2022/12/29
今年も残すところあとわずか.
1年を振り返る恒例の企画.まずは音楽や映画について.
音楽についてはApple Musicに依存するような形が定着して好きなものを聴けるようになったというのに、新しいものに手を出さなくなっているあたりが老化というものなのかなという気がしています.
■映画
2月:『キングスマン:ファースト・エージェント』
5月:『シン・ウルトラマン』
7月:『トップガン マーヴェリック』
11月:『王立宇宙軍 オネアミスの翼』
今年映画館に行って観た映画はこの4本.
『キングスマン:ファースト・エージェント』は2019年公開の予定がCOVID-19の影響などで伸び伸びになってしまい、ようやくの公開でした.キングスマンが結成される当時の様子を描いた前日譚で内容的にもややバランス性を欠いた作品のような印象もありました.新作が作られるのを心待ちにしたいと思います.
『シン・ウルトラマン』は外星人の視点や立場から人間の内面などを描いたという点では、『シン・ゴジラ』とはまた違った観点から作品を仕上げている感じがありました.『シン』シリーズとしては『シン・仮面ライダー』が控えているわけですが、次はどのような見せ方をしてくるか、楽しみです.
『トップガン マーヴェリック』は前作『トップガン』の正当な続編というか、王道を行く娯楽作という仕上がりでさすがでした.前作から36年、登場人物は年齢を重ねており後継者たちとの世代交代などをどのように描くのか、ややもすればそれが不安ではあったのですが杞憂でした.
『王立宇宙軍 オネアミスの翼』は1987年公開の作品で10年後の1997年にドルビーサラウンド対応になって再度映画館で上映され、さらにその25年後、4Kリマスタリングされたものが再度上映されました.最初の公開当時は観に行くことができませんでしたが、1997年と2022年は映画館で、それも両方とも立川シネマシティで鑑賞できました.正義は勝つ、的な単純な話ではなくどちらかといえばもやっとしたものが心に残る作品ではあるのですが、それがこの作品の持ち味なのではないかと思います.
2022/11/05
映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を観に行ってきました.
1987年公開の作品で、当時は観に行けずレンタルビデオかなにかで観た記憶があります.その後、1997年にドルビーデジタル対応のサウンドリニューアル版が映画館で上映されたので立川のシネマシティまで観に行き、そしてそれからさらに25年後、4K版が公開されたので再び立川シネマシティまで観にいってきました.
マニアックな方向性の作品ということもあってどうやら商業的には成功したとは言い難いようですが、こうして公開から25年、35年が経過しても映画館で再上映されるということからも一定のファン(特に自分と同年代の方々)がいる作品であるということが伺えます.自分ももちろんその一人です.
まだろくにCGによるアニメーション技術が確立されていない時代の作品でありながら、凄まじい努力と情熱(有名なのは打ち上げシーンでロケットから剥がれ落ちる氷のかけらに一つ一つ番号を振って、1枚ずつ描いてアニメーションさせたシーン)を感じられます.
またなにかの折に劇場公開されたら足を運んでしまうのだろうな、と思わせられる作品です.
2022/07/31
映画『トップガン マーヴェリック』を観てきました.
本来なら公開後、早々に観に行きたかったのですが、時間が取れずに公開終了が近づいている状況でIMAXで上映しているものをようやく観ることができました.
前作『トップガン』を映画館で観たのか、それともレンタルビデオかなにかで観たのか記憶がないのですが、ストーリーだけは意外にもわりとはっきり覚えており、続編として楽しむことができましたが、おそらくは前作を知らない人でも十分楽しめるのではないかと思えるほど、今作だけでもしっかり成り立っている作品だと感じました.
ストーリー自体はシンプルであるものの、シンプルさゆえに惹き込まれる強さがあり、最後まで一気に駆け抜ける感じで見入ってしまいました.娯楽映画として王道をいく作りであると同時に、戦闘機ファンやマニア心をくすぐる仕掛けも随所に盛り込まれているように感じられました.
自分は戦闘機は詳しくないのですが、事前にネットでネタバレしない程度に感想を見ていたので、ある意味先入観なしで観るより楽しめたかなと思っています.
できればもう1回くらい上映中に観ておきたかったのですが、ちょっとそれは難しそうです.
2022/05/29
Apple iPhone13mini
映画『シン・ウルトラマン』を観に行ってきました.
自分は特撮ものには疎いので、『シン・ゴジラ』のときもそうでしたが、ウルトラマンもほとんど観たことがなく、おおよその話は知っているものの、初見の状態でした(以下、ネタバレ要素を含みます).
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2022/02/06
Apple iPhone SE2
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』を観てきました.
本来であれば2019年に公開される予定でしたが、COVID-19の影響などで何度も公開延期され、ようやく2021年末から公開されたので、待ち望んでいた作品でした.
『キングスマン』『キングスマン:ゴールデンサークル』よりも前の時代、キングスマンが結成される経緯を作品化したものなので、時代背景は第一次世界大戦ということもあって全体的にクラシカルな雰囲気がありました.
トータルでは楽しめましたが、オープニングのシーンからなんとなく最後の展開が読めてしまったり、戦場のシーンがやや冗長に感じられたり、ラスプーチンのキャラが強く出過ぎていてバランスの悪さも感じられました.まあ今回の作品は前日譚ということもあって本編とはやや別の路線でしたので、次回作に期待したいところです.