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上野の国立科学博物館で開催されている「深海展」を見に行ってきました.
開催期間は2013年7月6日から10月6日まで.夏休み期間中が混雑するのはいうまでもないことですが、すでに夏休み前から土日は入場するのに1時間以上かかっていたようなので、休暇を頂いて平日に行ってきました.
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まず「深海」の定義について.
深海とは、水深200m以上の海域のことを指すそうです.水深200mというと、昔学校の授業で「大陸棚」という言葉を教わりましたが、それより深いところはすべて深海という扱いになります.もちろん、深度によって呼び方もいくつかあります.
そして水深といえばよく出てくるのがこうした水圧によって押しつぶされたもの.カップ麺や金属バットなどが縮んだりひしゃげています.
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日本で深海を探検するのに欠かせないのが、この「しんかい6500」.展示されていたのは実物大の模型です.
展示されていたものは内部には入れませんが、日本科学未来館に同様に展示されている実物大模型は居住スペースにも入れるので、興味を抱いた方はそちらにぜひ.
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しんかい6500はこうやって母船「よこすか」に運ばれて現地まで移動します.
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反対側はこんな感じでプロジェクションマッピングされていました.
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深海生物の展示エリア.大半は聞いたこともない生物ばかりでした.
実際の展示に加えて、深海生物ならではの特徴なども説明されており、映像も多くてじっくり見入ってしまいました.
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深海の生物として象徴的な存在ともいえるダイオウイカ.巨大です.
深海になぜこのような巨大生物がいるのかはまだわかっていなく、研究中なのだとか.
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食料となっている深海の生き物.
「白身魚」という抽象的な表現がされているものの多くが深海魚だというのはどこかで聞いたことがあるのですが、ギンダラもそうだとは知りませんでした.
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ミュージアムショップ.話題になっている原寸大のダイオウイカのぬいぐるみ(20万円)が鎮座しています.
予想以上に大量のグッズが売られていました.
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買ってきたもの.しんかい6500、メンダコ、ダイオウイカ.左下のは「ダイオウイカストラップ付き前売り券」に付属していたもの.ガチャガチャで出てくる限定品と同じものです.その右のはガチャガチャをやって出てきたもの、アオリイカ.
平日の午前に見に行ったというのに、そこそこの混雑ぶりでした.
夏休み期間中だと相当に混雑しそうですが、できれば空いているときにじっくりと見ることをオススメします.