY DSC-RX1

 展示ブースが大きく2つにわけられており、最初の部屋は出力したイラストレーションをふすまに貼って展示してありました.ふすまなので高さもそれなりにあり、横長のイラストはこうして複数のふすまをつないで展示しているので非常に大きく、迫力があります.
 ふすまの裏側を覗いてみると裏にも別のイラストが貼ってあり、そちらはちょっと見づらいです.会期中で展示を入れ替えるとの説明がありましたので、おそらくはふすまの表裏をかえるのもしれません.

 もう一つのブースは生原稿の展示でした.ブースとブースの間に寺田氏のイラストを描いている映像が流れているモニタがあり、そこではタブレットとPainterなどを使って作画している様子が映し出されているように、基本的にはMac上で描いているようです.なので手書きの生原稿自体はそもそもそれほど多くないようです.

 展示は基本的に撮影禁止ですが、ここに掲載した2枚は撮影OKとなっていました.

SONY DSC-RX1

 ちょうどこの展示を見に行く数日前に、展示内容をすべて網羅し本人による解説も加えた「寺田克也 ココ10年」という本が発売されたので現地で買おうと思っていたのですが、ボリュームがあって結構な重量だったので旅先で買うことに躊躇してしまい、後日入手しました.
 残念ながらすべてのページがカラーではないのと1ページに複数の絵を詰め込んでしまっていたりするので、展示を見たときのような迫力は望めませんが、解説があるのはありがたいです.

 会期は6月30日まで.まだ2ヶ月以上ありますので、京都観光とセットでぜひどうぞ.

2013/04/13

龍安寺のしだれ桜

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 22:32

 今回京都に旅行に来たのには大きく2つの目的がありました.
 そのうちの1つが龍安寺のしだれ桜を見ることでした.

SONY DSC-RX1(トリミング)

 京都の桜のシーズンは終わってしまっていましたが、品種の違いか気候によるものか龍安寺の桜は咲くのが遅く、ちょうど今が見頃でした.

SONY DSC-RX1

 庫裏に向かう石段は新緑が目にまぶしいです.

SONY DSC-RX1

 数年前の春、何の気なしに龍安寺にやってきてこの風景を見たときにはとても感動しました.こんな素晴らしいものを見てもいいのかと思えるほどに.
 再訪してみてもその感動は変わりません.石庭だけでも素晴らしいのに、それにしだれ桜が加わったのですから言葉が出ません.ため息ともつかないような声を出しながら縁側のあいているところに腰掛けてしばらく眺めていました.

SONY DSC-RX1

 桜苑も満開でしたが、風が吹くたびに花びらが散っていました.

SONY DSC-RX1

 苔の上には散った花びらが.

SONY DSC-RX1

 鏡容池の周りはかなり散ってしまっていました.

SONY DSC-RX1(トリミング)

 水分石には亀が.

2013/04/12

N700A

Category: 鉄道 — Annexia @ 23:59

SONY DSC-RX1

 昨日、会社を休んで日帰りで京都に旅行に行ってきました.
 観光内容などはまた後日、おいおいと書いていくことにします.

 行きに乗った新幹線がN700Aでした.
 N700Aは2013年2月にデビューしたばかりの車両で、従来のN700系の改良版にあたります.N700Aの「A」はAdvanced(進んだ、進歩した)を意味しています.
 まっさらの新型ではなく改良版なので、運用上もN700系と同様に扱われます(分類上もN700系の編成の一種).なので時刻表にも記載がなく、なおかつまだ運用開始から2ヶ月ということもあって編成も少なく、乗れたらラッキーというようなものだそうです.ちなみに確実に乗るためには当日朝にJR東海に問い合わせると教えてもらえるそうです.

 N700Aのことはもちろん知っていましたが、旅行で浮かれていたのかチェックするのをすっかり忘れていました.車内清掃待ちで扉が開くのを待っている間も、視線の片隅に「N700A」の大きなロゴは目に入っていたのですがとくに気にもせず、写真も撮らずといった有様でした.なんとなく撮った一枚もこんな感じでしたし.

 発車してから「そういえばN700Aってさっき書いてあったような.でも見間違いかな?」と思い出したのですが、確認しようにも車内の景色はN700系と見分けがつきません.やがて車掌が車内検札に入ってきたときに自動ドアの向こう、デッキ部分の案内図にN700Aのロゴが見えたことで、ようやくN700Aであることが確認できました.

 「んー、見た目ぜんぜん変わらないじゃん」とたかをくくっていたのですが、移動するにつれて次第に従来の車両との違いがわかってきました.

 最初に感じたのは静かなこと.従来のN700系のグリーン車相当の静音材が普通車にも使用されているそうです.
 次に感じたのは揺れの少なさ.左右に揺すられるような不快な振動がかなり軽減されました.
 そして、速度が一定であること.旅行に出るときにはGPSロガーを持ち歩くのですが、その液晶に表示される速度を見ても267-268km/hで一定していました.従来であれば線路のアップダウンやカーブによって運転士による速度の微調整が入って速度は多少のばらつきが出るものですが、定速走行装置によって一定速度が保たれるようになりました.
 東海道新幹線はカーブのきつい区間が多いのですが、全区間の線路データがあらかじめ登録されていて、GPSと連動してセミアクティブサスペンションを動作させるなど、従来のN700系よりも進んだ制御がされているそうです.

 これらの結果、カーブでも安定した走行が可能になり、停車駅が近づいたときの減速もスムースになるなど、根本的なところからの快適性が高められた印象を受けました.

 帰りの新幹線が従来型のN700系だったのですが、横揺れはしますしGPSロガーを見ても速度は一定ではなく、違いを感じました.
 N700A、選んで乗れないのが残念なくらいよくできています.

 あとは、JR東日本の新幹線のように車内改札をなくしてくれるとなおよいのですが.

2013/04/06

堀口珈琲 #8 STOUT&WILD

Category: 食べ物 — Annexia @ 21:25

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 昨晩、お店でいただいた堀口珈琲のブレンドコーヒー「#8 STOUT&WILD」が美味しかったので、買って帰って自宅でも淹れてみました.

Apple iPhone 5

 フレンチローストでしっかりとローストされた豆です.

 ネルドリップで飲んでみましたが、昨日お店で飲んだのと同じ、濃厚な味わいが自宅でも楽しめました.
 新しい定番として、これからも買うことが多そうです.

2013/04/05

堀口珈琲 トマトとチーズのトースト

Category: 食べ物 — Annexia @ 23:59

 おやつに串団子とくるみ餅というボリュームのあるものをいただいたので、夕飯は軽いものをと思ってリニューアルしたばかりの堀口珈琲でトマトとチーズのトーストをいただきました.

Apple iPhone 5 + SnapSeed

 熱々でサクサクとしたトーストに、コクのあるトマトソースがたっぷりかかっていて美味しかったです.

 一緒に頂いたコーヒーは、ブレンド #8 STOUT&WILD.今回の店舗リニューアルとともにブレンドもラインナップが一新されて、軽いものから順に#1から#9までと整理されました.
 濃厚なコーヒーが好きな自分としては#8はかなり理想に近いもので、トマトとチーズのトーストの濃厚なトマトソースにも負けない味わいでした.
 自宅用に購入したので、家で飲んだ感想をまたアップしたいと思います.