2020/02/09

松本・飯田線旅行(その2)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 00:00

 松本と飯田線の旅、つづきです.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 翌日は8時少し前にホテルをチェックアウトして、8時40分ごろの各駅停車で東京方面に向かいました.
 211系は静岡近辺でも30年くらい前から走っていますが、クロスシートだと雰囲気がまた違いますね(静岡近辺はみんなロングシート).

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 岡谷で乗り換えて飯田線方面に.
 厳密には途中の辰野までは中央線で、そこから飯田線に入ります.中央線はJR東日本、飯田線はJR東海なので辰野で乗務員も交代します.飯田線に入るので車両はJR東海の車両です.方向転換のできるクロスシートでシートピッチは狭目なものの、快適に移動できます.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 駒ヶ根で途中下車.けっこう大きな駅なのですが、JRの社員は常駐せず、簡易委託駅だそうです.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 駅前の食堂「水車」で名物のソースカツ丼を.以前に伊那市に宿泊したときもソースカツ丼をいただきましたが、このあたりはソースカツ丼が主体のエリアのようです.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 再び飯田線に乗車します.車窓には冠雪した山並みが見え、のどかな光景が広がります.美味しいものを食べ、ローカル線でのんびりと旅行をし、車窓を楽しみなんてなかなか贅沢な感じがします.
 土曜の午後ということもあって、車内は地元の高校生などで賑わっていました.これだったらもうちょっと運行本数を増やしてもいいんじゃないかって思いますが、学校の登下校時間を外すとやはり閑散としてしまうのでしょうか.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 天竜峡駅で途中下車します.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 しばらく歩いたところにある吊り橋「つつじ橋」にやってきました.吊り橋といっても、床面は全て鉄板で作られておりそれほどの恐怖感はありません.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 吊り橋を渡ったところからの光景.大きな橋は三遠南信道の橋梁.そしてその下には飯田線の鉄橋が見えます.電車の通るのを狙って写真を撮ったのですが、やや距離がありすぎてわかりづらい写真になってしまいました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 天竜峡名物の川下り.こちらも興味があったのですが、今回は見送りました.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 次に乗る列車まで時間があったので日帰り温泉「ご湯っくり」に.
 小さいながらも露天風呂があり、天竜峡の渓谷を見ることができます.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 風呂上がりにはもちろんコーヒー牛乳を.大手メーカーの製品を置いているところが多いのですが、ここは八ヶ岳乳業でした.

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FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2

 天竜峡駅からは特急「伊那路」で豊橋に.
 飯田線は秘境駅など見どころの多い路線なのですが、2時間に1本くらいしか列車がないので途中下車が難しい路線でもあります(だからこその秘境駅だったりもするのですが).
 この日も途中下車をしたとはいえ、松本を9時前に出たにもかかわらず、豊橋に着いたのは約12時間後の18時半でした.

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 新幹線への乗り換え時に名物の「ちくわ稲荷寿し」と「大あんまき」を購入し、車内でいただきました.
 飯田線に乗るのはこれで2度目なのですが、前回は「秘境駅号」という企画ものの列車だったので、乗客が多い中での移動でした.今回はゆっくりと乗車することができました.車窓の素晴らしさとのんびりとした雰囲気など、JR東海の東海道新幹線や東海道線に見られる効率最優先とはまた違った側面を見ることができました.