2011/07/21

Mac OS X Lion

Category: コンピュータ — Annexia @ 14:43

 昨晩、MacBook AirやMac miniとともにMac OS X Lionが発売されました.
 Twitterのタイムラインをチェックしていると、次々にAir購入報告やLionダウンロード中というつぶやきが出てくるなど、待望の製品という感じが伝わってきます.

 かくいう自分は、仕事用Macにいきなりインストールするのはちょっと怖かったので、今日になって会社でTimeMachineでバックアップをとってからLionを入れました.
 今までどんなOSでもインストール用CD-ROMやらDVD-ROM、古くは数十枚ものFDなどが用意されていたものですが、今回はオンライン上からのダウンロード販売のみです(後日、USBメモリ版が販売されます).約4GBもあるというのにAppleも思い切ったことをするものです.そのせいか、昨晩のインターネットは若干遅さを感じたような気がしました.自分もネット上からその4GBをダウンロードしたわけなのですが、会社の光回線で有線LANを使ったこともあって6分ほどでダウンロードできました.が、そこからのインストールはさすがに時間がかかり、結局は1時間ちょっとかかってしまいました.

 ぱっと見の大きな変化はありません.WindowsのようにOSが変わるたびにこれ見よがしに外見をいじったりしないのが、Mac OSのいいところです.
 が、使っていくうちにそこかしこに変化を感じます.最大の変化(というか違和感)は、トラックパッドでのスクロール方向.今までは下にスクロールするのに上向きに指をスライドさせていたのですが、Lionからは下向きに指をスライドさせることになります(もちろん変更可能).これは、iPadなどのiOSマシンと指の動きをあわせるようにしたためです.従来、画面の動きと指の動きが逆向きだったのは、スクロールバーをつかんで上下させてウィンドウの中身をスクロールさせていたため(スクロールバーを上に動かすとウィンドウの中身は下に動く)であるのですが、Lionからはスクロールバーそのものが必要なときにしか表示されないなど影の薄い存在になっているため、今後はこの操作系が主流になってくるものと思われます.
 しばらくは苦労しそうですが、慣れれば解決できるのではないかと思います.

 また、SafariやMail、iTunesといった標準アプリケーションがフルスクリーン表示に対応するようになりましたが、個人的には使いづらい印象を持ちましたので従来どおりの使い方をしています.これもまた慣れなのでしょうか・・・

 個人的にもっとも困ったのが、従来使用できていた、PowerPC向けのアプリケーションが動作しなくなったこと.現行のMacはすべてIntel CPUなので従来のPowerPC用のアプリはRosettaというシミュレータを使って動かしていたのですが、Rosettaが用意されなくなったので使えなくなってしまいました.主要なソフトはほぼIntel CPU向けなので問題ありませんが、細かなユーティリティなどはPowerPC用のものもあり、開発中止になったようなものだとアップデータもなくて困ってしまいます.

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