2013/08/23

GRとGR DIGITAL IV

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 21:00

 以前に書いたように、GRを発売日に購入し、そのときにGR DIGITAL IVを下取りに出しました.
 予約してまで発売日にGRが欲しかったのは、やはりAPS-Cサイズの大型センサーを積んでいることで画質に期待でき、なおかつ小型センサーでは望めないボケや絞り制御による絵作りをしたかったからです.

 DSC-RX1ほどではないにしてもコンパクトデジタルカメラとしてはかなり高額ともいえる製品なので、GRD4を下取りに出してGRを買うことは自分の中では決定事項でした.が、発売前にカメラマンや評論家などといった方々の書かれたレビューで「GRとGRD4は別物だから、買い換えせずに買い増ししたほうがよい」という言葉を見かけました.
 理由は大きく2つあって、
・APS-Cセンサー搭載により、最短撮影距離がGRD4のレンズ前1cmからGRのレンズ前10cmに低下した
・APS-Cセンサー搭載により、ボケ量が多くなったためパンフォーカス撮影では絞らなくてはならない
という、センサーサイズの大型化によるデメリットによるものでした.
 どちらも理解できますが、同じような形をした単焦点28mmのカメラを2台持ち歩くのは現実的にはナシだろうと判断して、結局当初の予定どおりGRD4は下取りに出しました.

 購入してから約3ヶ月.GRの画質の良さには満足していますが、マクロの寄れなさとテーブルフォトで料理全体をかっちりピントを合わせて撮りたいときなどにGRD4のことをちょっと思い出します.

RICOH GR DIGITAL IV
絞りF2.5 1/32秒 ISO192

 GR DIGITAL IV.半段絞って撮影.料理全体がくっきり.

RICOH GR
絞りF2.8 1/40秒 ISO400

 GR.絞り開放で撮影.手前の料理にしかピントがきていません.

RICOH GR
絞りF5.6 1/40秒 ISO1600

 GR.2段絞ってF5.6で撮影.奥のヨーグルトや小鉢はピント甘め.
 センサーサイズの大型化によってISO感度を上げても画質に余裕がありますが、もう1段絞ってISO3200までいくとさすがに画質に目立つ影響が出てきます.



 ボディカラーが気に入って値段が下がった頃合いを見計らって購入したIXY 3が、マクロやパンフォーカス的な撮影、ズームなどの面でGRを補完するパートナーとしての役割を果たしてはいますが、さすがにGRD4の画質には追いつけないのが残念なところではあります.
 かといって、さすがに買い直すまでには至りませんが.

2013/08/16

サーバ不具合

Category: コンピュータ,日記・雑記 — Annexia @ 21:00

 昨日は15時から明け方の3時くらいまで、このページが表示されなくなっていました.
 レンタルサーバ会社の説明によると、データベースサーバの不具合だったそうです.
 今は無事に復旧されており、とりあえずざっと見た限りでは不具合もなく正常に表示されているようです.

 しかし、お盆に壊れるというのも大変だったのではないかと思いますね.多くの会社は夏休みの期間ですし、もしかしたら技術担当のかたも通常よりも少なかったかもしれませんし.
 お疲れ様でした.

2013/08/13

岩合光昭 写真展『ねこ』

Category: カメラ・写真,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 22:10

RICOH GR

 渋谷ヒカリエで8月1日から25日まで、岩合光昭氏の写真展『ねこ』が開催されているので見に行ってきました.

RICOH GR

 岩合光昭氏といえばNHK BSの「岩合光昭の世界ネコ歩き」などでも知られるように、ねこ写真家として有名なかたです.もちろんねこだけでなく動物写真も多く撮られているのですが、やはりねこがいちばん有名ですね.

 展示スペースもかなり広く、「あそぶ」「寝る」「親子」など、さまざまなテーマからたくさんのねこ写真が展示されていました.

 どの写真も素晴らしいのはいうまでもないことではあるのですが、被写体が素晴らしいだけに、その「絵に描いた餅」感が強いのです.つまり、一口で言うなれば「実際にもふもふしたいなぁ」ということなのです.きっと、ねこを飼われているかたであれば、この写真展を見て家に帰ったら、ねこのいる生活の素晴らしさを改めて実感できるのではないかと思います.

 なお、8月10日から10月20日まで、恵比寿の東京都写真美術館では同じく岩合光昭氏による「ネコライオン」なる写真展が開催されています.こちらも行ってみたいものです.

2013/08/11

ももパフェ

Category: 食べ物 — Annexia @ 17:05

RICOH GR

 コーヒー豆を切らしたので駅前の堀口珈琲まで行き、旬のスイーツであるところのももパフェを頂いてきました.
 カットした桃、アイスクリーム、そして桃のシャーベットを砕いたものが入っています.コーンフレークやバナナのようなかさ上げアイテムが一切ないのがステキです.

RICOH GR

 ももパフェに合うコーヒーは?と尋ねたところ、ケニアをオススメされたので一緒に注文.
 苦みのきいた深めのローストが甘いパフェとよくあいます.

 店に入る前から天候が怪しくなってきていたのですが、食べている最中に激しい雷と豪雨が襲ってきました.
 東京アメッシュを見ると、しばらく待てば雨がやむことがわかったので、コーヒーをおかわりしてしばしの休憩.
 そして雨がやんだ頃合いを見計らって、自宅用のコーヒー豆を買って店を出ました.

 このお店はコーヒーがとにかく素晴らしくてそれが看板なうえに、食べ物もなにを食べても美味しいのが素晴らしいです.
 ごちそうさまでした.

2013/08/10

GR PERFECT GUIDE

Category: カメラ・写真,書籍 — Annexia @ 23:59

RICOH GR

 GRの解説本「GR PERFECT GUIDE」を購入しました.

 カメラの解説本は以前にもいくつか購入したことがありますが、内容はだいたい同じような感じでこの本も
・著名カメラマンの作例写真
・ボディ外観やメニュー、各種機能の説明
・シチュエーション別撮影ガイド
・開発者インタビュー
といった感じで構成されています.

 購入から2ヶ月半が経過した今となってはボディ外観やメニューの説明は必要ありませんが、それでもこの本を買ったのは、やはり自分の使っていないような使い方や細かな設定の見落としなど、有用な情報があるのではないかと思ったからです.とくにGRはコンパクトカメラとしては異例なほどに設定項目が多く、機能割り付けができるボタンがいくつもあるので他の人の使い方がかなり参考になるのです.

 シチュエーション別の撮影ガイドは、カメラマンの方々のカスタマイズに興味深いものがありました.
 GRからボディ左側面に「EFFECT」ボタンが新設されましたが、右手だけで機能を完結したいのでエフェクトをADJ.レバーに割り当てたり、フォーカスの切替を素早くするためにボタンに割り振るなど、なるほどと思うところが多いです.

 シチュエーション別撮影ガイドと並んで参考になったのが、開発者インタビュー.
 たとえば、4つあるAFモードのうち、AFの測距速度が速くてオススメなのはスポットAFであることや、画像設定のうち固定で用意されているスタンダードやビビッドはパラメータ上はいくつになっているか、ローパスレスになって発生しやすくなったモアレを設定で回避する方法など、開発者でないと知り得ない情報を入手することができました.

RICOH GR(ハイコントラスト白黒)

 また、特別付録のリコー制作による「GR STORY」がよかったです.開発者インタビューでは「やや暑苦しいかもしれませんけど」と申されているものの、リコーがGRに込めた想い、コンセプト、ポリシーが書かれており、手元にあるGRを作り出した人たちの情熱を感じるものとなっています.

 つい先日も、旧モデルであるGR DIGITAL IVにファームウェアアップデートがされて機能が追加されましたが、同様にGRもファームウェアアップデートで斬新な機能追加がされることを期待しています.