2025/04/02
2025年3月末をもって、新京成が京成に吸収されるというので、その前に乗っておこうと思い、ついでに周辺を観光してきました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
まずは地下鉄千代田線から常磐線に直通して松戸駅にやってきました.京成に吸収されたのちには、京成松戸線と呼ばれるように、新京成の路線の中でも利用者数の多い駅です.
新京成といえばピンク色がコーポレートカラーで、車体にもピンク色が使われています.車体前面には新京成のロゴが入っていますが、すでにロゴのない車両のほうが多いように見えました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
訪れたのは2025年3月22日ですが、駅名標などはすでに京成のものに交換されており、上から新京成のものが仮止めされていました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
番線表示はすでに京成の表記と同じものに交換されています.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
車内の路線図はまだ新京成のものですが、これも4月以降は京成のものに交換されるのでしょう.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
新京成といえば出自が旧日本軍の設備であることは有名な話です.
線路の敷設練習などを目的として、路線が右に左に曲がっており、前面展望だとカーブの凄さがよく伝わってきます.
京成津田沼近くになると単線になるのは知りませんでした.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
京成津田沼から京成高砂を経由して京成金町線で柴又にやってきました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
柴又といえば「男はつらいよ」シリーズですが、駅前広場にもしっかり寅さんと見送るさくらの像が立っています.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
到着したのが昼時でしたので、参道にある川魚料理店に.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
鯉のあらいや鯉こくなどもありましたが、ここはスタンダードに鰻をいただきました.
乱獲のニュースもあったりするのと、それほど鰻に思い入れもないので前回食べたのがいつだったか忘れるほどでしたが、久々にいただいた鰻は脂がのって美味しかったです.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
今回柴又にやってきた目的のひとつは、ここの草団子をいただくことでした.とりあえず小パックのものを購入し江戸川の土手を目指します.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
とはいえ、参道までやってきて帝釈天にお参りしないという選択肢はないので、参拝して御朱印をいただいてきました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
帝釈天から歩いてすぐに江戸川の土手が見えてきます.
草野球のグラウンドがあり、河岸には矢切の渡しがあり、ゆったりとした雰囲気です.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
天気のいい日でしたので、土手の草の上に腰掛けて自販機で買ったお茶とともに草団子をいただきます.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
たっぷりと入れられたヨモギで緑というよりは黒さすら感じるほどの濃厚な草団子です.
草野球の練習風景を眺めつつ晴天下でいただく草団子は格別ですね.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
鰻に草団子と満腹になったところで腹ごなしに金町駅まで歩き、常磐線に乗って馬橋で下車しました.
以前から乗りたかった流鉄に乗り換えます.Suicaなどの電子マネーには対応しておらず、それどころか自動改札すらない佇まいは都市部にある駅ながら旅の風情すら感じられます.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
元西武の車両で、これまた旅情感すら伝わってきます.車両は丁寧に使わている雰囲気を感じました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
終点の流山に到着しました.駅数も距離もそれほどないので、気軽に終点まで行くことができます.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
編成ごとに塗装が異なり、そして名前が付けられているのが素敵です.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
駅舎の雰囲気も天然もののレトロさがあります.
周囲は住宅地で別路線まで歩いていける距離でもないので、しばらく散策したのちに再び流鉄に乗って馬橋まで帰ってきました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
再び松戸に戻り、松戸で夕飯といえばこれかなと思い富田食堂に行ってきました.
濃厚つけ麺をいただきました.食べたあとスープ割りをどうぞと言われたのですが、つけ汁が濃厚すぎて麺や具材によくからみ、食べ終えるとほとんど残っていなかったのでスープ割は諦めました.
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 VM
帰りは綾瀬で北綾瀬行きの3両編成の区画運転を楽しんだりしているうちに、せっかく切符を買ったのにメトロロマンスカーに乗り遅れるという大失敗をしてしまいました……
2025/03/08
FUJIFILM X100VI
新しいイヤホンを購入しました.finalのS4000です.
昨年、S5000を購入しましたが、そのシリーズでボディ素材の異なる製品です.S5000が真鍮筐体であるのに対して、S4000はステンレス筐体を採用しています.ドライバは共通でBAフルレンジが2基、その他も付属品含めてすべて同じです.
S5000を購入したときにS4000も試聴しており、そのときの印象は「素直でストレート、クリアでわかりやすいいい音」というものでした.S5000が芯がありつつも深みのある独特の響きを備えており、その音に惹かれて購入したわけですが、癖の強さゆえに得手不得手があり、打ち込み系やロックなどはその響きが仇となる印象がありました.S5000の苦手な曲をフォローするイヤホンとして、当初は手持ちのE4000をバランス接続ケーブルにリケーブルして使っていましたが、S5000と同系統で音の響きの癖を抑えたものとしてS4000を組み合わせて使うのがいいのではないかと思い、購入に至ったというわけです.
FUJIFILM X100VI
S5000が真鍮(錆防止のため表面にイオン化したチタンを蒸着)であるのに対してS4000がステンレスなので、金銀の色の対比となっています.ケーブルはいずれもNOBUNAGA LabsのECLIPSEにリケーブルしています.
試聴したときと同様の印象で、S4000はクリアな音質で鳴らしつつもわずかに反響音があり、万能選手的な雰囲気です.S5000の癖の強い、ややもすれば濁っているという印象すら感じる低音の深みを補うという点ではよき組み合わせなのではと感じました.
2025/02/23
FUJIFILM X100VI
自分が生まれ育った地域はまったくといっていいほど雪が降らなく、うっすらと地面が白くなる程度でも日常生活が滞るような場所でした.雪が珍しいので幼稚園児などは「雪見遠足」と称して富士山の麓にわざわざ出かけるほどです.
今年は日本海側などは大量の降雪に苦しめられている反面、都内は雪が降っておらず、物見遊山で訪れるのも忍びないなと思いつつも北陸新幹線に乗り込んで降雪地域に出かけてきました.
2月のこの時期はJR東日本管内は「キュンパス」と呼ばれる乗り放題きっぷの利用期間になっています.そのためか朝の時間帯の新幹線は普通席が混んでおり、行きはグリーン席を利用しました.
FUJIFILM X100VI
新幹線を長野駅で下車し、「しなの鉄道」に乗り換えます.
本来であればしなの鉄道とえちごトキめき鉄道を乗り継いで新潟県内に入る予定でしたが、この日は雪の影響でしなの鉄道の黒姫-妙高高原駅間が運休になっていました.なので予定を変更することにしました.
FUJIFILM X100VI
ひとまずはしなの鉄道のホームに.停車していた車両はJR東日本の「おいこっと」です.この列車は豊野まではしなの鉄道線を走行し、そこから先は飯山線に入るのですが、飯山線も雪の影響でこの日は途中までの運行になるというアナウンスでした.
FUJIFILM X100VI
豊野駅で下車し、最初の目的地である小林製菓舗に向かいます.
FUJIFILM X100VI
お目当ては牛乳パンです.牛乳パンとは、ふわっとしたパンの間にミルクリームをサンドしたパンのことです.長野県は県内のあちこちのパン屋で牛乳パンが売られており、店によってクリームなどのバリエーションが様々です.
小林製菓舗のパンは牛乳パンの中でも知名度もあり、一度食べてみたかったのです.牛乳パンを2個、コーヒー牛乳パンを1個購入し、1個を会社でシェアしましたが好評でした.
FUJIFILM X100VI
特徴的な絵柄をあしらった帆布のバッグも売られていたのでそちらも購入しました.
FUJIFILM X100VI
前述したように本来ならば新潟方面に向かう予定でしたが、いったん長野駅まで戻り、上越妙高駅まで新幹線で向かうことにしました.
長野駅に向かう列車が115系でした.JR東日本やJR東海では111系から115系の車両はすでに引退しているので、久しぶりの乗車となります.寒冷地仕様で半自動ドア(開けるのは手動で、出発時は自動で閉まる)なのも懐かしさがあります.
長野駅に戻る途中で、今度は新幹線が遅延しているとの情報が入ってきました.東北新幹線での車両故障なので雪の影響ではないのですが、遅延情報を確認すると自分が乗車する列車も15分ほど遅れており、上越妙高駅でのえちごトキめき鉄道への乗り換えが微妙です.
FUJIFILM X100VI
長野駅に着き、改札口の駅員に上越妙高駅での列車接続は可能かを確認したところ、情報が入ってきていないらしくわからないとの返答でした.
まあ長野駅にずっといても仕方がないし、とりあえず行ってみるか…… と思いホームに降りてしばらくすると、反対側のホームに回送列車がやってくるとのアナウンスがあり、見ていたらやってきたのがEast iでした.在来線用のEast i-Eは見たことがありますが、新幹線のものは初めて見ました.この日はどうやら鉄道の運行には振り回されるものの、珍しい車両に乗ったり遭遇するという面では運がよいようでした.
FUJIFILM X100VI
20分ほど遅延してやってきた新幹線に乗り込み2駅先の上越妙高駅を目指します.2駅程度だったら自由席でもいいかなと思っていたのですが、200円程度しか変わらないので指定席を取ったところ、遅延の影響なのかキュンパスの影響なのか自由席車両に並ぶ列がそこそこあったので指定席にして正解でした.
長野駅を出たあとの車窓は山々にうっすらと雪があり平地に雪がありませんでしたが……
FUJIFILM X100VI
飯山駅手前の長いトンネルを抜けた先は真っ白で、空もどんよりとしていました.
FUJIFILM X100VI
新幹線は途中の飯山駅でも乗降に時間がかかり(乗降に不慣れな海外からの観光客がスキー道具など大量の荷物を持っているので仕方がないところですが)、上越妙高駅には25分くらいの遅延で到着しました.到着前の車内アナウンスでは50分後の次の列車が案内され、接続どころではない状況であったので、鉄道はあきらめてバスに乗り換えました.バスも1時間に1本程度しかないのですが、10分程度の待ち時間で乗車することができました.
FUJIFILM X100VI
バスを待っている間も冷たい風とともに雪が降っていましたが、さらに強くなってきました.
車窓にはこの地域特有の「雁木造」が見えています.
FUJIFILM X100VI
時間は13時を過ぎてしまいましたが、ここで昼食を取ることにしました.
注文したのは天丼にアンコウの唐揚げです.天丼の味噌汁を追加料金でかに汁やあら汁、生あおさ汁に変更できるというので、生あおさ汁をお願いしました.鉄道で10分もしない距離に日本海に面した直江津がありますので、魚介類の鮮度はさすがです.
お店の方いわく、この辺りの降雪は例年に比べたら少ないとのことでした.2月の上旬にまとまった量の雪が降り、それが残っているところに少し降っただけなのだとか.
FUJIFILM X100VI
満腹になったところで高田の街を散策します.
ここ高田は「雁木造」と呼ばれる、店舗や民家の軒先が伸びて歩行者が雪や雨に降られないようになっている建物が有名です.以前にも一度、高田に来たことがありますが、そのときは初夏の暑い頃で雁木造のありがたみはまったく感じられませんでした.やはり冬に来なくてはダメだなと思い、こうしてやってきたというわけです.
FUJIFILM X100VI
それぞれ別々の建物なのに軒先が連なっている様は見慣れていない者にとっては新鮮に見えます.
そして実際に雪に降られずに歩けることにその価値を感じることができました.
FUJIFILM X100VI
ちなみにこの歩いている場所ですが、自治体などの作った歩道ではなく私有地のようです.つまり各建物が1階のスペースを削って歩行者用に整備しているというわけです.
FUJIFILM X100VI
高田駅にやってきました.帰りは鉄道にて上越妙高駅まで戻ります.
FUJIFILM X100VI
自動改札ではなくクラシカルな木製の改札口です.
とはいえ、3セク化される前のJR時代には自動改札が導入されていたそうなので(自動改札は3セク化時に維持管理コスト軽減のために廃止)、駅舎の雰囲気にあわせて作られたもののようです.なんていうか、わかってる感があっていいですね.
FUJIFILM X100VI
帰りの新幹線は定刻通りに上越妙高駅にやってきました.
乗り換え時間が10分程度しかないので、ここはちょっと遅延してくれたほうが土産物売り場を冷やかすことができてよかったのですが.
その後再び東北新幹線で車両点検があったとかで遅延が発生し、自分が乗った車両も東京駅混雑のため上野駅で10分ほど待たされてしまいました.
日程の都合で日帰り、そして運休やダイヤの乱れに振り回される旅行でしたが雪に不慣れな自分としてはほどよく雪見ができたのではないかと思っています.
2025/01/01
FUJIFILM X100VI
2025年を迎えました.
新年の抱負、というようなご大層なものはとくにございませんが、自分の思うところに素直になり、前向きに行動していければそれでよしとしたいと考えております(訳:欲望の赴くままに、欲しいものは買うぜ!).
今年もよろしくお願いいたします.
(文章は年号だけかえて昨年のコピペ)
2024/12/31
1年を振り返る、物欲篇です.
こんなに買い物したっけ?と思うほどの量になっております.
■カメラ関連
1月:Nikon Zf
1月:NIKKOR Z 26mm f/2.8
3月:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
3月:NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
3月:Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical
7月:FUJIFILM X100VI
12月:Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical II
■コンピュータ関連
4月:Keychron Q2Pro
6月:iPad Pro M1 12.9inch
8月:Logicool MX ERGO S
■オーディオ
12月:final S5000
12月:Astell&Kern AK HC3
12月:iFi audio xDSD Gryphon
■車
4月:MAZDA ND5RE Roadster
■家電
2月:BALMUDA ReBaker
10月:日立 洗濯機
11月:Panasonic ジェットウォッシャードルツ
■その他
1月:GARMIN eTrex Solar
3月:MONDAINE Evo2 35mm
4月:Organ M-7
7月:五藤工学研究所 GT-M518
8月:GARMIN vivosmart 5
■カメラ関連
1月:Nikon Zf
RICOH GR III
Zfを購入したのはやはりこの外観.フルフレーム機で性能は中級機クラスと、自分の使い方にもあっていたというのもあります.
と同時に、いままで10年くらい使い続けていた富士フイルムXマウントへの不満や不安(X-Pro3の液晶可動部損傷リスクやレンズが徐々に大きく高くなってきていること)もあって、結果としてマウント乗り換えということにつながりました.
基本はMFで撮影することが多いのですが、見やすいファインダも気に入っています.
1月:NIKKOR Z 26mm f/2.8
RICOH GR III
Nikon Zfをレンズキットではなくボディ単体で購入したので、とりあえず1本レンズを買っておこうと思い入手したもの.
持ち運びしやすさを重視したパンケーキレンズと言われるような製品ですが、性能に手ぬかりはなく画質も不満はありません.
3月:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
FUJIFILM X100V
Zマウントユーザなら買っておけと言われるレンズです.
24-120mmという必要十分な画角を備えつつも、F値固定、テーブルフォトもいけて、画質は文句なし、という納得の逸品.
単焦点レンズと比べて大きく重たいので持って出ることはそれほど多くはないのですが、さまざまなシチュエーションでの撮影が考えられるような時は持って行っており、期待は裏切られません.
3月:NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
FUJIFILM X100V
上記の24-120mmと下記のAPO-LANTHAR 35mmとあわせて同時に購入しました.
3本も同時に購入できたのは、X-Pro3とXマウントレンズ一式を下取りに出したからで、このときが正式にマウント切り替えしたタイミングとなります.レンズもさることながら、X-Pro3がそこそこいいお値段で売れたので、レンズ3本買っても手元にお金がそこそこ残るくらいでした.
その売却したレンズにXマウントレンズの60mm F2.4 Macroが含まれており、その後継として買ったものです.60mm F2.4 Macroはフルフレーム換算すると90mmなので、NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sのほうが画角的に近いのですが、高価であることと中望遠の焦点域が苦手ということもあってMC 50mmを選びました.AFは速くないのですが、使用用途を考えると速射性は求められないので問題ありません.画質的にも不満がなく、小物の撮影などに重宝しています.
3月:Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical
FUJIFILM X100V
焦点距離35mm、MFという個人的趣向に偏ったレンズです.
稼働回数はZマウントレンズの中でも最も多く、Zfにつけっぱなしです.
APO-LANTHARという名称がつくように、コシナVoigtlanderブランドの中でも高画質レンズ設計のシリーズであり、なにを撮っても文句のない画質です.
弱点は最短撮影距離35cmと寄れないこと.料理の写真を撮るときなどで小鉢のようなものだと歯痒い思いをすることがあります.
購入後しばらくして販売終了となり、そして12月にII型にリニューアルされて外観デザインの変更とともに最短撮影距離が27cmに変更となりました.ので、発売のタイミングでII型に買い替えました.
7月:FUJIFILM X100VI
RICOH GR III
X100Vから買い替えにて入手しました.
X100Vが2020年2月の発売で4年経過したモデルながら、モデル末期になってさらに需要が高まって購入できない方が出ている状況での新型X100VIの発表、そしてX100VIの価格がX100Vの発売当時の価格より10万円ほど高価であること、そんな状況ながら予約殺到でまったく買えない状況が続くという、カメラとしての性能や画質以外のところで話題を集めたカメラです.
X100Vからの変更点として、高画素化や手ぶれ補正機能の搭載などそれなりに手が入ってはいるとはいえ、10万円アップという価格にはさすがに自分も躊躇して様子見をしていました.ところが、X100VIの入手困難に影響されてX100Vの買取価格が上昇を続け、4年前の購入時の価格を上回り、さらにはX100VIの新品価格に近いところまで来てしまいました.それならば…… ということで、いつものカメラ店の抽選販売に申し込んで当選し、X100Vを下取りにして入手しました.なので実際に支払った金額は12,000円くらい.買っている側としても意味がわかりません.
それはさておき、画質も機能面でも非の打ちどころのない、よくできたカメラです.レンズはX100Vと共通でフィルタやフードなどのパーツ類もすべて使い回しできるのでその点でも自分にはプラスでした.
12月:Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical II
Apple iPhone 13mini
3月に購入した、Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 AsphericalのII型です.違いは外観と最短撮影距離が35cmから27cmになったこと.この8cmの違いは結構大きくて、まさに個人的な趣味性でいったら理想的ともいえるレンズになりました.
なお、雑誌のインタビュー記事にてコシナの方が「画質を追求したレンズなのでフィルタなどはできれば使わないでほしい」との趣旨の発言をしておられたので、I型II型ともに保護フィルタなどはつけていません.I型売却の際にレンズが綺麗だといわれたので、フードもあることですし、まあ問題ないでしょう.
■コンピュータ関連
4月:Keychron Q2Pro
RICOH GR III
キーボードは80%キーボードと呼ばれるKeychronのK8Proをスイッチやキーキャップをカスタマイズして使っていたのですが、ファンクションキーとか使わないキー多いよねと思い、セールのタイミングでよりシンプルな65%キーボードと呼ばれるQ2Proを入手しました.K8Proが黒の筐体だったので今回はホワイトでややソフトなイメージの筐体にしました.
当然ながらここにカスタマイズを加えて、キースイッチはGateronのBabyRaccoon(やや重めのリニアスイッチ)、キーキャップはDropのZambumon MT3というクリーム色にいにしえの端末をイメージした書体にイエローのアクセントの入ったレトロ風に仕上げて使用しています.
6月:iPad Pro M1 12.9inch
RICOH GR III
自宅用iPadとして、2018年に購入したiPad Pro 11inch(第1世代)を使用していましたが、そろそろ買い替えてもいいのでは、そして自宅用なのだからサイズも大きくして12.9インチにしようと思うも、最新型のM4モデルは高価な上に自分の使い方にはあまりにもオーバスペックなので、再整備品として2世代前のM1モデルを購入しました.自宅用といいつつもセルラー対応で通信可能な状況にしてあります.
画質、性能的な面ではまったく不満はありませんが唯一の難点は寝転がって使う時にくるずっしりとした重み.うとうとして顔面に落としたら怪我しそうです.
8月:Logicool MX ERGO S
RICOH GR III
もはや後継は出ないのでは…… とすら思っていた、ロジクールのトラックボールの上位モデル、MX ERGOの新型です.
変更点といえばスイッチがサイレントスイッチになり、充電端子がmicroUSBからUSB Type-Cになったことくらいですが、それでもう十分です.サイレントスイッチは当初はクリック音がなくて違和感がありましたが1,2日ですぐに慣れました.
底面が滑りやすく、固定して使うトラックボールとして動かれては困るので滑り止めを貼り付けて使用しています.
■オーディオ
12月:final S5000
FUJIFILM X100VI
ちょっといいイヤホンがほしいな、とふと思い購入したfinalの新型イヤホンです.購入した真鍮筐体のS5000のほかに、機構的な面は同一でステンレス筐体のS4000があり、店頭で聴き比べてみたところ、思ったよりも違いがあって驚きました.ステンレス筐体のS4000はわかりやすいストレートな音がするのに対して、S5000はちょっと癖のある響きがあり、S4000のほうが万人受けする印象でした.S4000のほうがあらゆる音源を無難に鳴らすのだろうなと思いつつも、個人的に聴き続けてみたいと思ったのはS5000のほうなので、こちらを選びました.
12月:Astell&Kern AK HC3
RICOH GR III
iPadやiPhoneの端子からイヤホン端子がなくなったこともあり、USB Type-C接続のドングル型DACであるAstell&KernのPEE51を使用していましたが、final S5000を購入したので、もうちょっと新しいDACを使ってみようと思い後継機のAK HC3を購入しました.
PEE51と比べてパワフルな音ではあるのですが、どことなく無理に音を鳴らしているような感じもあって聴き疲れする印象がありました.DAC関連のことはあまり詳しくないので調べてみたところ、『ドングル型DAC』と呼ばれるUSB端子に接続してUSB給電で使用するタイプのDACは5V給電で動作しなくてはならないので電源供給面で余裕がないのが難点のようです.
これが次の買い物(物欲)につながります.
12月:iFi audio xDSD Gryphon
Nikon Zf + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
USB給電のドングル型DACではないDACとなると、電源を別途外部から供給するタイプ、またはバッテリ供給タイプのDACということになります.
寝ながら使うことも考慮して電源ケーブルがなくても使いたいと思い、バッテリ供給タイプのDACということで、iFi audioのxDSD Gryphonを選びました.電源供給方法によるものなのかメーカーごとの音作りの違いなのか、AK HC3と比べて角の丸い柔らかな音質だと感じました.
xDSD Gryphonは一般的な有線イヤホンの端子である3.5mmの他にバランス接続と呼ばれる4.4mm端子も搭載しているため、final S5000をリケーブルして4.4mm端子のケーブルに交換したところ、さらに音もよくなりました.
よくなりました…… は結構な話ですが、芋づる式に思わぬ出費が嵩んでしまいました.
■車
4月:MAZDA ND5RE Roadster
Nikon Zf + NIKKKOR Z 24-120mm f/4 S
俗に『ND2』と呼ばれる、ND型ロードスター最大のマイナーチェンジが施されたモデルです.同型の車に乗り換えるのはこれが初めてです.
ND型ロードスターを発売直後に購入していますので9年ほど経過しており、全体的な経年劣化のせいなのか商品改良によるものなのかわかりませんが、試乗した時にはステアリングの滑らかさというか雑味の少なさ、乗り心地によさに驚いた記憶があります.
同じND型にはいずれ買い替えるつもりでいて、車体色が『アーティザンレッドプレミアムメタリック』でタン内装のモデルが出たら買い替えようと思っていたわけですが、ND2型が出て試乗した際に『アーティザンレッドプレミアムメタリック』塗装のMazda6が展示されているのを見かけ、思っていた色とちょっと違うと感じ、ソウルレッドクリスタルメタリックのSレザーパッケージVセレクション(タン内装)を選んだというわけです.その後、35周年記念車が当初思い描いていた仕様そのもので出たわけですが、あっちにしておけばよかった的な思いはさほどないので、この選択でまあよかったかなと思っています.
■家電
2月:BALMUDA ReBaker
FUJIFILM X100V
「まるごとソーセージ」を美味しく温めたい、といういささかとっぴなコンセプトのもとに開発されたトースターです.
惣菜パンやスーパーの揚げ物に特化したトースターということで、自分の生活にはぴったりの製品なので購入しました.
いままでは揚げ物を温めるには電子レンジを使っていましたが、どうしてもパリッとせずイマイチな仕上がりでした.焦げ目もできずにパリパリに仕上がったクロワッサンなどができるのは素晴らしいです.難点は温度調整を微妙に調整しながら温めるのでやや時間がかかることでしょうか.
10月:日立 洗濯機
いままで使っていた洗濯機の挙動が怪しくなってきたというか、モーターの動力をドラムに伝えるパーツのあたりから異音が出るようになってきたので買い替えることにしました.白物家電は使えるだけ使い、機能も必要十分でいいやという方針なので(カメラとかはポンポンと買い替えるくせに)、それほど見当もせず同じメーカー(日立)でいちばんお値打ち価格のものを買ったところ、今まで使っていたものの後継機でした.
11月:Panasonic ジェットウォッシャードルツ
FUJIFILM X100VI
歯磨きには気を使っているつもりなのですが、虫歯があちこちにできてしまい、さらには親知らずも2本抜くことになるなど、もっと歯に対するケアをしなくてはならないと改めて思い知らされました.
かといってフロスはどうも苦手で…… ということで水流によって歯の隙間を掃除する『ジェットウォッシャードルツ』を購入しました.使用当初は口から水がダダ漏れになってしまって水浸しになりがちでしたが、だんだんとうまく扱えるようになりました.舌で触った感じでは隙間もツルツルとした感触なので多少の効果はあるようです.
■その他
1月:GARMIN eTrex Solar
Apple iPhone 13mini
旅行の移動記録をとるのにGPSロガーを長いこと使用しています.いままでGARMINのeTrex 20を使っていましたが、電源が単3電池2本で複数の日数にまたがる旅行などでは電池交換が必要で扱いが面倒だったのでなんとかしたいと思い、充電池式のeTrex Solarを購入しました.
USB Type-C接続による充電に加えてソーラー発電、Bluetooth接続によるログ転送などの機能強化に加えて、受信できる衛星がGPSのみならずマルチGNSS対応ということで他の衛星も受信できて精度や受信までの時間も短縮されました.
eTrex 20に比べて液晶がモノクロになり、地図を保存するデータ領域が減少する(日本地図全図の収録は不可)など機能的に落ちた部分もありますが、基本性能はアップしました.
3月:MONDAINE Evo2 35mm
Nikon Zf + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
欲しいけどまあいいか、を繰り返していたMONDAINEの腕時計.
自分のほしい小径サイズのものがモデルチェンジが行われるようで旧型が安く売られていましたので購入しました.新旧の違いは正直あまりよく分からず、表面的なデザインは変わらないので旧型でまったく問題ないですね.
4月:Organ M-7
これも以前から欲しいと思いつつも様子見していた鞄です.
原材料費の高騰などが理由で価格改定が入るというので購入しました.
革の鞄ということもあり天候の悪い時は持って出れなかったり、サイズ的な問題もあって用途は限定されますがトラ目模様も含めてお気に入りです.
7月:五藤工学研究所 GT-M518
RICOH GR III
『吉田初三郎の世界』展を見に行った際に、単眼鏡で拡大表示している方を数名見かけて、アレいいなと思い購入しました.
五藤工学研究所はプラネタリウムなどを製造している会社で、設立90周年記念ということで製造されたこの製品も光学性能にこだわっているだけあって見やすく、旅行や展示物を見る際などに重宝しています.
8月:GARMIN vivosmart 5
RICOH GR III
歩数や睡眠状況などをトラッキングするデバイスとして、さまざまなものを試してみましたが、最終的に行き着いたのがvivosmart 5です.
最初に買ったFitbit Inspireは運動自動検知はするもののヘルスケア連携せず、次に買ったXiaomi Smart Bandはヘルスケア連携するものの(睡眠データの連携などに一部難あり)運動自動検知はない(検知するものの手動操作で開始させる必要あり)といった問題がありましたが、vivosmartはその両方をクリアしています.
どれが買っていちばんよかったものか、というのは愚問というものでしょう.