なかなか興味をそそる記事が出ていました.次のマツダ・ロードスターは車重800kgを目標に開発されており、エンジンは1.4Lターボで別の記事ではSKYACTIVエンジンが採用されるのではないかと推測されています.
SKYACTIVエンジンはマツダが開発したエンジンで、高圧縮比が特徴の低燃費エンジン.昨日あたりからこのエンジンを搭載したデミオが受注開始になったようですが、10.15モード燃費でリッター30kmという、ハイブリッド車に匹敵するほどの低燃費を実現しています.また、「SKYACTIV」といわれるマツダの最新技術はエンジンだけでなく、高張力鋼板を採用したプラットホーム、精度とシンプル化を両立したミッションの3つを総称していますが、これらの技術が搭載されたロードスターが出たら非常に興味があります.
とはいえ、記事中でも指摘されていますが800kgという車重はさすがに厳しいのではないでしょうか.800kgを実現するために居住性をあまりにも犠牲にしてしまうのも困りますので、800kgの尖ったグレードと、多少重いけど(でも1tは切ってほしいですね)日常遣いに不便のないグレードと両方を用意してもらえたらいいのですが.
Annexiaさん、ども。私も今時800kg台は衝突安全性の確保とかで難しいと思います。
でも、軽いに越した事はありません。特に燃費とスポーツ性に関しては軽量な程、良い
結果が出ますからねぇ。SKY ACTIVエンジンはコンベンショナルな技術を突き詰めたと
云う点が凄いです。技術屋のマツダらしいエンジンですね。このご時勢ではエコも克服
しないとロードスターに生き残る道は無いでしょう。そう云う点でも、可能な限り軽くして
運動性と燃費を両立して欲しいです。でも、エアコンレスとかで乗員に無理強いをするのは
どうか?と思うので、最低限のコンフォート性が有って尚且つ、軽い!と評価されるには
難しい課題を克服しないと実現しないんですねぇ。でも、今時の安全性と(ある程度の)
快適性で1tを切れば、拍手物だと思います。私のNBのクーペでも1.1t有りますから。
コメント by Kikyou — 2011/06/11 @ 22:56
Kikyouさん、こんばんは.
やはり800kgは厳しいでしょうね.たとえばコペンですら830kgあるそうなので、それと同じクラスまでもっていくのはグラム単位で軽量化に取り組むマツダでも難しいところでしょう.
これから先、スポーツカーだからといって燃費の悪さを許してもらえる時代ではありませんし(というよりもスポーツカーなんかに乗って、と後ろ指さされそうですが・・・)、軽量化やエンジンの効率化でも各メーカーにはがんばってもらいたいと思います.
ヨーロッパ車なんかは、先日発表になったプジョー508のような上位車種ですら1.6Lターボが搭載されるなど、ダウンサイジングが進んでいます.その辺で日本車は遅れつつある気がするので、マツダの小排気量化の方向性には期待しています.
コメント by Annexia — 2011/06/12 @ 00:01