2015/08/23
昨年に引き続き、不忍池の蓮の写真を撮りに行ってきました.
朝5時半くらいに家を出て車で上野に向かいましたが、6時過ぎの不忍池はすでに人が多くいました.
FUJIFILM X-T1 + New Nikkor 105mm F2.5
昨年より20日遅く撮影に訪れましたが、今年は例年よりも遅くまで咲いているようです.
今回はX-T1にマウントアダプタを使ってニコンのNew Nikkor 105mm F2.5を取り付けて撮影しました.薄曇りでの撮影ということもあって、昨年の撮影とは異なった雰囲気です.当然ながらMFでの撮影となり、X-T1のスプリットモードを使って撮影しましたが、それでもピンぼけ写真を何枚も撮影してしまいました.
FUJIFILM X-T1 + New Nikkor 105mm F2.5
蓮の花の香りに惹かれてか、ミツバチを多く見かけました.このミツバチは花粉をいっぱいつけています.
FUJIFILM X-T1 + New Nikkor 105mm F2.5
富士フイルムのカメラに搭載されている「フィルムシミュレーション」を今回は「ASTIA」をメインに「Velvia」「クラシッククローム」と使い分けて撮影しましたが、Velviaはどぎつい印象で個人的には蓮の花の持つ雰囲気にはあわないかなという印象でした.
クラシッククロームは非常に淡い印象で早朝の雰囲気が出て気に入りました.
2015/06/18
「リコー、Wi-Fiを新たに搭載した「GR II」」
自分が使っているデジカメ「GR」の後継機である「GR II」が発表になりました.
GRとの変更点は、
・Wi-FiおよびNFCを搭載
・Wi-Fi経由でスマートフォンから設定変更やリモート撮影が可能
・ホワイトバランスの改善
・バッファメモリを増加し、RAW撮影時の連続撮影枚数が4枚から10枚に
・エフェクトが6種類追加
以上です.たったこれだけ.
そもそも、GRシリーズの偶数機番はマイナーチェンジというのが通例なのですが、それにしてもあまりにも変化がありません.GRから2年たった新製品として発売するにしてはあまりにも寂しすぎます.
GR IIではWi-Fiの搭載が最大のウリのようなのですが、Wi-Fiを搭載していないGRではその代わりにEyefiカードへの対応が充実しており、転送する画像を選択できたり、転送時のみWi-Fiを機能させて節電する機能などを搭載しているので撮影画像の転送については便利に使えています.
自分が使っているGRが陳腐化しないのは結構なことなのですが、ここまで進化がないとなるとGRシリーズの将来性に若干の不安を感じます.細かい話ですが、今回追加された6種類のエフェクトには「雅」が、ホワイトバランスには「CTE」という、それぞれペンタックス由来の機能が採用されており、もしかしたら旧リコーのカメラ開発部隊は消滅してペンタックスに一本化されてしまったのではないかと勘ぐってしまいます.GRシリーズの将来はあるのか、その答はさらに2年後にGR IIIが出るのか、そしてどのような進化を遂げているかで判明することでしょう.
2015/06/13
気に入って使っているX100Tですが、オプションで装着している純正サムグリップが使っているうちにほんのわずかながら緩んでくるのがちょっと気になっていました.わずかとはいえ、親指をかけて安定して構えるためのサムグリップなので、ほかによいものはないかとレンズメイト製の「LM X100T」を入手してみました.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
オリエンタルホビーから通販で入手しました.
マグネットで開閉する、高級感のある箱に収められています.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
上が純正のTR-X100、下がレンズメイトのLM X100T.
親指のあたる部分が結構違うのがわかります.また、アクセサリシューから伸びる部分のデザインが純正のほうが綺麗な曲線を描いていて好きですね.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
裏面です.アクセサリシュー部分にシリコン製の滑り止めが、また親指のあたる部分とカメラボディが接する部分にも金属の出っ張りとシリコンがあります.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
レンズメイト製のほうが裏面のシリコンパーツのせいか、取り付けるのにやや力がいります.逆にそれは安定性を意味するものでもあります.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
純正が上向きだけに伸びているのに対し、レンズメイト製は下向きにも大きく伸びています.アメリカのメーカーだからでしょうか、親指があたる部分が大きいです.
純正は「X」のロゴが入ります.個人的にはわざわざロゴを入れなくてもいいのに、と思っています.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
上から見ると、結構形が違うのがわかります.
レンズメイト製はカメラボディにかかるようにでっぱりがあります.また親指があたる部分もラウンドしていて指へのあたりが少し柔らかくなっています.
また、純正品のほうがボディ色と近い色合いをしています.このあたりはさすが純正品です.
肝心のガタつきや緩みですが、レンズメイト製のほうが安定感があります.純正品のようなアクセサリシュー部分がずれることはありません.親指に力をかけるとほんのわずか歪みますが撮影していてそれを意識することはほとんどないレベルです.
ということで、純正品は箱にしまい、レンズメイト製のサムグリップを使うことにしました.
2015/06/11
フルフレームのセンサーを積んだ、レンズ固定式のデジタルカメラは長いことソニーのDSC-RX1/RX1Rしかありませんでしたが、ようやく別のメーカーから製品が発表されました.しかも発表したのはライカです.
「ライカQ」と名付けられたカメラの主な特徴をリストアップすると、
・2,400万画素フルフレームCMOSセンサー
・28mm F1.7単焦点レンズ
・368万画素EVF
・Wi-Fi/NFC
・タッチパネル付き液晶モニタ
と、なかなかに高機能です.とくに、自分がRX1を使っているときに不満であった、ファインダが内蔵されたこと、Wi-Fiによるスマートフォンへの通信機能がサポートされているのは非常に魅力的です.ライカといえば、Mマウント機はストイックともいえるような機能を絞ったカメラを作るメーカーですが、そこから見ると非常に多機能といえます.
お値段は60万円くらいになるのではないかと予測されていますが、個人的には「思ってたより安いな」という印象を受けました.その理由は、ライカMマウントの28mm F2レンズが約50万円くらいすること、ここにフルフレームのセンサーとEVFなどのコストを加えて、ライカとしてのブランド料を加えると70-100万円くらいになると想像していたからです.もちろん、思ってたより安いからといって気軽に買えるものではありませんが.
2015/05/14
先月22日に修理に出したX100Tが昨日、修理完了した旨の連絡をいただいたので引き取りに行ってきました.
修理に出したときのエントリーで書きましたが、絞りリングの数値と実際の数値が異なるときがあるというのが故障の内容でした.
修理に出したときに受付の方が操作してその場で故障が再現したのですが、修理に出してから約1週間後に「故障が再現できない」との電話連絡をいただき、もう一度電話口で故障内容を伝え直したり、ゴールデンウィークが間に入ったこともあって、約3週間という長期の修理となってしまいました.
受け取ってきてさっそく使おうとしたところ、オフにしていたはずの操作音が.そしてファンクションボタンの割り当てが違う…… ということで、カメラの設定自体がリセットされていたため、再設定の必要がありました.X100Tはファンクションボタンが7個あったりとカスタマイズ項目が非常に多いのと、設定内容をすべて覚えているわけではないので再設定にはかなり難儀しました.
非常に気に入っているカメラなので戻ってきて嬉しいです.また明日から使っていこうと思います.