2022/09/22

松本旅行(その3)

Category: 旅行・観光,自転車 — Annexia @ 00:46

 松本旅行、3日目と最終日です.
 3日目は天候が回復してくれるのを期待していたのですが、起きてみるとやはり雨で路面が濡れている状況.その後、雨は止んで徐々に路面も乾いてきたものの、降水確率は70%で雲行きは怪しげな雰囲気で自転車で外出するのは微妙なところでした.

 旅行前に計画していた、松本から輪行して行ってみたい場所として、
1. 大町方面(木崎湖、青木湖など)
2. 諏訪湖
を考えていたのですが、どうやら大町方面は雨雲が押し寄せてきているっぽいので見送ることにして、安全策として自転車をホテルに置いて諏訪湖方面に出かけることにしました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 松本から各駅停車に乗り、岡谷駅で下車.そこから歩いて数分で諏訪湖に到着します.
 自分も知らなかったのですが、静岡県西部に流れている天竜川は諏訪湖が起点なのですね.諏訪湖にはいくつもの河川が流れ込んでいるものの、諏訪湖から流れ出るのは天竜川だけなのだとか.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 大河も最初は湧水だったり小さなせせらぎだったりするものだと思っていましたが、天竜川は起点からしてこの勢いです.そりゃ暴れ川と呼ばれてダムもいっぱいできるわけだなと思いました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 諏訪湖のあたりは雲は多いものの、雨の降る雰囲気ではなさそうで、これだったら自転車を持ってきてもよかったなと思いました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 部分的に工事中ではありましたが、自分の歩いたところは歩道と自転車道が整備されていました.
 湖畔を歩くので諏訪湖が見えるのは結構なのですが、反対側は交通量の多い道路で観光できるような場所もなくさすがに歩いていて飽きてきてしまいました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 想像以上に諏訪湖は広く、予定していた列車にも間に合わず、歩き疲れたなと思いながら上諏訪駅に到着して次の列車まで30分くらいあるけどどうしようと思いながら改札を見たら、その先に通常はあり得ない「足湯」の案内がありました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 そういえば松本から新宿に向かうあずさで、途中駅で足湯を見るなと思っていたらここだったとは.ということで、改札を通って足湯に.

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 なんだか変な夢でも見ているかのような、もしくは妙な合成写真のような光景のようにも見えます.
 とはいえ、諏訪湖を半周歩いて疲れた足にはこれ以上のものはなく、まさに救われた気分.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 と思っていたら列車到着のアナウンスが入り、自分の乗る予定の列車が入線してきました.
 まだ10分以上あるはず…… と思って慌てたら、特急列車の通過待ちをするのでしばらく停車するとのこと.なので無事に乗車することができました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 松本に戻り、昼食を食べるほどの食欲もないけどちょっとつまみたい、と思って駅前の喫茶店「翁堂」に.ここには絶滅危惧種ともいえる「たぬきケーキ」があるのです.
 少し離れた席でボリュームあるスパゲティ(パスタではなくスパゲティ)を食べているのを見て、ちょっとアレもよかったなと思いつつケーキをつつくのは、なんともいえない感じでした.朝食にホテルでバイキングであれこれ食べてしまうと、昼食と夕食の両方をしっかり食べるのは厳しく感じてしまうのはさびしいところであります.

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 夕方になってもう雨も降らなさそうだし、ということで少し離れた地元のスーパーまでブロンプトンで買い出しに.
 結局、ブロンプトンを使ったのは駅とホテルの往復以外ではスタバにコーヒーを買いに行ったのとこのスーパーに買い出しに行っただけで、なんとももったいない感じでした.

 それはさておき、旅行に出たら国内/海外を問わず地元の人が利用するスーパーに買い物に行くのは楽しいものです.
 おもしろいなと思ったのは、
・味噌の種類が多い、しかも知らない味噌ばかり
・地元産ワインコーナーが充実.ワイン屋の作ったぶどうジュースなんてのもあった
・惣菜売り場にはおやき、山賊焼、からし稲荷、謙信寿司といったローカル料理が
・長野のお土産として知られているみすゞ飴が安く売られていた
 おやきは八幡屋礒五郎の七味を使ったものがあり、からし稲荷が和芥子を使っているとのことで気になったので夕飯に買ってきました.山賊焼も食べたかったのですが、ボリュームがあったので見送りに.
 おやきはどれもさすがのおいしさ.きのこ三昧の旨味あふれる味わい、七味入りはピリ辛を超える本格的な辛さでこれも美味しかったです.からし稲荷も食べ進めるにつれて和芥子が存在を主張してくる感じでまた買いたくなる味でした.

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 最終日は午前中にお土産を買いに出かけ、チェックアウトしたらそのまま松本駅に直行して昼過ぎの特急で帰宅しました.
 昼食は昨日食べるのを見送った山賊焼の駅弁.駅弁になってもボリューム感がすごいです.

 天候がすぐれないのが残念な旅行ではありましたが、それでも2年半ぶりの宿泊ありの旅行として楽しむことができました.なんかこれ以上旅行をしないでいると、旅行というものの存在が自分の中から消えてしまいそうだったので、良さを再認識できたという意味では重要だったのかなと.
 天候が悪く、せっかく輪行したブロンプトンが活躍の機会がほぼなかったので、これはぜひリベンジしたいところです.
 今回のようなホテル滞在型の場合はある程度丈夫な袋などに収納して宅配便で送って、また自宅に送り返す手段をとったほうが楽でいいということをあとから知りました.今後は現地についてから宿まで自転車移動する必要がないのであれば送るという手段も検討したいと思います.

2022/09/20

松本旅行(その2)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 22:02

 松本旅行、2日目です.
 朝起きて外を見たら道路が濡れており、小雨ながらも降り続いているあんまり嬉しくない状況でした.
 予報でもこの日はいちばん雨が降りやすいであろうといわれていたので、まあ仕方がないということで自転車は諦めて徒歩で外出することにしました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 ホテルからしばらく歩いたところにある、松本市美術館にやってきました.
 外見からして草間彌生の世界観が全開になっていますが、ここ松本市は草間彌生の生誕の地なのです.訪れたときにはさらに企画展として『草間彌生 版画の世界』が開催されており、さらに『特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」』も開催されており、草間彌生作品をたっぷり見ることのできるタイミングでした.
 草間彌生作品といえば、有名な「かぼちゃ」や、かつてauの携帯電話として販売された犬くらいしか知らない、あとは水玉のイメージ(余談ですが松本市内を走る周遊バスのうちの1台は水玉模様にラッピングされ、ナンバーが「841」です)くらいなのですが、大量の作品を見て圧倒されました.作品の迫力に圧倒されて休憩用の椅子を使ったのは今回が初めてです.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

「かぼちゃ」は立体物のそれしか知らなかったのですが、版画として大量の作品があり、それが壁一面に展示されているのを見たときには足元がおぼつかないような不安定さすら感じました.さらに特集展示では立体物のかぼちゃもありました(この作品のみ写真撮影可).

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 2.5mほどある巨大なかぼちゃが部屋の中央に展示されている光景というのは、言葉に言い表しがたいものがあります.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 自動販売機まで水玉です.最上段のコーラ(とおぼしき水玉)は購入できず.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 結局この日は夕方まで雨が降ったり止んだりの天候で遠出はできず、昼食は近所の喫茶店でケーキセットをいただき、夜はホテル近くにあるトンカツ店「かつ玄」でロースカツをいただきました.あんまり広くない店ということもあって、18時過ぎに訪れたらすでにお客さんが数名いて、そのあとも続々と入店してテーブルは埋まり、さらに電話予約した方が持ち帰り弁当を受け取りに来るなど、人気店でした.以前に「特選ロースカツ」を頼んだら前菜のボリュームと相まって相当なボリュームに打ちのめされたので今回は通常のロースカツにしましたが、それでもなかなかの量でした.美味しくいただきました.

2022/09/19

松本旅行(その1)

Category: 旅行・観光,自転車 — Annexia @ 22:36

 COVID-19の影響で外出を控えるようになり、めっきり旅行にも出かけなくなってしまいました.
 実家に帰省した以外では2年半も宿泊を伴う旅行に出かけていません.
 自分も7月末に感染してひと段落し、世の中の感染者数もピークを超えて落ち着きを見せ始めている状況なので、旅行に出ることにしました.目的地は2年半前と同じ松本です.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 今回はブロンプトンを輪行で持っていくことにしました.天候があんまりよくないという予報だったのですが、3泊するので1日くらいは天気のよい日もあるだろうと期待してのことです.

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 以前に乗っていたクロスバイクでも輪行して新幹線に乗せて実家に持ち帰ったことはありますが、それに比べるとブロンプトンは分解の手間がほとんどないので簡単でいいですね.
 それでもやはり自転車を運ぶというのは簡単ではなく、以前に様子見のため都内で輪行した時に感じたのですが、やはり重い(約12kg)ということと、クイックリリースで分解する一般的な自転車と異なり、折り畳んでひとつの塊と化すので輪行袋への出し入れが意外と厄介です.輪行袋はブロンプトンのフレーム内に収めるタイプの細長い輪行袋を最初に購入しましたが、使い勝手等を考慮してそれは緊急用として(そういえば購入するときも「お守りとして入れておくと安心ですよ」と言われたのでした)、普段使いにはrin project輪行袋を新たに購入して使用することにしました.rin projectの輪行袋は上下どちらからも収納できることや、改札外など転がして問題のない場所では下側を開けて転がすことができるのが便利です.
 輪行するにあたっては、最寄り駅や乗り換えの新宿駅の構内図、乗車する列車の荷物スペースの場所など様々な要素を調べました.平日の昼近い時間帯の列車なので混雑はしないだろうし、隣に誰かが座る可能性も低いとは思われるのですが荷物スペースが使えるのならそこに設置したいもの、でも盗難のリスクもあるのであんまり離れたところに自分がいるのも不安だし…… とか考えるとキリがないですね.特急あずさに使用されるE353系はスキー客用途も考慮されているせいか、だいたい2両に1ヶ所荷物スペースが用意されています.最近は国内旅行でも小型のスーツケースを使う人が多いので混雑する時期には埋まってしまいそうですが、行き帰りとも無事に置くことができました.とはいえ、行きの列車では急病人が出たとかで緊急停車する事態があって急ブレーキをかけた影響か、松本駅で見たら固定用バンドでかろうじて倒れずにいるような状態だったので、固定は必須ですね.
 写真は帰りの列車で自分の指定席から撮影したものですが、横を見るとブロンプトンが見えるのは安心です.

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 松本駅に着いたら、どんよりとしているものの雨は降っていなかったので駅前でブロンプトンを展開し、とりあえずホテルへ.
 まだチェックインの時間には早いので、フロントで荷物とブロンプトンを預けて身軽になったところで遅い昼食をいただきに出かけました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 お店も新規開拓しないとな、と思いつつ久々に訪れたのでお気に入りの店であるおきな堂に.
 ポークソテーに食後にコーヒーとプリンを.ここはなにを食べても美味しいです.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 食後の散歩を兼ねて松本城に.月見櫓が補修工事中なのでモノクロで撮影したほうがしっくりくる感じでした.

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Apple iPhone 13mini

 ホテルに戻ってチェックインし、ブロンプトンも部屋に.このあと、少し離れたスターバックスまでコーヒーを調達しに行き、持ってきてよかったなとそのときは思ったのですが、結局そのあとは天気が芳しくなく、あんまり活躍の機会がなかったのが残念なところです.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2

 夕食はホテル近くの小松パンで買ってきたものをいただきました.
 牛乳パンはこの店の名物で、要予約でなおかつ週末は予約しても入手困難なようです.見た目からは想像できないずっしりとした重量とたっぷり詰まった濃厚なミルククリームが特徴で、1回で食べることなど到底無理で3日かけてようやく食べきりました.

2022/09/11

M2 MacBook Air 2022

Category: コンピュータ — Annexia @ 22:18

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FUJIFILM X100V

 5年ぶりに会社支給品のMacを新調しました.
 毎日持ち運ぶのでできるだけ軽いMacが欲しいと思い、MacBook(12inch, 2017)を使用してきました.重量面ではMacOS稼働機としてはこれ以上軽いものはないので申し分ないのですが、購入時点で他のMacBookに比べて非力感は否めないスペックということもあり、使っていくうちに厳しい部分も出てきました.処理速度の遅さ(Core i7を名乗っているとはいえ超低消費電力版でしかも2コア)、ストレージの少なさ(最大で500GB)、そして最大のネックがヘッドホン端子以外にはUSB-C端子が1つしかない(しかも充電兼用)というのが厳しかったです.このUSB-C端子、接触不良になりがちでUSBハブを使用して外付けハードディスクを接続している最中にUSBハブに触れるだけで接触不良を起こして接続が切れてしまうこともあるなど、扱いづらいものでした.

 新しいMacBookに買い換えるにあたっては、いくつか希望する項目がありました.
・MacBook Pro 14/16で復活したMagSafe端子が装備されていること
・TouchIDが搭載されていること
・SDカードスロット、HDMI端子が装備されていること
・プロセッサは問わないがエミュレータ等でWindowsが動作すること
・TouchBarはいらない
・できるだけ軽量
 昨年、MacBook Proの14/16inchモデルが登場したときには理想的だなと思ったのですが、自分にはオーバースペックであること、それ以上に1.6kgと重いので候補から除外しました.また、当時はAppleシリコンで動作するWindowsエミュレータがないのも見送った理由の一つでもあります.

 その後、M2搭載のMacBook Airが発表になり、SDカードスロットとHDMI端子の非搭載以外はハード面では希望スペックを満たしていることもあって購入候補として検討していました.残る課題はWindowsが稼働するエミュレータがないという問題でしたが、これもParallels 18の登場とマイクロソフトがARM版Windowsを一般に販売するようになったことで解決したので、ようやく機種変更することができました.

 購入したのはM2 MacBook Air
・8コアCPU、8コアGPU
・メモリ24GB
・SSD1TB
のモデルです.色は新色のスターライトを選びました.同じく新色のミッドナイトも魅力的だったのですが、指紋がつきやすいという評価が多く、実際に店頭でチェックしたら確かに指紋が目立ち、それよりも近くにあったスターライトがシャンパンゴールド系の派手すぎない色調で気に入ったのでこちらを選択しました.
 GPUについては10コアという選択肢もありましたが、そこまでのグラフィックス性能は自分は必要としていないこと、それからAppleの製品紹介を見ると高性能を語る部分では10コアGPUの性能を説明しているのに対して、バッテリの持ち時間を説明する部分では8コアGPUの数値を使っていることに気づいたので、ピーク性能よりはバッテリの持ち時間を優先させたいと思って8コアGPUを選択しました.

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FUJIFILM X100V

 いままでのMacBook(12inch, 2017)がUSB-C端子1つしかなかったのに対し、MagSafe3充電端子とUSB-Cが2つというのはとてもありがたいです.MagSafeの使い勝手の良さは以前からMacBookを使ってきたものとしては理解しているので、久々の復活は嬉しい限りです.
 ネックなのは価格.サードパーティ品のケーブルがないので、2mで6,000円以上する純正ケーブルを買わなくてはならないことです.
 MagSafe3充電ケーブルもしっかりと本体色にあわせてバリエーションがあるのはさすがAppleといったところです.

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FUJIFILM X70

 USBハブは、2つ以上のUSB-A、HDMI、SDカードスロット、有線LANを備えたものという条件で調べて、SATECHIのUSB-C SLIM MULTI-PORT WITH ETHERNET ADAPTERを選びました.スターライト色の製品はないので、比較的近いシルバーにしました.
 有線LANを備えたUSBハブは以前に比べてかなり減った印象です.自分もほぼ使わないのですが業務上、機器類のセットアップ等をするときにまだ必要とすることがあるので外せません.有線LAN端子部分は使うときにポップアップさせる仕組みになっています.

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FUJIFILM X100V

 キーボードは従来どおりUSキーボードというかASCII配列を選択.見た目がすっきりしているのも魅力ですが、Macを使い始めてからずっと(JIS配列しか選べなかったiBook SEを除く)ASCII配列なので他を選ぶ理由がありません.
 機種変更してよかったと思えるものの1つがこのキーボードです.一時期のMacBookのキーボードは薄さを追求するあまり、キーストロークが浅くてキータッチが悪く接触不良を起こしがちで、しかもカーソルキーが上下と左右でサイズが違うなどストレスが溜まる仕様でした.以前の仕様に戻っただけとはいえ、キータイプのしやすさはMacBook(12inch, 2017)とは段違いです.

 そのほか、もろもろ思ったことなど.

■速度について
 処理速度が圧倒的に速くなったのはキータイプひとつとっても変換レスポンスの速さから体感できました.MacBook(12inch, 2017)と比べると動作に余裕がある感じがします.
 購入前にニュースサイトやYouTubeなどで情報を集めていたのですが、重たい処理をさせるとサーマルスロットリングが起きて処理速度が遅くなるという指摘がYouTubeでよく見られました.これはアプリケーションなど使う内容にもよると思うのですが、自分の場合はCPU温度が40度を超えることはほぼない感じです.YouTuberの場合は動画編集とレンダリングが必須となるので、おのずと一般的な使い方よりも要求スペックが高くなって評価が辛くなっているのではないかと感じました.ちなみにMacBook(12inch, 2017)ではIllustratorやPhotoshopで重たいデータを編集しているとCPU温度は常に65度前後を推移し、場合によっては温度警告が出ることもありました.

■Windows実行環境について.
 いままではWindows XPの時代からVMware Fusionを使い続けていましたが、VMware社のAppleシリコン(ARMプロセッサ)対応が遅れており、先にライバルのParallelsがVer.18をリリースしてWindows対応を正式発表し、同タイミングでマイクロソフトがARM版Windows 11の一般向け販売を開始したので(まあなんらかの協業や取引があったのでしょう)、こちらに乗り換えました.
 インストール自体はほとんど迷う部分もなくすんなりと完了しましたが、いままでVMware Fusion環境で使っていたWindows 10のライセンスがデジタルライセンス認証でプロダクトキーがわからず、結局Windows 11のライセンスを新規購入しました.
 動作は従来のMacBook(12inch, 2017)+VMware Fusion+Windows 10と比べてもかなり高速で、通常のWindows PCを使っている感覚と遜色ありません.
 ARM版Windowsといえども大半のアプリケーションが稼働する…… という触れ込みでしたが、やはり例外はあるようで、例えばAdobe AcrobatReaderは64bit版はインストールできたものの、起動時にフリーズしてしまいました.32bit版は動作したので、そちらをインストールしましたが、面白いのはデフォルトアプリケーションでMacのアプリケーションを指定できるので、Windowsを使用している最中でもPDFファイルをダブルクリックするとMacOSのプレビューを起動してPDFを見る、なんてことも可能です.あんまり混在させると混乱するので、その辺は自分はWindows内で完結するように設定はしましたが.

■重量について.
 現行のMacBookとしては最軽量とはいえ、1.24kgはMacBook(12inch, 2017)の0.92kgと比べると300gの差があるわけで、やはりずっしりと重さを感じます.とはいえ、処理速度の速さや画面の大きさなどを考えたら仕方のないところかなという感じではあります.

■画面上部のカメラ部分の切り欠きについて.
 ダークモードで使用していて、メニュー部分がブラックアウトしているとほぼその存在は気にならないです.Photoshopのようなメニュー項目が多いアプリケーションを実行するとカメラ部分より右側にまでメニューが表示されるので、そのときだけは違和感があります.

 総じての感想としては、満足しています.動作も速く安定しており、従来は1週間に1回程度のスパンで再起動をかけないと速度的にもたついたり動作不安定になりがちな部分がありましたが、どのくらい安定して動くかあえて再起動せずに使っていますが2週間以上経過しても安定し続けています.

2022/08/12

SONY REON POCKET RNP-3

Category: 物欲,電化製品 — Annexia @ 20:47

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FUJIFILM X70

 暑さ対策として、ソニーの着るクーラーこと、REON POCKET RNP-3を購入しました.
 この手の季節商品は本稼働となるシーズンには品切れになって手に入らないことが多いので、4月下旬に入手しました.これを書いている8月の暑い最中では、やはり入手困難なようです.

 購入したのはREON POCKET RNP-3本体と専用のネックバンド.RNP-3を固定するための専用シャツ等も販売されていますが、汎用性を持たせるためにはこのネックバンドが必須となります.本体がRNP-3と「3代目」っぽい型番なのに対してネックバンドがRNPB-N2と2世代目っぽいのは、本体は毎年アップデートしているのに対してネックバンドはモデルチェンジを1回しかしていないからだそうです.

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FUJIFILM X70

 内容物一式.本体の下にある白いものは金属部分に貼り付けるシリコンシート.金属が直接肌に触れるのに違和感がある場合は使うものですが、自分は使用していません.

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FUJIFILM X70

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FUJIFILM X70

 ネックバンドを装着した状態での表裏.左右にある細長い部分を肩にかけるようにして前側に回し、金属部分を首筋に当てて使用します.
 金属部分にはペルチェ素子が使われており、電圧をかけることで強制的に表裏の温度差を発生させ、その状態で皮膚が接する側の反対側をファンで冷やすことで冷たさを感じる仕組みになっています.
 電圧のかけ方を逆にすることで熱を発生させることもできますが、低温やけど対策なのか連続稼働時間は1時間に制限されるようです.

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FUJIFILM X70

 本体にバッテリを内蔵しており、USB-Cで充電します.
 ただし、軽量化のためか、バッテリ容量はそれほど大きくないので本体のみでのバッテリ持続時間は短めです.また、出力を抑えるために本体のみではフルパワーでの駆動はできません.

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FUJIFILM X70

 この手のキワモノ的製品は海外で製造しているんだろうなと勝手に思っていましたが、意外なことに日本製でした.

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FUJIFILM X70

 暑くなる前にテストで使用してみたところ、自動設定で動かしても1時間ちょっとで内蔵バッテリを使い切ってしまうことがわかったので、外付けのバッテリを購入しました.
 使用するにあたっては、身体に近いところで使うこともあって安価な適当なバッテリを選ばずに、耐久性や多少の衝撃があっても耐えられるような製品がいいだろうという判断から、エレコムのNESTOUTというアウトドアユース向けに作られたバッテリを購入しました.
 あんまり重たいものは避けようと思いシリーズ中最も軽い、容量5,000mAhのものを選んでみました.

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FUJIFILM X70

 ねじ込み式のキャップを外すとUSB-AとCの2つの端子が出てきます.
 さすがにキャップを外した状態では防水にはなりません.

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FUJIFILM X70

 バッテリ残量は5個のLEDで20%刻みで表示されます.

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FUJIFILM X70

 外付けバッテリをREON POCKETと接続するケーブルは、ケーブルの取り回しと透け対策としてANKERのPowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9mのホワイトを使用.柔らかい素材で背中から腰までシャツの中を通して使っても存在を忘れます.また長さ的にも90cmという長さはベルトに引っ掛けた外付けバッテリまでちょうどいい長さです.

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FUJIFILM X70

 バッテリ末端部に三脚取り付け用の穴があるので、そこにRICOH THETA用に販売されている三脚穴ストラップ金具を取り付け、腰のベルトから下げるようにストタップを取り付けました.

 使ってみた印象です.
 本体には電源スイッチ以外のボタンはなく、設定も含めて操作はスマホのアプリから行います.
 装着すると自動的にスイッチが入るようにも設定できますが、机に置いたような状態でも誤作動で電源が入ることがあったので自分は自動電源オンの機能は切っています.
 電源を入れた時の首筋がすっと冷え込む感覚は強烈です.ただ、ずっと使い続けていると皮膚の感覚が麻痺してしまうので、涼感が薄れてきてしまうのが難点でしょうか.
 出力は自動設定、またはマニュアルで4段階ですが、外部バッテリを繋いだ状態のみ、マニュアル時の最大出力が「4」から「4+」とさらに上がるようになっています.
 ずっとフルパワーで動かし続けていると涼しさを感じなくなってしまうので、強弱をつけることで涼しさを感じられるようになりますと説明があるのですが、そうすると強弱の「弱」にしたときに涼しさではなく暑さを感じてしまうのがもどかしいところではあります.また、排気口が上部にあるのですが、首の角度を後ろ寄りにすると熱風が当たるのもちょっと残念なところです.
 外付けバッテリについては5,000mAhあれば十分だろうと思っていたのですが、屋外で使ったときにフルパワーで4,5時間程度しか持たなかったので、同じNESTOUTブランドの10,000mAhのバッテリを追加で購入しました.