2012/06/30
万年筆を購入しました.
万年筆を以前に使っていたのは中高生くらいの頃、1,000円くらいで買った記憶があります.万年筆とか使うのってオトナっぽくておしゃれとかそんなような理由で買ったはずです.
そして、今回も似たような理由で購入しました.25年たっても基本的な思考パターンは変わらないようです.
オトナの贅沢品というと、カメラ、自動車、バイク、腕時計なんかと並んで文具、とくに万年筆があげられます.自動車なんかは実用性を重視して買う人が多いですが、100円やそこらでペンが買える今となっては万年筆なんてのは完全に趣味の領域ではないでしょうか.
購入するにあたってはWebで検索していろいろと調べました.
やはりマニアの皆様ともなると何本もの万年筆を持っており、あれこれと意見を述べられているところなんかは趣味性の高さを物語っている感じがしました.
情報収集してわかったのは、国内メーカーだと1万円くらいの製品がペン先などの機能性で一定の基準を満たしたベンチマーク的な製品を作っており、各社とも力を入れているということです.
主な国内メーカーというとパイロット、セーラー、プラチナの3社があるのですが、パイロットでいえばカスタム74、セーラーでいえばプロフィットスタンダード、プラチナでいえば#3776あたりがそれにあたります.
で、今回購入したのはこれ.
RICOH GR DIGITAL IV
プラチナの#3776 CENTURY ブルゴーニュです.お値段は10,500円(税込み).
数ある選択肢の中からこれを選んだ理由は
・濃いめの赤のスケルトンボディ
・キャップ内部に特殊機構を備えてペン先を乾燥から守る
という2つです.
スケルトンの製品というと、これみよがしに内部が透けて見える(まあスケルトンなので当然といえば当然なのですが・・・)ものが多くて、そのくせ内部の作りが雑だったりしてげんなりするのですが、この万年筆は透明率がかなり低めでうっすらと内部が見える程度です.「ブルゴーニュ」という製品名が示すように、熟成したワインのような上品な赤を狙った色合いだそうです.
ペン先の乾燥を防ぐ機構は「スリップシール機構」と呼ばれ、気密構造にすることでインクの蒸発を防いでペン先にインクが詰まるのを防ぎます.これにより、通常であれば1ヶ月半でインクが3割まで減るのに対して半年経過でも8割以上、1年半でようやく3割といったように、インクの減りを抑えることができるのです.
RICOH GR DIGITAL IV
ペン先.自分は「F(Fine)」つまり細字を選びました.ペン先の柔らかいものがほしくて、カスタム74のSF(Soft Fine)も試し書きしてみたのですが、ペン先がしなるぶんどうしてもインクの出る量が多くなるようで字が太くなってしまいます.
これだけコンピュータが普及している状況なので、万年筆を使ってなにかを書く必然性は低く、自分に当てはめれば一部の手書き伝票やメモ書き、郵便物の宛先程度でしょうか.とはいえ、気に入ったペンで書くことで雑務の気晴らしになるかもしれない、そんな感じで購入してみました.少なくとも今は普段であれば敬遠したいような伝票書きもしてみたい気分です.
2012/06/21
お茶はいつもルピシアで購入しています.
以前からちょっと気になっていた「藤かおり」なるお茶を購入してみました.
RICOH GR DIGITAL IV
なんでも、日本茶と紅茶を掛け合わせて作られた品種なのだとか.
そしてこのお茶、実家のある藤枝市で作られています.
藤枝には15年ほど住んでいましたが、このようなお茶があることは知りませんでした.しかもわりと近所で作られていたというのに.
不思議だなと思って調べてみたら、1996年に品種登録された、比較的新しい品種でした.すでにその頃には実家を出て東京で暮らしていたので、知らないのも無理はありません.
RICOH GR DIGITAL IV
日本茶と紅茶を掛け合わせて作られたとのことですが、見た目は緑茶に近いですね.淹れてみても色合いは緑茶っぽいと感じました.味も緑茶が強くて、紅茶の雰囲気は遠くの方にかすかに感じられるかなというところでした.お茶としては十分美味しいのですが、良くも悪くもインパクトには欠ける印象です.
2012/06/20
新しいMacBook Airの購入計画も先送りとなり、とりあえず今のMacBook(2008 Late)をリフレッシュすべく、HDの交換をしました.
RICOH GR DIGITAL IV
交換したのはWestern Digitalの1TB HD、WD10JPVT.今まで使っていたのは同じくWestern Digitalの640GBのものでした.
昔はIBM製をメインに使用し、IBMがHD部門を日立に売ってからも引き続き使ってきたのですが、動作音が五月蠅く感じられたのと、トラブルを経験したこともあってWDに乗り換えました.
このMacBookも初期出荷時には日立(HGST)製の250GBが入っていたかと思うのですが、すぐにWD製の320GB(7200rpm)に交換し、振動が気になって5400rpmに交換、さらに空き容量が逼迫するにつれて500GB、640GBとWD製ばかり使ってきました.
HDの交換手順は以下のとおり.
1. Mac OS X LionインストールDVDを作成しておく
2. 旧HDをTime Machineにバックアップ.このときFinder以外のアプリケーションをすべて終了してからバックアップすること
3. HDを新しいものに交換
4. 電源を入れてCボタンを押して光学ドライブから起動
5. ディスクユーティリティで新しいHDを初期化
6. Time Machineから復元
(復元にはデータ量に応じてかなり時間がかかるので(自分の場合12時間とか表示されてました)、退社時にセットしてそのまま放置)
7. 無事に移行され、起動しているのを確認
時間はかかりますが、細かな手間はかからないので楽です.
起動後の要注意点としては、アプリケーションによってはシリアルコードを求めてきたり、エラー表示が出て起動しないものがあります.
今回の移行で問題が出たのは、
・Microsoft Office 2011
・Adobe系のアプリ全般
でした.
Officeについてはシリアルコードの再入力で解決しました.
Adobe系のアプリについては「エラー:150:30」と表示されて起動しませんでした.Adobeのサポートページに説明がありますが、Snow Leopard用の説明しかなく、「ライセンス修復ツール」はPPC用だったりして、イマイチです.結局自分は「Macintosh HD/ライブラリ/Preferences/」の下に「FLEXnet Publisher」という空きフォルダをつくることで解決しました.
2012/06/16
新型MacBookが出たということを先日書き、そのときに購入を検討しているということを書きましたが、今回はとりあえず購入を見送ることにしました.
購入を考えていたのは、MacBook Airの13インチ.
購入を見送った唯一にして最大の理由はSSDの容量.上限が512GBなのです.iTunesのデータが140GB、Apertureのデータが180GB、VMware Fusion(Windows XPを使用)のデータが50GBあり、これらを全て入れるとギリギリです.
当初はApertureのデータを分割して、自宅に設置したNASに保存して必要に応じてアクセスすることを考えたのですが、Apertureはネットワーク経由でのデータ保存が非推奨のため、諦めました.
Airはやはり母艦が別途あって、重たいデータはそっちに任せるという位置づけなのでしょうか.
毎日持ち運ぶことを考えるとやはり13インチ以下のサイズに抑えたいので、残る候補はProの13インチ.でもこっちはまったく購入意欲がわきませんでした.
グラフィックチップはIntelチップセット内蔵のもので性能は期待できませんし、メモリもモニタ解像度も手持ちのMacBook(2008 Late)と同じ.3年前のMacBookと比べれば処理速度は速いのは間違いないでしょうけど、それだけでは買い換える必然性を感じません.会社からの支給品扱いで購入するとなると3年は使わなくてはなりませんが、このスペックで3年使うのは辛そうです.厳しい言い方かもしれませんが、これでProを名乗るのはどうなのかと.
結論としては、手持ちのMacBookのHDを1TBに換装して、使い続けることにしました.
13インチでRetinaディスプレイでストレージに余裕のある(SSD+HDDのデュアルが理想)MacBookが出たらそのときこそ買い換えるときでしょうか.
2012/06/12
「アップル、Retinaディスプレイ搭載の「15インチMacBook Pro」」
「アップル、Ivy Bridge搭載になった「MacBook Air/Pro」」
以前から噂の流れていた、新型MacBookが発表になりました.
今回の製品は大きく分けて3つ.
・15インチ超高解像度ディスプレイを搭載した「Retina MacBook Pro」
・11/13インチ薄型軽量モデル「MacBook Air」
・13/15インチ標準モデル「MacBook Pro」
まっさらのニューモデルはRetinaモデルのみ、残りの2つはCPUやチップセットが更新されたモデルです.
17インチのモデルはなくなりました.もっとも購入を検討したこともないのでどうでもよいですが.
今使っているMacBookが2008年のもの(アルミ削り出しのユニボディモデルの初代)であるため、そろそろリプレースをと考えていたので期待していたんですが、ちょっと残念な感じです.
というのも、Retinaディスプレイを搭載したモデルが出るであろうことは以前から噂になっていたため、13インチのRetinaディスプレイモデルを買おうと狙っていたからです.ところがRetinaディスプレイを搭載したモデルは15インチのみ.15インチだと日々持ち歩く自分としては入る鞄が制限されてしまったりして厄介なんですよね.
13インチという制限で考えると、候補に残るのはAirとProのどちらか.
今回は会社で使うこともあって会社支給品扱いで会社負担で買ってよいことになっているのですが、予算は20万円.Airだと上位モデルを選んでCPUをCore i7、メモリを8GB、SSDを512GBまであげて、外付け光学ドライブなどのパーツを追加して20万円弱.なかなかよい買い物です.Proの場合はもっと安いうえにCPUやメモリは十分すぎるスペックが最初から確保されているのでずっと安くなります.
Airは軽いし解像度も高いし魅力的なんですが、ネックなのはSSDの容量.上限512GBだと自分の使い方ではギリギリなのです.今使っているMacBookのHDは640GBで使用量はほぼ500GB.Apertureのライブラリが180GB、iTunesのライブラリが140GBくらい、VMWare Fusionで動かしているWindows XPの仮想ディスクが50GB.どれもできればローカルに置いておきたいものばかりです.Apertureのライブラリを半年以内とそれ以前に分割して昔のは外部に逃がすとかすれば100GBくらいは余裕ができそうですが、なにしろSSD自体が専用パーツなのでHDのように足りなかったら容量の大きなものに交換というわけにもいきません.
まあ、今すぐ買わないと!というような切羽詰まった状況でもないので、どれだけ内蔵ストレージのサイズを抑えられるか、そして外部に出したデータをできるだけ快適に扱うことができるかというあたりを検証しながら、もうしばらく検討していこうと思います.