iTunesの新しいサービス「iTunes Match」が日本でもサービス開始になりました.アメリカでは2011年から始められていて、日本でも2012年には開始する予定だったのがずれこんでおり、唐突に今日からサービスが始まりました.
iTunes Matchとは、自分のコンピュータのiTunesに登録されている曲をAppleに認識させることで、その曲の入っていない自分のiPhoneやiPadなどでも音楽を聴くことができたり、低音質の曲でもAAC 256kbpsの高音質で聴くことができるというサービスです.
メリットとしては、
・記憶容量の少ないiPhone/iPadでもたくさんの曲を聴くことができる
・低音質でiTunesで取り込んだ曲も高音質で聴くことができる
デメリットは、
・年間3,980円の有料サービスである
・モバイル環境で曲をダウンロードしつつ聴くのは通信量とかバッテリに負担がかかる
といったところでしょうか.
で、加入するかどうかですが、いまのところは加入する予定はないです.
iTunesライブラリには約1万曲が入っており、4割以上が128kbpsなので音質の向上は見込めますが、普段聴いていて「あ、これは128kbpsだから音が悪いな」ってわかることはないので、そこに定額のコストをかけるのもどうかと思ったりするのです.
それにiPhoneやiPadは64GBのものを使っていて容量には余裕があるのと、それにあわせてレートやプレイリストで曲を絞っているので、それほど必要を感じないというのもあります.
個人的には同じ定額サービスならば、iTunes Storeの曲を好きなだけ聴けるようなサービスがあれば加入したいですね.