松本旅行、3日目と最終日です.
3日目は天候が回復してくれるのを期待していたのですが、起きてみるとやはり雨で路面が濡れている状況.その後、雨は止んで徐々に路面も乾いてきたものの、降水確率は70%で雲行きは怪しげな雰囲気で自転車で外出するのは微妙なところでした.
旅行前に計画していた、松本から輪行して行ってみたい場所として、
1. 大町方面(木崎湖、青木湖など)
2. 諏訪湖
を考えていたのですが、どうやら大町方面は雨雲が押し寄せてきているっぽいので見送ることにして、安全策として自転車をホテルに置いて諏訪湖方面に出かけることにしました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
松本から各駅停車に乗り、岡谷駅で下車.そこから歩いて数分で諏訪湖に到着します.
自分も知らなかったのですが、静岡県西部に流れている天竜川は諏訪湖が起点なのですね.諏訪湖にはいくつもの河川が流れ込んでいるものの、諏訪湖から流れ出るのは天竜川だけなのだとか.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
大河も最初は湧水だったり小さなせせらぎだったりするものだと思っていましたが、天竜川は起点からしてこの勢いです.そりゃ暴れ川と呼ばれてダムもいっぱいできるわけだなと思いました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
諏訪湖のあたりは雲は多いものの、雨の降る雰囲気ではなさそうで、これだったら自転車を持ってきてもよかったなと思いました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
部分的に工事中ではありましたが、自分の歩いたところは歩道と自転車道が整備されていました.
湖畔を歩くので諏訪湖が見えるのは結構なのですが、反対側は交通量の多い道路で観光できるような場所もなくさすがに歩いていて飽きてきてしまいました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
想像以上に諏訪湖は広く、予定していた列車にも間に合わず、歩き疲れたなと思いながら上諏訪駅に到着して次の列車まで30分くらいあるけどどうしようと思いながら改札を見たら、その先に通常はあり得ない「足湯」の案内がありました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
そういえば松本から新宿に向かうあずさで、途中駅で足湯を見るなと思っていたらここだったとは.ということで、改札を通って足湯に.
Apple iPhone 13mini
なんだか変な夢でも見ているかのような、もしくは妙な合成写真のような光景のようにも見えます.
とはいえ、諏訪湖を半周歩いて疲れた足にはこれ以上のものはなく、まさに救われた気分.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
と思っていたら列車到着のアナウンスが入り、自分の乗る予定の列車が入線してきました.
まだ10分以上あるはず…… と思って慌てたら、特急列車の通過待ちをするのでしばらく停車するとのこと.なので無事に乗車することができました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
松本に戻り、昼食を食べるほどの食欲もないけどちょっとつまみたい、と思って駅前の喫茶店「翁堂」に.ここには絶滅危惧種ともいえる「たぬきケーキ」があるのです.
少し離れた席でボリュームあるスパゲティ(パスタではなくスパゲティ)を食べているのを見て、ちょっとアレもよかったなと思いつつケーキをつつくのは、なんともいえない感じでした.朝食にホテルでバイキングであれこれ食べてしまうと、昼食と夕食の両方をしっかり食べるのは厳しく感じてしまうのはさびしいところであります.
Apple iPhone 13mini
夕方になってもう雨も降らなさそうだし、ということで少し離れた地元のスーパーまでブロンプトンで買い出しに.
結局、ブロンプトンを使ったのは駅とホテルの往復以外ではスタバにコーヒーを買いに行ったのとこのスーパーに買い出しに行っただけで、なんとももったいない感じでした.
それはさておき、旅行に出たら国内/海外を問わず地元の人が利用するスーパーに買い物に行くのは楽しいものです.
おもしろいなと思ったのは、
・味噌の種類が多い、しかも知らない味噌ばかり
・地元産ワインコーナーが充実.ワイン屋の作ったぶどうジュースなんてのもあった
・惣菜売り場にはおやき、山賊焼、からし稲荷、謙信寿司といったローカル料理が
・長野のお土産として知られているみすゞ飴が安く売られていた
おやきは八幡屋礒五郎の七味を使ったものがあり、からし稲荷が和芥子を使っているとのことで気になったので夕飯に買ってきました.山賊焼も食べたかったのですが、ボリュームがあったので見送りに.
おやきはどれもさすがのおいしさ.きのこ三昧の旨味あふれる味わい、七味入りはピリ辛を超える本格的な辛さでこれも美味しかったです.からし稲荷も食べ進めるにつれて和芥子が存在を主張してくる感じでまた買いたくなる味でした.
Apple iPhone 13mini
Apple iPhone 13mini
最終日は午前中にお土産を買いに出かけ、チェックアウトしたらそのまま松本駅に直行して昼過ぎの特急で帰宅しました.
昼食は昨日食べるのを見送った山賊焼の駅弁.駅弁になってもボリューム感がすごいです.
天候がすぐれないのが残念な旅行ではありましたが、それでも2年半ぶりの宿泊ありの旅行として楽しむことができました.なんかこれ以上旅行をしないでいると、旅行というものの存在が自分の中から消えてしまいそうだったので、良さを再認識できたという意味では重要だったのかなと.
天候が悪く、せっかく輪行したブロンプトンが活躍の機会がほぼなかったので、これはぜひリベンジしたいところです.
今回のようなホテル滞在型の場合はある程度丈夫な袋などに収納して宅配便で送って、また自宅に送り返す手段をとったほうが楽でいいということをあとから知りました.今後は現地についてから宿まで自転車移動する必要がないのであれば送るという手段も検討したいと思います.
COVID-19の影響で外出を控えるようになり、めっきり旅行にも出かけなくなってしまいました.
実家に帰省した以外では2年半も宿泊を伴う旅行に出かけていません.
自分も7月末に感染してひと段落し、世の中の感染者数もピークを超えて落ち着きを見せ始めている状況なので、旅行に出ることにしました.目的地は2年半前と同じ松本です.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
今回はブロンプトンを輪行で持っていくことにしました.天候があんまりよくないという予報だったのですが、3泊するので1日くらいは天気のよい日もあるだろうと期待してのことです.
Apple iPhone 13mini
以前に乗っていたクロスバイクでも輪行して新幹線に乗せて実家に持ち帰ったことはありますが、それに比べるとブロンプトンは分解の手間がほとんどないので簡単でいいですね.
それでもやはり自転車を運ぶというのは簡単ではなく、以前に様子見のため都内で輪行した時に感じたのですが、やはり重い(約12kg)ということと、クイックリリースで分解する一般的な自転車と異なり、折り畳んでひとつの塊と化すので輪行袋への出し入れが意外と厄介です.輪行袋はブロンプトンのフレーム内に収めるタイプの細長い輪行袋を最初に購入しましたが、使い勝手等を考慮してそれは緊急用として(そういえば購入するときも「お守りとして入れておくと安心ですよ」と言われたのでした)、普段使いにはrin projectの輪行袋を新たに購入して使用することにしました.rin projectの輪行袋は上下どちらからも収納できることや、改札外など転がして問題のない場所では下側を開けて転がすことができるのが便利です.
輪行するにあたっては、最寄り駅や乗り換えの新宿駅の構内図、乗車する列車の荷物スペースの場所など様々な要素を調べました.平日の昼近い時間帯の列車なので混雑はしないだろうし、隣に誰かが座る可能性も低いとは思われるのですが荷物スペースが使えるのならそこに設置したいもの、でも盗難のリスクもあるのであんまり離れたところに自分がいるのも不安だし…… とか考えるとキリがないですね.特急あずさに使用されるE353系はスキー客用途も考慮されているせいか、だいたい2両に1ヶ所荷物スペースが用意されています.最近は国内旅行でも小型のスーツケースを使う人が多いので混雑する時期には埋まってしまいそうですが、行き帰りとも無事に置くことができました.とはいえ、行きの列車では急病人が出たとかで緊急停車する事態があって急ブレーキをかけた影響か、松本駅で見たら固定用バンドでかろうじて倒れずにいるような状態だったので、固定は必須ですね.
写真は帰りの列車で自分の指定席から撮影したものですが、横を見るとブロンプトンが見えるのは安心です.
Apple iPhone 13mini
松本駅に着いたら、どんよりとしているものの雨は降っていなかったので駅前でブロンプトンを展開し、とりあえずホテルへ.
まだチェックインの時間には早いので、フロントで荷物とブロンプトンを預けて身軽になったところで遅い昼食をいただきに出かけました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
お店も新規開拓しないとな、と思いつつ久々に訪れたのでお気に入りの店であるおきな堂に.
ポークソテーに食後にコーヒーとプリンを.ここはなにを食べても美味しいです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
食後の散歩を兼ねて松本城に.月見櫓が補修工事中なのでモノクロで撮影したほうがしっくりくる感じでした.
Apple iPhone 13mini
ホテルに戻ってチェックインし、ブロンプトンも部屋に.このあと、少し離れたスターバックスまでコーヒーを調達しに行き、持ってきてよかったなとそのときは思ったのですが、結局そのあとは天気が芳しくなく、あんまり活躍の機会がなかったのが残念なところです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
夕食はホテル近くの小松パンで買ってきたものをいただきました.
牛乳パンはこの店の名物で、要予約でなおかつ週末は予約しても入手困難なようです.見た目からは想像できないずっしりとした重量とたっぷり詰まった濃厚なミルククリームが特徴で、1回で食べることなど到底無理で3日かけてようやく食べきりました.
ブロンプトンを買った自転車店でGOKISOのハブ展示会があり、試乗車も用意されるというので出かけてきました.
FUJIFILM X100V
GOKISOは航空機エンジン部品などを手掛けている近藤機械製作所の自転車向けブランドで、航空機向けの技術を用いた独自の高精度なパーツが特徴です.
FUJIFILM X100V
ハブのカットモデルが展示されていましたが、自分の知っている一般的なハブとはかけ離れた構造をしています.車軸とスポーク取り付け部の間にわずかなスペースがあり、金属のしなりを利用して衝撃を吸収し、高精度ベアリングに負担をかけずにスムースに回転する、という非常に高度な設計がなされています.
FUJIFILM X100V
構造や素材によって3つのグレードがあるのですが、これは最上位のチタン合金製のモデルでしょうか.チタンの塊を削り出してこの複雑な形状を作り出しています.
わかりづらいですが、フィン状になっている部分は車軸両端部分から浮いた構造になっており、わずかな隙間を切削して作り出されています.現物を見るとため息の出るほどの高品質ぶりです.
FUJIFILM X100V
最上位のチタン合金モデルはシルバー、その下の2モデルはアルミ合金(超々ジュラルミン)製でカラーはレッドとブラックの2種類.一般的なシルバーは用意されていないのですが、カラーオーダーで注文することができます.
FUJIFILM X100V
前輪はブロンプトンの標準であるボルト留め以外にクイックリリースも選べます(後輪はボルト止めのみ).輪行時に前輪を外す必要のないブロンプトンではクリックリリースを選ぶ必要性はそれほど高くないのですが、パンク修理のしやすさからクイックリリースのオーダーが多いとのことでした.クイックリリースはいたずらされるリスクもありますが、もはやそういう悪さをされるような場所に置くような使い方をされる人は少ないという側面もあるそうです.
仕様の異なるモデルを3台試乗しましたが、感想としては、
・とにかくよく進む.漕がなくても惰性でスーッと進み続ける.
・ギヤが軽く感じられる.自分が乗っているS2Lだと12/16Tで、スペックを知らずに11/15Tの試乗車に乗ったものの同じような感覚で漕ぐことができた.
・フリーホイールのラチェット音が静か.ほぼ無音といっていいレベル.
・ギヤの切り替えが早い.
・路面のショック吸収は一般的なハブと多少違うかなという印象.
と、非常に好印象でした.
では早速オーダーを…… といかないのが価格.一番安価なモデルでもシルバーのカラーオーダーをかけると30万円を超えてしまうのです(チタン合金の最上位モデルは70万円以上……).つまり、20万円の自転車に30万円のパーツを入れるということになるわけで、即決はとても無理.
品質の高さ、というか高価な理由は現物を見て説明を受けて理解はできましたが、少しお金を貯めてから考えることにします.