Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5
今日はD700に20mmをつけてきたので、少し早めに出勤して渋谷駅前の東急文化会館跡地に建築中の建物を撮っていました.
駅側からずっと撮影して歩き、半周ほどしてそろそろ会社に向かおうかというときにガードマンが近寄ってきました.許可なしに撮影をしないでほしいとのことでした.これを撮るのに許可が必要なのかと訊ねたところ、私物なので許可が必要だとの返答でした.
んー、まあ、工事車両とかの出入りもあって危険でしょうし、犯罪のために利用される可能性とかいろいろと突き詰めて考えていけば撮影しないでほしいということになるのかもしれませんが(注:私は立ち入り禁止区内にはいっさい入っておらず、公道上から撮影しています.念のため)、私物だから撮影禁止と言われちゃうと街歩きをしながらスナップ写真を撮ったりするのにもいちいち許可をもらわなくてはならなくなります.勝手に撮影した、プライバシーの侵害だ、とかいわれて裁判を起こされたらやはり負けちゃうのでしょうね.厳密にいえばそういうものなのかもしれませんが、なんとなく腑に落ちない気がしました.
そのガードマンに、撮影許可を申請したら許可が下りるのか確認したところ、それはわからないとのことでした.
きちんとした書類をしたためて、工事事務所に出向いて説明をして許可を求めてみようかとも思いましたが、面倒くさいヤツと思われて不審人物扱いされるのが関の山でしょうからやめました.
Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5
この工事現場、今までも何度も撮影はしていたのですが、注意を受けたのは今日が初めてでした.今までと今日の違いは何であるかと考えて真っ先に思いつくのはカメラの違いです.今まではGR DIGITAL IIIで撮っていて、今日はD700です.カメラが先方に与える印象の違いというのはばかにできないのかもしれません.