2020/01/11

Mazda3 SKYACTIV-X試乗

Category: — Annexia @ 23:59

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 ロードスターの定期点検でディーラーに行ったところ、Mazda3のSKYACTIV-Xモデルの試乗車があるというので乗ってみました.

 アクセラ改めMazda3がマツダの新世代のモデル第1号となることもあることに加えて、SKYACTIV-Xエンジンという最新技術のエンジンが搭載されていることもあるなど、非常に興味深い車です.
 いままでのアクセラも悪い車ではないのですが、ドアの開け閉めから室内の内装など、エンジンをかける前から豪華になったなー、作りが良くなっているなーと感心することしきりです.

 SKYACTIV-X最大のウリとなるエンジンはとても静か.以前にどこかの記事で見たのですが、エンジンが冷え込むのを防止するためにカプセル化、つまりかなり密閉化されているそうです.そのためもあってか、信号で停止した時もアイドリングストップしたのがわからないほどです.さらにすごいのはアイドリングストップからの復帰.エンジンの始動音はさすがにわかるだろうと思ったのですが、すっと動き出してあれエンジンいつの間にかかかってる?という感じでした.最近はアイドリングストップ装着車が増えてきており、信号が青になってからエンジンが始動して動き始めるのにしばらくタイムラグがあったりして、すぐに信号が変わるようなところでは後ろが詰まってしまう原因になりがちですが、そうした心配は無用そうです.

 ディーゼルとガソリンのいいとこ取りを目指したのがSKYACTIV-Xエンジンですが、低回転からトルクの出方がすごいというのが同乗した営業さんの言葉でした.たしかにまったくストレスなく走ることができます.自分の評価基準がロードスターなので標準的な感覚とは言い難いですが、個人的にはエンジンを回してパワーを出すほうが好みなので、この部分については黒子的な存在のエンジンなのかなという印象でした.

 ロードスターには搭載されていない装備で驚きを感じたのは、G-ベクタリングコントロール.Mazda3のそれは「プラス」という進化型のものが採用されています.加速しながらステアリングを切って隣車線に移った時などに同乗者の身体が傾いたりしがちですが(運転者は次の挙動が予測できているのでそれほど傾かないけど身構えるので身体に疲れは溜まりやすい)、そうした横方向への揺れが大幅に軽減されています.それはもう逆に違和感があるほどに.最近の車はABSやDSC、トラクションコントロールなどの電子制御技術が発達しており車載のコンピュータで統合制御をしているものですが、マツダはその統合制御にソフトウェアを追加し、コーナリング時等に不快な揺れを感じさせないように外輪にポンピングブレーキをかけるなどして車体制御をしているそうです.
 残念なのはFF車には採用できるのですがFR車には難しいようで、ロードスターに採用される見込みはいまのところないそうです.

 営業のかたも言っていたのですが、長距離運転する人には非常に疲れが軽減されていい車だと思いました.自分のような運転自体を楽しみたいような人にはちょっと物足りないように感じる部分もありました.運転の楽しさというのは車の挙動や路面の状況をある程度感じるところにも通じるので、疲れの軽減という点では相反するところでもあるので、ここはなんとも難しいところではあります(NDロードスターは両立しているというか、わりと長距離移動でも疲れにくいし車の挙動も伝わってくるのでバランスはいいと思いますが).

 あと、できればMazda3のSYKACTIV-Gなどに先に乗っておけばSKYACTIV-Xモデルの特徴がよりわかったのかもという気もしました.

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 ロードスター型のティッシュケースをいただきました.ちょっと嬉しいですねこれ.

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