まあ、誰もが思うことですが私も思ったので書いておきます.シャープ、出オチというか自暴自棄というか、開き直ったな.
機能的には電子書籍アプリの他にはWebブラウザのみを装備しているそうですが、OSがAndroidなのであとから機能を追加するような余地はいちおう残されているという感じでしょうか.とはいえ、ソフトが追加される可能性は高くないような気がします.
しかし、中途半端なデバイスですね.電子書籍として特化するのであれば視認性の点からもSony ReaderやAmazon Kindleのようにe-inkを使うべきだと思うのですが.まあ液晶のシャープなので液晶でいきたいというところなのでしょう.かといってその液晶で電子書籍以外にできることがWebブラウザのみというのは厳しいところです.電子書籍3万冊というのがウリのようですが、「新聞や書籍などについては紙媒体での価格と同様」では売れないでしょう.
これはシャープの問題ではないですが、印刷や輸送といった物理的なコストと、電子化にあたってのデータフォーマット変換やサーバの維持管理コストでは圧倒的に後者のほうが安く上がるはずなのに価格が同じというのは不可解です.
ザウルスが名前どおりに滅んだのと同様に、ガラパゴスも進化の袋小路に突き当たっているかのようで、そういう意味ではこのネーミングセンスは言い得て妙なのかもしれませんw