Apple iPhone SE2
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』を観てきました.
本来であれば2019年に公開される予定でしたが、COVID-19の影響などで何度も公開延期され、ようやく2021年末から公開されたので、待ち望んでいた作品でした.
『キングスマン』『キングスマン:ゴールデンサークル』よりも前の時代、キングスマンが結成される経緯を作品化したものなので、時代背景は第一次世界大戦ということもあって全体的にクラシカルな雰囲気がありました.
トータルでは楽しめましたが、オープニングのシーンからなんとなく最後の展開が読めてしまったり、戦場のシーンがやや冗長に感じられたり、ラスプーチンのキャラが強く出過ぎていてバランスの悪さも感じられました.まあ今回の作品は前日譚ということもあって本編とはやや別の路線でしたので、次回作に期待したいところです.
今年も残すところあとわずか.
例年どおり、1年を振り返って…… といいたいところですが、今年は昨年以上にもまして味気のない1年を過ごしていました.
旅行はついにゼロになってしまいましたし、映画もほんの少し.寂しいかぎりです.
■映画
4月 ガールズ&パンツァー 最終章 第3話
11月 DUNE/ デューン 砂の惑星
映画館に出かけたのはこの2本のみ.
ガールズ&パンツァーは全6話なので残り3話、DUNEは今回はPart 1なので、どちらも続きが気になります.
延期に延期を重ねてようやく公開された「キングスマン ファーストエージェント」を年明けになったら観に行きたいと思っているのですが、状況がどうなるかまだ読めないところです.
映画『DUNE』を観に行ってきました.映画館に行くのは『TENET』以来なので、約1年ぶりです.1年ぶりではなく、半年前にガルパンの最終章第3話を観ているので半年ぶりですね.
作品自体は気になっていたものの、日本版の予告編を見たら宣伝の仕方のせいか思っていたものと違うような印象で観るのを先送りにしていました.
観たかたの評判は高いものの、観客数がそれほど多くないようで、長くは上映しなさそうという雰囲気がなんとなく伝わってきていました.数日前に映画館のサイトを見ると、すでにIMAX上映は1日1回になっており、予約もほとんど入っていない状況でしたので、観れるうちに観ておかねばということで出かけてきたというわけです.
原作の小説も、最初の映画化作品も観ていなく、ざっくりとしたあらすじしか知らない状況で観たのですが、映像のすごさとストーリー自体の面白さもあって引き込まれてしまいました.これは映画館の大画面、可能ならばIMAXで観るべき映画です.
映画の宣伝等では『DUNE』としか出ていませんが、オープニングで『DUNE Part1』となっているように、原作の途中までを映画化したものだそうです.
舞台は未来、そして『砂の惑星』というサブタイトルがついていることからもわかるように、地球の話ではありません.が、皇帝と貴族間の諍い、貴重な資源をめぐって原住民を植民地化、舞台は砂漠、というようなあたりはヨーロッパの貴族とアラブ等のアジア系民族、原油や香辛料の奪い合いという構図にも似ているような印象を受けました.
この先、ストーリー的には大きく変化していく雰囲気を感じるので、続編が映画化されるのを楽しみに待ちたいと思います.また原作も読んでみたいと思いました.
今年も残すところあとわずか.
ということで恒例ですが1年を振り返ります.
まずは音楽と映画篇.
■音楽
去年にも増して、新しいものを聴かなくなってきており、自分ながら不安になってきます.歳を取るというのはこういうことなのかもしれませんが.
余談ですが、自分はApple Musicを契約しており、サブスクリプションのサービスの恩恵に預かりつつも、気になったものは(ダウンロード購入ですが)購入するように心がけています.というのも、とある一件でサブスクリプションで聴けるものは、いくら手元にダウンロードできたとしても配信側(レコード会社など)の意向によりいつでも聴くのを止めさせられるということを思い知らされたためです.アーティストが引き下げたいというのならまだ理解できますが、アーティストがなにか不祥事を起こしたのでレコード会社が販売を中止して引き下げます、というのはちょっと納得できないですね.様々な利権や思惑が絡むのはさておきとして、CDにせよダウンロード購入にせよ、「お金を出して買っているので他人の意向で聴くのを止めさせられることはできない」という状況を持っておくことは重要なのかなと思いました.
■映画
1月 『フォード vs フェラーリ』
1月 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
1月 『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
2月 『1917 命をかけた伝令』
2月 『ミッドサマー』
7月 『AKIRA 4K レーザーIMAXデジタルリマスタ版』
8月 『ダンケルク、インセプション、インターステラー』ノーラン祭り
9月 『TENET』
2月から7月まで映画館に足を運ばない状況が続いてしまいました.
7月に観た『AKIRA』は4月に上映していたのですが、途中で映画館が休館になった影響で休館明けでまた上映してくれたので観にいった感じです.音響も手が加えられており、大画面で観るAKIRAは観にきてよかった、あのまま上映中止になっていたら悔やまれただろうなと思いました.
『ミッドサマー』は自分のキャパシティを超えたホラー映画でしたので、途中から目を閉じる、薄めで映像が変わってないか確認、再び目を閉じる、というような状況でした.またこういうときに限って真ん中のいい席が取れたりするので逃げることもできないんですよね.
R15指定だったのでそれほどグロテスクな描写はないだろうと思っていたのですが、映倫の判断するR指定はグロテスク描写は関係なく局部が映っているかどうかでしか判断してないんだろうなということを思い知らされました.
COVID-19の影響で映画館が休館になった影響で上映スケジュールも大幅に狂い、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は年始から予告編を見ていますが、いまだに上映されてないですね.『007』がキラーコンテンツである欧米ではその煽りをくらって大手の映画館が休館し続けている状況です.自分が期待していた『キングスマン』の新作も上映が1年先送りです.またディズニーの映画に至っては予告編をさんざん流していたのに配信のみになってしまいました.
そうした上映スケジュールの狂いもあって、リバイバル上映が多かったのも今年の特徴です.なかでも収穫だったのは9月の『TENET』(これも本来であればもっと早く上映するはずだったのですが)にあわせて「ノーラン祭り」と称して、クリストファー・ノーラン監督の過去の作品がいくつも上映されたことです.配信などで自宅でも観れますが、たとえどんなに自宅でいい環境を整えようとも映画館の環境を超えるのは無理というもの.スクリーンサイズはもちろん、4DXに至ってはいわずもがなです.ということで、『ダンケルク』を4DXで、『インセプション』と『インターステラー』をレーザーIMAXで観ることができました.
『TENET』はクリストファー・ノーラン監督らしいというか、時間の流れを操るものでした.ただ、操りすぎというか手が込みすぎていて1回観ただけではわからないところが多すぎだったので2回観に行き、パンフレットも買って解説を読んでようやく大まかなところを理解した感じです.コアなファンにはたまらないですが、ライト層には厳しい作品かなという印象です.
10月以降は観に行きたいと感じさせる作品がそれほど見当たらず、さらにそれに加えてCOVID-19感染者の増加が顕著になってきてしまったこともあって再び映画館から足が遠のいている状況が続いています.来年はもろもろ上向きになってもらえるとよいのですが.
Apple iPhone SE2
映画『TENET テネット』を観に行ってきました.
予告編だけ見た状態で行ったのですが、内容の理解が半分くらいしかできず、その後YouTubeでネタバレありの解説動画を見てなるほどとなんとなく理解し、2度目を観てさらにパンフレットを読んで、ようやくおおよその話が理解できました.
(ここから先はネタバレがあります)
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