昨晩、というか今日の早朝はAppleの発表会でした.
発表になったのは、
・MacBook Pro Retina 13inch
・Mac mini
・iMac
・iPad mini
・iPad Retina(4th Generation)
と、盛りだくさん.
前回の発表の時はiPhoneだけだったので余計に多く感じます.iPhoneの存在感がそれだけ大きいということでしょうか.
個人的に魅力を感じたのは13インチのMacBook Pro Retina.出たら買い替えようと思っていただけに、待ってましたという思いです.
ただ、15インチのRetinaに比べてグラフィックチップがインテルの内蔵チップセットのみだったり、メモリの上限が8GBどまりだったり、CPUがCore i7にアップグレードしても2コアだったりと、見劣りする部分がいくつかあるのは残念なところです.ストレージがSSD+HDのデュアルだったらいいなと期待していたのですが、15インチ Retinaで搭載されていない機能がついているはずもなく、SSDのみでした.ストレージのデュアル化はiMacで「フュージョンドライブ」と銘打って搭載されたので、いずれは筐体サイズに余裕のあるMacBook Proに搭載されてくるのかもしれません.
今使っているMacBook(Late 2008)もまる4年が経過し、メモリを非公式の上限値である8GBにし、HDを1TBまで増設し使っていますがそろそろ潮時かなという状況でもあるので注文しました.SSDは最大容量の768GBです.
その他の機種についての雑感.
iPad miniは想像されていたとおり.9.7インチのiPadはあんまり外に持ち出す気はしませんが、7.9インチだったら通勤時や屋外で使うのもよいかもしれないなと感じさせられます.でもそうした用途はiPhoneでもまかなえるので、今のところ購入しようという気分には至っていません.
16GBモデルで3万円を切ってきましたが、直接のライバルと目されるNexus7に比べての割高感は否めません.ハードウェアやOS等の中身をきちんと理解している人は多少の価格差があっても許容してくれるかもしれませんが、「タブレット」という十把一絡げ的な捉え方をするふつうの方々には、唯一にして確実に比較できる「価格差」というものは影響ありそうです.
iPad 4th Generationは、やや驚きでした.Lightningコネクタの普及推進のために端子形状を変更したマイナーチェンジモデルを出してくるかなとは思っていたのですが、CPUも変更しLTEも搭載するなど、フルモデルチェンジまでしてくるのは想像外でした.iPad両機種ともLTEでKDDI(au)をサポートするようになったのはいいですね.けれども、iPhone 5のLTEテザリングにぶら下げる形でWi-Fiモデルを使えばいいんじゃない?という気持ちもします.通信キャリアのほうでiPhone 5と同一契約で割引オプションをしてくれれば飛びつく人も増えるかもしれません.
Mac miniは外見据置のためか、あんまりぱっとしないイメージが.
iMacは薄型化がインパクトあります.全部が5mm厚になったわけでもないですし、正面から見たら従来機種との違いもないのですが、うまく立体的な形状にしたのはさすがです.
これで今年はMacPro以外のすべてのハードウェアがリニューアルされたことになります.