2022/08/12

SONY REON POCKET RNP-3

Category: 物欲,電化製品 — Annexia @ 20:47

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FUJIFILM X70

 暑さ対策として、ソニーの着るクーラーこと、REON POCKET RNP-3を購入しました.
 この手の季節商品は本稼働となるシーズンには品切れになって手に入らないことが多いので、4月下旬に入手しました.これを書いている8月の暑い最中では、やはり入手困難なようです.

 購入したのはREON POCKET RNP-3本体と専用のネックバンド.RNP-3を固定するための専用シャツ等も販売されていますが、汎用性を持たせるためにはこのネックバンドが必須となります.本体がRNP-3と「3代目」っぽい型番なのに対してネックバンドがRNPB-N2と2世代目っぽいのは、本体は毎年アップデートしているのに対してネックバンドはモデルチェンジを1回しかしていないからだそうです.

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FUJIFILM X70

 内容物一式.本体の下にある白いものは金属部分に貼り付けるシリコンシート.金属が直接肌に触れるのに違和感がある場合は使うものですが、自分は使用していません.

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FUJIFILM X70

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FUJIFILM X70

 ネックバンドを装着した状態での表裏.左右にある細長い部分を肩にかけるようにして前側に回し、金属部分を首筋に当てて使用します.
 金属部分にはペルチェ素子が使われており、電圧をかけることで強制的に表裏の温度差を発生させ、その状態で皮膚が接する側の反対側をファンで冷やすことで冷たさを感じる仕組みになっています.
 電圧のかけ方を逆にすることで熱を発生させることもできますが、低温やけど対策なのか連続稼働時間は1時間に制限されるようです.

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FUJIFILM X70

 本体にバッテリを内蔵しており、USB-Cで充電します.
 ただし、軽量化のためか、バッテリ容量はそれほど大きくないので本体のみでのバッテリ持続時間は短めです.また、出力を抑えるために本体のみではフルパワーでの駆動はできません.

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FUJIFILM X70

 この手のキワモノ的製品は海外で製造しているんだろうなと勝手に思っていましたが、意外なことに日本製でした.

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FUJIFILM X70

 暑くなる前にテストで使用してみたところ、自動設定で動かしても1時間ちょっとで内蔵バッテリを使い切ってしまうことがわかったので、外付けのバッテリを購入しました.
 使用するにあたっては、身体に近いところで使うこともあって安価な適当なバッテリを選ばずに、耐久性や多少の衝撃があっても耐えられるような製品がいいだろうという判断から、エレコムのNESTOUTというアウトドアユース向けに作られたバッテリを購入しました.
 あんまり重たいものは避けようと思いシリーズ中最も軽い、容量5,000mAhのものを選んでみました.

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FUJIFILM X70

 ねじ込み式のキャップを外すとUSB-AとCの2つの端子が出てきます.
 さすがにキャップを外した状態では防水にはなりません.

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FUJIFILM X70

 バッテリ残量は5個のLEDで20%刻みで表示されます.

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FUJIFILM X70

 外付けバッテリをREON POCKETと接続するケーブルは、ケーブルの取り回しと透け対策としてANKERのPowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9mのホワイトを使用.柔らかい素材で背中から腰までシャツの中を通して使っても存在を忘れます.また長さ的にも90cmという長さはベルトに引っ掛けた外付けバッテリまでちょうどいい長さです.

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FUJIFILM X70

 バッテリ末端部に三脚取り付け用の穴があるので、そこにRICOH THETA用に販売されている三脚穴ストラップ金具を取り付け、腰のベルトから下げるようにストタップを取り付けました.

 使ってみた印象です.
 本体には電源スイッチ以外のボタンはなく、設定も含めて操作はスマホのアプリから行います.
 装着すると自動的にスイッチが入るようにも設定できますが、机に置いたような状態でも誤作動で電源が入ることがあったので自分は自動電源オンの機能は切っています.
 電源を入れた時の首筋がすっと冷え込む感覚は強烈です.ただ、ずっと使い続けていると皮膚の感覚が麻痺してしまうので、涼感が薄れてきてしまうのが難点でしょうか.
 出力は自動設定、またはマニュアルで4段階ですが、外部バッテリを繋いだ状態のみ、マニュアル時の最大出力が「4」から「4+」とさらに上がるようになっています.
 ずっとフルパワーで動かし続けていると涼しさを感じなくなってしまうので、強弱をつけることで涼しさを感じられるようになりますと説明があるのですが、そうすると強弱の「弱」にしたときに涼しさではなく暑さを感じてしまうのがもどかしいところではあります.また、排気口が上部にあるのですが、首の角度を後ろ寄りにすると熱風が当たるのもちょっと残念なところです.
 外付けバッテリについては5,000mAhあれば十分だろうと思っていたのですが、屋外で使ったときにフルパワーで4,5時間程度しか持たなかったので、同じNESTOUTブランドの10,000mAhのバッテリを追加で購入しました.

2022/08/08

COVID-19感染

Category: 日記・雑記,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 23:01

 世間で猛威をふるっているCOVID-19に感染しました.
 備忘録を兼ねて時系列で記録しておこうと思います.

7月
 7月中旬の3連休の仕事の準備等で遅くまで働き、さらに3連休中は毎日睡眠時間が3時間程度と気力・体力的に限界近くまで酷使.3連休明けは仕事がひと段落.

7月20日(水)
 通常出社.途中、歯医者に.

7月21日(木)
 休暇.映画を観る.昼食ならびに喫茶店で外食.

7月22日(金)
 通常出社.会社帰りに買い物をする.

7月23日(土)
 自転車で近所のスーパーに買い物.

7月24日(日)
 外出せず(正確には車で夜中にセルフ給油・ドライブしたが誰とも会わず).

7月25日(月)
 通常出社.少し喉が痛む.社内で感染者が数名出た話を聞き、そのうちの1人と3連休中に仕事をしていたこともあり、感染するとしても時期がずれているとはいえ心配になり、都の無料モニタリングPCR検査を受ける.

7月26日(火)
 起床したら38.8度の熱.1時間後に39.1度.
 会社に熱が出て休む旨を告げ、とはいえ会議があるのでZoomにて参加.熱はあるものの意外と意識はしっかりしている.
 夜にPCR検査の結果が届くも気づかず.

7月27日(水)
 やや遅く起きる.無料モニタリングPCR検査の結果は「陽性疑い」.発熱外来を受診するようにと案内される.
 11時くらいに病院に電話をするも、どこも発熱外来はすでに予約受付終了.世のの感染者増を実感する.
 食料品はある程度余裕があるものの、牛乳が切れたのでものは試しということでAmazon Freshで注文.発熱外来の予約いかんによっては外出時間が変わってくるので、29日に配達してもらうよう申し込み.最低利用価格4,000円はちょっと高い.欲しいのは牛乳とトマトくらいだったのだけど、結局あれこれ買い込むことに.
 発熱は終日ずっと38度以上をキープ.
 眠ると仕事がらみの悪い夢を見てうなされる(前日から2日とも同じ夢を見続ける).

7月28日(木)
 朝8時半から発熱外来を予約するべく電話をかけまくる.個人病院は診察数も少なくてすぐ埋まるだろうという見込みから大きめの病院を狙うもまったくつながらず.途中で諦めて別のもう少し小さな総合病院にかけてつながったものの9時前の段階ですでに本日の発熱外来受付は終了との返答.気落ちしている暇もなく再度電話をかけ続け、ようやく発熱外来を予約.
当然ながら公共交通機関は使用禁止、しかし発熱外来を予約できた病院は3km以上離れている、ということで発熱もある状態で30度くらいの気温の中、自転車で病院に.
 電話予約時に、建物の中には絶対に入らないように、建物脇の通路を通った先のテントのあるところに向かうように、という指示通りに向かったら発熱外来専用のプレハブ小屋があった.ニュースとかで個人病院が発熱外来をやるのに診察室を建物外の路地裏みたいなところでやっているのを見かけるが、さすが総合病院しっかりしていると感じた.
 パルスオキシメーターの計測結果は94.通常より少し低下している感じ.軽い診察(というより状況確認)の後にPCR検査.解熱剤はいるか尋ねられたけれど、手持ちのカロナールがあったので不要と告げた.「カロナール、足りてないっていいますしね」と言ったら「そうなんだよねー」とのこと.やはり足りてないっぽい.
 予約時にも言われていたように建物内には入れないので診察料は支払えず、あとから請求書を送るので銀行振込するか、治ったら払いにきてくれとのことなので、そのまま自転車で帰宅.
 熱は37度台まで下がる.たまに咳が止まらなくなる.咳が続くと喉にダメージがあるようで、あまり深く考えずに「三ツ矢史上最も酸っぱい」という触れ込みのレモンソーダやグレープフルーツジュースを飲んだら喉に染みるような痛みが.

7月29日(金)
 熱は37度前後.
 Amazon Freshの配達が申し込んでいたとおり10時にきた.Webの説明では「配達員が荷物を置き、離れたところから引き取りを確認する」という話だったはずなのだが、ドアを開けたらそのまま手渡し.喋ると配達員の感染リスクが高まると思いとりあえずささっと受け取る.どの荷物も賞味期限は余裕があり、一安心.牛乳は通常のものと長期保存タイプを買ったのだけど、通常のものを2本買ってもよかったかなと思った.
 夜になって病院から電話がかかってきたものの、出られず.リダイヤルするなっていうのでそのままにしておいたら、SMSに保健所からMY HER-SYSの登録とかCOCOAの陽性登録のメッセージが届く.ということで陽性疑いから陽性確定に.
 やはり咳が止まらないことがある.

7月30日(土)
 朝、病院から電話.感染が確定したので、発症日7月26日から起算して10日間(発症日を0日目とする)、8月5日までは外出禁止、状況はMY HER-SYSにて報告するように、などの説明を受ける.
 COCOAには前日すぐに登録したのだけど、24時間以内に登録するようにというショートメッセージが届いた.登録できてない?と思って再び登録するものの、その後も同様のメッセージが届いたので自動送信っぽい.
熱は37度を下回るも、通常より高め.咳も頻度は低いながら止まらなくなる状況あり.Amazon Freshで飴を買っておいて正解だった.喉の痛みはほぼなくなった.

7月31日(日)
 東京都のフォローアップセンターから自宅療養の案内が届く.体調についてはLINEで確認するとのことだけどLINEやってないしと思ってそのままにしておいたら夕方電話がかかってきた.LINEを使用していないことを告げたら、2日に1回のペースで電話をかけて確認しますとのこと.
 食料品の支給とパルスオキシメーター貸与の手続きをしたかと尋ねられたので、どちらもしていないと言うと、電話番号を伝えられ、ここに申し込むようにとのこと.そこはやってくれないんだ…… と思いつつ、食料品は足りているので別にいらないと言うと、「せっかくだから貰っておけばいい」というアドバイス?をいただいた.
 案内いただいた先に電話をかけ、食料品の配達を申し込んだたら「ネットスーパーは利用できますか?」と聞かれた.利用できると伝えたら、だったら食料品の支給はしないとのこと.なのでパルスオキシメーターの貸与のみ申し込むことに.

8月1日(月)
 熱は36.8度.通常よりわずかに高め.オンライン会議で言葉を発すると咳が出そうになる.回復傾向にあるとはいえ、体内にまだウイルスが残っている感とでもいうか、違和感がある.

8月2日(火)
 昼前にオンライン会議をしているタイミングでパルスオキシメーターが届く.受け取りできないのでインターホンが鳴るのを放置していたら携帯に電話があり、「玄関先に置いておきますね」と言われる.
 SpO2値は97くらい.数値上は正常.体温は毎回ではないけれど36.8度くらいの数値が出ることがある.気のせいかもしれないけどふだんより汗をかいている気がする.
 東京都のフォローアップセンターから状況確認の電話がある.

8月3日(水)
 熱は36.4度くらい.ほぼ平熱といっていい状態.喉がガラガラとして引っかかる感覚は変わらず.咳が出る頻度は下がった.
 汗が多く出るような違和感も和らいだ感じ.療養中の10日間で最後の72時間、つまり3日間は熱もない状態が続くことが療養完了の条件となるので、そのガイドライン的には適合している感じ.なんていいうか典型的な軽症者とでもいうか.

8月4日(木)
 熱はほぼ平熱.喉の違和感も通常状態まではいかないものの、ほぼ正常状態に戻った感じ.

8月5日(金)
 今日で自宅療養期間は終了.
 ガイドライン的にみても明日からは外出しても問題ないとのことなのだけど、例えば咳をしたり、喉がガラガラとした感じがあったときに周囲に人がいたら感染させてしまうのではないかという怖さも少し感じる.まあ3日間発熱もないとのことなので問題はないのでしょう、と思うしかないのだけど.
 ポストに発熱外来の請求書と、保険会社に連絡しておいた保険金の給付申請書が届いていた.
予約時に8千円くらいかかりますと言われていたとおり、保険適用の3割負担分の請求が2,700円ほど、保険適用外の請求が5,500円ほどで8千円ちょっとの請求額.保険適用分の検査料金は申請すれば戻ってくるらしいのだけど、初診料とかは適用外なのと保険適用外の料金も適用外なので、申請しても戻ってくる額は少なそうなので請求もせず.
 生命保険は入院すると一時金が支払われるタイプのものに加入しており、今回のような自宅療養でも入院扱いが適用されるとのことなので、連絡したら書類一式が届いた.ちょっとした金額なのでこれは嬉しい.

 ……というような感じで、感染から自宅療養期間を過ごしてきました.
 自分が自宅療養期間を過ごしている間にも感染者は相変わらず多く、発熱外来のパンクが問題となり、自宅で検査したものも申請すれば感染扱いになるというような流れになりつつあるようです.ワクチンの集団接種会場のように発熱外来会場を作ればいいのにとも思うのですが、人的リソースとか陽性の可能性が高い人を集めて対応するリスクとか、もしくはなんらかの法的制限なのか、難しいのかもしれません.
 感染の主流となっているオミクロンBA.5の潜伏期間は平均2.4日という分析結果が出たそうですが、発熱前日の喉が痛む感じのあった7月25日(月)から起算しても、土曜日はスーパーに買い物、日曜も人との接触はなし、その前の22日(金)は通常出社なので可能性があるとしたら金曜の出社途中のどこかで感染したとかでしょうか.自分と接点のある社内での感染者は出ていないようなので社内での感染の可能性は低そうですし.もしくはさらに範囲を広げて21日(木)まで含めると、外食や映画館などでの感染の可能性も考えられます.とはいえ、明らかにこれが原因というものは見当たらず、社会人として通勤して働いて帰宅するだけでもリスクはゼロではないのだなという印象です.

 今回は軽症のなかでもさらに軽症とでもいうような状態だったので一人暮らしでもなんとかなりましたが、入院もままならない状況で症状が重くなって一人暮らしだと相当厳しかっただろうなという気がしています.
 ネットスーパーのようなものが使えるのでなんとかなるとはいえ、日頃からある程度の備蓄食糧とトイレットペーパーやティッシュ、石鹸のようなものなどはストックがあったほうがいいのだろうなと感じました.