2022/09/20
松本旅行、2日目です.
朝起きて外を見たら道路が濡れており、小雨ながらも降り続いているあんまり嬉しくない状況でした.
予報でもこの日はいちばん雨が降りやすいであろうといわれていたので、まあ仕方がないということで自転車は諦めて徒歩で外出することにしました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
ホテルからしばらく歩いたところにある、松本市美術館にやってきました.
外見からして草間彌生の世界観が全開になっていますが、ここ松本市は草間彌生の生誕の地なのです.訪れたときにはさらに企画展として『草間彌生 版画の世界』が開催されており、さらに『特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」』も開催されており、草間彌生作品をたっぷり見ることのできるタイミングでした.
草間彌生作品といえば、有名な「かぼちゃ」や、かつてauの携帯電話として販売された犬くらいしか知らない、あとは水玉のイメージ(余談ですが松本市内を走る周遊バスのうちの1台は水玉模様にラッピングされ、ナンバーが「841」です)くらいなのですが、大量の作品を見て圧倒されました.作品の迫力に圧倒されて休憩用の椅子を使ったのは今回が初めてです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
「かぼちゃ」は立体物のそれしか知らなかったのですが、版画として大量の作品があり、それが壁一面に展示されているのを見たときには足元がおぼつかないような不安定さすら感じました.さらに特集展示では立体物のかぼちゃもありました(この作品のみ写真撮影可).
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
2.5mほどある巨大なかぼちゃが部屋の中央に展示されている光景というのは、言葉に言い表しがたいものがあります.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
自動販売機まで水玉です.最上段のコーラ(とおぼしき水玉)は購入できず.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
結局この日は夕方まで雨が降ったり止んだりの天候で遠出はできず、昼食は近所の喫茶店でケーキセットをいただき、夜はホテル近くにあるトンカツ店「かつ玄」でロースカツをいただきました.あんまり広くない店ということもあって、18時過ぎに訪れたらすでにお客さんが数名いて、そのあとも続々と入店してテーブルは埋まり、さらに電話予約した方が持ち帰り弁当を受け取りに来るなど、人気店でした.以前に「特選ロースカツ」を頼んだら前菜のボリュームと相まって相当なボリュームに打ちのめされたので今回は通常のロースカツにしましたが、それでもなかなかの量でした.美味しくいただきました.
2022/09/19
COVID-19の影響で外出を控えるようになり、めっきり旅行にも出かけなくなってしまいました.
実家に帰省した以外では2年半も宿泊を伴う旅行に出かけていません.
自分も7月末に感染してひと段落し、世の中の感染者数もピークを超えて落ち着きを見せ始めている状況なので、旅行に出ることにしました.目的地は2年半前と同じ松本です.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
今回はブロンプトンを輪行で持っていくことにしました.天候があんまりよくないという予報だったのですが、3泊するので1日くらいは天気のよい日もあるだろうと期待してのことです.
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以前に乗っていたクロスバイクでも輪行して新幹線に乗せて実家に持ち帰ったことはありますが、それに比べるとブロンプトンは分解の手間がほとんどないので簡単でいいですね.
それでもやはり自転車を運ぶというのは簡単ではなく、以前に様子見のため都内で輪行した時に感じたのですが、やはり重い(約12kg)ということと、クイックリリースで分解する一般的な自転車と異なり、折り畳んでひとつの塊と化すので輪行袋への出し入れが意外と厄介です.輪行袋はブロンプトンのフレーム内に収めるタイプの細長い輪行袋を最初に購入しましたが、使い勝手等を考慮してそれは緊急用として(そういえば購入するときも「お守りとして入れておくと安心ですよ」と言われたのでした)、普段使いにはrin projectの輪行袋を新たに購入して使用することにしました.rin projectの輪行袋は上下どちらからも収納できることや、改札外など転がして問題のない場所では下側を開けて転がすことができるのが便利です.
輪行するにあたっては、最寄り駅や乗り換えの新宿駅の構内図、乗車する列車の荷物スペースの場所など様々な要素を調べました.平日の昼近い時間帯の列車なので混雑はしないだろうし、隣に誰かが座る可能性も低いとは思われるのですが荷物スペースが使えるのならそこに設置したいもの、でも盗難のリスクもあるのであんまり離れたところに自分がいるのも不安だし…… とか考えるとキリがないですね.特急あずさに使用されるE353系はスキー客用途も考慮されているせいか、だいたい2両に1ヶ所荷物スペースが用意されています.最近は国内旅行でも小型のスーツケースを使う人が多いので混雑する時期には埋まってしまいそうですが、行き帰りとも無事に置くことができました.とはいえ、行きの列車では急病人が出たとかで緊急停車する事態があって急ブレーキをかけた影響か、松本駅で見たら固定用バンドでかろうじて倒れずにいるような状態だったので、固定は必須ですね.
写真は帰りの列車で自分の指定席から撮影したものですが、横を見るとブロンプトンが見えるのは安心です.
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松本駅に着いたら、どんよりとしているものの雨は降っていなかったので駅前でブロンプトンを展開し、とりあえずホテルへ.
まだチェックインの時間には早いので、フロントで荷物とブロンプトンを預けて身軽になったところで遅い昼食をいただきに出かけました.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
お店も新規開拓しないとな、と思いつつ久々に訪れたのでお気に入りの店であるおきな堂に.
ポークソテーに食後にコーヒーとプリンを.ここはなにを食べても美味しいです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
食後の散歩を兼ねて松本城に.月見櫓が補修工事中なのでモノクロで撮影したほうがしっくりくる感じでした.
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ホテルに戻ってチェックインし、ブロンプトンも部屋に.このあと、少し離れたスターバックスまでコーヒーを調達しに行き、持ってきてよかったなとそのときは思ったのですが、結局そのあとは天気が芳しくなく、あんまり活躍の機会がなかったのが残念なところです.
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON23mm F1.2
夕食はホテル近くの小松パンで買ってきたものをいただきました.
牛乳パンはこの店の名物で、要予約でなおかつ週末は予約しても入手困難なようです.見た目からは想像できないずっしりとした重量とたっぷり詰まった濃厚なミルククリームが特徴で、1回で食べることなど到底無理で3日かけてようやく食べきりました.
2020/12/30
2020年を振り返る、旅行篇です.
……といっても、今年は空振りも同然でしたね.
1月 松本・飯田線
FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander ULTRON 28mm F2 VM
2019年に続いて年明けに松本に出かけてきました.2019年のときは雪深い南小谷まで出向き、再び松本から中央線で帰ってきましたが、今回は飯田線まわりで豊橋から新幹線に乗るルートを利用しました.
このときはまだ世間も騒がしくなく、気兼ねなく旅行できる状態だったのですが.
2月 静岡(日帰り)
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
2月に入り、国内にも徐々に感染者の情報が伝えられるようになってきた状況で、「遠出は避けたいけど日帰りでちょっと出かけたい」という観点から静岡に.この段階で新幹線はガラガラで、混雑を避けようとグリーン車を使ったらほとんど乗客がいませんでした.
新富士で下車してつけナポリタンをいただき、岳南電車に乗車し在来線で静岡まで行き、静鉄電車に乗って新静岡と新清水を往復して新車を堪能し、帰る前に静岡おでんをいただくという、鉄道と食べ物を満喫する濃厚な旅行でした.
9月 銚子(日帰り)
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R WR OIS
夏が過ぎ、感染者もひと段落しつつある状況で、例年であれば7月に行っていた銚子に日帰りで出かけてきました.
賑わいはそこそこあったものの、毎回訪れているヤマサ醤油の工場は見学スペースが閉じられていたりと例年とは異なる状況のところもありました.
今年は他に1回、用事があって静岡に出向いたくらいで、計4回しか東京都以外の地を踏まなかった1年でした.例年12月に出かけていた北関東/福島方面のあんこう鍋旅行もなしです.車での遠出もないので、今年は3回しか給油をしていない有様です(まったく車を動かさないのもよくないので、夜中にどこにも立ち寄らずドライブに出かけたりしています).
安心して旅行に出かけられる日が早く帰ってくることを強く望んでおります.
2020/09/27
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
COVID-19の影響で外出もままならない昨今.
2月に静岡に出かけて以来、7ヶ月ぶりに東京都以外の地を踏むべく銚子に出かけてきました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
東京駅から約2時間で銚子駅に到着.いつもであればすぐに銚子電鉄に乗り換えるのですが、COVID-19の影響で減便されており特急に接続する列車が運休となっています.なので45分後の列車を待たなくてはなりません.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
銚子に行ったら、ヤマサ醤油の工場に行って醤油ソフトクリームをいただくのがいつものパターンだったのですが、醤油工場もCOVID-19の影響により工場見学の受付を中止しています.いろいろなところに影響が出ています.
なので、銚子駅前の通りをまっすぐ歩いたところにある、「銚子セレクト市場」に行って、醤油ソフトクリームをいただいてきました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
銚子電鉄に乗り込んで、まずは一日乗車券「弧廻手形」を入手.銚子旅行の第一歩はここからです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
君ヶ浜駅で下車.初めて降りる駅です.
もともとは神殿風の作りだったそうですが、建物が劣化してきて上物が落ちてくると危険ということで撤去した結果、柱(の残骸)だけが残されたそうです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
この辺りで畑と列車をからめた写真でも、と思っていたのですが、いまはなにも植えられておらず空振りでした.7月だとキャベツやとうもろこしが育っているので、夏場に撮影場所も含めてリベンジしたいところです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
次は本銚子駅で下車.ここで緑のトンネルを抜ける列車を撮影しようかと狙っていましたが、9月だとやはり樹木に勢いがないですね.これも初夏でないと狙い通りの写真にはならなさそうです.
あと、列車で移動しつつ撮影もして…… というのが鉄道好きとしては理想ではあるのですが、減便された状況ではなかなかそれも難しいなと感じました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
本銚子駅から漁港のほうまで歩き、「丼屋 七兵衛」でお昼を.
ここの名物はイワシの漬け丼なのですが、イワシは入荷しておらず、サバの漬け丼を選択.イワシのシーズンは7月から8月なのですが(「入梅イワシ」と呼ばれて脂がのっている)、今年は7月で水揚げが終わってしまい、8月はほとんど入ってこなかったそうです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
とはいえここは青魚専門店(マグロとかも置いてはいますが).サバの漬け丼はサバ独特のクセもなく、大満足でした.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
再び銚子電鉄に乗り込んで犬吠駅に.この日は天気が悪く、海も荒れ模様ということでしたが、実際に海岸近くにやってくると想像以上の荒れっぷりでした.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
あの有名な東映のオープニング映像「荒磯に波」は犬吠埼で撮影されたものですが、その場所は現在は遊歩道が崩壊して立ち入りができません.犬吠埼の崖の下は遊歩道が作っては波で壊されの繰り返しで、残骸となっているところが多いのです.それだけ波が荒いということなのでしょう.
同じ場所ではないですが、なかなかの荒々しい波が撮れました.どんよりとした雲と海、そして岩.カラーで撮ってもモノクロの世界のような画像なので、だったらモノクロ(フィルムシミュレーションACROS)で撮ったほうが雰囲気出るかなと思ってアンダー目にして撮影してみました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
犬吠埼から少し離れたところにもう一つ「長崎鼻」というところにも灯台があります.
自分はそこの誰もいない、隔絶された雰囲気、しかも灯台も犬吠埼のもののような華のある外見ではなくただの円筒状というのが好きで何度か訪れたのですが、この状況で行くのは自殺行為のように思えたので今回は遠慮しておくことに.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
日帰り温泉でまったりし、犬吠駅の売店で「ぬれ煎餅」や「まずい棒」など大量に買い込み、夕飯をいただき(初めて行ったところなのですがいまいちでした……)、外川駅のノスタルジックな様子を撮影して銚子の夕暮れ時を堪能しました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF16-80mm F4 R OIS WR
9月だと18時くらいにはかなり暗くなってしまいます.
銚子電鉄の皆様、1日ありがとうございました.
個人的に思う銚子のベストシーズンは7月でしょうか.青々と育った野菜畑の中を走り抜ける銚子電鉄、入梅イワシのシーズンなどももちろんあるのですが、海が近いこともあって都心部よりも気温の上昇が抑えられるのでやや涼しいのもポイントです.冬場も気温低下が緩やかなのでサバ好きのかたは冬も狙い目かもしれません.
2020/02/20
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
日帰りで静岡に旅行に行ってきました.
自分は静岡出身だもんで、わざわざ静岡に旅行なんて…… と思っていたのですが、同行する元同僚からいくつか自分も行ったことのない場所の提案を受けたので、そういうのもアリかなーと思いつつ出かけた次第です.
まずは東京駅から新幹線で.もちろんこだまで.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
今回は往復ともグリーン車で.グリーン車なんて豪勢なと思われそうですが、EX-ICの早期割引を使うとこだまのグリーン車は指定席料金+αくらいの安価な追加料金で乗車できるので、ちょっとの出費で安楽な旅ができるのは悪くないですね.
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新富士駅で下車します.たぶんこの駅、初めて利用した気がします.
松本駅には「お城口」という名前の出口があるのですが、ここでは「富士山口」があります.さすがです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
新富士駅は東海道本線と接続していない、新幹線だけの駅です.なので富士駅に接続し街中に向かうバスが出ています.今回は終点まで乗車しました.
注目すべきポイントはバス停の「1」と書かれている富士山のイラスト.右側に出っ張りがあります.これは「宝永山」という、富士山を静岡県側から見たときに見える山です.このバス停に限らず、あちこちにある富士山のイラストがこの出っ張りをきちんと描いているのが静岡県東部らしさといえるでしょう.静岡県でも静岡市など中部までやってくるとこのこだわりは見られなくなります.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
終点の吉原中央駅(駅とつくけど鉄道駅ではなくただのバス停)まで乗車し、少し歩くと今回の旅行の目的地の一つである「アドニス」に到着します.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
この店の名物「つけナポリタン」です.つけナポリタンの存在を知ったのは数年前.もはやどこで知ったのかも記憶にないのですが、ようやく食べることができました.
正直、食べるまでは単なるキワモノ的なものだと思っていたのですが、予想をはるかに覆す美味しさでびっくり.スープは濃厚なトマトソースで旨味が効いているし、具材も味玉(ピンクだったので醤油だれではなくトマトソースにつけているのでしょう)や大ぶりの蒸し鶏、青梗菜、そしてチーズとたっぷり.麺は「ナポリタン」からパスタの麺を想像していたのですが、これはどちらかというとつけ麺の麺のようです.太麺で食べ応えもあって満足でした.
お店にも注意書きがされていたのですが、麺の茹で時間が長めにかかるのと同時に調理できる人数に限りがあるので混雑している状況だとかなり待たされてしまうそうです.自分たちはつけナポリタンのサービスの始まる直後に入ったのでそれほど待たずに食べることができました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
店から歩いて10分ほどで岳南電車の吉原本町駅に到着します.ここから2駅、吉原駅まで岳南電車に乗車します.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
京王井の頭線の車両を改造して両運転台にして1両で運行できるようにした車両で、なかなかの可愛らしさです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
イベントや記念乗車券ではなく、ふつうに硬券が使われています.もちろん無効印を押していただいて持ち帰りました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
吉原駅でJR東海道線に乗り換えて静岡駅に向かいます.この211系も国鉄末期の車両で数年で運行終了になりそうです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
静岡駅から数分歩いたところにある、静岡鉄道の新静岡駅に.ここが今回の旅行の2つ目の目的地です.
新静岡駅と新清水駅を結ぶ路線で、地方私鉄としては驚きの日中でも7分間隔で運行しています.このくらいの運転間隔だと乗る側も時刻を気にせず気軽に乗れるのがいいですね.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
旧型車両である1000形.ヘッドマークがついているように、もうすぐ引退です.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
鉄道友の会静岡支部による「おれんじ賞」受賞車両です.鉄道友の会に静岡支部があることも、またそこで「おれんじ賞」なる賞を授与していることも知りませんでした.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
1000形の運転台.あとで出てくる新型車両A3000形と比べてもごちゃっとしている印象です.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
新静岡駅を出た列車は国道1号線と並行して走り、やがて高架で東海道新幹線と東海道線をまたいで反対側に渡ると、東海道線としばらく並行して走行します.乗車していたら特急ふじかわがすれ違って行きました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
ラッピング車両もあります.これは今川義元公の生誕500周年を祝ったもの.
地元の武将というと天下人となった徳川家康がどうしても取り上げられがちですが、老後を静岡(駿府)で過ごしたとはいえ、もともとは三河の人.今川義元公こそ地元の武将として誇るべき存在だと思うのですが、敗れた武将にはなかなか目を向けてもらえないものですね……
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
こちらはちびまる子ちゃん電車.乗車しましたが、車内アナウンスもまる子が担当しています.清水を舞台にしているので、起用するのも当然といえるかもしれません.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
こちらが新車であるA3000形.
大半の地方私鉄は赤字に苦しんでいたりして列車も首都圏の列車のお下がりだったりするのですが、ここ静岡鉄道は自社で新車を発注してしまうほどの黒字経営だそうです.とはいえ、現状運行されているのは新静岡と新清水間の1路線のみ.都市間交通で条件がいいとはいえ、並行するようにして東海道線も通っており、そう簡単に利益が上がるとも思えません.どうやら黒字の理由は副業である自動車販売などによるところが大きいようです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
しかも色が違っており、通常色に加えて7色のバリエーションがあります.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
7色のカラーバリエーション車にはこのようなステッカーが貼られており、それぞれ名前が付けられています.また、各色は静岡にちなんだ色がつけられており、お茶の緑や富士山の青、桜海老のピンク、みかんのオレンジといった感じです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
A3000形の1編成目にあたるA3001/A3501にはローレル賞受賞のステッカーが貼られていました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
途中の車両基地には運行していない他のカラーバリエーション車両がいました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
A3000形の運転台.静鉄電車はワンマン運転ということもあり、運転士の負荷をできるだけ減らしたシンプルな操作系になっているそうです.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
カラーバリエーション車ではないですが、特別な位置付けなのがこの「100周年記念車」.静岡鉄道創業100周年を記念した車両です.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
ラッピングだけでなく、車内もこのような100周年記念仕様になっていました.
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR
再び静岡駅に戻り、駅構内で静岡おでんを味わったのちに新幹線で帰りました.