2012/11/01

スパム

Category: 日記・雑記 — Annexia @ 21:29

 しばらく前からこのブログにスパムコメントが書き込まれるようになってきました.だいたい1日に30通くらいでしょうか.とりあえず現状はスパムフィルタが機能しており、コメント欄に表示されたものはありません.

 解析結果を見る限りでは書き込み元は中国、誘導先のサイトはバ××××とかのような薬物、あとは偽ブランド品など.
 怪しいサイトで買ったような薬物とか、わざわざわかっていて偽ブランド品を買うという神経が自分にはまったく理解できません.でもこうしてひたすら宣伝を書き込んでいるということは購入する人間がゼロではないということなのでしょう.世界は広いものです.

 ブログではないのですが、スパムメールでここ最近で幅をきかせているのが有料放送がタダで見られるという触れ込みのB-CASカード.最近はB-CASカードを改造するためのカードリーダの宣伝なんてのもありました.
 B-CASというシステム自体に首をかしげる部分は多々ありますが、だからといって有料放送をタダ見していいというロジックが通用するわけがないのはいうまでもないことです.

2012/05/30

世界の終わりのものがたり

Category: 日記・雑記,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 22:49

RICOH GR DIGITAL IV

 今日は休みをとって、お台場にある日本科学未来館に行ってきました.

RICOH GR DIGITAL IV

 今回のお目当てはこちら、企画展「世界の終わりのものがたり」です.
 3月10日から6月11日までの期間限定の展示で、どうしても見たかったのですが、会期ギリギリになってようやく見に来ることができました.

 「もはや逃れられない73の問い」というサブタイトルが示すように、会場内に入ると、質問の書かれた三角柱がそこかしこに立っています.
 「始まり」・・・生、スタートは華やかで晴れ晴れとしたものですが、「終わり」・・・死、終了はタブーであり触れたくないものです.そこにあえてテーマを定め、普段であれば考えたくもない事柄に正面から向き合う、そんな展示です.

 テーマは大きく分けて4つ.
 1. 予期せぬ終わり
 2. わたしの終わり
 3. 文化の終わり
 4. ものがたりの終わり

 「1. 予期せぬ終わり」はたとえば、自然災害、不慮の事故などで自分があとどれだけ生きることができるか、その残された時間になにをするか、またそれから逃れるべく行動をするかということを問うています.
 リスク.巨大な津波は1,000年に1度だけどそれを避けるために山の中で暮らすのか.首都直下型地震は200年に1度だけどそれを避けるために便利な東京から離れるのか.交通事故のために車に乗らない?火事が怖いから火を使わない?どこまで安全のために距離を置くのか.
 危険が予知されてから残された時間.交通事故ならば2秒、地震速報なら5秒、航空機事故ならば数分、津波は30分、隕石衝突は数ヶ月から数十年.その残された時間をどう過ごすのか.
 リスクがあらかじめわかったら知りたいか.天気予報のように地震が予報されたら、自分のかかる病気などが事前にわかるとしたら知りたいか.

 「2. わたしの終わり」は文字通り、人間の寿命について.
 永遠の命が手に入るとしたらほしいか.
 脳死と判断されたときに残された親族のとれる選択肢.
 自分の年齢と何歳まで生きるかを入力すると、残された時間でなにができるか(何回食事できるか、何時間家にいることができるか、何時間睡眠できるか、何回旅行に行けるか etc.)を表示する装置.

 「3. 文化の終わり」
 テクノロジーの進化によって失われたもの.30年前の生活はどのようなものであったか.
 サスティナブル(持続可能)とかいうけど、どこをどうもって持続可能とみるのか.

 「4. ものがたりの終わり」
 自分の終わりではなくもっと大きな終わり、世界の終わり、地球の終わりの予測.

 展示のはじめのほうで、目眩がしてきました.今まで考えてこなかった、考えるのを避けてきた問題を容赦なく喉元に突きつけられた感じです.
 展示のあちこちに来場者が付箋などでコメントを貼り付けたり、2つの選択肢のどちらを選ぶかというスペースが設けられているのですが、残り数ヶ月の命から数秒の命までのコメントの変化には考えさせられるものがありました.
 自分の命があとどれくらいかは知りたい、でも明日で終わりですと言われたときに正気を保っていられる自信はないですね.

 展示全体を通じて伝えようとしていることはいろいろあると思います.
 来るべき死に対する心構えや備えもそうなのですが、自分が死ぬことでなにもかもが終わるのではなく周囲などに影響が残るのではないかということ、終わることから始まるなにかがあるのではないかということ.そして終わりを避けるために不老不死になることが果たしてよいのかということも.好きなものだったらいくらでも食べられるのか、いくら食べても終わらないナポリタンは果たして美味しいのか.これは、一週間程度で散ってしまう桜が人を引きつけてやまないということが一つの答えかもしれません.

 あと2週間足らずで終わってしまいますが、秀逸な企画展なので見ることをオススメします.

2012/05/06

新東名

Category: 日記・雑記 — Annexia @ 21:32

 昨晩のことですが、実家から東京に戻るときに新東名を初めて使ってみました.

 実家は静岡県中部にあるのですが、今までも東名のインターまで約15分程度で行けていたのですが、新東名のインターがさらに近くにできて、5,6分もあれば乗れてしまいます.
 出発したのは昨晩の20時くらい.連休の終わりが近づいた夜ということもあって混雑を予想していたのですが、まったく混んでいませんでした.

Apple iPhone 4S

 空いていた道路に比べて、なぜか異様に混雑していたのがサービスエリア.会社用の土産を買うためにどこかに寄ろうと思っていたのですが、静岡SAは混雑の表示が出ていたため諦めることに.次の清水PAも混雑の表示だったのですが、まあ多少待つくらいならいいやと思って行ったところ車はすんなり駐められたものの、建物内はどこも人が多くてゆっくりできる状況ではありませんでした.
 ふだんは民放のTVをほとんど見ないのでよく知らないのですが、実家で親の見ている番組をチラ見すると、結構な割合でサービスエリアのことを伝えています.もはや単なる休憩所というよりも、テーマパークとか娯楽施設のような様相を呈している印象です.

 それはさておき.肝心の道路ですが、いわれていたように走りやすいですね.道路幅が広いのと、カーブが少なくかつ緩いのが大きいのでしょう.
 ただし、トンネルが多いので同乗者が車窓を楽しんだりするのには向いていないでしょう.トンネルの断面が大きいので圧迫感がないのは救いですが.

 新東名自体は快適に走れるものの、御殿場の合流から先が酷い渋滞で結局5時間ほどかかってしまいました.
 将来的には新東名は海老名まで開通し、そこから圏央道に繋がって分散化が図られる予定ですが、新東名の全線開通は2020年予定なので、現状の混雑は当面は続きそうです.

2012/04/25

不惑

Category: 日記・雑記 — Annexia @ 19:00

 本日で年齢の十の位の数値が変わって不惑、つまり40歳になりました.

 40歳なんて遠い先の話だと思っていたんですが.
 ヌルい生活を送ってきたせいか、イマイチそうした実感はわきませんね.

 不惑なんていう年齢になっても、相変わらず迷いまくりです.心の迷いもさることながら、物欲はいつまでたっても収まりませんね.でも、そこが収まるようになったらダメなんじゃないかっていう気もなんとなくあるので、これはこれでよいのでしょう(ということにしておいてください).

2012/04/01

嵐、ドライブ、撮影、シャツ

Category: 日記・雑記 — Annexia @ 21:03

 昨日は朝から静岡に向かい、親戚の家で過ごしてきました.

 10時少し前に自宅を出たのですが、天気はよかったもののすでにその時点で風が強く、東名の東京インターを通過するあたりから少しずつ雨も降ってきました.西へ向かうにつれて天気がどんどん悪くなり、大井松田の分岐あたりでは大雨で視界も厳しい状態に.
 静岡に着いたら雨もやむかなと淡い期待をしていたんですが、ダメでしたね.それどころか、車から降りようとして、ドアを開けただけで車内に水が入り込んでしまうような有様.

 親戚の家で昼食をごちそうになり、しばらくまったりしたところで、親戚の子がロードスターに乗りたいというのでドライブに行くことに.
 とはいえ、まだ雨が降っていたのでクローズのまま走行.しかし、途中でやんだのでオープンにしたら「おおっ」と歓声が!やっぱり屋根が開かないとねぇ.
 山間部のほうに向かい、第二東名の橋脚下の道路を通って、アップダウンのある峠道を走ったのですが、これは自分も気持ちよかったです.Uターンして同じ道を走るほどに.しかも帰り道は前方にNCロードスターのRHTもいて、これもまた気分が盛り上がりました.日射しも出て、ちらほらと桜の咲いた道路を走るのは最高の季節が到来した感があります.
 やっぱりアレですよ、こうやって走って気持ちのいい車を知らないと、車好きの子供はどんどん減ってしまうのでしょう.

 再び家に戻って、先月末に産まれたばかりの赤ちゃんを撮影.
 人物撮影って結婚式の撮影を頼まれたときくらいで撮り慣れてないのですが、被写体としてはいいですね.だっこしたり、あやしている様子をからめて撮ると、これほど絵になるものもないんじゃないかってくらいに.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar ZF T* 50mm F2
ISO 200 F2 1/125秒(トリミング)

 しかし、どこもかしこも柔らかいですね.当たり前のことなんですが、こんなに小さいのにしっかりと手足の指に爪とかあるんだなって.

 夕飯までいただいてしまい、予定よりもゆっくりしてしまいましたが、帰りがけにセヴィルロウ倶樂部に立ち寄ってシャツを2枚作ってもらいました.
 シャツを作ってもらうのは2度目なので、前回よりもある程度自分の方向性とかねらったものを出せるかなと思いきや、まだまだダメですね.迷いが生じてしまいます.

 21時ころまでお邪魔して、23時過ぎに帰宅.日帰りは疲れますが、充実したいい一日でした.