2013/05/31

d47食堂でビルマ汁定食

Category: 食べ物 — Annexia @ 23:59

 久々にd47食堂に行ったら、「栃木定食」として「ビルマ汁定食」なるものがあったので注文してみました.

RICOH GR

 戦時中にビルマで食べたスープを日本に帰ってきてから夏野菜を使って再現したものだそうです.
 ほのかにカレーっぽい風味のあるスパイシーな味わいでした.

 ほかには、ご飯に添えられた「ピーナッツみそ」、「かんぴょうの卵とじ」、「サラダ」「ヨーグルト」がセットになっています.
 かんぴょうは栃木の名産です.かんぴょう巻きとか、煮物の時に昆布を巻いたりするのに使うかんぴょうですが、こうやって卵とじになっているのは初めて食べました.
 ヨーグルトはブルガリア産のものを株分けしてもらったものに栃木産のアカシアの蜂蜜が入っています.

RICOH GR

 サラダは全部同じ畑から採れたものだそうです.苦みのある癖の強い菜っ葉も入っていましたが、自分には品種はわかりませんでした.

RICOH GR

 デザートは黒胡麻のブラマンジェ.黒胡麻の濃厚な味わいがやみつきです.

2013/05/19

いのちを守る気象情報

Category: 書籍 — Annexia @ 22:38

Apple iPhone 5 + Hipstamatic

 NHK NEWSWEBなどに出演されている、斉田季実治さんの書かれた『いのちを守る気象情報』を読みました.

 ジャンルごとに8章にわけて書かれており、
 ・台風
 ・大雨
 ・雷
 ・竜巻
 ・大雪
 ・熱中症
 ・地震
 ・火山
 について触れられています.

 それぞれのジャンルに対して、予防方法(天気予報や気象情報から事前に察知する)と、実際にその状況に遭遇したときの対処方法が記されており、どのページも覚えておいて損はない情報が詰まっています.

 興味深いのは波について.地震における津波もそうですが、台風時の高潮での波の高さがあなどれないということ.気象情報で伝えられる「波高」は、一定時間に観測された波のうち、大きい方から1/3までの波の高さまでを平均したものだそうで、100回に1回はその1.5倍、1,000回に1回はその2倍もの大波がやってくるのだとか.つまり、海辺にいて波が来ないから平気とか思っているとたまにやってくる大波でさらわれてしまう危険があるそうです.

 また、これから暑くなってくると話題になる熱中症.大震災などを除けば、自然災害で年間でもっとも多い死者が出るというのが意外でした.消防庁の発表だと2010年に167人の死者が出たそうですが、搬送後に治療を受けても助からなかった人の数はその10倍、1,731人にもなるそうです.いちどダメージを受けた身体は、治療を受けてもなかなか戻らないということを示しています.
 気温だけでなく、湿度や輻射熱、風といった要素が関係して発生するそうで、「水分を摂る」「暑さを避ける」、この2つの対策をしてこれからの季節に臨みたいものです.

 気象情報のキャスターらしく、わかりやすい文章で具体的例を挙げて書かれているため読みやすく、とても参考になります.誰にでもお勧めできる本ですが、とくに屋外での監督業務に携わるような人は是非読まれたほうがよいかと思います.

2013/05/17

デザイン あ展

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:59

SONY DSC-RX1

 NHK Eテレの番組「デザイン あ」の企画展「デザイン あ展」が東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催されているので見に行ってきました.

Apple iPhone 5(パノラマ撮影)

 「デザイン あ」は子供向けのデザイン教育番組です.が、大人が見ても十分楽しめるクオリティです.
 「デザイン あ展」は番組の各コーナーのものを実際に見ることができるのに加えて、手にとって遊ぶコーナーがたくさん用意されています.子供向け番組なのでもちろん子供が遊べるように作られています.

SONY DSC-RX1

 モノ・オトと映像の部屋.
 番組で流れている「デザインかぞえうた」や「まるとしかく」などが四方のスクリーンに投影されます.真ん中にはいろんなものが置かれたテーブルがあり、うたに関係のある物体がライトアップされる仕掛けになっています.
 上の映像のときは「デザインかぞえうた」の「3」.トライアングルとおにぎりがライトアップされています.

SONY DSC-RX1

 ちょうどいい.
 様々なサイズの寿司.食べるのにちょうどよいサイズはどれか.いちばん大きなものは両手で抱えるくらい、最小はイクラ1個.

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 本の色.
 雑誌をシュレッダーにかけて、その破片の色の違いを見るというもの.
 手前から、「マリンダイビング:青」「花ぐらし:緑と黒」「CanCam:ピンク、肌色」「LEON:黒、茶」.
 たしかに雑誌の種類によって使われている写真も異なるので色合いも違ってくるのは想像できますが、こうして実際に目の当たりにするとここまで違うものかと思わされます.

SONY DSC-RX1

 器の解散.
 ラーメン丼、ティーカップ、湯飲み、カップヌードルを印刷されているものをすべて分解して並べ直したもの.
 番組ではありとあらゆるものがこうして「解散」され、しかもコマ送りのアニメーションになっているのです.

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 なんでも100円分.
 100円で買えるものを集めて展示.田んぼの土450g、駄菓子6個、トイレットペーパー125.35mといった感じで視覚化されてます.

SONY DSC-RX1

 デッサン あ.
 番組と同様に、360度ぐるっと囲んでデッサンができるコーナー.番組では紙に描いていますが、ここではiPadです.

SONY DSC-RX1

 「あ」の広場.
 中庭スペースには「あ」の文字に植物が植えられていました.
 会期中に徐々に変化しているようです.

 美術展的なものは一般的に見るだけのものが多いですが、実際に触って遊べるものがたくさん用意されており、楽しめるようになっています.会期は6月2日までと残り少なく、土日はかなり混雑するようですがオススメです.

2013/05/13

ストラットタワーバーとフロアクロスバー

Category: — Annexia @ 21:51

 以前に「プロスペック・ナックルサポート」「メンバーブレース」と車体補強をしたロードスターですが、最後の仕上げとして、サスペンションの左右をつなぐパーツ「ストラットタワーバー」「フロアクロスバー」を装着しました.

SONY DSC-RX1(トリミング)

 取り付けはいつもどおりディーラーで.
 フロント(ストラットタワーバー)は比較的簡単なようですが、リア(フロアクロスバー)は周辺のパーツを部分的に削ったりする必要があり2時間ほど時間がかかりました.まあ、自分はプロに任せて待っていただけなんですが.

SONY DSC-RX1

 自分のロードスターはRSというグレードのため、ストラットタワーバーは標準で装着されています(見づらいですが、黒いバーがそうです).が、コストのせいかそれとも取り付けしやすさのためか複数のバーをボルトでつなぐ方式になっており、やや心許ない感じでもありました.

SONY DSC-RX1

 これが交換後、1ピース構造で4点を留める方法になっています.
 パーツが赤いこともあって派手ですね.

SONY DSC-RX1

 リアはトランク内、カーペットの下にバーが入りました(その奥に見える箱状のものは別物です).


 乗ってみた感想を.
 車体ががっしりとなった感覚が伝わってきます.ロードスターはオープンカーなので通常の屋根のある車に比べて剛性が低く、車体全体がたわみやすい傾向にありますが、フロアとサスペンション上面に補強パーツを組むことでかなり改善されたと思います.
 が、その弊害として道路の凹凸がダイレクトに伝わるようになり、乗り心地が固くなりました.サスペンションは最初から装着されているビルシュタイン製のものですが、路面の凹凸を吸収しきれていない印象です.運転していてカタカタと音がしたので、取り付けパーツが振動しているのかと思ったら、助手席に置いた鞄の金具が振動する音でした.そうした音が気になるほどには変化しています.
 車に手を加えると変化を見るため、いつも同じ段差舗装のところを走るのですが、結構激しく上下に揺すられます.まったくのノーマル状態だと車体がたわんで不要な振動が伝わり、ナックルサポートとメンバーブレースで不要な振動がやや抑えられて改善されたところに、今回のパーツ取り付けで段差がはっきりと伝えられて乗り心地は悪くなった感じでしょうか.
 また、ステアリングが重くなりました.ステアリングの重さは感覚的なものもあり、運転するうちに慣れるものではありますが(実際、すぐに慣れました)、ノーマルのロードスター特有の(やや味付けが過剰なほどの)ヒラヒラ感が失われているのも事実ではあります.
 さらに、下手なシフト操作をすると振動が出ます.ノーマル状態のルーズな操作を許容するマージンが減っている感じでしょうか.

 次なる方向性としては、しなやかな足回りといったところでしょうか.KONIショックを入れたいところではありますが、いかんせん資金が尽きたのでしばらくはこのままです.

2013/05/10

ヒーローズ・カムバック

Category: 書籍 — Annexia @ 23:59

Apple iPhone 5

 小学館から出ている「ヒーローズ・カムバック」を読みました.
 これは、漫画家の細野不二彦氏が企画をし、小学館の漫画雑誌に描いている漫画家に声をかけて昔の作品(今の作品もありますが)を描いてもらうというものです.

 内容は、
 ・ギャラリーフェイク / 細野不二彦
 ・究極超人あ〜る / ゆうきまさみ
 ・伝染るんです / 吉田戦車
 ・サイボーグ009 / 島本和彦(原作:石ノ森章太郎)
 ・うしおととら / 藤田和日郎
 ・犬夜叉 / 高橋留美子
 ・銀の匙 Silver Spoon / 荒川弘
 ・GS美神 極楽大作戦!! / 椎名高志
 ・俺しかいない〜黒い波を乗り越えて〜 / かわぐちかいじ
 と、かなり豪華です.

 この本の収益と印税は、必要最小限の経費を除いて被災した子供達に本を届ける活動をしている「大震災出版復興基金」と岩手・宮城・福島の震災孤児の育英基金に寄付されます.また、この本の紙は日本製紙石巻工場で作られたものを使用しているそうです.