ここしばらくはみっちりとコンピュータの前に向かって細かな作業をすることが多く、MacBookのトラックパッドを酷使する日々が続いています.
自分は中指でトラックパッドを操作するのですが、1日中作業を続けるとさすがに指先が痛くなってきます.それが何日も続くとコンピュータに向かってないときでも指先から痛みが取れません.
これはマズい、ということでロジクールのトラックボールを購入しました.
なぜマウスではなくトラックボールなのかというと、手首の負担が少ないということの他に以前からトラックボールを使っていて使い慣れているという理由があります.
RICOH GR
購入したのはロジクールのWireless Trackball M570.
トラックボールと一言でいっても、いくつかの種類があります.これは親指でボールを動かすタイプですが、中央にボールを配して手のひらなどで動かすものもあります.この製品を選んだのは、ロジクールの旧型の同様の形をしているものを予備も含めて3個持っていてかなり長いこと使っていたので、この形がいちばん馴染むからです.
USBに差し込む小型のレシーバがセットになっており、使わないときなどはこのレシーバをトラックボール本体の電池収納部にしまっておくこともできます.
電源は単三電池1本.カタログ上は最大18ヶ月使用可能と長寿命をうたっていますが、自分のように1日に8時間以上使っているとそこまではもたないでしょう.
RICOH GR
言うまでもないことですが、右手で操作することを前提に設計されています.
ボタンは5個.メインボタン(人差し指)、ホイール(中指)、右ボタン(薬指)、そしてメインボタンの左に縦に2つWebの進む/戻るボタンがあります.
実際に使ってみた印象.
自分としては使い慣れた形状なのですが、Mac OS X用のソフトの出来がイマイチなのが難点です.
Windows用だともっと細かな設定を行うソフトが用意されているのですが、Mac向けはマウスカーソルの加速度やデフォルトボタンに自動移動といったことすらできないので、細かくセッティングを詰めていくことができません.
また、ワイアレスなのでレシーバをUSBポートに挿して使うのですが、トラックボールをコンピュータの右側に置いて、左側のUSBポートにレシーバを挿すとカーソルの動きがぎこちなくなります.USBハブを挟むとまったく反応しなくなったり、カーソルが飛びまくって使い物にならなくなったりもしました.ワイアレスは便利のように見えますが、トラックボールは定位置で使うためケーブルがそれほど邪魔になるわけでもないのでケーブルがあってもいいような気もします.バッテリの心配もいりませんし.