2012/10/24
昨晩、というか今日の早朝はAppleの発表会でした.
発表になったのは、
・MacBook Pro Retina 13inch
・Mac mini
・iMac
・iPad mini
・iPad Retina(4th Generation)
と、盛りだくさん.
前回の発表の時はiPhoneだけだったので余計に多く感じます.iPhoneの存在感がそれだけ大きいということでしょうか.
個人的に魅力を感じたのは13インチのMacBook Pro Retina.出たら買い替えようと思っていただけに、待ってましたという思いです.
ただ、15インチのRetinaに比べてグラフィックチップがインテルの内蔵チップセットのみだったり、メモリの上限が8GBどまりだったり、CPUがCore i7にアップグレードしても2コアだったりと、見劣りする部分がいくつかあるのは残念なところです.ストレージがSSD+HDのデュアルだったらいいなと期待していたのですが、15インチ Retinaで搭載されていない機能がついているはずもなく、SSDのみでした.ストレージのデュアル化はiMacで「フュージョンドライブ」と銘打って搭載されたので、いずれは筐体サイズに余裕のあるMacBook Proに搭載されてくるのかもしれません.
今使っているMacBook(Late 2008)もまる4年が経過し、メモリを非公式の上限値である8GBにし、HDを1TBまで増設し使っていますがそろそろ潮時かなという状況でもあるので注文しました.SSDは最大容量の768GBです.
その他の機種についての雑感.
iPad miniは想像されていたとおり.9.7インチのiPadはあんまり外に持ち出す気はしませんが、7.9インチだったら通勤時や屋外で使うのもよいかもしれないなと感じさせられます.でもそうした用途はiPhoneでもまかなえるので、今のところ購入しようという気分には至っていません.
16GBモデルで3万円を切ってきましたが、直接のライバルと目されるNexus7に比べての割高感は否めません.ハードウェアやOS等の中身をきちんと理解している人は多少の価格差があっても許容してくれるかもしれませんが、「タブレット」という十把一絡げ的な捉え方をするふつうの方々には、唯一にして確実に比較できる「価格差」というものは影響ありそうです.
iPad 4th Generationは、やや驚きでした.Lightningコネクタの普及推進のために端子形状を変更したマイナーチェンジモデルを出してくるかなとは思っていたのですが、CPUも変更しLTEも搭載するなど、フルモデルチェンジまでしてくるのは想像外でした.iPad両機種ともLTEでKDDI(au)をサポートするようになったのはいいですね.けれども、iPhone 5のLTEテザリングにぶら下げる形でWi-Fiモデルを使えばいいんじゃない?という気持ちもします.通信キャリアのほうでiPhone 5と同一契約で割引オプションをしてくれれば飛びつく人も増えるかもしれません.
Mac miniは外見据置のためか、あんまりぱっとしないイメージが.
iMacは薄型化がインパクトあります.全部が5mm厚になったわけでもないですし、正面から見たら従来機種との違いもないのですが、うまく立体的な形状にしたのはさすがです.
これで今年はMacPro以外のすべてのハードウェアがリニューアルされたことになります.
2012/10/05
スティーブ・ジョブズが亡くなってから1年が経過しました.
AppleのWebではスライドショーが流され、ティム・クックのメッセージが表示されています.
1年前、ちょうど休暇を取っていてドライブにでも出かけようかと思っていたところ、起き抜けに訃報を耳にして非常にショックを受けたのをまだはっきりと覚えています.
そしてあれから1年.自分の手元にはMacBook、iPad、そしてスティーブが最後に手がけたといわれるiPhone 4Sがあります.魅力的な製品は未だ健在です.
ジョブズがいたらこんなレベルではOKが出ないはず、ジョブズならこういうことはしない、とかいうようなコメントをする人もいますが、そういう人はどんな製品が出てもケチをつけるものです.そう、老舗の鰻屋が代替わりしてタレは変わらないとしても「先代より味が落ちた」とかいうように.
未来永劫、この勢いが続くとはさすがに思いませんが、ジョブズが中心となって作り上げたAppleの企業文化はそう簡単には壊れないことでしょう.ジョブズの意思を受け継ぎ、素晴らしい製品とサービスを提供し続ける、それこそがAppleのジョブズに対する最大の供養というものではないでしょうか.
これからもジョブズの意思を引き継いだ、魅力的な製品が送り出されることをAppleに期待したいと思います.
2012/09/13
iPhone 5が発表になりました.
今回は細かなパーツ(全部あわせれば1台できそうなくらいに)が事前に流出するなど情報が漏れまくっていたこともあって、さしたるサプライズもない発表でした.
昨日、発表前にTwitterで「どんな製品が出たら買い替えるか」というようなやりとりをしていたのですが、実際のところ現状の4Sで満足してしまっており、これといったものが思い浮かびませんでした.
スティーブ・ジョブズが存命であったときであれば、きっとサプライズ感に満ちあふれた「なにか」があったんじゃないかと思うものの、凡人にはその「なにか」がなにであるかだなんて想像がつくはずもなく.
「5」の特徴は、
・液晶サイズの大型化・アスペクト比の変更
・DockコネクタからLightningコネクタへの変更
・LTEに対応
といったところでしょうか.
LTEは通信の高速化という点でも注目を浴びていますが、日本でのキャリアであるau(KDDI)もソフトバンクモバイルも現時点ではLTEをサービスインしていません.auは今年の12月を前倒しして10月か11月にする予定だったのをさらにiPhone 5の発売にあわせて9月21日にするようですが、「サービス開始≠使い物になる」ですので、しばらくは様子見ではないかと思っています.
2012/09/04
自宅のネット環境は、CATVモデム – ギガビット有線LANルータ – AirMac Expressという接続をしています.
ギガビット有線LANルータとAirMac ExpressはAirMac Extreme 1台にまとめることもできるのですが、あえてそれをやらないのはExpressにはあってExtremeにはない機能、AirPlayを使いたいためなのです.
AirPlay機能は、MacやiPad/iPhoneの音声を無線LAN経由でスピーカーから出力する機能で、これによりMacBookのiTunesの曲を外付けのスピーカー(Bose M3)から聴くことができるようになるのです.
ところが、ここ数日、その肝心のAirPlayで音声が途切れることが多くなってきました.原因は不明ですが、なんらかの理由で無線LANが途切れがちになっているのでしょう.
使っていたAirMac Expressは初代の製品で周波数帯を2.4GHzまたは5GHzのどちらかを選択して使うものでした.2.4GHz帯は利用者も多く、チャンネル数も少なく、さらにいうと電子レンジの干渉もあってスピードが落ちやすいのであんまり使いたくはないのですが、iPhone 4Sが2.4GHzにしか対応していないため、使わざるを得ませんでした.
しかし、これでは満足に音楽を楽しむことができない.困ったなと思っていたら、そういえば現行のAirMac Expressは2.4GHz/5GHz帯を同時に使用することができるのを思い出したので、さっそく購入してみました.

Apple iPhone 4S + Hipstamatic
ヨドバシカメラに前日夜に注文したところ、今日の昼過ぎには届きました.amazonだと配送速度にブレがありますが、ヨドバシは安定して速いです.
他の製品にも共通することですが、製品のサイズぎりぎりのパッケージをしています.厚さはありますが、二重構造になっていて、下に電源ケーブルが入っていました.

Apple iPhone 4S
本体はつるんとした白いプラスティック製です.これ見よがしにあれこれと文字が入っていたり、ステータスランプが五月蝿かったりするようなこともない、いつもどおりのAppleらしいすっきりとしたデザインです.
今まで使っていた旧型のAirMac Expressの設定情報をMacに保存しておき、新型につなぎ直して、パスワード等の初期設定をしてから旧型の設定情報を読み込ませ、周波数帯の設定を修正をすることですぐに設定完了しました.
これにより、MacBook(2008 Late)と3代目iPadは5GHzで、iPhone 4Sは2.4GHzで接続できるようになりました.AirPlayも音声が途切れることがなくなり、さらにインターネットの接続速度も高速化されました.いくつかのサイトでスピード測定をしましたが、50Mbps前後は出ているようで快適です.
2012/08/03

iOS用アプリで人気の高い画像加工ソフト「Snapseed」のMac版が通常価格1,700円のところを期間限定で半額の850円で売られていたため、購入しました.以前から欲しいアプリではあったのですが、1,700円は微妙だなと思っていたので(iOS版は450円とかだったような)、この値段であれば即決ですね.

Snapseedは画像にエフェクト等をかけるためのソフトです.単純な明るさ調整などだけでなく、ヴィンテージ風に加工したり、最近のミラーレスカメラなどによくあるミニチュア撮影風な加工なども簡単にできるようになっています.

さらに、簡易的ながらも「コントロールポイント」機能を装備しています.
ニコン純正のRAW現像ソフト「Capture NX2」にもライセンスを受けて搭載されている機能で、画像の一部分を指定してコントラストや輝度などを調整できます.

ミニチュア機能.カリカリにシャープをかけて、TILT-SHIFTを設定することで簡単に作成できます.ピントの中心とぼかしをかける範囲などを画面で確認しながらできるので楽々です.

ヴィンテージ.モノクロ処理をかけたのちにヴィンテージを設定し、最後にフレームを追加.

ドラマティック.ヴィンテージ処理で色調をいじってから、DRAMAを選んでHDR風味に.
メインで使っているApertureはこの手の機能はほとんどありませんので、現像処理後にアクセントを加えるのにちょうどいいアプリですね.