2012/02/19
東日本大震災からもうすぐ1年.余震が相変わらず続いている状況であり、次なる大地震の予想も流れるなど、非常時に対する備えが求められています.
防災用品として必要なものは多々ありますが、その中でも重要視されるのがやはり食料.ということで、長期保存可能な食料品として、まずは井村屋の「えいようかん」を購入しました.

RICOH GR DIGITAL III
約8cm四方の正方形に近い形状をした製品で、中には羊羹が5本入っています.
コンビニのレジ横とかに置かれている、ミニ羊羹が入っているイメージでおおむね合っているのではないかと思われます.
コンビニ羊羹との違いは長期保存が可能なこと.5年半の長期保存が可能です.また、パッケージには点字で羊羹であることを示されているなど、ユニバーサルデザインにも配慮されています.

RICOH GR DIGITAL III
裏面には災害用伝言ダイヤルの使用方法が.単なる偶然なのか、合わせたのかはわかりませんが、羊羹1本あたりのカロリー値171kcalと災害用伝言ダイヤルの番号171が同じである点も覚えやすくていいです.

RICOH GR DIGITAL III
非常食に羊羹というのもちょっとずれているんじゃないかという気が当初はしていたのですが、火を使わずに食べられて小型で高カロリー、もちろんおいしいという点ではなかなかのものではないかと思われます.
個人的には「ねり」羊羹よりも、粒あん入りの「小倉」のほうが好きなので、ぜひ小倉羊羹の検討もしていただければと思います.そうしたらもう1パッケージ購入したいと思います.
・・・さすがに羊羹だけで非常食がもつわけがないので、いくつか調達してこないとダメですね.
2012/02/18
東日本大震災からもうすぐ1年.余震が相変わらず続いている状況であり、次なる大地震の予想も流れるなど、非常時に対する備えが求められています.
防災用品として必要なものは多々ありますが、その中でも重要視されるのがやはり飲料水.ということで、長期保存水を購入しました.

RICOH GR DIGITAL III
木村飲料の「生命の水」です.木村飲料というと、「カレーラムネ」だとか「しずおかサイダー」のようなキワモノ炭酸飲料が思い浮かびますが、こうしたまっとうな製品も出しているのです.
通常のペットボトルの水だと賞味期限は1,2年くらいですが、これは5年の長期保存に耐えられます.段ボール箱1つで2リットル×6本で12リットル入りです.
飲料水の備蓄方法としては、常に通常のミネラルウォーターを買い置きしておいて、一定のストックを保ったまま古いものから順次使っていくという方法もあります.これであれば、いつ震災が起きても一定量の飲料水が確保できます.が、自分の場合は飲料水は水道水を浄水器で濾過しているため普段は水を買わないので長期保存水を買いました.
さすがに避難するときにこの段ボール箱を抱えていくわけにはいきませんので、500ml入りの長期保存水を別途ストックする必要があるかもしれません.
2012/02/16
東日本大震災からもうすぐ1年.余震が相変わらず続いている状況であり、次なる大地震の予想も流れるなど、非常時に対する備えが求められています.
防災用品として必要なものは多々ありますが、その中でも重要視されるのがやはり情報.そこからまずは着手しようということで、非常用ラジオを購入しました.

RICOH GR DIGITAL III
ソニーのICF-B03です.
備えている機能は、
・FM/AMラジオ
・LEDライト(スポット/ソフト切り替え式)
・携帯電話充電機能
・手回し充電と乾電池(単4電池×2)の2電源方式
といったところです.
同様の機能を備えた製品は様々なところから出ていますが、信頼性のおけるメーカーの製品を買っておけばよいだろうということで、ソニー製を購入しました.TVもゲーム機もコンピュータもオーディオもソニー製品からは遠ざかっている自分ですが、ラジオのようなプリミティブな製品ではソニー製品を選びますね.

RICOH GR DIGITAL III
ボディカラーは白、オレンジ、シルバーがありますが、非常時に目立ちやすい色をということでオレンジを選択しました.
白く目立っているのが充電用のハンドルです.これを引き起こして180度反転し、回転させることで(回転方向はどちら向きでもOK)充電されます.1分間に120回転を目安にということですが、そこそこ抵抗感のあるハンドルのため長時間回し続けるのは大変かもしれません.
発電中はLEDが点灯しますが、どれだけ充電されているかという状況確認はできません.
回転させるとそれなりに音が出るため、発電しながらだとラジオの音声はやや聞きづらいかもしれません.ただ、1分間回すことでラジオ(AM放送)が1時間、ライトを15分ほど点灯させることができるので、それほど頻繁に回す必要はなさそうです.しかし、携帯電話の場合はバッテリ消費量が非常に多いため、1分回して通話3分、待ち受け90分、スマートフォンの場合はさらに厳しく、5分回して通話3分、待ち受け30分という目安になっています.
2電源方式なので、乾電池を用意しておいたほうがよいかもしれません.

RICOH GR DIGITAL III
裏面.FMラジオ用アンテナ、電源切り替えレバー、電池カバーがあります.電源切り替えレバーはどちらにセットされていても発電されます.

RICOH GR DIGITAL III
上面.ライトの切り替えレバーがついています.ソフトライトのときはこの上面部分が光ります.
本体全体としての電源スイッチというものはなく、ラジオとライトそれぞれにスイッチがついているため、同時使用ももちろん可能です.

RICOH GR DIGITAL III
主な付属品です.携帯電話充電用のケーブルと変換プラグ、そしてホイッスルです.余談ですが、ご丁寧にもホイッスルにまでソニーのロゴが入っています.これらの他に、本体含めて収納可能なポーチと本体に取り付けるストラップがあります.
この製品では「スマートフォン対応」をうたっているのですが、残念ながらiPhoneには対応していません.なので、変換アダプタを別途購入することにしました.スマートフォンの使用者数からいえばiPhone用アダプタを同梱してくれてもよさそうなものですが、ライセンス料によるコストアップや、ライバル商品を出しているメーカーの都合などがあったのかもしれません.
数分ほど回して実際に各機能を使ってみましたが、ラジオはクリアに聴けますし、ライトもかなりの明るさです.非常用だからといって機能が低いわけでもなく、普段使いできるほどのクオリティなのはさすがソニー製だと感じました.
【補足】

RICOH GR DIGITAL III
iPhone充電用にmicroUSBをDock端子に変換するアダプタを購入しました.
購入したのは、ラスタバナナのRBHE004.amazonで500円ちょっとでした.

RICOH GR DIGITAL III
こんな感じでつないでハンドルを回せば充電されます.試しにやってみましたが、これでフル充電するのはまあ無理でしょうね.やはり電池を用意しておくにこしたことはないようです.
2012/01/29

RICOH GR DIGITAL III
昨今の電力事情を考慮すると同時に、東京電力にお金を払うのが苛立たしいという両方の理由で電気の使用量を抑える方向に動いたところ、先月今月ともに4割近い削減になりました.
具体的な方策は次のとおりです.たいしたことはしていません.
・エアコンの設定温度は20度
・寝るときは毛布をしっかりかぶりエアコンを切る
・外出するときは10分20分先にエアコンを切る
・使っていないACアダプタなどは抜く
・冷蔵庫を新調した(これは昨年ですが)
・テレビを見ないときはさっさとスイッチを切る
・・・まあ、今までがいかにムダに電気を使ってきたかという証左でもありますね.
家庭内で電気を消費するのはエアコンと冷蔵庫、あとはテレビが多いそうです.とくに夏冬はエアコンが大きいのでそこを重点的に節電することにしました.20度設定は寒いのですが、耐えられないほどではないですし、寒かったら服を羽織るとか毛布をかぶるとかすれば解決する話です(さすがにエアコンオフだと着込んでも冷え込みますが).要は部屋全体を暖めるのではなく、自分が暖かければそれで十分なのです.
ACアダプタは今までそれほど気にもしたことがなかったのですが、なにもしていなくても電気を消費しているそうです.さわってみて暖かいのがその証拠です.なので、コンセントを抜くだけで節電になります.
ただし、家中の電力を完全に抑えるような、そこまでのことはしていません.たとえばテレビやエアコン、細かな電気製品などでも待機電力でちょっとずつ電気を消費していますが、使い終わるたびにコンセントを抜くのは面倒です.そこまでキッチリつめて節電すると意識が長続きしませんから、手間のかからない、できる範囲内で節電していこうと、そんな感じでやっています.
2012/01/12

Apple iPhone 4S
経堂駅前で原発の是非を都民が投票で問えるようにという署名活動が行われていましたので署名してきました.
都民投票が実現するためには、都民有権者の1/50、約22万人以上の署名が必要になります.しかし、まだ現状ではまったく足りていないとのことです.翻って同様に署名活動が行われた大阪府では条件をクリアするだけの署名が集められたそうです.
東京と大阪の違いがどこから出てくるのかは私にはわかりませんが、少なくとも東京は福島原発の恩恵をもっとも受けてきた土地です.福島県は東北電力の管内ですので基本的に作られた電気は地元では使われずに首都圏に送られます.他人事では済まされない問題です.
かくいう自分も震災が起き、原発事故が起きるまで自分が使っている電気がどこでどのようにして作られているかなど気にしたことはありませんでした.しかし、自分が使っていた電気を作っていた原発で事故が起き、広範囲に土地が汚され、避難せざるをえない人たちがおり、そして今もなおリスクを抱えている状態が続いていることを知った今はもはやスルーするわけにはいきません.
生活を脅かすだけでなく、将来にわたって子孫に末永く禍根を残す格好になる原発の問題.政治家に任せるのではなく、自分の意思で是非を問うべきだと、私はそう考えます.
署名活動の詳細はこちら.賛同いただけるかたはぜひ署名をお願いします.