2024/06/10
親知らずを抜きました.前回は3年前に右上で、今回は右下です.
今回抜いた親知らずは完全に横向きに生えており、しかも虫歯が進行しており、さらに横向きに生えているために隣の奥歯を圧迫するなど問題点が多く、ずっと前から抜いた方がいいと歯医者に行くたびに指摘されていました.
ただ、横向きに生えた親知らずというのは抜くのに難易度が高いようで街中にある歯科医院では対処できなく、抜くのであれば紹介状を書くので大学病院に行ってほしいと言われてしまい、億劫さと抜歯するという怖さにより先延ばしにしていました.しかし、そろそろ先延ばしも限界になり、隣の奥歯との隙間が狭くなって虫歯が発生している可能性があるとのことでようやく思い腰を上げ、普段診てもらっている歯科医院から大学病院に予約を取ってもらい、紹介状を手に大学病院に向かいました.
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信濃町駅周辺の2大スポットは国立競技場と慶應義塾大学病院らしく、床にはこのような行き先案内が.改札を出て右手に向かうと慶應病院、左手に向かうと国立競技場です.
【大学病院訪問1回目】
病院側から指定された時間が朝8時過ぎだったので、普段の出社よりも早く起きて家を出て、信濃町駅前にある慶應義塾大学病院に向かいました.
慶應病院に行くのは初めてで、当然ながら病棟の作りやレイアウトもわからないのですが、建物が3つに分かれているあたりから老舗の旅館のように増設に次ぐ増設がされたことがうかがえます.正面の入り口や受付は2号館で、口腔外科の診察を行うのが3号館4階の「4X」で、「2号館を2階に上がり、ファミマの前を通過して左折し、3号館に入ったら4階に向かってください」と案内されました.床には各建物に向かうための線が引かれているのですが、診察を行う場所が細い廊下の先を曲がったところにあったりとちょっとした迷路のようです.
3号館4階の4Xと書かれた場所に着いたのですがそれらしき受付がありません.隣では4Wが受付しているのですが、4Wは眼科なのでさすがに受付は違うであろうことが想像できます.しばらく待っていると奥の扉が開いて4Xの受付が開始となりました.同じ病院なのに科目によって開始時間が違うというのが謎です.
4Xで受付をすると、今度は1号館1階に行ってレントゲン写真を撮ってくるようにと言われます.これがまた難解で、今いる3号館を1階まで降りると1号館には行けないので、2階で1号館に向かってから1階に降りるように案内されます.最初に受付をしたのは2号館では?と思ったら、1号館と2号館は渡り廊下などではなくそのまま繋がっているようです.老舗の旅館ライクとでもいうか、一種のロールプレイングゲームっぽさがあるなと感じました.
レントゲン撮影を終えて再び4Xに戻り、検査終了の旨を受付にて伝え、待合室でしばらく待った後に1回目の診察.状況を伝えて他に罹患している病気や服用している薬を伝え、再び待合室に.またしばらく待ったのちに再度呼ばれて2回目の診察.診察の結果、やはり親知らずを抜いた方がいいですねという結論になり、3人目の医師と抜歯の日程調整を行ってこの日は終了.結局3時間ほどかかりました.
【大学病院訪問2回目】
病院側の抜歯可能なスケジュールに空きがなくて、2週間ほど経過してようやく抜歯手術を受けました.
今回抜歯する親知らずですが、かれこれ20年以上も凸凹の虫歯然とした状況が続いていたものの痛みはありませんでした.ところが診察を受けて「この状態で痛くないんですか?」とか「痛むかもしれませんが抜歯まで我慢していてください」などと言われることで意識が集中してしまったのか、じんわりと痛みのような違和感を感じるようになってきました.まったく、人の感覚などいい加減なものです.
13時から抜歯手術を行うので15分前に受付に来てくださいと言われたので定刻に訪れたところ、さすがに予約済みだけあって、すぐに血圧と体温を測られ診察室の歯医者のあの椅子に通されました.椅子横のテーブルには何かを覆い隠すかのような紙がかけられており、やがて助手らしき方が来ると手で触らないようにしてさらに追加の器具類(抜歯、というか人間の口内に突っ込むにしては随分と大きくてゴツい工具っぽいもの)やら削るためのドリル状のものなどを設置していきました.平然を装ってはいましたが、さすがにこれはちょっと怖いなと感じましたね.
抜歯自体は自分の知識の範囲内といった感じ.といって仕舞えばそれまでですが、複数回の麻酔注射ののちに埋没箇所の歯茎を切り、引き抜こうとするもうまく抜けず(なんせ横向きですからね)、焼け焦げるような香ばしい匂いがするほどにドリルで歯を削り、3つほどに分解した状態でようやく抜けました.抜いたあとは縫合していただいたのですが、縫合時の糸が口元で擦れて切れてしまい、どちらかというと抜歯箇所よりも口元のほうが後々まで痛く、口を開いたり食事の妨げとなってしまいました.
痛み止めの鎮痛剤と化膿対策として抗生物質を処方されたのですが、一般的な病院ですと処方箋が出たら近隣の調剤薬局で購入という流れになるかと思いますが、この病院では「手術(抜歯)」→「支払い」→「支払いのレシートに薬引換券が印刷」→「同じ建物内の薬局で受領」という昔ながらの方式でした.内部で情報が共有されているらしく、規模の大きな病院ながらも支払い完了時にはすでに薬が用意されており待ち時間はゼロでした.
手術直後はそれほど腫れてはいなかったのですが、やはりその後腫れが酷くなり、見た目でわかるほどに左右で頬の形状が違う事態に.術後の状況が読めなかったので手術当日と翌日は有給休暇を申請していたので、平日に2連休するの久しぶりだなと思いつつおとなしく静養することにしました.
術後でつらいのはやはり食事.抜歯した右側は手術当日は血が止まらず、翌日も唾液にうっすらと血が混じる状況でしたので、怖くて右側では噛めません.というよりも、咀嚼すると痛み止めを飲んでいても痛みというか違和感があり、結果として柔らかい食べ物(おかゆ、雑炊、伊勢うどん、菓子パン)といったものばかりの食事となります.おかゆや雑炊は「美味しい」とパッケージに書かれていても食感含めて味気なく感じられるのですが、救いとなったのは何気なく購入しておいた、電子レンジで調理する骨抜き魚のセットでした.歯に負担を与えない程度に柔らかく、しかもしっかりとした味付けでおかゆのサポートとして頼もしい存在でした.白ごはんのお供としても十分いけるので、これからも冷凍庫に常備してもいいかなと思えるほどに気に入りました.
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【大学病院訪問3回目】
抜歯から1週間後、縫合箇所の抜糸と経過観察のために3度目の通院をしました.
抜糸も痛むのかなと想像していましたが、まったく痛み(というよりも糸を抜かれた感覚すらも)なく、経過も問題なしということでこれにて終了となりました.鎮痛剤や抗生物質は4,5日分を処方されていたので抜糸時にはすでにどちらも飲み切ってしまっていましたが、追加の必要性は感じられなかったので処方はしてもらいませんでした.
抜歯1週間で口の中がどうなったかというと、親知らずを抜いた部分は穴が空いた状態になっており、その周囲には抜歯時に切った頬や歯茎部分と思われるものは柔らかな肉のようになって残っています.いずれは親知らずのあった場所は埋まっていくのでしょうけど、食べ物のカスが入って炎症など起こさないようにしばらくは注意が必要そうです.
怖いのは抜歯した隣の奥歯が虫歯になっていないかということ.親知らずが奥歯を圧迫するようにして生えていたので、歯ブラシなどが届かない部分があったのです.そちらは普段から診てもらっている歯科医院のお世話になることになります.
2024/01/01
RICOH GR III
2024年を迎えました.
新年の抱負、というようなご大層なものはとくにございませんが、自分の思うところに素直になり、前向きに行動していければそれでよしとしたいと考えております(訳:欲望の赴くままに、欲しいものは買うぜ!).
今年もよろしくお願いいたします.
(文章は年号だけかえて昨年のコピペ)
2023/12/29
1年を振り返る、旅行篇です.
今年は積極的に出かけることを意識した1年でした.
2月:北陸旅行
FUJIFILM X100V
1泊2日で当初は計画を立てていたものの、諸般の事情により日帰りで北陸に.
2024年春に北陸新幹線が敦賀まで延伸となり、在来線特急に乗って金沢まで行くことができなくなってしまうので、その前に乗っておこうということでわざわざ東京から米原まで新幹線で移動し、米原から特急「しらさぎ」で金沢に行くのが手段でもあり目的でもあるという旅行でした.
日帰りのくせに予定を詰め込みまくった結果、金沢では駅構内でゴーゴーカレーを食べるにとどまり、三セクと氷見線を乗り継いで雨晴海岸まで行くも滞在時間が短く終点の氷見まで行けず、さらに富山まで向かい路面電車や富山地方私鉄を楽しんだら夕飯を食べる時間がなくなり…… という、中途半端な旅行になってしまったので、富山はまたいずれ再訪したいところです.
4月:どこかにビューーン!で秋田へ
FUJIFILM X100V
JR東日本のポイントサービス、JREポイントを6,000ポイント貯めることで使える「どこかにビューーン!」という企画ものサービスがあり、それを利用して出かけた旅行です.「どこかにビューーン!」は、日時を指定するとまず最初に4つの候補地が出てきて、その候補地で問題がなければ申し込みをすると翌日くらいにその4つのうちのどこに決まったかのメールが届くという、ランダム性のある旅行サービスです.
行き先(新幹線の停車駅)として提示されたのは田沢湖駅.ただし10時過ぎに到着する便だったので、田沢湖から角館までも別途購入して角館の武家屋敷を見学し、14時くらいに田沢湖に戻り、そこからバスに45分ほど乗った先にある、乳頭温泉で1泊しました.
4月とはいえ秋田の山中にはまだ雪が残っており、天候に恵まれなかったこともあって隔絶された感のある場所でした.とはいえ、食事も美味しく温泉もかなりよかったのでまた訪れたい場所ではあります.
5月:銚子旅行
RICOH GR III
毎年恒例ともいえる、銚子旅行に.
銚子電鉄に乗車し、寿司やしょうゆソフトクリームを食い、犬吠埼を訪れて…… というような基本パターンにちょっとずつ変化を加えて旅行を楽しんでいる感じですね.
10年以上毎年のように銚子に出かけていますが、残念なのは特急列車が徐々に減少していること.行きの銚子行きも11時少し前に着く便が廃止されてしまい、帰りも以前は最終便が18時過ぎの便が新宿行きで重宝していたものが行き先が東京になり、さらに出発時刻が早まり、そして2024年のダイヤ改正からは最終の東京行きが1時間も出発時間が早まってしまうなど、使い勝手が悪化してしまいます.外房行き特急列車も同様に減少傾向にあり、千葉方面の観光需要が減退している結果とはいえ、これでは悪循環になりそうです.
6月:どこかにビューーン!で上越妙高へ
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 VM
4月の秋田旅行に続いて、2度目の「どこかにビューーン!」の利用です.
行き先(新幹線の停車駅)は上越妙高駅.「どこかにビューーン!」はJR東日本の企画なので行き先はJR東日本のエリア内限定なのですが、北陸新幹線としては最遠の場所になります.
上越妙高駅近辺の地理関係はまったく詳しくなく、悩んだ結果上越妙高近辺で栄えている城下町の高田駅と、そこから直江津を経由して糸魚川まで向かい、フォッサマグナを見てきました.
実際に旅行に出かけてみると、高田の街は雁木作りなど古い城下町の面影を残しており見どころも多く、直江津も鉄道の街としてちょっとした観光施設もあるなど、糸魚川まで出かけなくとも見るところは多かったなという印象でした.
9月:遠野旅行
久々に車で遠出したいと思い、車で出かけたことのない旅先として遠野を選びました.
片道1,200kmほどの距離なので、仕事終わりの夜に出発して佐野SAの宿泊施設で1泊、現地で2泊、さらに帰りに郡山でも1泊するという行程でした.
遠野は以前に鉄道で訪れたことがあり、そのときもレンタカーを借りて少しだけ回ったことがあるのですが、今回は自由に動き回れることもあって山深いところまで行くことができました.場所によっては人気がなくて熊が出てもおかしくないようなところもあり、また天候に恵まれず目的の場所を全部回れなかったのですが、「遠野物語」として残された民話の世界がそこかしこに感じられ、距離はあるものの行ってよかったと思いました.
9月:長野旅行
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以前から食べてみたかった、小布施堂の栗菓子「朱雀」を食べるために計画した旅行です.
「朱雀」は以前は当日朝から配布される整理券を入手しないと食べることができず、明け方から並ぶ必要があったのですが、コロナ禍による密を避ける慣習からネット予約に移行したので、遠隔地にいても予約ができるようになり、ようやく食べることができるようになりました.
9月の長野県は栗だけでなく葡萄なども収穫期にあり、シャインマスカットや新作のクイーンルージュなども安く売られていましたので、次回はそちらも買ってみようと思いました
10月:熊野旅行
RICOH GR III
旅行に出たいという親の意向もあって、熊野まで家族旅行に出かけてきました.
熊野三山は以前に一人旅で車で出かけたことがあり、今回も車なので道路事情は多少は知っているものの、運転したのが親の車なのでちょっと運転には苦労しました.
宿を少しいいところにした結果、料理もかなり美味しく、温泉も洞窟風呂などバリエーション豊かでよかったですね.
11月:名古屋-長野旅行
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新型車両の計画が発表され引退も近いであろうJR東海の383系に乗っておこうという目的に加えて、美味しいものを食べて名産物を買い出ししよう、という目的で東京→名古屋→松本→長野→東京と、ぐるっと日帰りで一周する旅行でした.
こういう地方の名産を食べ歩くような旅行だと、色が細くなったのを痛感しますね.普段はそれほど食べられなくてもいいけれど、旅行のときはあれこれ食べられる食欲をキープしたいものです.
コロナ禍ということもあって、ここ数年は遠出するのに腰が引けていましたが、健康状態等に気を遣いつつも以前のような旅行ができる環境が戻りつつあることを感じた1年でした.
来年の予定は現状決まってはいませんが、「どこかにビューーン!」のポイントはすでに出かけるのに十分なほど溜まってはいるので、冬の雪がある期間中にどこかに出かけるのもいいかなと思っています.
2023/12/28
今年も残すところあとわずか.
1年を振り返る恒例の企画.まずは音楽や映画について.
■音楽
新譜としてよかったのは、The Chemical Brothersの『For That Beautiful Feeling』.初めて聴いたときには前作の方が好みかな…… と思ったのですが、何度も聴くにつれてじわじわとよさが伝わってくる、いつものThe Chemical Brothersという感じですね.
他にはTESTSETの『1STST』、くるりの『感覚は道標』がよかったです.TESTSETは、高橋幸宏亡きMETAFIVEのメンバーを中心に再構成したような顔ぶれなのですが、意志を引き継いでいる印象を受けました.くるりは新しいアルバムを出すごとにさまざまなものにチャレンジする趣向がありますが、今回のアルバムについてはオリジナルメンバーで昔に立ち返って作ったかのような曲調がオールドファン的に惹かれるものがあります.
TESTSETで触れたように、今年は高橋幸宏が亡くなり、後を追うように坂本龍一が亡くなるという、Y.M.O.に多大なる影響を受けた自分としてはちょっとつらい1年でした.
また、ジェフ・ベックやチバユウスケなど、影響を受けたアーティストが亡くなってしまい、自分の年齢を考えてもこの先はそういうことが多々あるのだろうなと思うと、いたたまれない気持ちにもなります.
■映画
2月:『RRR』
9月:『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』
11月:『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』
11月:『ゴジラ-1.0』
今年映画館に行って観た映画はこの4本.
もうちょっと足を運びたいものですが、よく利用しているユナイテッドシネマ としまえんが豊島園の閉園に伴って駐車場が使えなくなってしまい、ハリーポッターのテーマパークが開演したらまた駐車場が使えるようになるかなと期待していたのにそうもいかず、ということでレイトショーなどが行きづらいのが要因でもあったりします.
『RRR』は長時間&怒涛の山場たっぷりなのがいかにもインド映画、という感じでした.
いやー、内容濃いなーと思いながら観ていて、なんか終わりが唐突だなと思ったら「Interval」と表示されて中休み(自分が見た映画館はそのまま上映継続でしたが)に入ったときには、ちょっとやられたなと思いました.
『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は、デヴィッド・クローネンバーグらしさあふれる作品でした.彼の作品は観れるだけ観ておこうというスタンスなのですが(劇場上映も期間短めですし、見逃すと次にいつ観られるかもわからないですから)、映画館に行くと同好の士とおぼしき方々がそれなりにいて、なんとなく安心しますね(なにが?).
『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』はだいたい1年半くらいおきに上映される、ガールズ&パンツァー 最終章の第4話.全6話なので残り後2話となってしまい、話も大詰めです.
『ゴジラ-1.0』は『シン・ゴジラ』に次ぐ、ゴジラシリーズ.シン・ゴジラの舞台が現代だったのに対して、ゴジラ-1.0は戦時中から戦後の話.ヒューマンドラマ的な部分は個人的にはそれほど惹かれなかったものの、VFX効果の部分は見応えがありました.年明けからモノクロバージョンが上映開始となるそうなので、時代背景を考えるとそちらのほうがしっくりきそうです.
2023/12/05
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しばらく前の話となりますが、帯状疱疹ワクチンの予防接種を行いました.
親類で感染者が出て重症になったとか、同じようなタイミングで仕事関係でも取引先の方で感染者が出て症状的にかなりきついという話を聞いたことに加えて、年齢的にも50歳をすぎると感染傾向にあるというので予防接種を考えていました.
どうやら世間的にも感染者が増加傾向にあるのか、自分の住む自治体でも2023年7月から補助金が出るとの発表がありましたので、そのタイミングに合わせて接種することにしました.
帯状疱疹ワクチンには2種類あります(参照:東京都保健医療局「帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて」)
・従来からある生ワクチン:1回接種、皮下注射、発症予防効果70%程度、効果は5年、料金は8,000円から1万円程度
・不活化ワクチン:2回接種、筋肉注射、発症予防効果97%程度、効果は9年以上、料金は1回あたり2万円から22,000円程度
不活化ワクチン(シングリックス)の方が圧倒的に予防効果はあるものの、生ワクチンに比べると4-5倍くらいの価格差があるのがネックです.自治体から補助が出なかったら自分も迷っていたところですが、2回接種で2万円の補助金が出るなら…… ということで不活化ワクチンを接種することにしました.
接種時に医師から言われたのは「注射の中でもかなり痛い部類のものだから」ということ.
これから接種するというタイミングで言うとは趣味が悪いと思いつつも、自分は比較的痛み耐性があるほうだし…… と思って楽観視していたら本当に痛かったです.筋肉注射なのでCOVID-19ワクチンと同様のものではあるのですが、薬剤の注入量が多く注入時の痛みがかなりのものでした.
COVID-19ワクチン接種時と同様に接種後30分ほど院内で待機して様子を見て、問題なさそうだったので帰宅しましたが、COVID-19ワクチン接種でもほとんど副反応が出なかった自分でもその日は判断力が鈍り気味で車の運転などできなさそうな雰囲気でした.
そして2ヶ月以上間隔を空けた後に2回目の接種を行いました.
1回目が副反応がそこそこあったので戦々恐々としていましたが、2回目はそれほど影響がありませんでした.
自治体からの補助があったとはいえ、2回合わせて24,000円もの出費がかかってしまいましたが、とりあえずは一安心といったところです.COVID-19ワクチンやらインフルエンザワクチンの接種も続き、さらには血液検査で採血されるなど、夏から秋にかけては注射針を刺される事態がやたらと多かったような気がします.