2015/12/20
以前から黒のメタリックのホイールにシルバーのホイールナットなのが色的にどうなのかと思っており、それの交換をお願いするついでに、ナックルサポートの取り付けや、その他細々とした作業や点検をしてもらいにディーラーまで出かけてきました.
FUJIFILM X-T1 + XF35mm F1.4 R
ホイールナットはディーラーで取り寄せたマツダスピードブランドのものなのでパッケージ等の写真はなし.
ナックルサポートは自分がニーレックスから取り寄せて持ち込みました.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R MACRO
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R MACRO
ナックルサポートはNCロードスターのときにも取り付けていたパーツで、ふらつき気味の足回りを安定した方向に持っていく優れたパーツだったので今回も取り付けることにしました.NCに比べてNDは安定性は増していますが、50km/hくらいまでの低速域で荒れた路面を走るとやや不快な上下動があり、それを解消できるのを期待していました.
ディーラーに持っていく前に開封してまじまじと眺めてみましたが、丁寧な作りをしています.溶接の仕上げも丁寧で、エッジ部分もきちんと面取りされています.
RICOH GR
上記以外にも、マツダコネクトが走行中に再起動してしまう事象の改善や、幌を開けて後部でロックさせるのが非常に固くて幌自体も展示車と比べて明らかに浮き上がってしまっていることの改善、そして洗車をお願いしました.
マツダコネクトに関してはユニットを交換してみましょうということで次回また作業をしてもらうことに.幌に関しても通常よりも固くておかしいことまでは確認していただいたのですが、今日は時間切れで次回マツダコネクトのユニット交換時に再検証ということに.
帰り道、マツダコネクト交換かーとか思いながら運転していて、ふと乗り心地の違いを感じました.路面の荒さが振動として伝わってきていたものがやわらいだ気がします.不快な上下動に関しては完全に取り除けたわけではありませんが、路面の情報はそのままに不快さは抑えられた印象を受けました.
NCロードスターでは補強を進めていった結果、ビルシュタインの硬いサスペンションと相まって乗り心地がやや厳しくなってしまったため、過剰な補強はNDでは止めようと思っているのですが、ナックルサポートはいい方向に作用しているようです.
2015/11/05
11月3日、文化の日.1ヶ月ほど前に四国・中国地方まで出かけてから遠出もしていないのでちょっと出かけようかと思い、長野県は小布施まで日帰りで出かけてきました.
目的は温泉、そして栗.栗は旬を少し過ぎているのですが、それでも栗を使ったお菓子などを期待できそうです.
都内から小布施までは関越自動車道と上信越道で約3時間ほど.しかしながらこの日は途中で事故渋滞があってさらに1時間ほど余計にかかってしまいました.
FUJIFILM X100T
まずは以前から行ってみたかった、おぶせ温泉穴観音の湯に.隣町の中野市にあるぽんぽこの湯には何度か行っているのですが、こちらは初めて.
驚いたのが湯の質.ぽんぽこの湯はそれほど癖のないお湯であるのに対して、こちらは硫黄臭が結構します.風呂上がりにシャワーを浴びてもあとで腕の匂いを嗅ぐとかすかに硫黄臭が残っているほど.
昼どきに入ったこともあってか、祝日ながらそれほど混雑しておらず、露天風呂はほとんど貸切状態でした.やや高台にあることもあって、果樹園の広がる、いかにも長野らしい風景が広がっているのですが、お湯に浸かっていると柵が邪魔で見渡せないのがちょっと残念なところでした.
FUJIFILM X100T
温泉を出たところで時間はすでに1時半くらいに.
今回はあんまり下調べをせずに出かけたので、とりあえず市街地に行ってみるかと思ってナビに街中の駐車場を設定して出発.町営の駐車場が2つあるのですが、中心部に近いほうのは満車.なのでちょっと遠くにある駐車場に駐めて数分ほど歩いて街中に.
驚いたのは菓子店の多さ.特産である栗を使った店舗がそこかしこにあります.そして自分も初めて知ったのですが、ここ小布施は葛飾北斎ゆかりの地だそうで、北斎の美術館もありました.入りはしませんでしたが.
しばらく歩き回り、小布施堂で昼食をとることに.
FUJIFILM X100T
昼食にはやや遅い時間でしたが、軽食を求めるかたも多いようで、店内はまだ少し混雑していました.
待っている間に壁を見たら、黒と朱の漆塗りと思われる和風な物体が飾られていました.ぱっと見はなにかわからなかったのですが、これスノーボードですよね.さすが長野.
FUJIFILM X100T
昼食のメニューはコースのみ.食後の抹茶と和菓子の有無のみ選べます.当然追加しました.
まずは柿なます.細切りにした柿が重ねられ、下には薄切りの林檎、最下部にはペースト状のゴマが.柿に林檎という、小布施の作物は栗だけではないということを思わせる一品.
なますというので酢でしめたものを想像したのですが、酢の存在はそれほど感じられませんでした.
FUJIFILM X100T
野沢菜と牡蠣の葛仕立て.運ばれてきた時に腕の中を見て牡蠣にしてはモコっとしたものが入っていると思ったら、蕎麦がきですといわれました.海はないのでさすがに牡蠣は採れませんが、野沢菜や蕎麦がきはいかにも長野らしいです.
FUJIFILM X100T
湯葉蒸し.湯葉の下には牛肉、大ぶりの銀杏、きのこ、ユリ根が.柔らかく、ホクホクとした具が美味しく、湯葉好きとしては満足な一品です.
FUJIFILM X100T
忘れてはならない栗おこわ.
おこわは食感があんまり好きではないので積極的には食べないのですが、これは美味しかった.絶妙な塩加減で栗の甘みが引き立ちます.
FUJIFILM X100T
デザート.紅玉のワイン煮.写真では林檎の塊のようにも見えますが、薄切りにした林檎を丸く盛り付けてありました.
ワインの風味はそれほど強くはないのですが、林檎に染み込んでいるようで食べ終える頃には少しアルコールを感じました.
FUJIFILM X100T
抹茶と和菓子「初雪」.Webの説明によると、紅葉した葉の上に雪が積もっている情景に見立てたものだそうです.中には栗餡が.
すっかり昼食に満足し、お会計を済ませてさらに併設の店舗で栗蒸し羊羹やら会社土産用の栗入りの一口羊羹を購入しました.
店を出たらもう15時を回っていたので帰宅の途に.帰りも渋滞に巻き込まれて、帰宅したのは19時過ぎ.
Apple iPhone 5s
夕飯には横川サービスエリアに立ち寄って購入した峠の釜飯を.
2015/10/28
「ロータリー復活の狼煙「Mazda RX-VISION」を展示したマツダ ブース」
東京モーターショーのプレスデー初日、マツダから「RX-VISION」が発表されました.
RXの二文字が示すように、エンジンは詳細は非公開ながらロータリーエンジンを搭載した、コンセプトカーです.
東京モーターショーのような展示会に出展されるコンセプトカーといえば、あくまでショーモデルであって現実味の薄いデザインをしたモデルが多いですが、マツダはしばらく前から「デザイナの自己満足で終わるようなコンセプトカーは作らない」という方針を掲げており、このRX-VISIONもタイヤやシートなどにコンセプトカーらしさを感じるものの、荒唐無稽なイメージはそれほど感じられません.
FRクーペならではのデザインにこだわったというデザインはNDロードスター同様、ロングノーズであり伸びやかなデザインをしています.一目見て気づいたのはリアのテールランプ.丸目4灯のランプやその形状はRX-7(FD3S)を思い起こさせます.たぶん仔細に見ていけば他にも過去のマツダの車のデザインを彷彿とさせる意匠が仕込まれていそうです.逆にちょっと残念に感じられたのはリアウィンドウ.サイドにまで回り込んだリアウィンドウがコスモスポーツからRX-8まで続く、ロータリースポーツモデルの特徴でしたが、今回はその意匠は受け継がれていません.
朝の8:30から発表会が行われ、その模様はUSTREAMで中継されていたので通勤電車の中で見ましたが、マツダらしいといえる、走りにこだわったメッセージは今後に期待が持てるものでした.
今すぐに製品化するという雰囲気ではありませんが、2017年がコスモスポーツ発売から50周年、そして2020年はマツダ創業100周年ということもあるので、その辺りを一つの目標として今後に詰めてくるのではないでしょうか.
とても楽しみです.
2015/10/10
遅い夏休みを利用して西のほうに旅行に出かけてきました.
今回のテーマというか目的は……
・NDロードスターで長距離を走ってみたい
・しまなみ海道を車で走りたい
・マツダの工場見学で去年はNCロードスターの製造ラインを見たので、今年はNDロードスターが製造されているところを見たい
というあたりです.
旅行に出る旨を親に伝えたところ、母親が同行したいとのことだったので2人での旅行となりました.
車移動でなおかつすべて自分が運転したこともあって普段の旅行よりも撮った写真は少なめです.
FUJIFILM X100T
朝7時くらいに静岡を出て、昼前には淡路島に.写真は淡路島のサービスエリアから本州側を眺めたもの.
FUJIFILM X100T
FUJIFILM X100T
四国にきたんだし、ちょうど昼時には香川のあたりなので、ということで昼食は高松は屋島でうどん.
観光客向けのうどん店とおぼしき店舗でしたが、だしの違いが大きく、ちょっと遠くまで来たなという感じを受けました.
FUJIFILM X100T
1日目は松山、道後温泉に宿泊.静岡県中部から松山まで移動距離は約680km.ホテルに入る前に給油したところ38L入ったので結構ギリギリでしたが(NDロードスターのガソリンタンク容量は40L)なんとか走りきりました.
ホテルにはお約束ともいえる、ポンジュースの出る蛇口が.ジョークともいえるサービスですがここはありがたくいただいておくもの.ポンジュース好きなので2杯いただきました.
FUJIFILM X100T
道後温泉といえば必ず紹介されるこの建物、道後温泉本館です.2種類の湯と休憩室などを備えたちょっと豪華な銭湯といった趣ですが、休憩室を使わずに入るだけなら410円で楽しめます.それでも十分時代を感じさせる建物を堪能することができました.
FUJIFILM X100T
側面から見た、道後温泉本館.休憩室が見えます.建物のてっぺんに見えるものは白鷺です.
FUJIFILM X100T
FUJIFILM X100T
翌日は松山から広島へ.旅の目的の一つでもある瀬戸内海を渡る、しまなみ海道です.
が、残念なことに土砂降りといってもいいくらいの雨.よくいえば霧がかかって幻想的な光景といえなくもないですが、本来ならばオープンにして風景を楽しみながら走りたかったところなわけで、がっかりでした.これはまたいつか、リベンジしたいところ.
本州に渡って尾道からしばらく広島方面に向かったところにある街、三原.そこにクリームパンで有名な「八天堂」の本店があるので、せっかく近くまで来たんだからと寄ってみることに.大々的にやっているのかと思いきや、拍子抜けするほど小さな店舗でした.が、やはり人気店、11時前に訪れたのに品切れになっているパンが多かったです.
広島カープ応援クリームパンとひろしま檸檬パンを購入し、途中のサービスエリアでコーヒーを買っていただきました.広島カープ応援クリームパンにはカープ坊やの焼き印入り.
FUJIFILM X100T
13時半から始まる工場見学に間に合うようにマツダの本社へ.NDロードスターにしてみれば里帰りのようなものです.
工場見学は誰でも申し込めば無料でできるのでおすすめです.
FUJIFILM X100T
説明エリアに向かうバスからの車窓や製造ラインなどは撮影禁止です.撮影できるのは工場の一部にある説明用エリアのみ.昨年も訪れて写真を撮っているはずなのに、ついまた撮影してしまいます.
FUJIFILM X100T
これは昨年は展示されていなかったと思われるもの.マツダのデザインテーマである「鼓動」を象徴するデザインシンボルのようなもののようです.
FUJIFILM X100T
去年の工場見学のときは電車の時間が迫っていてミュージアムショップに行くことができませんでしたが、今回は行くことができ、おめあてのNDロードスターのミニカー、しかも自分の車と同じブルーリフレックスマイカを入手できました.
このミニカー、ロードスターを予約購入した人にプレゼントされたものと同じだそうですが(プレゼントされたものはナンバーまで入っているとのことでうらやましい!)、実車のデータや各部門の協力を得て作られているので非常にリアルです.
FUJIFILM X100T
広島市内に着き、ホテルにチェックインして一休みしたら街中へ.
訪れるべきはやはり広島平和記念資料館.以前にも何度か訪れていますが、何度見ても悲惨さに打ちのめされます.
FUJIFILM X100T
原爆ドーム.補強工事がなされていますが、かろうじて残っているという印象でもあり、なんとかして後世に残していきたいものであります.
FUJIFILM X100T
広島で食事といえば、やはりお好み焼き.お好み村なる、お好み焼き店ばかり密集したビルがあるのでそこに行き、わからないまま適当に店舗を選んでいただきましたが、安定の美味しさです.
FUJIFILM X100T
3日目.広島から鳥取へ.自分の行きたいところを点と点を線でつないだような行程の組み方をしているため、初日は四国、2日目は瀬戸内、そして3日目には日本海側に移動です.さすがにこのあたりからアクセルペダルやクラッチペダルを踏んでいるせいか両足のふくらはぎにじんわりとした筋肉痛が出てきました.左足と右足、どっちの筋肉痛がひどかったかといえばクラッチを踏む左足のほうです.高速道路の移動が多いのでアクセルペダルを踏む右足のほうが痛くなりそうな気もしますが、NDロードスターのアクセルペダルはオルガン式ということもあり疲労が軽減されているのが効いているのかもしれません.
鳥取では以前から行きたかった「すなば珈琲」に.鳥取県知事の「スタバはないけどスナバはある」というだじゃれに呼応する形でできた冗談のような名前の喫茶店です.
FUJIFILM X100T
地元の食材を使ったメニューが特徴の「すなば珈琲」.注文したのは地元の特産である「モサエビ」を使った「モサエビサンド」.甘みのあるエビをミンチにしたコロッケをタルタルソースとともにホットサンドにしたものです.甘みのあるエビというと北陸の甘エビを想像しますが、コロッケになっているせいか、また違った甘さのような気がしました.
FUJIFILM X100T
腹ごしらえを済ませたら、すなば珈琲のだじゃれのネタ元である鳥取砂丘へ.
小さく見える人々と比べることで砂丘の大きさがわかります.前日まで降っていた雨によってまだ砂が湿っているところもあり、わりと歩きやすかったです.
FUJIFILM X100T
小高い砂丘を登った先に見えるのは海.けっこう急斜面だったため海まで降りるのは諦めました.
なにもなく、だだっ広い砂浜だけがある光景というのはなかなか見ることのできるものではありません.しばし見入ってしまいました.
FUJIFILM X100T
鳥取を出て、海沿いを走り、餘部鉄橋の下をくぐり、この日は宮津に宿泊.
以前にも泊まったことのある「茶六本館」に.中も外も時代がかった年代物の建築がたまりません.
FUJIFILM X100T
4日目は帰宅の途につくついでに、ちょっと京都市内に.
車で中心部に行くのは渋滞に巻き込まれそうでイヤだったので東山方面に向かい、一澤信三郎帆布や知恩院に立ち寄って軽く観光してきました.

今回の移動行程です.移動距離は2,150kmほど.3泊4日(前日の東京-静岡の移動を除く)で移動するにはちょっと長距離ですね.
トラブルもなく、無事に帰ってこれたのはなによりですが、やはり残念だったのはしまなみ海道を通るときに天候が悪かったこと.1ヶ月前に計画を立てているので天候ばかりはどうにもなりませんが、再挑戦したいところです.とはいえ、これだけ長距離なのでいつ行けるかはまったくの未定ですが.
2015/09/26
Etsyであてもなく出品物を眺めるのが好きです.
Etsyとはネット上に展開されるフリーマーケットのようなもの(という認識でいいのかな?)で、世界中の個人が手作りしたようなものをクレジットカード決済で購入することができます.ユーザ登録しておけば、日本への送付の可否や日本円での価格などが表示されるため海外通販という意識もほとんどなく、一般的な通販サイトと変わらない感覚で買い物ができます.
で、先日、ロードスターの海外名称「MX-5」で検索をしていたところ、ちょっと変わったステッカーが売られているのを見つけました.出品しているのはイギリスなのに、日本でしか使われなかった「ユーノス」の文字が入った、しかもカタカナで「ユーノスサービス」と書かれた謎のステッカーです.絵柄もかわいかったので購入してみました.
Apple iPhone 5s
注文から10日もせずに到着.1.33ポンド(日本円で約240円)の切手が貼られていたので速達的なものでもなさそうですが、こんな日数で届くものなんですね.
ステッカーの入っていた袋には「このステッカーは日本へ初めてのです!おめでとう!」との付箋が.
Apple iPhone 5s
NDロードスターに貼ってみました.ユーノスではないですけど、後継者なので.
NDロードスターの隙のない、流れるようなシャープの車体にいささかの違和感もありますが、これはこれでよいものかなと.
リアウィンドウに貼ったのでオープンのときには見えませんが、まあ隠れキャラ的な感じでw