2011/09/03

Mac mini(2010)のHD交換

Category: コンピュータ — Annexia @ 18:48

 数日前ですが、社内で使われているMac mini(2010)が、ファイルの書き込みでエラーが発生したりシステムの起動や終了がうまくいかなくなるなど、動作が怪しくなってきたのでHDを交換することにしました.
 ※急いで交換作業を行う必要があったので写真は撮っていません.

 元々入っていたHDはSeagate製の320GB、5400rpmの製品でした.新たに導入したのは日立製の320GB、7200rpmの製品です.手持ちの320GBがなかったので秋葉原に出かけてドスパラで買い求めたところ5400rpmは在庫が切れていたので7200rpmにしました.事務作業など、速さを求めない用途であれば発熱の少ない5400rpmでも十分ではないかと個人的には思っていますが、まあ在庫がないのでは仕方がありません.

 初期のMac miniは開けるのを拒むようなデザインで、お好み焼きのヘラのようなパーツを隙間に突っ込んでこじって開けるしか方法がなく、どうしても傷が付いてしまったりと厄介な代物でした.が、2010年モデルは裏面の黒い大きなフタが回転するようにできており、これを開けることで内部にアクセスできるようになっています.
 とはいえ、簡単に交換できるのはメモリくらいのもの.HDについては無線LANのアンテナや冷却ファンを外さないとアクセスすることができません.

 外装が凝りに凝っているのがApple製品の特徴ですが、内部も作り込まれているのには驚かされます.Windowsマシンなんかは統一性のない色とりどりで雑多なケーブルがだらんと内部を這っていたりしますが、黒のきちんと長さが調整された細身のケーブルが配線されている様子はデザインが行き届いていることを思い知らされます.
 基本的にネジでパーツを外してコネクタの抜き差しでHD交換できてしまうので迷うところはないのですが、1ヶ所だけ考え込むところがありました.HDのコネクタとは反対側のなにもないところにケーブルが伸びて小さなパーツが取り付けられているのです.ネットで調べた限りではおそらくは温度センサーかなにかのたぐいのようで、両面テープで固定されているだけなのではがして新しいHDに張り直せばOKのようでした.

 部品の交換作業自体は30分もあれば完了します.ただし、複数のトルクスレンチなどが必要なので要注意です.HD交換後はOSをインストールし、TimeMachineから書き戻せばほぼ作業完了です.

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. | TrackBack URI

Leave a comment

XHTML ( You can use these tags):
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> .

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)