2026/03/08

CP+ 2026

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 23:00

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2

 昨年に引き続きCP+に出かけてきました.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2

 見たいものがいくつかあったのですが、そのうちの1つがこれ.X half用のケースです.
 X halfは非常にコンパクトなカメラで、さほど手の大きくない自分でも小指が余るほど小さいので、カバーで高さを上げて持ちやすくしたいと思っていました.

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Apple iPhone Air

 質感的にも悪くない印象でしたので、後日購入しました.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2

 ほかに見たいもの、試したいものがいくつかあったのがコシナブース.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2

 ニコンZマウント用レンズの新製品として今回発表されたのがSEPTON 40mm F2 Aspherical.サイズ感的にも以前にFマウントでD700に取り付けて使用していた、ULTRON 40mm F2を思い出させます.
 そしてもう1つ、参考出品扱いとなっている、NOKTON classic 35mm F1.4.
 どちらも係員のいるカウンターにて手持ちのカメラに取り付けて試すことができました.個人的に気に入ったのはNOKTON classic 35mm F1.4.classicの称号がつくだけあって画質設計も収差が出やすくなっているそうで、手持ちのNOKTON 40mm F1.2よりも開放値の描写にクセが強いとのこと.発売時期や価格は未定とのことですが、そう遠くないうちに出せるのではないかというようなお話でした.35mmレンズはすでに2本持っていますが、購入を考えたいと思っています.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2

 コシナブースでもう1つ気になるのが双眼鏡、MOD. VIENNAです.倍率8倍と10倍、そして3種の口径で6種類のバリエーションがあります.
 Voigtlanderは18世紀創業の光学メーカーでオペラグラスを作っていた歴史もありますが、コシナ製造のVoigtlanderブランドの双眼鏡は初めてかと思われます.
 特徴なのは光学系にアポクロマート設計になっており色ずれを排除した設計になっていること.覗いた印象としては極めてクリアで気に入りました.現状としては販売の予定はなく、クラウドファンディングでのみ購入可能とのことでした.重さと金額を考慮して、8×25の製品を購入しました.7月末納品予定とのことなので楽しみに待つことにします.

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Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2

 キヤノンのブースにPowerShot A5が.自分が初めて買ったデジカメなので懐かしいですね.

 そのほか、ニコンのブースでZfに試作として日付撮影機能をつけたものを試して見ました.X halfにも日付撮影機能があり購入当初はオンにしていましたが、オンオフの設定がメニューの深いところにあって切り替えが面倒なので結局オフにしてしまいました.簡単にメニューから切り替えできるようになったら使ってみようかなと思いました.

 CP+ですが、カメラメーカー各社が出展しているものの、以前のように展示会に合わせて新型を発表ということもなく細々とした製品の発表があるくらいでした.とはいえ、あれこれ実機を試せるのはやはり楽しいものです.

2026/03/07

新潟旅行

Category: 旅行・観光,食べ物 — Annexia @ 22:25

 社員旅行で新潟に出かけてきました.
 新潟はここ1,2年でそこそこの回数訪問しているのですが、今回の行き先は新潟でも未訪問の新発田方面でした.
 2泊3日のうち2日目の日中が自由行動でしたので、新潟市内まで出かけて観光してきました.

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FUJIFILM X100VI

 新潟市内に出かける前に、宿泊している温泉地近辺を散策してみました.源泉があり、手湯と飲泉があったのですが……

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FUJIFILM X100VI

 「自称 日本一まずい温泉」と書かれています.
 小さなコップがあったので飲もうとしたら、口をつける前に硫黄の臭いでむせてしまいました.そして自称 日本一まずいを名乗るだけあって、とても飲めたものではない味がしました.温泉としては硫黄臭がするのはわりと好みではあるのですが、飲むのはまた話が別ですね.

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FUJIFILM X100VI

 新潟駅までやってきました.
 新潟駅は昨年4月以来ですが、そのときからずっと駅前の工事をやっています.駅舎自体は高架になってリニューアルされたのですが、駅前広場は時間がかかっていますね.
 そして工事の柵を支えているのは新潟らしく朱鷺です.

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FUJIFILM X100VI

 新潟まで来たことだし日本海の味覚を味わおうということで寿司店にやってきました.

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FUJIFILM X100VI

 新潟ではいくつかの個人営業店で「極み」というメニューを用意しています.
 レギュレーションとしては、10貫で税込4,950円、出すものは各店の自由.

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FUJIFILM X100VI

 寿司店はどこも混雑しており、予約することもままならない感じでした.
 当初は別の店に予約の問い合わせをしたのですが昼にも関わらず予約がいっぱいとのことで断られてしまいました.
 開店直後であれば入れるかなと思い飛び込みで入って見たところ運よく入ることができました.

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FUJIFILM X100VI

 海老とともに出された醤油は、海老から作った魚醤のようなもののようで、大将いわく「舐めるとかっぱえびせんの味がします」とのこと.実際に箸の先につけて舐めると本当にかっぱえびせんのような味がしました.
 どの寿司も美味しく大満足でした.

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FUJIFILM X100VI

 ぶらぶらと街中を歩いていたところ、店の外観や屋号からして期待大の甘味処を見つけました.
 「甘党の店」を名乗るからにはあんこに自信があるのでしょう.入ってみました.

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FUJIFILM X100VI

 看板メニューであろう、たい焼きをいただきました.
 小ぶりながらもみっちりと入ったあんこがとにかく美味しい.ほかの品も気になりますし、また新潟の街中に行くことがあったら再訪したいところです.

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FUJIFILM X100VI

 新潟駅から北東に進んだ寺院の集中している寺町の沼垂(ぬったり)地区に古い建物を改装した雑貨店が集中しているので出かけてきました.
 こちらの猫グッズを扱っている店舗にてピンバッジや小型の手提げ袋などを購入しました.

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FUJIFILM X100VI

 沼垂地区からしばらく歩いて新潟港近くにある朱鷺メッセにやってきました.
 この建物の最上階が展望デッキになっており、周囲を見渡すことができます.

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FUJIFILM X100VI

 遠くに佐渡が見えます.
 このように自分が訪れた期間は新潟市内にも新発田方面にも雪はまったくなかったです.

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FUJIFILM X100VI

 信濃川とそこにかかる萬代橋が見えます.
 ここからバスに乗って新潟駅に向かい、鉄道で宿に戻りました.
 比較的天候にも恵まれた旅行で、滞在中は冬の日本海側の地域にしては珍しい晴天でした.少しは雪道を歩いてみたかったという気持ちもありましたが、それは贅沢な望みというものでしょう.

2026/02/16

どこかにビューーン!グリーーン!で上田へ

Category: 旅行・観光,鉄道 — Annexia @ 23:06

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 『どこかにビューーン!グリーーン!』で上田に出かけてきました.
 2024年にも『どこかにビューーン!』で上田が行き先になったことがあるので、2回目の上田行きとなります.ちなみに他の候補は、北上(岩手)、村山(山形)、長岡(新潟)でした.ニュースで豪雪による被害が伝えられていた時期なので、4つの選択肢のうち雪の影響が少ない上田が選ばれたのは幸運だったのかもしれません.雪のあるところにも行きたかったのですが、雪に不慣れな自分のような人間が行くと危険な目に遭ってしまいそうですし.

 通常の指定席を使用する『どこかにビューーン!』はJREポイント6,000ポイントですが、今回は10,000ポイントを使ってグリーン車に乗れる『どこかにビューーン!グリーーン!』を申し込んだところ、行きはアップグレードされてグランクラスになりました.グランクラス、座席が大きすぎて安定性に欠ける感もあってあんまり好きではないのですが、乗客が少ないので静かなのはいいですね.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 東京駅7時24分発のあさま号で、9時ごろに上田に到着しました.
 上田駅のコインロッカーに荷物を預け、しなの鉄道で長野に向かいました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 善光寺の参道も平日の午前は空いていますね.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 信仰心がそれほどあるほうではないですが、善光寺の巨大な建築物に圧倒されると、にわかに信心深い気持ちにすらさせられます.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 境内では建物の工事を行なっており、以前とは違う場所にて御朱印をいただきました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 参拝を終え、ぶらぶらとしながら買い物をしていると昼時になりました.
 長野といえば蕎麦ですが、今回は味噌店の運営する店舗にてお昼をいただきました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 いただいたのは豚ロースご飯.ご飯を焼きおにぎりに変更してもらいました.焼きおにぎりは味噌と醤油が選べるのでこれも味噌で.味噌汁は3種類の具材から選ぶことができます.チーズ入りも選べたりしますが、ここはスタンダードにわかめ・油揚げ・水菜を選択.
 味噌漬け豚肉と焼きおにぎりに味噌汁と、味噌づくしな食事となり、若干塩分過多かなと思いつつも美味しくいただきました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 再びしなの鉄道に乗って上田に戻ります.
 途中駅で乗り換えだったのですが、反対側のホームに停車していたのは旧国鉄の115系電車でした.以前に乗車した時も、もうこれで乗り納めかなと思ったものですが再び乗ることができました.
 ……と、この時に思ったのですが、翌日もしなの鉄道に乗車したところ、往復ともこの車両でした.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 上田からは上田電鉄に乗って別所温泉に向かいます.
 近くにはほかにも鹿教湯温泉など温泉地もいくつかありますが、今回は温泉宿でゆっくりしたいというのが主目的なので以前に行ったことがあって落ち着いた雰囲気が気に入った別所温泉を再訪することにしました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 宿に入る前に北向観音に参拝します.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 北向観音でも御朱印をいただきました.
 善光寺は南向き、北向観音は文字通り北を向いていることもあって、善光寺だけでは片参りになるのだそうです.
 境内では夜間のライトアップに向けた準備を進めており、夕飯のあとにでもちょっと出掛けてみようかなとも思いましたが、結局寒さに怯んで見送ってしまいました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 前回泊まった上松やもよかったのですが、別のところにも泊まってみようと思い、かしわや本店に宿泊しました.
 宿でゆっくり過ごしたかったので、チェックアウト12時なのがここに決めた理由の1つでもあります.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 和室とベッドルームの2部屋で1人で泊まるには贅沢すぎる空間です.
 まずは温泉に入り、そのあとゆっくりとしたかったのですが、結局は仕事に追われてしまいました.MacBookとWi-Fi環境があると仕事ができてしまうのも考えものではあります.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 旅館の楽しみといえば、温泉と食事.
 予約時に「スタンダード」「ボリューム多め」「量を減らして質を高めたもの」の3つから選べましたので、「量を減らして質を高めたもの」を選択しました.旅館の食事は往々にして種類が多くて食べるのに難儀してしまうことが多いので、今回のような選択肢はありがたいですね.ちょうどよいボリュームでした.
 泊まったのが2月ということもあって、節分をイメージした料理が出てきました.真ん中の一見するとエビフライのようにも見えるものは、はじかみ(生姜)を金棒に見立てて揚げたものです.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 旅先の食事で楽しみなのは自分の知らない食材などが出てくることですが、ワカサギの揚げ物と一緒に出てきた緑色のものは上田大根.中まで緑色なのが特徴だそうです.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 朝食は和食と洋食を選べるのですが、やはり旅館だと和食ですね.
 手作り豆腐や蕎麦など、美味しくいただきました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 朝食後もゆっくり部屋で過ごし(結局また仕事していたりしたのですが)、11時過ぎに別所温泉駅を出る電車で上田駅に戻りました.
 上田電鉄の車両はそれぞれカラーリングが異なるのですが、これは以前走行していた(いまは別所温泉駅の外に静態保存)丸窓電車を模したものです.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 前日のお昼は味噌料理をいただきましたが、やはり蕎麦もいただいておきたいところ.
 ということで、駅からやや離れたとことに位置する草笛にやってきました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 いただいたのはくるみそば、そしてくるみおはぎ.
 くるみだれの蕎麦は他の店でもありますが店によって味付けが異なります.ここのはかなり甘めの味付けで、蕎麦つゆを混ぜながらいただきます.くるみおはぎも甘めなのでデザート的な感じでいただきました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 お昼を食べ終えて13時くらい.帰りの新幹線は16時台なのでまだしばらく時間があります.
 再びしなの鉄道に乗って3駅ほど離れた田中駅にやってきました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 田中駅のある東御市はくるみの産地として知られています.
 駅から近いところにある菓子店の花岡にてくるみののったケーキ「カフェノア」をいただき、くるみを使ったお菓子を購入しました.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 旅の最後は、上田駅近くにある飯島商店にてみすゞ飴を購入.袋入りのものは都内でもスーパーで買えたりもしますが、ここでしか買えないものも多々あるのでつい買い込んでしまいます.

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Nikon Zf + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 帰りの新幹線でみすゞ飴と一緒に購入した三宝柑のカップゼリーをいただきました.みすゞ飴のバリエーションのなかでも三宝柑、好きなんですよね.

 冬季オリンピックが開催されたりと、長野は雪深いイメージがありますがそれは北部の山あいのことであり、上田や松本、もちろん南部の飯田などはそれほど雪が降りません.今回の旅行もまったく雪に降られず、むしろ東京に戻ってから降雪に見舞われてしまいました.
 別所温泉は2度目の訪問でしたが、お湯が柔らかい印象で個人的に好みの温泉です.派手な雰囲気はないですが、小規模で質の良い宿が多いイメージでまた行きたくなります.

2026/02/01

FUJIFILM X half

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 22:23

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Apple iPhone Air

 普段使い用カメラとして富士フイルムのX halfを購入しました.
 いままで普段使い用カメラとしてはリコーのGR III Diary Editionを使用していましたが、それを下取りに出しての入れ替えとなります.
 GRシリーズは新型のGR IVが発売されていますが、争奪戦となっており抽選販売に何度申し込んでも当選せず購入することができません.ネット上での抽選販売では転売目的などの申込みも多いであろうことから昨年末に原宿にあるリコーの直営店であるGR SPACE TOKYOに出向いて店舗の抽選販売に申し込みましたがそれもハズレとなってしまい、落選回数も7回を数えるに至りました.
 メーカーに文句をいうのは筋違いかもしれませんが需要を満たすだけの生産量を確保できないという点では不満も出ようというものです.

 冷静になって考えると、GRにそこまでの価値があるものか疑問にすら感じてきましたので一度河岸を変えてみようかと思い、他メーカーのラインナップを調べましたが、明確な対抗機種がないのですよね.単焦点の画質重視の高級コンパクトカメラという製品はキヤノンはフィルムカメラの時代含めて長いこと出してないですし、ニコンはCoolpix A以来音沙汰なし、ソニーは画質に振り切ったRX1R IIIで対象外.
 富士はX100VIが選択肢としてありますが、すでにこれは所有しており、通勤鞄に日々忍ばせるにはちょっと大きいのですよね.
 富士にはもう1つ選択肢があり、それがX halfなのですが、
・日頃から通勤鞄に忍ばせておくことのできる手頃なサイズ感
・ファインダーがついている
 という点は魅力なのですが、店で触ってみると、
・窮屈で指の収まりが悪いグリップ
・プラスティッキーでチープな外観
・小さくて見づらいモニタ
・遅いAF
・機能を抑えているわりに使わなさそうなエフェクトがてんこ盛り
と難点が多く、何度も店頭でいじるも「これはないな」と見放すこと数回.

 しかしGRから距離を置きたくなってくると「意外とこれ、いいのでは?」と思うようになり、一度手を出してみるかと購入に至ったというわけです.
 ちなみにGR III Diary Editionは恐ろしいことに購入時と大差ない金額で下取りされ、X halfを購入しても2万円ほどお釣りが来ました.さらにX halfは15,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っていますので、35,000円も返ってくることになります.この需要、やはりどこかおかしいです.

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Apple iPhone Air

 購入はいつもの中野のフジヤカメラ.そして同じビルに入っているルノワールで開封とセッティング、試し撮りを行うまでがいつもの流れ.
 ピザトーストが厚切りで存在感があるためか、X halfが小さく見えます.縦横のサイズで比較するとGRより5mm程度しか小さくないのですが、現物を手にしても随分と小さく感じられます.
 ボディカラーは店頭でプラスティッキーに感じられたシルバーの他にブラックとガンメタリック系のチャコールシルバーの3色.今回は質感的に無難そうに見えたブラックを購入しました.

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FUJIFILM X half

 いつものように1枚目は注文したコーヒーを撮影…… なのですが、X half特有の機能を最初から使ってみようと思い、2in1と呼ばれる2枚の写真を1枚にまとめる、組写真的な機能を試してみました.設定をまったくいじらずに撮影したのでホワイトバランスも寒色気味で、2in1も右→左の順番で撮影されています.組写真というもの自体、いままでやったことがないので組み合わせの妙のようなものがよよくわからないです.
 撮影時に巻き上げレバーを模したパーツを巻き上げることで2in1モードに入りますが、あとから専用アプリ上で写真を選んで作成することもできます.とはいえ、その場の判断で組み合わせの妙を作り出すのが撮影の楽しさともいえるかもしれません.

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FUJIFILM X100VI

 X halfの正面.富士お得意のクラシックな風合いをしたデザインです.光学ファインダの横にある擦りガラス状をしたものは二重像合致用ではなく、LEDフラッシュを擦りガラス風に仕立てたものです.
 レンズは35mm換算で32mm.こんな中途半端な焦点距離にした理由は「写ルンです」と画角を合わせたため.ただ、個人的に21mmレンズをAPS-Cフォーマットで使った時の画角が好きなので、焦点距離32mmは歓迎ですし、このカメラを選んだ理由の1つでもあります.

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FUJIFILM X100VI

 上面.手書き風のX halfの文字がいいですね.しかもFUJIFILMのロゴともどもプリントではなく刻まれています.機能的に難点はあれど、こうしたところに手を抜かないのが面白いところでもあり、このカメラのキャラクタを示しているようにも思えます.
 アクセサリシューもありますがフラッシュ用接点はなし.いわゆる「コールドシュー」と呼ばれるタイプのものです.
 巻き上げレバーのようなものは先述した2in1用のスイッチです.と同時に親指を引っ掛けてホールド性を高めるサムレスト的な使い方もできます.
 露出補正ダイアルが用意されているのは美点です.ただしクリック感はやや眠いもので、±0にしたときに判別できるように感触を変えるような芸の細かさはありません.
 レンズ部分にMF時のピントリングと絞りリングがあるのもいいですね.ただ、1インチセンサーということもあって被写界深度をあれこれいうほどのボケも望めないので基本的にはAポジションにセットしてプログラムモードで撮影しています.また、AFからピントリングを回すことでMFモードに切り替わるような便利機能は付いていません.

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FUJIFILM X100VI

 背面.このカメラが他とは違うと感じさせられる要素がいくつも見受けられます.
 まず液晶モニタが縦長です.「X half」という名が示すように、ハーフサイズカメラ(フィルムを節約するために1コマ36x24mmを半分にして2コマ撮影できるカメラ)を模しているのでカメラを普通に構えると縦長の写真が撮影されます.センサーは1インチで画素数は約1774万画素.これを縦位置でアスペクト比3:4で配置しています.個人的には3:2のアスペクト比が好みなのですが、3:2を縦位置で撮影するとやや縦長に感じられるので縦位置がデフォルトであれば3:4もアリかなと思います.
 左側にあるフィルム窓のようなものは富士フイルム機の最大の売りともいえるフィルムシミュレーションの選択用ディスプレイです.上下にスライドさせることで切り替えることができます.ちなみに撮影画像表示用モニタとフィルムシミュレーション用ディスプレイは同じ1枚の液晶モニタだそうです.
 やや見づらいですが中央部の大きな四角形がAF測距枠です.中央に加えて上下左右の9箇所でAFが機能しますが手動選択のみでオートエリアAF的な機能はありません.しかもAF測距枠のサイズも変えられません.オートエリアAFはなくても構わないのですが、AF測距枠は小さくしたいところですね.
 光学ファインダが内蔵されているのは個人的に高評価です.AF合焦位置どころかまったく情報表示がなく、パララックスの目安すらありませんが、ファインダを覗いて撮影するのは楽しいものなので存在するだけでも十分です.

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FUJIFILM X100VI

 項目は少ないですが、カスタマイズもできます.
 設定画面では左側のフィルムシミュレーション表示窓にもメニュー項目や設定反映ボタンなどが表示されます.

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Apple iPhone Air

 X100VIと比較.価格差が2.5倍近くありますので比較するのは酷というものですが、外観の質感から始まり内部の機能に至るまで、あらゆる部分に性能差があります.

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FUJIFILM X half
1/420秒 F5.0 ISO200
フィルムシミュレーション PROVIA

 フィルムの粒状性を再現したというフィルムグレイン機能が搭載されているので、弱設定で粒状性小さめで撮影しましたがX100VIと比べてもかなり強めにかかります.ちょっとこれではザラつきすぎでは、ということで早々にオフにしてしまいました.

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FUJIFILM X half
1/450秒 F5.6 ISO200
フィルムシミュレーション PROVIA

 こちらがフィルムグレインをオフにしたもの.スマートフォンくらいのディスプレイサイズだとフィルムグレインをオンにしておいても違和感がなく程よい画質に見えるのかなという印象ですが、拡大するとやり過ぎ感がありますね.

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FUJIFILM X half
1/140秒 F3.2 ISO200
フィルムシミュレーション Velvia

 派手目の被写体にはフィルムシミュレーションVelviaを.
 フィルムシミュレーションは現在20種類ありますが、一部を除いた13種類が搭載されています.
 背面のフィルム確認窓のような液晶をスライドさせて切り替えるのですが、使わないフィルムシミュレーションを非表示にできたり並び順を変えることができたらいいのにと思いました.
 また19種類ものアドバンストフィルター(トイカメラやミニチュアなどのエフェクト)も搭載されていますがこちらもフィルムシミュレーションと同様にスライドさせて選択するのが煩雑で、いまのところ使っていません.

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FUJIFILM X half
1/1000秒 F7.1 ISO200
フィルムシミュレーション クラシッククローム

 こちらはフィルムシミュレーション、クラシッククローム.被写体に応じてフィルムを交換するかのように色調を変えられるのが富士フイルム機のいいところです.

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FUJIFILM X half
1/400秒 F5.0 ISO200 露出補正+1
フィルムシミュレーション PROVIA

 カメラの性格的にトイカメラに片足突っ込んだ雰囲気もありますが、レンズは非球面レンズ3枚を含む5群6枚という高品質なもの.
 しかしながら直射日光が入ると派手にゴーストが出ます.意図的にこうしたレンズ設計をしているとしたら富士フイルムさすがだなと思います.

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FUJIFILM X half
1/125秒 F2.8 ISO1600 露出補正+2/3
フィルムシミュレーション Velvia

 最短撮影距離はレンズ前10cm.料理写真などにも十分対応できますが、ミックス光源下では色味が青に振れることが多い気がします.ホワイトバランスはケルビン値での指定は可能ですが、テーブルナプキンなど白いもので合わせるマニュアルプリセット機能はありません.

 2週間ほど使ってみた感想としては、
○ コンパクトなボディサイズ
△ レンズの出っ張りが収納できるとなおよし
○ 情報表示はないものの光学ファインダを内蔵している
× AF精度が低くてピンボケ写真になることがある
× 画面サイズが小さいので拡大しないとピンボケが判別できない
○ 画角32mmは個人的に好み
× AF測距枠が大きく、調整できない
× ホワイトバランスのマニュアル設定ができず、色調調整もできない
× 露出補正や絞りリングのクリック感がチープ
○ バッテリがX100VIと共通でサイズも大きめなのでバッテリが長持ち
 と難点は多々あるものの、普段使い用カメラとしては十分だと感じました.とはいえ、万人に勧められるカメラでもないかなという印象です.
 GRやX100シリーズのように「カメラを使いこなす」という目的で選ぶと肩透かしを喰らう可能性がありますね.もともとそういう想定で作られたカメラではないともいえそうですが.
 フィルムカメラモード搭載や、35mm換算で32mmレンズという焦点距離が採用されているように富士としては『デジタル版写ルンです』を作りたかったのでしょう.なのでポケットに無造作に突っ込んでおいて気になったものはとりあえず撮っておく、みたいな使い方が似合いそうでもあります.

2026/01/01

2026年 新年のご挨拶

Category: 日記・雑記 — Annexia @ 00:00

Nikon Zf + NIKKOR 24-120mm f/4 S

 2026年を迎えました.
 新年の抱負、というようなご大層なものはとくにございませんが、自分の思うところに素直になり、前向きに行動していければそれでよしとしたいと考えております(訳:欲望の赴くままに、欲しいものは買うぜ!).

 今年もよろしくお願いいたします.

(文章は年号だけかえて昨年のコピペ)