自分はMacBook上でVMware Fusionを使ってWindowsを使用しているのですが、先日Windows 7から10にしたところ、かなり重めの処理がかかったようでMacBook本体が熱くなっているという警告メッセージが表示されました.触ってみるとキーボード上部や床面がかなり熱を持っています.キーボード面はこれ以上放熱対策をするのは難しそうですが、床面は机から離すだけでもかなり改善されそうです.会社ではアルミ製の台を使って傾斜をつけて放熱をしているのですが、もっと簡単なスタンドはないものかと調べたら、MacBookの床面に貼るタイプのものが売られていたので購入してみました.
FUJIFILM X70
『Kickflip』です.MacBook Proの13inch用と15inch用があって、MacBookの12inchにも使えるのかどうか不明でしたが、Amazonのレビューを見ると使っている人がいたので13inch用のものを買ってみました.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
一言でいうならば、折りたたみ式のプラスティックの板です.まあこういうものはアイディア勝負ですからね.
片側に粘着シートが貼られています.この面をMacBookの床面に貼り付けて固定します.粘着シートは剥がして再び貼ることができます.が、位置調整しながら何度か貼ったり剥がしたりを繰り返したら、この粘着面ではなくプラスティック板と粘着シートが密着している方が剥がれてきてしまいました.
FUJIFILM X70
持ち運ぶときや使用しないときはこのようにフラットな状態にしておけばケースにもすんなりと収まります.重さについては無視できるレベルです.
貼り付け位置ですが、MacBook本体の足と干渉することを警戒してもっと手前側に貼っていましたが、そうすると重心バランスが崩れて後ろに倒れてしまいます.なので、できるだけ後ろ寄りに貼ったほうがよさそうです.MacBookの12inch筐体でも本体の足との干渉はありませんでした.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
折りたたむと適度に角度がついて床面を空気が抜けるようになって放熱しやすくなるのと同時にタイプしやすい角度にもなります.角度をつけることで粘着面に負荷がかかって剥がれてしまったりとか、本体が滑って後ろにずれたりするんじゃないのかと少し気になっていたのですが、使ってみるとそのようなことはまったくないですね.
後付け感がありありなのがちょっと気になるところではありますが、放熱とキーボード面に角度をつけられるという一石二鳥の効果は捨てがたいものがあります.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
今年も銚子旅行に出かけてきました.記録に残っている限りでも8年連続8回目です.実際にはもう数回は行っていそうですが.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
前回の伊勢旅行まではGPSロガーはHOLUXのM-241を使っていたのですが、GPSのロールオーバー問題があって日付が正常に記録できなくなるという問題が発生するそうなので、新たなGPSロガーを導入しました.GARMINのeTrex 20xです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
銚子駅からは銚子電鉄に乗り換えます.
ここ数年は「狐廻手形デラックス」という、特典のついた一日乗車券を購入していたのですが、発売終了になってしまいました.通常の一日乗車券である「狐廻手形」と周辺のバスにも乗車できる「銚子1日旅人パス」が販売されているので、今回はバスにも乗ってみようということで「銚子1日旅人パス」を購入しました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
乗った列車は「大正ロマン列車」としてレトロな仕上げになっていました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
仲ノ町駅で下車して、ヤマサ醤油の工場に.ここでしょうゆソフトクリームをいただくのも、例年のことです.
しょうゆソフトクリームを売っているところに、しょうゆの味見コーナーがあって色々な種類のしょうゆを味見できます.同じヤマサのしょうゆでも製品によってずいぶんと味が違うものだと感じました.また、そのしょうゆをしょうゆソフトクリームに垂らすとさらに味わい深くなります.
味見をしたしょうゆのなかでも美味しく感じた、旨み成分が通常のしょうゆの1.5倍以上というソヤノワールを併設の売店で購入しました.昨年まで売られていた、ジョエル・ロブションのしょうゆとたれが売られていなかったので尋ねたら、昨年ジョエル・ロブションが亡くなったので契約が切れて販売終了になったとのことでした.昨年のうちに買っておけばよかったです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
しょうゆ工場を出て線路沿いを歩いていたら、さっき乗った列車が銚子駅方向に戻ってきました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
お昼は銚子漁港の近くにある「丼屋 七兵衛」に.7月ごろのイワシは「入梅イワシ」といって脂がのって美味しいのです.この時期に毎年銚子に出かけるのも、これが目当てです.
鯖寿司と、アジのなめろう、それにマイワシの漬け丼です.例年であればイワシのコース料理をいただくのですが、結構量が多いのと、アラカルトで他のものも食べてみたいということで今年は単品で注文しました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
バスに乗って銚子ポートタワーに行きました.
「銚子1日旅人パス」を使うと観光用の周遊バスにも乗れるのですが、スマホのナビアプリでバス停の場所に向かったところバスが来ないどころかバス停すらありません.どうしたものかと調べてみたら、なんと4月で周遊バス自体が廃止されてしまっていました.ちょっとづつ銚子という街が廃れていっているのがこういうところからも感じられて寂しい限りです.なので、別のバス停に向かい、1時間に1本しかない路線バスで銚子ポートタワーに行くことに.
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5II VM
ポートタワーからは周辺の港はもちろん、犬吠埼も見渡せます.犬吠埼と反対側には利根川が.利根川の先は茨城県です.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
バスで銚子駅に戻り、再び銚子電鉄に乗って犬吠駅で下車しました.
おやつとしてたい焼きをいただきました.たい焼き売り場へと導く道路のたい焼きの絵が味わい深いです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
犬吠埼に向かって歩いていると、長いこと廃墟だった温泉旅館に足場が組まれて工事がされていました.遠目に見た感じでは外壁を綺麗にしているように見えたのですが、どこかが買い取って新装オープンするのでしょうか.景観的にはとてもいいところにあるので、ちょっと興味あります.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
犬吠埼の灯台の手前に数軒の食堂や土産物店がありますが、そのうちの一軒がリニューアルされて若者向けのカフェ兼休憩所になっていたので入ってみました.
売店でサイダーを買って一休み.ぼんやりと海を眺めながらサイダーを飲むのも悪くないですね.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
再び犬吠駅に戻って終点の外川駅に向かい、そこから歩いて数分のところにある「治ろうや鮨処」に.
なんといっても目をひくのは一番上にある伊達巻.ほぼプリンです.
どのネタも美味しいのですが、ここの売りであるキンメの炙り鮨が美味しいですね.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
外川駅に戻ってきました.木造の古さを感じる駅舎です
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
最初に乗ったのと同じ「大正ロマン列車」がやってきました.
ちょうどこの日は沿線の神社で夏祭りがあって、車窓から夜店の並ぶ様子を見ることができました.なんていうか、普段乗っている列車とは違う車両でそのような光景を見ると、異世界にきたような錯覚を感じます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF23mm F2 R WR
銚子駅に戻ってきたら、すでに帰りの東京行きの特急列車が入線していました.
来年もまた訪れたいものです.
eTrex 20xのGPSログ.おおむね正確に受信できていますが、なぜか銚子電鉄に乗ったときの片道分のGPSログが取れていなくデータが飛んでいます.