2012/12/16

Apple iPhone 5
今日は衆議院議員と、最高裁判所裁判官の信任と、都知事と、都議補選の投票日.
昼少し前に近所の小学校まで投票に行ってきました.

Apple iPhone 5(一部ぼかし)
投票にきている人たちを見ると、自分よりも年齢層が上の人たちばかりです.時間帯による差違というのもあるのかもしれませんが、親子連れできていた一人を除いて若者といえそうな人が誰もいないというのはどうしたものなのかと.
一人が投票してもしなくても、投票数分の1でしかないので、影響力もそれだけしかないのは事実です.
が、しっかりと意思表示をするというのは重要なわけで、とくに今のように年寄りばかり投票して年齢が下がるにつれて投票率が落ちている現状では、年寄りに有利な政策ばかりが優先的に可決するようになるのです.言い方は悪いかもしれませんが、先の短い老人が、自分たちの生きている間だけでも楽できるような法案ばかり作っていたら、そのツケはすべて若い世代が支払わなくてはならないのです.憲法が変わって、軍隊を持て、徴兵制だとか決まったとしても、それを決めた老人たちは兵役にも就かないし、戦争で死ぬこともないわけです.死ぬのは若者ばかり、老人は高所から指示出しておしまいです.
すべてが決まってから、こんなことではなかった、オレはそんなもの受け入れないぞとかいっても遅いのです.もちろん個人の意思なので軍隊持つことにOKであればそういう党に投票するのもよいでしょうし、自分の主義主張に沿ったところに投票すればよいのです.
それに、投票することで政治が少しでも身近なものに感じるようになれば、いろいろなものの見方も変わってくるでしょうし、けっしてマイナスにはならないと思いますよ.TVで開票速報とか見るのも楽しくなってくるかも.
それから、今回は最高裁判所裁判官の信任に初めてすべて×をつけてきました.
Twitterなどで他のかたの主張を見て影響を受けたところではあるのですが、いつまでたっても都心部に住む私のような人間の票が地方に住む人たちの数分の一しか価値がないというのはいい加減にして欲しいのです.違憲だよと判決を出したりしているものの、結局は今回だってその判決による是正はされないままこうして投票がされているわけで、つまるところ裁判所の怠慢と言わざるを得ません.それにそもそも、×をつけなければ信任って、どれだけ投げやりな投票方法なのか、それ自体もおかしいのではないかと思いますしね.
2012/12/01
F1ドライバーの小林可夢偉が来季のシート獲得に向けて、「KAMUI SUPPORT」というWebを立ち上げて募金を募っています.
モータースポーツ自体、一般的なオリンピック競技のようなスポーツと呼ばれているものと比べて若干の差異があるものではありますが、F1はその最高峰に位置するものだけあって、際だった違いがあります.
他のスポーツはもちろん、他のモータースポーツと比べても、F1は非常に大きな開発費用等のコストが発生するのです.車体に使われているパーツもカーボンに代表されるようにコスト度外視で軽量なものを使用しています.また空気抵抗を軽減するために「風洞」とよばれる施設を使って実験を繰り返すなど、開発資金はいくらあっても足りないほどです.
そのため、資金調達が非常に重要となり、F1ドライバーもチームに資金を持ち込むべく企業各社を回ってスポンサードを要請するなど、「走る」こと以外のことも要求されます.
これらの結果、他のスポーツでは考えられない奇妙な現象が発生します.速いドライバーよりも資金調達力のあるドライバーが優遇されるのです.もちろん優勝にからむようなトップクラスのドライバーは別ですが、中間クラス以下や売り出し中の新進ドライバーの場合はチームに資金を持ち込むこともF1シートを獲得するための一つの要素となっているのです.
小林可夢偉は昨年、今年とザウバーチームで活動してきました.トップクラスではなく、資金的にも厳しいチームですがファンを魅了するような素晴らしい走りを見せてきました.ですが、来季はザウバーのシートを失うことが確定的になっており、現状はシートは決まっていません.
「速く走ることでシートを得ることができる」と、可夢偉はスポンサー獲得の交渉よりも走りを磨くほうを優先してきましたが、この状況としては資金を持参することが非常に大切な要素となってきています.
しかしながら、いまの日本はモータースポーツにぽんと資金提供できるような余裕のある企業は皆無なのが現状です.そもそも、本来であれば可夢偉はトヨタF1で活躍するのが筋であったのですが、トヨタは撤退してしまっています.
そこで、可夢偉は資金を得るために「募金」という方法をとりました.それが「KAMUI SUPPORT」です.
11月22日の受付開始から1週間程度で1億円を超える募金がすでにあり、昨日11月30日現在で1億2千万円を超えたそうです.一口1万円以上と高額ではありますが、これだけの応募があったというのは、それだけ可夢偉に期待しているファンが多いということなのでしょう.自分も一口ではありますが支援させていただきました.来季も活躍しているところを見たいですからね.
2012/11/29
電気代の使用状況などの明細が書かれた紙を見ていたら「でんき家計簿」なるサービスをしていることが書かれていたので申し込んでみました.

でんき家計簿は東京電力が行っているサービスで、毎月の電気の使用量や料金などを照会してグラフ表示したり、夜間割引などのサービスに申し込んだ場合にどのくらいの値段になるかをシミュレーションすることができます.

これは各月の使用状況.1年前との比較や同じアンペア数の家庭の平均値との比較ができます.
水色の棒グラフが昨年、青が今年、そして赤の折れ線グラフが同じアンペア数の家庭の平均値です.昨年に比べておおむね使用量が下がっていることがわかります.これは20年近く使用してきた旧い冷蔵庫やイマイチ調子の悪かったエアコンをリプレースしたことや、エアコンの代わりに扇風機をメインに使うようにしたことが大きいのではないでしょうか.
契約アンペア数は30Aなのですが、このくらいのアンペア数だと家族暮らしのところもあるでしょうから、一人暮らしで平均値を下回っていても当然かもしれません.
家庭での電力使用量なんて全体から見たら非常に微々たるものではありますが、地道な節約が数千万の家庭で行われることで発電量、ひいては発電所の数を抑えることができるようになったらどんなに素晴らしいことかと思います.
2012/09/29

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
日本科学未来舘でお月見イベントとして夜間展示が開催され、GeoCosmosに月が表示されるというので、出かけてきました.
通常であれば地球のさまざまな状況が展示されているGeoCosmosですが、9月30日が中秋の名月ということもあって、時刻によって月が表示され、月に関する説明がされていました.映像は日本の衛星「かぐや」が撮影したものを使用しているそうです.
普段見えている表側だけでなく裏側の映像も、さらに高低差に応じて色分けされたものなども表示されていました.

RICOH GR DIGITAL IV
昼間の展示ではGeoCosmosの向こうのガラスには外の様子が見えるのですが、夜間展示なので反射した裏側の映像が見えています.

RICOH GR DIGITAL IV
地球の映像も表示されていました.背面の何枚ものガラスに反射する光景は意図したものかどうかわかりませんが、なかなか美しかったです.明暗の差が激しくて撮影しづらかったので、GR DIGITAL IVのHDR機能を最大にして撮影しました.


Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
NOKTON 58mmでとった画像を原寸切り出しするとこんな感じにドットが見えます.
GeoCosmosは96mm角サイズの有機ELパネルを10,362枚張り合わせて作られています.
2012/09/19

Apple iPhone 4S
静岡市美術館で開催されている、「フィンランドのくらしとデザイン展」を見てきました.
フィンランドといって自分が思い浮かべるのは、ムーミン、そしてイッタラの食器くらいでしょうか.女性ではマリメッコのテキスタイルなんかも出てきそうです.
今回の展示では、そうしたものだけではない、フィンランドの風土を伝えるような絵画や建築物などのデザインも展示されています.
普段自分が使っているタンブラーなどがケースに入れられて展示されているのは、なんともいえない不思議な感覚でした.ミュージアムショップでも売られていたので、イッタラの宣伝も兼ねていたのかもしれませんが、いいものを使っている感じがして、手元の食器を大切に使おうという気分になりました.

Apple iPhone 4S
ミュージアムショップでのお買い上げは木製のスナフキンの携帯ストラップ.