2026/04/26
FUJIFILM X100VI
『どこかにビューーン!』で新潟とあつみ温泉に出かけてきました.
新潟は2月に社員旅行で行ったばかりで昨年も数回行っているので、別のところがよかったのですが、『どこかにビューーン!』で提示された選択肢が山形、仙台、大曲、そして新潟と他の3か所が非常に魅力的なのでOKを出したら新潟が選ばれてしまいました.
しかも東京駅を7時過ぎに出発し、新潟駅には9時頃到着という、なかなか早い時間帯のもの.
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新潟はあいにくの天候.とりあえず荷物をコインロッカーに預け、身軽になったところで街中に出ます.
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小雨の降るなか10分ほど歩いて万代シティバスセンターに到着.
お目当てはここのカレー.
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改装前のバスセンターには行っているのですが、そのときは2階の「みかづき」でイタリアンを食べたのでこれが初バスセンターのカレーです.
立ち食い蕎麦屋なのにみんなカレーを食べています.夕食のボリュームを考慮してミニサイズ(500円)を注文したのですが、しっかり一人前ありました.
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バスに乗って「マリンピア日本海」に向かいました.
水族館なので日本海のすぐそば、言うなれば街外れの地域にあるのですが新潟はバス交通網が発達しているので近隣まで行くバスが何本もあって行きやすいです.
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サンゴ礁の生き物みたいなコーナーもありますが、メインは近隣の生物といった感じでした.
あまり水族館の魚を見ても食欲にはつながらないほうなのですが、日本海の魚=食材というイメージが自分の中にあるのか、美味しそうだなという感覚で見てしまいました.
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バスに乗って新潟駅近くまで戻り、前回の旅行で立ち寄った「あま太郎」を再訪しました.
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看板のたい焼き以外にも気になるメニューがあるのですが、バスセンターのカレーがボリュームあり胃に残っているので、ここは控えめにたい焼きを.美味しかったのですがタイミングのせいか作り置きで少し時間が経っているのか皮のパリッと感はなかったのが残念でした.
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新潟から特急「いなほ」に乗車します.
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東京から新潟までの新幹線代がかかっていないことを口実に、ここはグリーン車を選びました.
「いなほ」のグリーン車は普通車を改装したもので、窓ガラスの位置と座席を合わせるためにとてもゆったりとした作りになっており、普通車の座席2列が1列分に相当します.前後の席の間に間仕切りまであって椅子を倒しても影響のない作りで、しかも2+1の構成なので左右もゆったり.
普通車は特急列車にしては前後のピッチが狭めなので、このグリーン車は追加料金を出してまで乗る価値があると思います.
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新潟駅から特急で1時間半、県境を超えて山形県に入ってすぐのあつみ温泉駅に到着.特急停車駅だからかやや大ぶりな駅舎かつ年季の入った作りで、「レトロ」という言葉がここまで似合う駅もそうないのではないかと感じました.
宿まで距離があるので送迎のマイクロバスに揺られて宿に向かいました.
(写真は翌日撮影のもの)
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温泉旅館はいつ来てもワクワクしますね.
(写真は翌日撮影のもの)
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チェックイン時刻が15時で、宿の到着がそれよりも少し早かったのですが、部屋の準備ができているとのことで部屋に入らせてもらえました.
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テーブルにはお茶請けの温泉まんじゅうが.ベタではありますが嬉しいものです.
この温泉まんじゅう、結構美味しくて会社への土産に買って帰りました.
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温泉に入りまったりと過ごし、そしてお楽しみは晩御飯.どれも美味しいのですが、あつみ温泉は山形県なのでご飯が「つや姫」なのが嬉しいところ.自宅で食べるお米はつや姫を選んでいるほど好みなので美味しくいただきました.
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宿を予約した時にお刺身盛り合わせを追加したのですが、一人前としてはなかなかのボリュームのお頭付きで出てきました.海が近いだけあって(あつみ温泉駅から日本海が見えるほど)、海産物はさすがの美味しさでした.
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朝食は宿の名物のひとつでもある鯛めしでした.
まずは鯛の炊き込みご飯をそのままいただき、次は鯛の刺身とともに、そして最後はだし汁をかけていただきます.
看板と銘打つだけあって美味しいです.この料理を目当てにまた泊まりに来てもいいかなと思うくらいに気に入りました.
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朝食後に散策に.
前日はチェックイン後から夜までずっと雨だったので外には全く出ることができませんでした.桜も満開でいい時期にやってきましたが、まだ天候が回復しきれておらず、曇天なのが残園でした.
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再び宿のマイクロバスに揺られてあつみ温泉駅に.
そして特急「いなほ」で新潟まで戻ります.「いなほ」の車両は他のカラーリングもあるのですが、残念ながら行きと同じでした.
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特急「いなほ」が走行する羽越本線は途中「笹川流れ」と呼ばれる日本海沿いの名所を通過するので景色の良さを楽しめます.
南下するにつれて徐々に天候も回復してきましたが、海は荒れ模様です.
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11時過ぎに新潟駅に到着しましたが、『どこかにビューーン!』で指定された新幹線の発車時刻は16時過ぎ.列車の変更はできないので、そのまま列車を乗り継いで弥彦神社に向かいました.
去年の4月も9月も訪れているのですが、弥彦神社界隈は桜の名所でもあるので行ってみたというわけです.
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弥彦に着いたら12時半をすぎていたので、まずはお昼ご飯を.
弥彦駅から弥彦神社に向かう途中にある「やまぼうし」に入り、「わっぱ飯 日本海」をいただきました.
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わっぱ飯は新潟や会津界隈の料理で、木で作った容器「わっぱ」でご飯や食材を蒸して作ります.
鮭、いくら、牡蠣、ノドグロなど具材もたっぷりで美味しくいただきました.
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ソメイヨシノは散りかけでしたが枝垂れ桜は見頃でした.
が、この日はとても風が強く、風の収まるタイミングを見て撮影しなくてはならず苦労しました.
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天候も回復し、暖かくもあったので人出も多かったです.
境内では子供による神楽を見ることもでき、賑わっていました.
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弥彦まで来ると再び新潟まで戻るよりも燕三条から新幹線に乗ったほうが早いので、帰りは燕三条から乗車することにしました.
時間もあったので駅構内にある「燕三条Wing」にて金属加工品などを物色していました.
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以前から欲しかった毛抜きを購入.
税別4,500円となかなかのお値段ですが、先端部の精度の高さが素晴らしく、一般的な毛抜きが「線」で挟み込むのに対し、これは「面」で挟むので挟んだ時の抜きやすさが違います.難点は毛抜き部分がエッジまでシャープすぎて皮膚に当たると痛いことでしょうか.ラウンドカットされたものを選べばよかったかなと思いました.
『どこかにビューーン!』の行き先がここしばらく甲信越(というか長野と新潟)に偏りすぎているので、東北方面にも連れていってほしいものなのですが、空き状況を判断して振り分けるシステムだからか乗車率の高い地域にはなかなか行けないようです.
2026/02/16
Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM
『どこかにビューーン!グリーーン!』で上田に出かけてきました.
2024年にも『どこかにビューーン!』で上田が行き先になったことがあるので、2回目の上田行きとなります.ちなみに他の候補は、北上(岩手)、村山(山形)、長岡(新潟)でした.ニュースで豪雪による被害が伝えられていた時期なので、4つの選択肢のうち雪の影響が少ない上田が選ばれたのは幸運だったのかもしれません.雪のあるところにも行きたかったのですが、雪に不慣れな自分のような人間が行くと危険な目に遭ってしまいそうですし.
通常の指定席を使用する『どこかにビューーン!』はJREポイント6,000ポイントですが、今回は10,000ポイントを使ってグリーン車に乗れる『どこかにビューーン!グリーーン!』を申し込んだところ、行きはアップグレードされてグランクラスになりました.グランクラス、座席が大きすぎて安定性に欠ける感もあってあんまり好きではないのですが、乗客が少ないので静かなのはいいですね.
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東京駅7時24分発のあさま号で、9時ごろに上田に到着しました.
上田駅のコインロッカーに荷物を預け、しなの鉄道で長野に向かいました.
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善光寺の参道も平日の午前は空いていますね.
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信仰心がそれほどあるほうではないですが、善光寺の巨大な建築物に圧倒されると、にわかに信心深い気持ちにすらさせられます.
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境内では建物の工事を行なっており、以前とは違う場所にて御朱印をいただきました.
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参拝を終え、ぶらぶらとしながら買い物をしていると昼時になりました.
長野といえば蕎麦ですが、今回は味噌店の運営する店舗にてお昼をいただきました.
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いただいたのは豚ロースご飯.ご飯を焼きおにぎりに変更してもらいました.焼きおにぎりは味噌と醤油が選べるのでこれも味噌で.味噌汁は3種類の具材から選ぶことができます.チーズ入りも選べたりしますが、ここはスタンダードにわかめ・油揚げ・水菜を選択.
味噌漬け豚肉と焼きおにぎりに味噌汁と、味噌づくしな食事となり、若干塩分過多かなと思いつつも美味しくいただきました.
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再びしなの鉄道に乗って上田に戻ります.
途中駅で乗り換えだったのですが、反対側のホームに停車していたのは旧国鉄の115系電車でした.以前に乗車した時も、もうこれで乗り納めかなと思ったものですが再び乗ることができました.
……と、この時に思ったのですが、翌日もしなの鉄道に乗車したところ、往復ともこの車両でした.
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上田からは上田電鉄に乗って別所温泉に向かいます.
近くにはほかにも鹿教湯温泉など温泉地もいくつかありますが、今回は温泉宿でゆっくりしたいというのが主目的なので以前に行ったことがあって落ち着いた雰囲気が気に入った別所温泉を再訪することにしました.
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宿に入る前に北向観音に参拝します.
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北向観音でも御朱印をいただきました.
善光寺は南向き、北向観音は文字通り北を向いていることもあって、善光寺だけでは片参りになるのだそうです.
境内では夜間のライトアップに向けた準備を進めており、夕飯のあとにでもちょっと出掛けてみようかなとも思いましたが、結局寒さに怯んで見送ってしまいました.
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前回泊まった上松やもよかったのですが、別のところにも泊まってみようと思い、かしわや本店に宿泊しました.
宿でゆっくり過ごしたかったので、チェックアウト12時なのがここに決めた理由の1つでもあります.
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和室とベッドルームの2部屋で1人で泊まるには贅沢すぎる空間です.
まずは温泉に入り、そのあとゆっくりとしたかったのですが、結局は仕事に追われてしまいました.MacBookとWi-Fi環境があると仕事ができてしまうのも考えものではあります.
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旅館の楽しみといえば、温泉と食事.
予約時に「スタンダード」「ボリューム多め」「量を減らして質を高めたもの」の3つから選べましたので、「量を減らして質を高めたもの」を選択しました.旅館の食事は往々にして種類が多くて食べるのに難儀してしまうことが多いので、今回のような選択肢はありがたいですね.ちょうどよいボリュームでした.
泊まったのが2月ということもあって、節分をイメージした料理が出てきました.真ん中の一見するとエビフライのようにも見えるものは、はじかみ(生姜)を金棒に見立てて揚げたものです.
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旅先の食事で楽しみなのは自分の知らない食材などが出てくることですが、ワカサギの揚げ物と一緒に出てきた緑色のものは上田大根.中まで緑色なのが特徴だそうです.
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朝食は和食と洋食を選べるのですが、やはり旅館だと和食ですね.
手作り豆腐や蕎麦など、美味しくいただきました.
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朝食後もゆっくり部屋で過ごし(結局また仕事していたりしたのですが)、11時過ぎに別所温泉駅を出る電車で上田駅に戻りました.
上田電鉄の車両はそれぞれカラーリングが異なるのですが、これは以前走行していた(いまは別所温泉駅の外に静態保存)丸窓電車を模したものです.
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前日のお昼は味噌料理をいただきましたが、やはり蕎麦もいただいておきたいところ.
ということで、駅からやや離れたとことに位置する草笛にやってきました.
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いただいたのはくるみそば、そしてくるみおはぎ.
くるみだれの蕎麦は他の店でもありますが店によって味付けが異なります.ここのはかなり甘めの味付けで、蕎麦つゆを混ぜながらいただきます.くるみおはぎも甘めなのでデザート的な感じでいただきました.
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お昼を食べ終えて13時くらい.帰りの新幹線は16時台なのでまだしばらく時間があります.
再びしなの鉄道に乗って3駅ほど離れた田中駅にやってきました.
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田中駅のある東御市はくるみの産地として知られています.
駅から近いところにある菓子店の花岡にてくるみののったケーキ「カフェノア」をいただき、くるみを使ったお菓子を購入しました.
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旅の最後は、上田駅近くにある飯島商店にてみすゞ飴を購入.袋入りのものは都内でもスーパーで買えたりもしますが、ここでしか買えないものも多々あるのでつい買い込んでしまいます.
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帰りの新幹線でみすゞ飴と一緒に購入した三宝柑のカップゼリーをいただきました.みすゞ飴のバリエーションのなかでも三宝柑、好きなんですよね.
冬季オリンピックが開催されたりと、長野は雪深いイメージがありますがそれは北部の山あいのことであり、上田や松本、もちろん南部の飯田などはそれほど雪が降りません.今回の旅行もまったく雪に降られず、むしろ東京に戻ってから降雪に見舞われてしまいました.
別所温泉は2度目の訪問でしたが、お湯が柔らかい印象で個人的に好みの温泉です.派手な雰囲気はないですが、小規模で質の良い宿が多いイメージでまた行きたくなります.
2025/07/27
ちょっと豪華な鉄道旅行、つづきです(その1はこちら).
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3時間ほど会津若松を観光し、再び駅に戻ってきました.
ホームでしばらく待っていると、次に乗車する列車が入線してきました.
会津若松駅は1番線と2番線ホームが頭端式で行き止まりになっているので、慎重に後退しながらの入線です.
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次に乗車するのは蒸気機関車牽引による列車「SLばんえつ物語」です.
停車位置より手前でいったん停車し、慎重に下がっていきます.
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JR東日本のロゴの入った制帽をかぶっていなければ、服装含めてJR車両には見えない雰囲気です.
とはいえ、ATS-P/ATS-Ps搭載を意味する「P」「Ps」表記があるところがポイント.列車自動停止装置が搭載されているあたりが現代を走る車両らしいところです.
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SLが現役で走っているのを見ている世代ではないのですが、それでもノスタルジー的な感覚があるのはこの煙やボイラーの湯気などによるところなのかなという気がします.
観光用としてSLを走らせているところはいくつかありますが、この「SLばんえつ物語」は100km以上(正確には111km)という比較的長距離を走る列車として珍しい存在です.
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今回の旅行でいちばん予約が難しいのが、この「SLばんえつ物語号」のグリーン車指定席です.
ゆったりした座席レイアウトに加えて展望室もあるため、30席しか座席がなく争奪戦です.1ヶ月前10時の予約でなんとか押さえることができました.この席を押さえられなかったら旅行自体を取りやめていたでしょう.
ちなみに旅行に出たのは7月12日の土曜で、1週間前だと「大人の休日倶楽部」の期間中、1週間後だと夏休みかつ3連休初日で混雑するので、そのどちらでもない12日だったら行けるだろうと思い、ピンポイントで狙っていました.
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グリーン車は1+2列の落ち着いた空間になっています.
普通車(全席指定)もクラシカルな雰囲気のボックスシートですが、1人旅だと相席になってしまう可能性もあります.
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今回は展望室寄りの2列目の席を予約できたので、走行中も座席からこのようにして蒸気機関車の後ろ姿を見ることができます.
以前に「SLばんえつ物語」に乗車(その時もグリーン車)したときは、新潟(当時)から会津若松行きに乗車したので展望室は最後端でした.それはそれでいいのですが、やはり蒸気機関車のすぐ近くの車両に乗ってみたいこと、そして間近で汽笛を聞きたいと思って逆方向にも乗ることにしたのです.
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展望室からの眺めはこんな感じ.グリーン車の展望室なので、グリーン券を持っていないと立ち入ることはできません.とはいえ反対側の車両端部にも展望スペースが用意されています.
蒸気機関車を間近に見ることのできる特等席って感じです…… が、磐越西線は山中を走る路線ということもあってトンネルも多く、締切の窓なのに排煙がどこからともなく入ってきて、展望室だけでなく座席も煙たくなります.ある意味、マニアのための砂かぶり席のようなものといえるかもしれません.
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客車7両編成のうち、グリーン車と反対側の1号車は「オコジョスペース」として子供用の遊べるフリースペースになっています.
また途中にもこのようなラウンジスペースや売店などが用意されており、全体的にゆったりとした構成になっています.
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列車は会津若松から新津までの111kmを3時間以上かけて走行しますが、途中2回の点検(うち1回は給水も行います)のため10分ほど停車します.戦後まもない1946年製造の機関車で、生態保存の期間をはさんで80年近くが経過した車両なので、念入りに点検もされるのでしょう.
このC57 180は生態保存時には新津市内の小学校に保存されており、また新津は鉄道の街といわれるだけあって、新津駅が近づくと沿線から手を振る人が急増します.ディーゼル機関車などとは比べ物にならない排煙があり、沿線は洗濯物などで大変な面も多そうですが、それでもこうして手を振ってくれる人が多いのはそれだけ地元からも愛されている車両ということなのでしょう.
この日は他路線でダイヤ乱れがあった影響で発車が10分ほど遅れ、新津での乗り換えがギリギリということもあって下車後の写真撮影が叶わなかったのが残念なところです.
新津から信越本線に乗り換え、途中でさらに弥彦線に乗り換えて燕三条にて宿泊しました.
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翌日です.ここは道の駅「燕三条地場産センター」です.燕三条駅からも近く、駅周辺にあるビジネスホテルからもアクセスのしやすい立地にあります.
燕三条に宿を取ったのはここを訪れたかったからです.
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一般的な道の駅といえば地元で採れた野菜や名物の料理などが並んでいるものですが、ここにはそのようなものはありません.「地元で採れた」ではなく、「地元で作られた」金属加工品を中心とした製品が大量に並んでいます.
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切れ味の鋭そうな刃物や工具、農機具も魅力ですが自分のお目当ては食器や調理器具、カトラリです.
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チタンを二層構造にしたタンブラーのカットモデルとか見入ってしまいます.
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今回、買うつもりでいたものが2つあって、1つはカレー専用スプーンです.
が、残念ながら道の駅「燕三条地場産センター」には左右対称のものと右利き用は売り切れており、左利き用しかありませんでした.
右利き用、左利き用という言葉から想像されるようにスプーンの形状が左右で違っており、右利き用の場合には右手で持ったときに口に運びやすい形状をしており、同時にじゃがいもや肉などの具材をカットしやすい加工がされているそうです.
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もしかしてこっちにはあるのでは…… と思い、道の駅「燕三条地場産センター」から5分足らずのところにある燕三条駅構内の燕三条Wingにやってきました.道の駅「燕三条地場産センター」と同じところが運営している、新幹線利用客向けの店舗です.
道の駅「燕三条地場産センター」ほど広くないこともあって品揃えは限定されますが、新幹線利用者をターゲットとしたカジュアル寄り、カトラリなどを中心に販売されています.
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右利き用は売り切れでしたが、左右対称のカレースプーンは在庫がありました.
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新潟でカレーといえばこれ、万代シティバスセンターのレトルトカレーも売られていたので、こちらも購入.
で、さっそくこの日は夕飯にカレーをいただきました.自分が普段使っているスプーンや、カレー店で置いてあるスプーンと比べても皿(すくう部分)が深いです.具材、ルー、ライスが絶妙なバランスになるように設計されたそうですが、慣れもあるのか自分の食べ方では皿部分にライスが残ってしまう感じでした.
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もう1つ買うつもりでいたのがコーヒーミルだったのですが、事前に調べていたお目当ての品がなかったのでこちらは見送ることに.
そのほか、店頭で惹かれて買おうかどうしようか迷ったのがアルミ製の箸.箸だけであればそれほど気にならなかったと思いますが、セットで使うように作られている箸置きに惹かれました.まるで紙を丸めたかのような柔らかそうな外見をしていますが、もちろん曲がりません.
食べる前は丸くなった部分に箸の先端を入れて箸袋として使い、食事中はもちろん箸置きとして使えるというのも魅力でした.
とはいえ、箸置き使わないしなと思って見送りましたが、次回来たときに買ってしまいそうな心残りがあります.
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燕三条から東京に向かう新幹線が最後の贅沢、グランクラスです.
7月中は通常の半分のJREポイントでグリーン車やグランクラスに乗車できるというキャンペーンをやっており、1度くらいは乗っておくかと思って予約しました.
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東北新幹線はアテンダントがおり軽食や飲み放題のサービスがありますが、上越新幹線はそのようなサービスはありません.
豪華なのはいいのですが過剰というか浮ついた雰囲気にも感じられたので、自分にはグリーン車くらいがちょっとした贅沢という趣があっていいかなと感じました.
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ホットコーヒーとアイスクリームを注文し、前回の新潟旅行で入手した燕三条謹製のアルミスプーンでいただきました.
車内アナウンスで「シンカンセンスゴイカタイアイス」と自ら名乗って販売している割には柔らかめでした.本当に硬い「シンカンセンスゴイカタイアイス」を食べるには、東海道新幹線(「のぞみ」「ひかり」限定)のグリーン車に乗って、モバイルオーダーでアテンダントに運んできてもらうしかないのかもしれません.
今回の旅行ではやはり「SLばんえつ物語」に乗れたのが良かったですね.とくに蒸気機関車直後の車両に乗ることができたので機関車を間近に見つつ、汽笛を聴くことができたのは格別です.
2025/07/21
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最近あんまり鉄道メインの旅行に出てないなと思い、レアっだたりちょっといい列車を乗り継ぐ旅行に出かけることにしました.
まずは東京駅からやまびこで郡山に.1ヶ月前の発売直後に予約したこともあってグリーン席を30%引きとの案内が出ていたので、グリーン車に乗車しました.
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郡山駅からは磐越西線を走る「SATONO」に乗車します.
「SATONO」は元「リゾートあすなろ」で、青森を走っていた車両がリニューアルされたものです.
HB-E300系車両はハイブリッドディーゼル車両で、ディーゼルエンジンで発電・蓄電した電力を使ってモーターを回すので発進時含めて乗車時の感覚は電車と変わりません.
もともと磐越西線には「フルーティアふくしま」がありましたが、1人用席がないことやデザートなどの飲食をメインに据えた列車ということもあって中年男性には敷居が高い面もあって見送っていましたが、今回は後述するように多彩な客席レイアウトもあって一人旅でも使いやすくなっています.
Apple iPhone 13mini
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2両編成のうち1両がグリーン車で、1人用や2人用ボックス席、4人用ボックス席など多彩な座席レイアウトが用意されています.もう1両もリクライニング席なので、2人乗車であればわざわざグリーン車を利用しなくていいような気もしますね.とくに会津若松・喜多方方面に向かう場合にはグリーン車は後部になるので先頭展望も望めません.
自分は1人用席グリーン席を予約しました.横向き、リクライニングなし、網棚などの荷物収容スペースなしという難点はありますが、1人用としては広々としたスペースが用意されているのはいいですね.
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正面には展望スペースが用意されています.
窓には「SATONO」カラーの赤べこと起き上がり小法師が.
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「SATONO」では車内販売もありますが、事前に駅弁やお菓子を予約もできます(事前決済).
今回はそのサービスを利用して「宝の山100th弁当」と「SATONOで会津満喫スペシャルティコーヒー・お菓子セット」を購入しました.
「宝の山100th弁当」は人気の高い「海苔のりべん」を作っている郡山駅の福豆屋謹製のもので、しかもここでしか買えないものなのでこれは外せません.
「SATONOで会津満喫スペシャルティコーヒー・お菓子セット」については、セット内容を見たらドリップバッグのコーヒーとお菓子のセットだったので、宿泊先のホテルでいただこうと思って購入しました.なお、途中駅でお湯のサービスもありますよ、との説明もあったので車内飲食も可能なようです.
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2段重ねのお弁当はどれも美味しくて満足です.
と同時に、「海苔のりべん」のシンプルながらクオリティの高さも改めて思い知ることになりました.
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「SATONO」は喜多方行きですが、自分は会津若松で下車しました.
会津若松で下車する人はそれほど多くなく、喜多方まで乗り通す人が多そうでした.まあこれには理由があって、この「SATONO」のあとで郡山駅を発車する会津若松行きの快速「あいづ」が途中駅で「SATONO」を追い抜くので、観光列車に乗ってみたいという理由がなければ時間的にも金額的にも快速「あいづ」の方がいいのですよね.
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駅舎入り口には巨大な赤べこが.
なにやらスイッチがありますが、これを押すと首を振る…… というわけではなく、音声アナウンスが流れます.赤べこなので首はつつけば動きますし.
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次の列車まで3時間半くらい.観光にはちょうどよい時間なので駅前のバス案内所で周遊バスの1日乗車券を購入しました.周遊バスは乗車距離に関わらず1乗車210円で、1日乗車券は600円なので、3回乗車すれば元が取れる計算になります.元が取れる、ということ以外に小銭を用意するのも面倒ですしね(ローカルの電子マネーには対応しているものの、交通系電子マネーには対応していませんでした).
曜日や時期によっても変わると思いますが、この日は30分おきにまちなか周遊バス「あかべえ」「ハイカラさん」が走行していました(「あかべえ」と「ハイカラさん」は進行方向が逆).
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車内の「とまります」ボタンにも赤べこが.
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まずは鶴ヶ城に.城はどこに行ってもインバウンドが多いですね.
個人的に城は眺めるもので、入城するとそこからの眺めは現代なので興醒めしてしまう感覚があまり好きではないこともあって、このときも外から眺めて退散しました.
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RICOH GRIII
周遊バスに間に合うか微妙な時間なので、少し先のバス停の方が近いのでは…… と思ってきた時と別の出口に向かったところ、道に迷って見事バスに乗り遅れました.
下車したバス停まで戻ろうとしたところ、近くに立派な店構えの「菓子司」「会津葵」と書かれた店があったので入ってみることに.
カステラにあんこの入った「会津葵」、同様にあんこではなくかぼちゃベースのフルーツ餡の入った「江戸葵」が看板菓子のようで、会津葵を購入しました.あと、求肥にあんこの入った「あかべこ」というお菓子もあったのでそちらも購入しました.会津葵は会津若松駅でも売られているので次に訪れたときにも買おうと思いました.
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続いて飯盛山に向かいます.ここ飯盛山は白虎隊自決の地として知られており、墓地などがあります.
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個人的にここ飯盛山で外せないのが「さざえ堂」.
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江戸時代の建立ですが、当時としては斬新な二重螺旋構造をしており、入り口から出口まで一方通行です.
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最上部の天井に無数に貼られた千社札が歴史を感じさせられます.
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さざえ堂の近くには売店があり、以前はキーホルダーとかマグカップのようなものを細々と売っていたのですが、建物はそのままにリニューアルされたようで、さざえ堂をモチーフにしたTシャツとか小物が売られるようになり、隣にはカフェが併設されていました.自分は帆布製のポーチを購入しました.
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飯盛山の麓にある土産物店も少し変わったようで「アカベコランド」なる、赤べこを中心とした土産物店ができていました.
ここで新幹線をネタにした赤べこが売られているというのでE5系を買いに来たのですが、首を振るタイプの手作りのものはE5系だけ売り切れていたので今回は首を振らないビニール製のものをまとめて購入しました.いちばん右はALFA-Xですが、自分は現物を見たこともないのでレアキャラみたいなものですね.
つづきます.
2025/04/02
2025年3月末をもって、新京成が京成に吸収されるというので、その前に乗っておこうと思い、ついでに周辺を観光してきました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
まずは地下鉄千代田線から常磐線に直通して松戸駅にやってきました.京成に吸収されたのちには、京成松戸線と呼ばれるように、新京成の路線の中でも利用者数の多い駅です.
新京成といえばピンク色がコーポレートカラーで、車体にもピンク色が使われています.車体前面には新京成のロゴが入っていますが、すでにロゴのない車両のほうが多いように見えました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
訪れたのは2025年3月22日ですが、駅名標などはすでに京成のものに交換されており、上から新京成のものが仮止めされていました.
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番線表示はすでに京成の表記と同じものに交換されています.
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車内の路線図はまだ新京成のものですが、これも4月以降は京成のものに交換されるのでしょう.
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新京成といえば出自が旧日本軍の設備であることは有名な話です.
線路の敷設練習などを目的として、路線が右に左に曲がっており、前面展望だとカーブの凄さがよく伝わってきます.
京成津田沼近くになると単線になるのは知りませんでした.
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京成津田沼から京成高砂を経由して京成金町線で柴又にやってきました.
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柴又といえば「男はつらいよ」シリーズですが、駅前広場にもしっかり寅さんと見送るさくらの像が立っています.
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到着したのが昼時でしたので、参道にある川魚料理店に.
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鯉のあらいや鯉こくなどもありましたが、ここはスタンダードに鰻をいただきました.
乱獲のニュースもあったりするのと、それほど鰻に思い入れもないので前回食べたのがいつだったか忘れるほどでしたが、久々にいただいた鰻は脂がのって美味しかったです.
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今回柴又にやってきた目的のひとつは、ここの草団子をいただくことでした.とりあえず小パックのものを購入し江戸川の土手を目指します.
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とはいえ、参道までやってきて帝釈天にお参りしないという選択肢はないので、参拝して御朱印をいただいてきました.
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帝釈天から歩いてすぐに江戸川の土手が見えてきます.
草野球のグラウンドがあり、河岸には矢切の渡しがあり、ゆったりとした雰囲気です.
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天気のいい日でしたので、土手の草の上に腰掛けて自販機で買ったお茶とともに草団子をいただきます.
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たっぷりと入れられたヨモギで緑というよりは黒さすら感じるほどの濃厚な草団子です.
草野球の練習風景を眺めつつ晴天下でいただく草団子は格別ですね.
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鰻に草団子と満腹になったところで腹ごなしに金町駅まで歩き、常磐線に乗って馬橋で下車しました.
以前から乗りたかった流鉄に乗り換えます.Suicaなどの電子マネーには対応しておらず、それどころか自動改札すらない佇まいは都市部にある駅ながら旅の風情すら感じられます.
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元西武の車両で、これまた旅情感すら伝わってきます.車両は丁寧に使わている雰囲気を感じました.
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終点の流山に到着しました.駅数も距離もそれほどないので、気軽に終点まで行くことができます.
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編成ごとに塗装が異なり、そして名前が付けられているのが素敵です.
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駅舎の雰囲気も天然もののレトロさがあります.
周囲は住宅地で別路線まで歩いていける距離でもないので、しばらく散策したのちに再び流鉄に乗って馬橋まで帰ってきました.
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再び松戸に戻り、松戸で夕飯といえばこれかなと思い富田食堂に行ってきました.
濃厚つけ麺をいただきました.食べたあとスープ割りをどうぞと言われたのですが、つけ汁が濃厚すぎて麺や具材によくからみ、食べ終えるとほとんど残っていなかったのでスープ割は諦めました.
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帰りは綾瀬で北綾瀬行きの3両編成の区画運転を楽しんだりしているうちに、せっかく切符を買ったのにメトロロマンスカーに乗り遅れるという大失敗をしてしまいました……