2011/09/30

三脚(その1)

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 23:53

 工業地帯の夜景とかを撮るのを趣味としているわりには、今まで三脚を持っていませんでした(なぜか一脚は持ってます).

 先日の伊勢旅行で四日市工業地帯の素晴らしさに触発され、もうちょっと工業地帯撮影に力を入れてみるか、ということで三脚を購入することにしました.

 三脚の購入については以前から何度も検討を重ねてはいるのですが、結論が出ずに先送りになっていました.
 というのも、予算と重量の面で折り合いがつかなかったからです.
 自分にとっての三脚の購入にあたっての条件は、
 ・D700+単焦点レンズ(広角から標準)、計1.5kg程度のものをきちんと支えることができるもの
 ・持ち運びを考慮して軽量なもの
 ・予算は2万円くらい
 という3つなのですが、2番目の条件の「軽量なもの」というのが難しいところなのです.持ち運ぶときには軽量コンパクトであるにこしたことはないのですが、実際に使うときに軽すぎると少しの風でブレてしまったり、カメラ本体のミラーショックでもブレが発生していまいます.なので、たとえば車移動しかしないのであれば重量のある三脚を選ぶ方が画質には有利です.しかしながら今回は鉄道での旅行に持って行くことを考慮して、軽量性を重視することにしました.

 カメラメーカーはほぼ日本が大半を占めていますが、三脚メーカーはいろいろな国にあります.日本ではスリックやベルボン、アメリカではクイックセット、フランスではジッツォ、ドイツではリンホフなど.
 そんななかから選んだのはイタリアのマンフロットです.スリックやベルボンでもコストパフォーマンスに優れた製品はいくつもあるのですが、デザインのよさに惹かれました.

 マンフロットの三脚で上記の3つの条件を満たせるのは190シリーズ055シリーズの2つです.190シリーズと055シリーズの違いは大きさです.さらにその両者のシリーズ内で脚の素材がアルミ製かカーボン製か、収納段数が3段か4段か、プロスペックの高機能モデルかどうかといったようにいくつかに分かれています.
 また、一般にはあんまり認知されていませんが、「三脚」と通常いわれているものは、脚の部分の「三脚」とその上に乗っかる「雲台」に分かれています.雲台はカメラを乗せて、向きや角度を調節する部分です.雲台は大きく2つあって「パン棒」というカメラの動きを操作する棒がある「3way」と、ロックを解除して好きな方向にカメラを動かすことのできる「自由雲台」があります.もちろんこちらもサイズや機能性で細かなバリエーションがあります.

 ・・・というように、選択肢が多くて機種選定が大変なのです.軽量さ(アルミ製とカーボン製)と小型・可搬性(収納段数が3段か4段か)、さらに価格も絡んでくるので、ここで行き詰まって購入を先送りしてきたのです(その2につづく).

2 Comments »

  1. ボクのは雲台がSLIK SBH-320 DQ BK
    三脚はSLIK カーボン 813 EX
    3年前に買った

    コメント by batochin — 2011/10/01 @ 10:36

  2. 813EXもカーボンですね.あのカーボン独特の模様はグッときますね.
    雲台はSBH-320ってことは自由雲台ですか.自分も今回は自由雲台を選びました.
    ・・・が、未だにamazonから送られてきません.今日中に送られてきて、レビューその2を書くつもりだったんですが.

    コメント by Annexia — 2011/10/01 @ 16:33

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