あれだけ暑かった夏も過ぎ去り、ここしばらくはいい感じの気温の日々が続いています.
先週の半ばから通勤の鞄をLAGASHAの#9301という2WAYのものからリュックに切り替えて通勤しています.今使っているのは、4月に京都に旅行に行ったときに購入した、一澤信三郎帆布のR-10です.
実はもともとはこのリュック、通勤用として買ったものではありませんでした.旅行に行くときにiPadを入れてなおかつ余裕があるものをというサイズで購入したのですが、インナーケースに入れた13インチのMacBookがぴったり収まり、だったら通勤にもということで使い始めたものです.
とはいえ、MacBookともろもろを入れると結構ぎりぎりなのと、留め金が1つなので内容物の重量を考慮するとちょっと不安なところもあって別の製品を検討してみることにしました.
リュックといっても、一般的なナイロン製の柔らかい素材のものは好みではありませんので、帆布や革製のあるていどかっちりしたものを選びたいところです.が、そうした製品ってあんまり多くないんですよね.
候補として考えているのは、
・一澤信三郎帆布 R-01
・HERZ LaxRuck
・HERZ B-105
・HERZ 総かぶせのリュックサック
あたりでしょうか.
一澤信三郎帆布のR-01は今使っているR-10とサイズはほぼ同じでマチが広がって底板が付き、留め金が2ヶ所など作りがしっかりとしたものです.R-10でも帆布としてのモノのよさ、作りのよさは実感できますので信頼できる製品だと思われます.
ただ、店頭販売が京都のみで、通信販売もネット販売ではないのが厄介なところでしょうか.まあ、欲しくなったらそれを口実に京都まで旅行に出かけるというステキな副産物が生まれるわけなのですがw あとは、手で持つときの持ち手の紐がR-01同様に長時間持つことを考慮していないのがマイナスですね.
HERZの製品は工房や店舗が勤務先のすぐそばということもあって、財布や鞄を以前にも購入したことがあります.少し値段は張りますが、作りのよさは申し分ないですし、勤務先と同じ町内で作られているということはなにものにもかえがたい信頼感があります.
3つあげた候補のうち、一番気になるのはLaxRuckです.ちょっと出かけるときなどに使っているHERZの鞄と同様の口開き構造をしており、鞄内部へのアクセスがしやすそうです.しかも口を開けなくてもサイドのジッパーを開けることで小物くらいだったら取り出せるのもよく考えられています.残念なのはR-01同様に持ち手が単純な紐状なので長時間持つのは辛そうなことです.電車通勤でリュックを背負ったままというのは迷惑になるので手で持つことになるのですが、そうしたときに指に食い込んで痛くなりますので、もうちょっと考慮してほしいところです.
B-105と総かぶせのリュックサックは持ち手も考慮されていて、手で持つときも安心です.B-105で気になるのは、形状からして寸法よりも収納スペース余裕がなさそうということでしょうか.総かぶせのリュックサックは6万円を超えるのでさすがに躊躇してしまいます.それから、革製品全般に共通することですが、雨の日はシミが怖いので使うのを敬遠してしまいますね.
LaxRuckに個別注文で持ち手を強化してもらうことができれば、それが理想かもしれません.雨の日はいまの一澤信三郎帆布のR-10を使えばよいですし.いちどショップに行って現物を見て検討して相談してみようかと思います.
(その2に続きます)