2011/10/27
タイの洪水、トルコの震災と、日本だけでなく世界のあちこちで自然災害が猛威をふるっています.
3.11の震災の際には援助の手をさしのべていただけた恩もありますし、わずかな額ですが義援金を送らせていただきました.
タイへの義援金は、タイ大使館のページに義援金の案内が掲載されていますが、なぜかオンラインバンク経由ではエラーが出てしまって振り込みができませんでした.なので、品川区の「タイ王国洪水災害義援金」に振り込みをしました.
トルコへの義援金はトルコ大使館の案内だと海外送金になってしまうため、和歌山県の義援金口座に振り込みをしました.トルコと和歌山県の関係はWikipediaの「エルトゥールル号遭難事件」を見るとよくわかります.
日本同様に地震の多いトルコですから、日本政府も原発の輸出などをせずに耐震技術の供与などをしていただきたいものです.
2011/10/06

スティーブ・ジョブズが亡くなりました.
今日は休暇のため自宅で寝ぼけていたのですが、一瞬で目が覚めました.なにかの間違い、冗談であってほしいと思いましたが、Appleのトップページを見たときにその願いも打ち砕かれました.
CNNはずっと追悼番組を流しています.
自分が最初にAppleの製品に触れたのは25年くらい前、中学生のときに秋葉原に行って見たMacintosh IIでした.最初に買った製品はCentris 610.その後Macについて詳しいという経緯で今の職に就きました.いろいろな意味で、影響を受けてきました.もちろん私に限った話ではなく、コンピュータとの接し方、コミュニケーションの手段、音楽の聴き方など、世界中の多くの人が影響を受けたことでしょう.
享年56歳.早すぎる死です.もっと彼の描く「未来」を見たかった.あの基調講演のワクワクする感覚をもっと.
同じ時代を生きることができたことに感謝します.そして謹んで哀悼の意を捧げたいと思います.
2011/08/12
「原発事故処理用のアシモ開発へ ホンダ早期実用化目指す」
ホンダがアシモの技術をベースに、放射線量の高くて人の入れない場所で作業するためのロボットの開発を進めるそうです.
原発事故の発生後にホンダにも質問が多く寄せられたらしく、WebのFAQにも「ASIMOに原発事故処理をしてもらえませんか。」なんていう項目が出ていました.それだけアシモに対する期待が大きかったのでしょう.
放射能汚染の恐怖におびえながら人類は生活を送り、そして人間型ロボットが活躍する.
SF小説や漫画の世界ではよく扱われるテーマですが、まさか実際にそのようなシチュエーションがやってくるとは、半年前に誰が想像できたでしょうか.幸か不幸かと問われれば、間違いなく不幸な形で21世紀という「未来」はやってきたようです.
輝かしい未来技術の象徴として取り上げられることの多いアシモ.それがこうした形で原発に投入される.人が入れないような場所で作業を行ったアシモは当然ながら役目を終えたあとは放射性廃棄物として処分される運命に.つまり片道切符.どんなに功績を残しても博物館に飾られることもない.
機械、ロボットとはいえ、なまじ人間に近い形をしているがゆえに寂しさや悲しさのようなものを感じるのは人間側の勝手な思い上がりというものでしょうか.
2011/08/11
先日NHKで放送された「NHKスペシャル「原爆投下 活かされなかった極秘情報」」を見ました.
当時の実際に情報を扱っていたかたや、零戦に乗っていたかたの証言を交えた放送で、あらゆる面で非常に驚きの内容でした.
内容を要約すると、
・戦争末期の日本軍は米軍のB29が出す無線を傍受していた(ただし最初のコールサイン部分のみ認識可能で、他は暗号化されており解読不能)
・その無線のコールサイン(V4xx、V5xx、V7xx)から、どの基地を離陸したB29がどれだけ空襲にきているか、おおよそどこに向かっているかまで解析しており、事前に各地の拠点に注意を出していた
・日本軍はアメリカが原爆を開発していることを知っていた
・日本軍も国内でウランを採掘して開発に着手するも、すでに開発の余力がなく断念していた
・ある日、今までにない「V6xx」という600番台のB29の編成が無線に登場する.しかし数が妙に少ない
・テニアン島を基地としているその編成がなんらかの訓練をしていることもわかっていた
・8月6日直前まで兵庫、愛媛、山口が空襲されており、これらの地域には空襲に向けて注意するよう指示が出されていた.
・周囲の空爆されている状況から広島が次の標的になり得ることが想定できていた
・8月6日早朝にB29が気象偵察目的に広島近辺に飛来していたことも知っていた
・それに続いてコールサインV6xxのB29が広島方面に向かっていることも察知していたものの、警報を出さなかった.結果として平時の無防備な状況のまま被爆
・ここまでわかっていて警報を出さなかったのは、日本が原爆開発を諦めたので、アメリカも開発できていないはず、という極めていい加減な推測によるものであった
・8月9日もV6xx編成が九州に飛来していたことも、長崎に原爆を投下する5時間前に判明していた
・九州の防御を担っている零戦のパイロットが迎撃準備をしていたにも関わらず、命令は出なかった
・当時東京では降伏するかどうかの会議を行っており、結果として長崎への原爆投下は放置された格好に
ここまで情報を入手していながら、対策をなにも打たず国民を護ることすらしないという姿勢は、原爆投下から66年たった2011年でも変わりません.まったく同じことが繰り返され、同様に放射能の脅威にさらされています.隠蔽してやり過ごそうという姿勢はもううんざりです.
2011/06/29

RICOH GR DIGITAL III
今年は電源事情などにより、例年のように空調にべったり頼ることはできません.というよりも、空調に頼ることが原発を継続させる要因になるのであれば、ライフスタイル自体を考え直す必要も出てきます.
空調に頼らない自衛策としてクール用のバスクリンなど様々なものを試していますが、塗るだけでひんやりとするクリームを紹介してもらったのでさっそく買ってきました.
塗るだけでエアコンいらず!というわけにはいきませんが、しばらくの間はひんやり感が続きます.