先日の京都旅行にはNikon D700にVoigtlanderのNOKTON 58mm F1.4とCOLOR-SKOPAR 20mm F3.5を持っていきました.NOKTON 58mmメインで撮っていたのですが、撮影したものをあとから見ていたら、絞り開放で撮ったものに「ぐるぐるボケ」などと表現されることの多い収差が激しく出ているものがありました.
Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4(絞り開放)
周辺部を見ると明らかですが、まるで回転しているかのようなボケが出ています.旧い設計のレンズなどに出ることの多いといわれている収差の一種です.
手持ちのレンズで同様のボケが出るものが他にもあって、
Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8(絞り開放)
ツァイスのDistagon 25mm F2.8です.NOKTON 58mmもDistagon 25mmも設計が旧く、非球面レンズなどは採用されていないので、こうしたクラシックな描写になることがあるようです.どちらのレンズも一段絞れば出なくなるのと、背景の距離などによって出たりでなかったりします.
これを逆手に取った表現手法とかできないものかなと思ったりもするのですが、なかなかこれといってよいアイディアが浮かびません.
NOKTON 58mm F1.4すばらしー
コメント by batochin — 2010/12/15 @ 10:09
NOKTON 58mm、絞りを変えるとがらっと雰囲気が変わるんで楽しいですよ.絞り開放だとゆるゆるですが、F2.8あたりからは癖も収まる感じですね.最近のレンズは絞りを変えてもボケ具合が変わるだけ、みたいなものが多いので貴重な存在です.
これが新品で35,000円くらいで買えちゃうのは結構お買い得かと.どうですか、おひとつw
コメント by Annexia — 2010/12/15 @ 12:18