2014/06/04

DSC-RX100M3をさわる

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 00:05

 買い物の用事があって家電量販店まで出かけてきたので、そのついでにソニーのDSC-RX100M3をさわってきました.

 RXシリーズはソニーのコンパクト、というよりレンズ固定式デジカメのハイエンドシリーズです.
 機種的にはフルサイズの撮像素子を備えたDSC-RX1およびRX1R、1インチセンサーを搭載した高倍率ズーム機DSC-RX10、そして1インチセンサーを搭載しつつ小型のDSC-RX100、その後継機のRX100M2、そしてさらにその後継機のRX100M3.

 RX100M3の最大の特徴は、ポップアップ式のEVF(電子ファインダ)を搭載したこと.従来機とほとんどかわらないサイズなのにいったいどこにこんなものを搭載するスペースがあったのかと驚きです.
 本体横のレバーをスライドさせると、EVFが上に飛び出て、それに連動してカメラの電源が入ります.ただし、それに加えてEVFを手前に引く必要があります.ここがちょっと手間ではあります.ポップアップするときに手前にも飛び出るようになっていたら楽なのになと思いました.
 ファインダを覗いての感想は「思ったよりもいいじゃん」というものでした.自分が使っているX-T1はファインダ性能がウリの製品なので、さすがにそれと比べるのは無謀ではありますが、コンパクトなボディサイズを考えると健闘していると感じました.

 AFなどの基本機能はRX100の頃より定評があるのでとくに気になる点はありませんでした.
 気になった点としては、オプションのグリップが取り付けられていましたが、展示品なので粗雑に扱われるせいもあってかゴムウレタンが部分的にはがれたりしていました.RX100用にはサードパーティの高価で高品質のグリップがありますが、純正グリップは安いこともあって質の低さを感じました.それから、グリップにわざわざ「SONY」と型押しする必要性はみじんもないように思います.グリップなんてカメラ本体に貼ったら一体化する製品にわざわざ余計なことをしないほうがよいでしょう.

 定評のあるRX100シリーズですが、今回のモデルもさすがといえる仕上がりだと感じました.
 では、買うの?と問われれば、答えは「いいえ」です.普段使いするデジカメとしてはGRを持っていますし、操作性や手に馴染む感触はGRのほうが好みです.28mm単焦点のGRではダメ、24-70mmズームのRX100M3のほうに魅力を感じる人は多いとは思いますが、自分の場合はズームレンズになると撮影時に迷いが入るので、単焦点のほうが好き、という点も大きいです.

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