2011/04/26

世界の山ちゃん

Category: 日記・雑記,食べ物 — Annexia @ 11:19

箸袋

RICOH GR DIGITAL III

 私事ですが、昨日は私の誕生日でした.
 大台にあともう一歩という年齢にもなってしまうと、なんていうか素直に祝えない気分なのも事実であったり.

 オッサンなりの祝いかた、というわけでもないのですが「世界の山ちゃん」に行ってきました.

手羽先

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 何はともあれ、手羽先.

えびふりゃー

RICOH GR DIGITAL III

 名古屋めしといえばやっぱりえびふりゃー.

鶏皮唐揚げ

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 好物の鶏皮の唐揚げ.

白玉とあんこの春巻き、アイス添え

RICOH GR DIGITAL III

 白玉とあんこの春巻き、アイス添えです.

 デザートにいたるまで茶色いなぁ.

2011/04/24

選挙

Category: 日記・雑記,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 20:32

 2週間前の都知事選に続いて、今日は区長と区議の投票がありました.
 都知事選のときは旅行に出かける関係で期日前投票を行いましたが、今日は普通に近所の小学校に出かけて投票してきました.
 子供もいない一人暮らしの私としては、正当な理由で小学校に立ち入ることができるのは投票日くらいのものです.妙にちっちゃい机とかウサギ小屋(自分の通っていた小学校はウサギ小屋はなくてインコを飼っていましたが)とか眺めて懐かしさに浸りたいところではあるのですが、残念ながら正門→体育館→正門というルートで見物できなかったのが残念でした.以前は出口が違うところにあってウサギ小屋が見れたのですが.

 さて.それはさておき.
 区長と区議選について.
 区議は20年来の知人が出馬しているので投票するのに迷いはありません.
 問題は区長です.世田谷区の区長立候補者は5名.建前上の党派は全員無所属ですが、実際には自民党:2、民主党:1、社民党(旧?):1、無所属(地元の商工会議所?):1、となっています.
 区長選なので当選するのは1名なのはいうまでもありません.が.自民党の擁立者が2名いるんですよね.つまり、一本化できなかったということです.

 2名の候補者を見てみましょう.
 1名は世田谷区の区議会議長を今まで務めていたかたで、もちろん所属はずっと自民党です.こちらは地元の区議レベルでの支援がされているようです.
 そしてもう1名、こちらがすごい.ちょっと前まで民主党所属で都議をやっていた人です.その前をさかのぼると民主党所属で世田谷区議もやっていました.区議→都議とステップアップしていったところで、あっさりと鞍替えして自民党の支援(都議?都知事のみ?)で区長選に挑んでいるのです.その辺の経緯を調べるとさらにすごいことがわかってきます.東京都議会では築地魚市場の豊洲移転についての議論がずっと続いていましたが、議決を得るのにあともう1票ないと移転が議決できないという状態になっていました.もちろん民主党は移転に反対する立場を取っているのですが、今回の候補者が民主党を捨てて寝返ったことで築地移転が正式に決定したのです.
 石原都知事との間でどういう取引があったのかはわかりませんが、想像は容易にできますね.死に体の民主党を捨てて石原に恩義を売って支援を受けて世田谷区長選に立候補と.今回の選挙ポスターも都知事と握手している写真が使われています.選挙ポスターで候補者と他の人物が同じサイズで写っている写真というのは見かけないものですが、文字通り「虎の威を借る狐」というヤツでしょう.

 どういう結果になるのか、ちょっと興味深いです.生活にも関わってきますしね.

【追記】
 NHKの開票速報によると前衆議院議員の社民党のかたと、上記の寝返ったかたが競っているのだとか.社民党のかたは市民活動家出身ということもあって強さを発揮しているようです.それにしても・・・

【追記2】
 23:20ごろにNHKの速報で前衆議院議員の保坂氏が当確の発表がありました.自民党は共倒れという結果になったようです.

2011/04/22

白熱灯の終焉

Category: 日記・雑記,物欲 — Annexia @ 23:03

電球型蛍光灯

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 トイレと浴室で使っていた白熱灯を電球型蛍光灯に交換しました.

 買いに行くまではLEDにしようと思っていたのですが、店頭であれこれ見ているうちに迷いが生じたのと、同じくらいの明るさだとLEDも電球型蛍光灯も消費電力はさして変わらないのと、LEDの耐久時間40,000時間というのはトイレや浴室で使うにはあまりにもオーバースペックに感じたので(1日1時間使用したとして40,000日なので理論上は100年以上もつ計算に!)、耐久時間13,000時間の電球型蛍光灯を選びました.もちろん値段の違いも無視できません.
 LED電球は過渡期の製品ということもあってか、配光特性(光の拡散)が製品によってまちまちでちょっと選びづらいですね.LEDを使って白熱灯のように光を拡散させるのはまだ難しいのかもしれません.

 これで自宅で使用している白熱灯はなくなりました.交換するだけで消費電力が1/5程度になるのですから、白熱灯を使う理由はもはやないのではないでしょうか.

 あとは白物家電なども低消費電力のものに変えていきたいところです.先日、ピークシフト対応のテレビが発表になりましたが、ピークシフト対応の冷蔵庫なんてのもそのうち登場するのでしょうか?

2011/04/21

Makro-Planar 50mm F2 ZF – 約1ヶ月使ってみての感想

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 23:59

CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2 ZF

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 購入直後に地震が発生したりするなど、慌ただしくてなかなか使う機会がなかったMakro-Planar 50mm F2.
 購入から約1ヶ月、旅行に連れ出してみたりして用途を問わず使ってみた感想です.

ドーナツ

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
ISO800 F4 1/60秒

 Makro-Planar 50mm F2を買ったのは「オールマイティーに使える標準レンズが欲しい」という理由からです.
 50mmの単焦点レンズは同じCarlZeissのPlanar 50mm F1.4をすでに持っていました.このレンズ自体も評判の良いレンズではあるのですが、いかんせん45cmまでしか寄れません.これはPlanar 50mmがダメというのではなく、ニコンだろうが他のメーカーだろうが一般的な50mmレンズの大半が似たようなものです.これではテーブルに置かれた、目の前にあるものを撮るのにすら苦労してしまいます.

花

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
ISO200 F2 1/1000秒

 Makro-Planar 50mm F2の最短撮影距離は24cm.大半のものを撮るのに困ることはありません.ただし、マクロレンズとして見たら被写体との距離はとれませんし、倍率も1/2倍なのでたいしたことはありません.純粋にマクロレンズだけの性能を追求するとしたら、私もこのレンズではなくタムロンの90mmマクロあたりを買っていたのではないかと思います.

中心部 50%縮小

 とはいえ、私は等倍マクロ撮影などはしないので50%縮小でここまで写れば十分ですね.

豪徳寺

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
ISO200 F2.8 1/250秒

 ピント合わせはしやすい方だと思います.F1.4と1段明るいPlanar 50mm F1.4よりも楽ですね.Voigtlander NOKTON 58mm F1.4と同程度でしょうか.ファインダーを覗いていると、ぼんやりとした映像からふわっと浮き上がるようにしてピントが合う感覚はMFレンズならではの楽しみです.
 とはいえ、マクロレンズの宿命か、被写体との距離が離れるとピントリングの移動量が少なくてシビアなピント精度を要求されますので後からチェックして全然ダメ、なんてこともあります.撮影前にはきちんと視度補正を調整する必要もあります.

福山城からの眺め

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
ISO200 F8 1/250秒

 マクロレンズに対して要求するべき性能ではないかもしれませんが、遠景も満足のいく写りです.

中心部 50%縮小

 通常のレンズに引けを取らない画質です.「寄れる標準レンズ」として常用可能ですね.

夜景

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2
ISO3200 F2 1/30秒

 夜景を撮っていて驚いたのがコマ収差の少なさです.

スカイツリー 50%縮小

 こうした隅の方に写った点光源は大半のレンズでは「コマ収差」という歪みが出て形がゆがんでしまうのですが、きちんとした形を保っています.Planar 50mm F1.4でも絞り開放ではコマ収差が出ましたが、F値が1段暗いとはいえ、絞り開放でこの画像は素晴らしいです.

 大きく、重く、高価ではありますが、画質を求めるのであれば検討に値する、素晴らしいレンズです.D700との組み合わせでは1.5kgを超える重量はずっしりときますが、精度の高い金属とやや奥まったところに見えるレンズの醸し出す存在感は期待を裏切りません.

2011/04/18

週刊東洋経済 東京電力特集

Category: 書籍,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 23:04

週刊東洋経済 東京電力特集

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 週刊東洋経済が「迷走する巨大企業の正体 東京電力」なる特集を組んでいたので買ってきました.

 今さら東京電力がどうなろうと原発が急速に改善されるわけでもないし、正直いってどうでもいいことです.
 が、今回の一連の原発事故が「人災」といわれるゆえんや、東電がこれからどうなるかという予測やその裏で蠢く団体や政府系機関などを知ることで、この国の電力事情が今後どうなるかが見えてくるのではないかと思い、その辺を知る一助になるのではないかと思って購入してみました.
 経済誌なので企業寄りの記事が書かれているのかと少し心配でしたが、社内の学閥や社長の出身組織、取引や出資のある社外企業、いわゆる「原子力村」と揶揄される政府系機関や業界団体の相関図、原発を受け入れた地方自治体の現状など、かなりハードな中身でした.

 個人的にはゆるやかに原発は縮小の方向に向かって欲しいと考えているのですが、残念ながらここまで強固に組織が形成されて政府とも密接に絡み合っている原子力ビジネス・利権が急速に方向転換するようには見えません.
 考え得る今後のパターンとしては、
 ・現状維持→老朽化した原発を延命措置→なんらかのトラブルで破損→再び事故
 ・老朽化した原発を廃止→新規原発を建築→利権ウハウハ&日本の沿岸部にさらに原発が立ち並ぶ
 というようなところでしょうか.ゆるやかに原発廃止&次世代エネルギーへの移行、というパターンは悲しいかな、可能性が低いような気がしてきました.