2017/12/03

『地図でみる世田谷』展

Category: 日記・雑記,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 22:12

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 世田谷区郷土資料館で開催していた『地図でみる世田谷』展を見に行ってきました.

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FUJIFILM X100F

 10月下旬から開催されており、12月3日までということで終了1日前の訪問となりました.無料展示だし閉会間際だから混雑しているのかなと思いきや、空いていたのでじっくりと資料を見ることができました.
 1909年の陸地測距部(国土地理院の前身)による地図以降のものが紹介されていましたので、「東京時層地図」のほうが古い地図を見ることができます.とはいえ、1909年以降は東京時層地図よりも年代が細かく、さらに商工地図や観光地図など多種な地図が見れるのは興味を引きました.

 自分がいちばん興味を惹いたのが、鉄道会社が発行した路線図を兼ねた地図.
 これは「東京急行電鉄小田原線江ノ島線井ノ頭線沿線案内図」.東京急行電鉄とつくように、戦時中に東急が小田急などを統合した「大東急」時代のもの.戦時中らしく、軍事関連施設が明記されていません.

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FUJIFILM X100F

 展示内容をまとめた図録が売られていたので購入.200ページ以上もある大ボリュームでしかもPDF版を収めたCD-ROMと昭和12年発行の職業別明細図も付属.これで1,000円は破格値です.

2014/03/31

年度末 + 消費税増税前日

 今日は年度末.しかも明日から消費税は8%に増税.
 自分の業務的には年度末だからといってとりたててなにか特殊なことをすることもないのですが、世の中はそうでもないようで、自宅近くのスーパーは今日は早めに店じまいする旨の張り紙がしてありました.ネット上のオンラインショッピングサイトでも、メンテナンスと称して日付をまたぐ数時間を営業休止にするところがちらほらありました.おそらくは消費税5%なのか8%なのかで無用なトラブルを招きたくないというような目的があるのではないでしょうか.

 会社帰りに新宿に向かうと、小田急の定期券売り場は長蛇の列.明日から運賃も値上げになるので駆け込みで購入しておこうという人が多いようです.3月末はただでさえ新入社員や新入生、転勤などで定期券売り場が混雑する時期なうえにこの増税ですから、鉄道会社は通常よりも早くから定期券の事前購入を受け付けていたはずなのですが、ぎりぎりにならないと行動に移らない人がこれだけ多いということなのでしょう.

 ヨドバシカメラは週末に匹敵する混雑ぶりでした.
 レジはどこも混雑しており、店員が列の整理をしていたほどです.事前に予約していたものを受け取るだけでも待たされるなんてのは初めてのことです.年度末というよりも、増税前の駆け込み購入というのが大きそうです.ヨドバシカメラは通常通りの営業時間のようでしたが、閉店後にすべての商品の値付けを変更するのでしょうか?POSデータの修正だけでも一苦労だと思うのですが、商品に貼ってある値札シールやプライスカードなどのことを考えると、徹夜作業でも終わるのかどうかと心配になってきます.

 一眼レフやミラーレス系の売り場に行っても人だかりは多く、フィルタを買おうとしてレジに向かったらX-T1のレンズキットを購入しようとしている方がキャッシュバック対象ではないのかと店員数名とやりとりをしていました.

 店としてもかきいれどきだろうということで、用件を済ませた自分は早々に店を出ることにしました.

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FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R

 なんか箱がひとつ増えました.
 中身に比べてどうしてこんなに外装箱が大きいのか、いまいち理解に苦しみます.

2013/12/22

『フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人』

Category: 書籍,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 23:59

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 速水健朗氏の『フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人』を読みました.

 日本人の食生活を、有機栽培や地産地消、ベジタリアンといった『フード左翼』と、ファストフードやメガ牛丼、コンビニ食といった『フード右翼』に分けて、それらと政治を絡めて検証するという本です.

 読み始めるとすぐに縦軸に健康志向とジャンク指向、横軸に地元主義とグローバリズムをとったマトリクスが出てくるのですが、その表からも明らかなようにフード左翼は高コストで高級指向、フード右翼は低コストでジャンクという傾向が伺えます.
 自分はどこに位置するんだろうとポジショニングを確認しましたが、マクドナルドは行かないもののコンビニ食が多くB級グルメが好きなあたりはフード右翼に近いのかもしれません.とはいえ、美味しいものは好きなので、きちんとした料理を求めたことによる結果としてフード左翼的な傾向もありそうです.

 興味深いのが、「フード左翼」的なるものとしてひとくくりにされがちなベジタリアン(菜食主義者)でも、ビーガン(肉だけでなく牛乳や乳製品も摂取しない)、マクロビオティック、ローフーディズムは思想や立ち位置が異なるということ.
 自分のような外野からすれば同じように見えるのですが、菜食主義になった理由も、健康のためと自然環境を考慮してと異なっていたり、調理法にしても加熱することに対する是非であったりと、それぞれに主義主張が異なるのです.
 この本ではタイトルは「フード左翼とフード右翼」となっていますが、ページの多くをフード左翼に相当する事柄に割いており、これは言い換えるとフード左翼的なるもののほうが思想やものの見方など、筆者が興味を引く部分が多かったのではないかと想像されます.逆にいうとフード右翼的なるものは、一部の例外を除いて「食」そのものにさして興味のない、もしくはそこにコストをかけられないという側面があり、言い換えるとフード左翼に比べて多くを語るようなコンテンツを持っていないという見方もできそうです.

 そして、読み進めていって意外というか軽くショックを受けたのは、フード左翼の目指す有機農法が決して「明るい未来」にはつながってないということ.
 一言でいえば、農業に必要な栄養物である「窒素」を化学肥料に頼らず有機肥料で得ようとすると、多くの森林は伐採され、魚も取り尽くされてしまい、途端に生活環境も食料事情も悪化してしまうということなのです.
 「自然によく」「体によい」と思われている有機農法の問題点を知ることで、回帰するようにして自分の頭の中に思い浮かんだのが対極にある「フード右翼」のこと.ジャンクで体に悪い食品ではあるものの、「低コスト」で「ハイカロリー」というのは、食料事情を考えたときにひとつの解になるのではないのかと.もちろん、現状のままジャンクフード食べて養分摂取というのではなく、適度なところでバランスをとるのがよいことは言うまでもないことですが.
 余談ですが、外食チェーンで出される食事の多くに「たまに食べるにはいいけど、これを毎日食べたら体を壊す」という印象を自分は抱いています.しかしながら、例えばサラダラップのようなヘルシーなメニューをマクドナルドで出しても売れなくてすぐに販売終了になってしまうということからも明らかなように需要と供給のバランスがそうさせている側面もあるわけで、食べ物って奥が深くて難しいなと痛感させられます.