10年以上使用していたブラウンの電動歯ブラシが動かなくなったので、新たな電動ブラシを購入しました.
FUJIFILM X100V
購入したのはパナソニックのドルツ EW-CDP34です.
すでに後継のEW-DP35/CDP35(DPとCDPの型番の違いは流通ルートの違いによるもののようです)が出ており、在庫のみで値下げされていたので旧型を選びました.CDP35はヨドバシカメラ価格で23,000円くらい、CDP34は18,000円くらいと5千円ほどの価格差がありますが、性能差はあれこれ見比べた限りではとくにないようです.また、モータを1つにして動作を簡略化した下位モデルが2万円くらいなので、お買い得だったと思います.
FUJIFILM X100V
付属品は電動歯ブラシ本体、充電スタンド、ACアダプタ、ブラシ3本、ブラシスタンド.
ブラシはサイズ違いや機能的に違うものなので、この3種類を試して自分にあったものを選ぶためのもののようです.
さらに上位の製品になると携帯用のケースも付属するようですが、取り寄せできるようなので旅行などで使用するのであれば購入した方がいいかもしれません.
FUJIFILM X100V
本体カラーは、ホワイト、ブラック、ピンクがありますがブラックを選択しました.替ブラシもきちんとブラックが用意されています.
FUJIFILM X100V
充電スタンドはやや変わった形状をしており、側面から非接触充電し下部は空間が空いています.
以前に使っていたブラウンの電動歯ブラシがそうでしたが、洗った後の水滴が残ったりして下部に充電部分があるとそこが汚れやすいのです.なので側面に非接触の充電部を設けて、水滴が下に落ちても簡単に拭き取れる構造になっているというわけです.
FUJIFILM X100V
動作モードは3種類.
「W-CLEAN」モードは一般的な前後への動きに加えてブラシが歯に向かって垂直方向にも動くものです.2方向にブラシが動くのでモータが2基必要となり、上級機のみに装備されている機能です.「NORMAL」と「SOFT」は磨きが強く感じるときに出力を落として使うモードだそうです.自分はW-CLEANで使用しています.
実際に使ってみた感想です.
いままで使っていたブラウンの「オーラルB」と呼ばれるシリーズの製品はブラシ部分が回転するのが特徴でした.これが他メーカーにない特徴でブラウンの売りであったのですが、機構的に複雑となるためか替ブラシの価格が高く、そしてなにより欠点としてブラシの高さがあるため奥歯が磨きづらいのです.歯医者で診てもらっても奥歯の磨きが足りないことをしばしば指摘されていましたし、かといって奥までブラシを突っ込もうとすると吐き気を誘発してしまう…… という問題がありました.
ドルツを使用して思ったのはすんなり奥歯までブラシが届くこと.ブラシ部分を薄く仕上げているのが特徴のようで、こうした部分の気の利き方が国内メーカーの製品らしいなと思いました.磨いたあとの感触も舌で触れても歯がツルツルになっているのを感じます.
またブラシ自体に複雑な機構を搭載していないので、オーラルBの替ブラシが1本800-900円くらいするのに対して500円くらいで買えるのはランニングコスト的に有利です.おそらくまた長期にわたって使用することになると思われますが、いい買い物ができました.
FUJIFILM X100V
余談ですがブラウンの電動歯ブラシを廃棄するにあたって苦労したのがバッテリを外すことです.
自治体の案内によると、電動歯ブラシ本体は不燃ゴミとして捨ててよいのですが、「バッテリは外すこと」というのが条件となっています.バッテリなんて簡単に外せるんじゃないかと思っていましたが、そういえば以前にネットでブラウンの電動歯ブラシを廃棄しようとした人が分解というよりも破壊といった感じの写真とともに文句を書かれていたのを思い出しました.そして設計の古い自分のブラウン製電動歯ブラシも結局は破壊してようやくバッテリを取り外すことができました.
事前に調べていてドルツがいいなと思ったのがこの底面のネジ.これを緩めることで簡単にバッテリにアクセスし廃棄することができる設計になっています(バッテリの交換は防水性の面で問題があるので個人での交換は不可).
FUJIFILM X70
iPad mini 6を購入しました.
自分はPro 11(初代)とmini 5を使用しており、Proを自宅用、miniを外出用や音楽再生用として使い分けています.
miniの新型が出るらしいという噂が流れてきたので、
・USB-Cが採用されること
・Face IDではなくTouch ID、しかもAirのような電源ボタン一体型であること
の2つの条件を満たしていたら買おうと思っていました.
実際に出てきたものがまさに期待どおりのもので、他の部分も含めて非のうちどころのない製品に仕上がっていたので、予約受付開始と同時に購入申し込みをしました.
今回購入したのは256GBのセルラーモデル、色はパープルです.
FUJIFILM X70
iOS 15の初期セットアップ画面はこのような「hello」や「こんにちは」という表示から始まります.
このhello、書体も含めて初代Macintoshの広告などに使われていたものと同じように見えるので、表示された時は少し嬉しくなりました.
FUJIFILM X70
購入の決め手となったポイントの1つ、USB-Cの採用.MacBookやiPad Pro、そして最近ではワイヤレスのイヤホンなど多くの機器がUSB Type-C(USB-C)規格を採用しています.充電ケーブルは他の端末と共用できるようにしてシンプルにまとめたいので、このUSB-Cの採用はありがたいですね.
また、スピーカーがmini 5と同様に2スピーカーながら、横向きの配置にした時に左右から出るようになりました.映像再生時に違いを感じます.
FUJIFILM X70
あまり使うことのないカメラですが、1,200万画素にアップし、フラッシュが追加されました.最近ではWeb会議などでディスプレイ側のフロントカメラが重視されるようになりましたが、こちらも1,200万画素になり、画素が多くなったことを利用して自分つを認識してバランスよく配置させる「センターフレーム」に対応するようになりました.
FUJIFILM X70
電源ボタンがTouch IDを兼ねるようになりました.
ボタンを短時間押してそのまま指をボタンから離さずにいるとTouch IDが機能してロック解除されるのは便利です.
また、画面に軽くタッチしたり、電源と連動するカバーを使用しても画面が表示されるので、Touch IDの認識機能が作動するようにもなります.
FUJIFILM X70
従来は縦方向で持ったときに右側面にあったボリュームボタンが上面左、電源ボタンの反対側に移動しました.
mini 6になってApple Pencil 2に対応したのですが、ボリュームボタンが右側面にあるとApple Pencil 2を装着する場所がなくなるからというのが理由のようです.
2つ並んだボタンのアップ/ダウンは持ち方によって変化し、違和感なく操作できます.
FUJIFILM X100V
iPadシリーズはアスペクト比が4:3なのですが、なぜかmini 6はやや縦長になっています.
そのせいなのかわかりませんが、アイコンの並びがやや不自然というか中央に詰まった感じで余白部分がやけに広く感じます.違和感のあるところなので、今後のアップデートで修正されるといいのですが.
FUJIFILM X70
ホームボタンがなくなったので縦方向がややコンパクトになり、それでいて画面サイズは拡大しています.こうしてWebを表示させても表示される情報量が若干ながら多くなっているのがわかります.逆に横方向は1,536ピクセルから1,488ピクセルに減少しています.解像度は326ppiと同じで、本体幅も同じなので横方向のブラックアウトされた縁の部分がmini 5よりも広いということになります.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X100V
追加で購入したもの.
電源周りは付属していますが、会社用に他製品と使い回しのできるものを用意しておこうと思い、Anker Nano II 45WとAnker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9mを購入しました.が、Nano II 45Wは使おうとしたら通電せず.どうやら初期不良のようで交換することに.
また、イヤホン端子が廃止になったので、Anker USB-C & 3.5mm オーディオアダプタを購入.この手の小物系はAnkerが痒いところに手が届く製品が用意されていていいですね.
ほかに、保護フィルムやカバーも購入しました.カバーは歴代iPadで愛用しているDODOcaseを注文しましたが少し時間がかかっているようです.
使ってみた感想など.
■いいところ
・サイズ的にはmini 5と同じなので違和感なく使える
・mini 5はエッジがラウンドしていたけど、mini 6はiPad ProやAirのようにエッジが立っており、個人的には好み
・mini 5でも速度的に不満はなかったが、mini 6になって明らかにキビキビした動作を感じる
・USB-Cになって充電がMacBookやiPad Proと共通化できたのはありがたい
・新色のパープルはシルバーに近い雰囲気でどぎつさはなく上品にまとまっていると思う
・ランドスケープ画面(横長の画面)にしたときに音声や曲が左右から出るのはmini 5からの大きな改善点
■残念なところ
・イヤホン端子は残しておいてほしかった.iPhoneのように防水性を備えているわけではないので、残してもよかったのでは
・全画面になって上下がわからず天地逆に持って慌ててしまうことが.ケースが届けば解決しそう
・アスペクト比が他のiPadのような4:3ではなくワイド寄りになっているものの、アイコンの配置などが最適化されていない
というような感じで、かなり満足のいく製品に仕上がっています.
mini 5からmini 6までの期間が2年半と比較的長期なので、Appleとしても長期間販売する製品として発売当時から見劣りのするスペックにはしたくなかったのかもしれません.
外出先でも使えるiPadがほしいという条件であれば、これ一択だと思います.自宅でWebやSNS、電子書籍とかに使いたいというのであれば、画面が大きなiPadもしくはAirがよさそうですが、手に持って寝ながら使うような用途では軽量という点でminiもいいのかもしれません.
【10月10日 追記】
注文していたDODOcaseが到着しました.
Apple iPhone SE2
紙製で見た目は手帳っぽいのが気に入っています.いくつかのバリエーションやカスタマイズにも対応していますが、今回はチェック柄のものをオーダーしてみました.
Apple iPhone SE2
蓋部分に磁石が内蔵されており、開閉と連動してスリープ/スリープ解除されます.
ケースもそろい、これで本格的に活用できそうです.