2012/02/16

非常用ラジオ

Category: 社会・政治・世情一般 — Annexia @ 21:15

 東日本大震災からもうすぐ1年.余震が相変わらず続いている状況であり、次なる大地震の予想も流れるなど、非常時に対する備えが求められています.
 防災用品として必要なものは多々ありますが、その中でも重要視されるのがやはり情報.そこからまずは着手しようということで、非常用ラジオを購入しました.

RICOH GR DIGITAL III

 ソニーのICF-B03です.

 備えている機能は、
 ・FM/AMラジオ
 ・LEDライト(スポット/ソフト切り替え式)
 ・携帯電話充電機能
 ・手回し充電と乾電池(単4電池×2)の2電源方式
といったところです.
 同様の機能を備えた製品は様々なところから出ていますが、信頼性のおけるメーカーの製品を買っておけばよいだろうということで、ソニー製を購入しました.TVもゲーム機もコンピュータもオーディオもソニー製品からは遠ざかっている自分ですが、ラジオのようなプリミティブな製品ではソニー製品を選びますね.

RICOH GR DIGITAL III

 ボディカラーは白、オレンジ、シルバーがありますが、非常時に目立ちやすい色をということでオレンジを選択しました.
 白く目立っているのが充電用のハンドルです.これを引き起こして180度反転し、回転させることで(回転方向はどちら向きでもOK)充電されます.1分間に120回転を目安にということですが、そこそこ抵抗感のあるハンドルのため長時間回し続けるのは大変かもしれません.
 発電中はLEDが点灯しますが、どれだけ充電されているかという状況確認はできません.
 回転させるとそれなりに音が出るため、発電しながらだとラジオの音声はやや聞きづらいかもしれません.ただ、1分間回すことでラジオ(AM放送)が1時間、ライトを15分ほど点灯させることができるので、それほど頻繁に回す必要はなさそうです.しかし、携帯電話の場合はバッテリ消費量が非常に多いため、1分回して通話3分、待ち受け90分、スマートフォンの場合はさらに厳しく、5分回して通話3分、待ち受け30分という目安になっています.
 2電源方式なので、乾電池を用意しておいたほうがよいかもしれません.

RICOH GR DIGITAL III

 裏面.FMラジオ用アンテナ、電源切り替えレバー、電池カバーがあります.電源切り替えレバーはどちらにセットされていても発電されます.

RICOH GR DIGITAL III

 上面.ライトの切り替えレバーがついています.ソフトライトのときはこの上面部分が光ります.
 本体全体としての電源スイッチというものはなく、ラジオとライトそれぞれにスイッチがついているため、同時使用ももちろん可能です.

RICOH GR DIGITAL III

 主な付属品です.携帯電話充電用のケーブルと変換プラグ、そしてホイッスルです.余談ですが、ご丁寧にもホイッスルにまでソニーのロゴが入っています.これらの他に、本体含めて収納可能なポーチと本体に取り付けるストラップがあります.
 この製品では「スマートフォン対応」をうたっているのですが、残念ながらiPhoneには対応していません.なので、変換アダプタを別途購入することにしました.スマートフォンの使用者数からいえばiPhone用アダプタを同梱してくれてもよさそうなものですが、ライセンス料によるコストアップや、ライバル商品を出しているメーカーの都合などがあったのかもしれません.

 数分ほど回して実際に各機能を使ってみましたが、ラジオはクリアに聴けますし、ライトもかなりの明るさです.非常用だからといって機能が低いわけでもなく、普段使いできるほどのクオリティなのはさすがソニー製だと感じました.

【補足】

RICOH GR DIGITAL III

 iPhone充電用にmicroUSBをDock端子に変換するアダプタを購入しました.
 購入したのは、ラスタバナナのRBHE004.amazonで500円ちょっとでした.

RICOH GR DIGITAL III

 こんな感じでつないでハンドルを回せば充電されます.試しにやってみましたが、これでフル充電するのはまあ無理でしょうね.やはり電池を用意しておくにこしたことはないようです.

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