2022/10/10

HAMILTON Jazzmaster Open Heart

Category: 物欲 — Annexia @ 22:31

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FUJIFILM X-Pro3 + XF60mm F2.4 R Macro

 COVID-19感染により保険金が出たので、以前から欲しかった腕時計を購入しました.
 HAMILTONのJazzmaster Open Heartの36mmのブルーです.

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FUJIFILM X100V

 何年か前から欲しいなとは思っていたのですが、12万円以上(ベルトなどにより価格は異なります)するので躊躇していたのですが、なんていうか、一種の「あぶく銭」とでもいうような収入があったので手を出してしまいました.なお、正規輸入品ではなく並行輸入品なので消費税を含んでも9万円以下で買えました.並行輸入品らしく、国際保証書には中央アジアの某国の店のスタンプが押されていました.まあ購入した店の保証が2年つくということですし、機械式時計である程度メジャーなメーカーの品であれば修理はなんとでもなるでしょう.
 木箱(合板っぽいですが)に入っているあたりがちょっと高級感があります.ハミルトンはもともとはアメリカの時計メーカーでしたが、いまはスイス資本となって、スウォッチのグループに所属しています.ムーブメントはスイス製をうたいつつも、Jazzmasterというネーミング(ほかにも「American Classic」や「Broadway」という製品も)にアメリカらしさを感じさせるのはそうした経歴によるものでしょうか.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF60mm F2.4 R Macro

 この時計を選んだのはなんといってもこの大胆なスケルトン.時計としての見やすさという点ではやや難がありますが、それを補ってあまりある魅力があります.テンプは12時の位置にあり、動いている様子がカットされたスケルトンから見ることができます.
 文字盤の色はグレーがかったブルー.ほかにもいくつかのカラーバリエーションがあり、またサイズも42mmや40mmもありますが、今回は36mmという小径のものを選びました.海外のオフィシャルサイトでは女性向けという紹介がされており、男性向けとして同色の42mmが用意されているのですが、自分の手首周り(約16cm)からするとこのくらいのサイズがしっくりきます.

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FUJIFILM X100V

 裏面もスケルトンです.ムーブメントはH-10と呼ばれるもの.ハミルトン製ということになっていますが、ETA社の2824-2というムーブメントをベースに改良を施した製品です.その改良の最大のポイントはフルに巻き上げると80時間動作し続けること.多くの機械式時計が40時間くらいの動作時間なのに対して約2倍駆動し続けるのはなかなかのインパクトがあります.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF60mm F2.4 R Macro

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FUJIFILM X-Pro3 + XF60mm F2.4 R Macro

 ストラップはオーストリッチ革なのはいいのですが、ベージュで好みではないので明るめのブラウンのものに交換しました.
 また、バックルもピンバックルで革が傷みやすいので純正のDバックルに交換しました.このDバックル、セイコーの製品のようなバネ棒で固定するタイプではなく、極小のネジで固定するタイプで老眼の進んだ自分の目では取り付けるのが非常に困難でした.

 スケルトンのデザイン、サイズ、文字盤の色など、どれをとってもとても気に入っています.

2022/08/12

SONY REON POCKET RNP-3

Category: 物欲,電化製品 — Annexia @ 20:47

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FUJIFILM X70

 暑さ対策として、ソニーの着るクーラーこと、REON POCKET RNP-3を購入しました.
 この手の季節商品は本稼働となるシーズンには品切れになって手に入らないことが多いので、4月下旬に入手しました.これを書いている8月の暑い最中では、やはり入手困難なようです.

 購入したのはREON POCKET RNP-3本体と専用のネックバンド.RNP-3を固定するための専用シャツ等も販売されていますが、汎用性を持たせるためにはこのネックバンドが必須となります.本体がRNP-3と「3代目」っぽい型番なのに対してネックバンドがRNPB-N2と2世代目っぽいのは、本体は毎年アップデートしているのに対してネックバンドはモデルチェンジを1回しかしていないからだそうです.

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FUJIFILM X70

 内容物一式.本体の下にある白いものは金属部分に貼り付けるシリコンシート.金属が直接肌に触れるのに違和感がある場合は使うものですが、自分は使用していません.

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FUJIFILM X70

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FUJIFILM X70

 ネックバンドを装着した状態での表裏.左右にある細長い部分を肩にかけるようにして前側に回し、金属部分を首筋に当てて使用します.
 金属部分にはペルチェ素子が使われており、電圧をかけることで強制的に表裏の温度差を発生させ、その状態で皮膚が接する側の反対側をファンで冷やすことで冷たさを感じる仕組みになっています.
 電圧のかけ方を逆にすることで熱を発生させることもできますが、低温やけど対策なのか連続稼働時間は1時間に制限されるようです.

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FUJIFILM X70

 本体にバッテリを内蔵しており、USB-Cで充電します.
 ただし、軽量化のためか、バッテリ容量はそれほど大きくないので本体のみでのバッテリ持続時間は短めです.また、出力を抑えるために本体のみではフルパワーでの駆動はできません.

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FUJIFILM X70

 この手のキワモノ的製品は海外で製造しているんだろうなと勝手に思っていましたが、意外なことに日本製でした.

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FUJIFILM X70

 暑くなる前にテストで使用してみたところ、自動設定で動かしても1時間ちょっとで内蔵バッテリを使い切ってしまうことがわかったので、外付けのバッテリを購入しました.
 使用するにあたっては、身体に近いところで使うこともあって安価な適当なバッテリを選ばずに、耐久性や多少の衝撃があっても耐えられるような製品がいいだろうという判断から、エレコムのNESTOUTというアウトドアユース向けに作られたバッテリを購入しました.
 あんまり重たいものは避けようと思いシリーズ中最も軽い、容量5,000mAhのものを選んでみました.

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FUJIFILM X70

 ねじ込み式のキャップを外すとUSB-AとCの2つの端子が出てきます.
 さすがにキャップを外した状態では防水にはなりません.

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FUJIFILM X70

 バッテリ残量は5個のLEDで20%刻みで表示されます.

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FUJIFILM X70

 外付けバッテリをREON POCKETと接続するケーブルは、ケーブルの取り回しと透け対策としてANKERのPowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9mのホワイトを使用.柔らかい素材で背中から腰までシャツの中を通して使っても存在を忘れます.また長さ的にも90cmという長さはベルトに引っ掛けた外付けバッテリまでちょうどいい長さです.

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FUJIFILM X70

 バッテリ末端部に三脚取り付け用の穴があるので、そこにRICOH THETA用に販売されている三脚穴ストラップ金具を取り付け、腰のベルトから下げるようにストタップを取り付けました.

 使ってみた印象です.
 本体には電源スイッチ以外のボタンはなく、設定も含めて操作はスマホのアプリから行います.
 装着すると自動的にスイッチが入るようにも設定できますが、机に置いたような状態でも誤作動で電源が入ることがあったので自分は自動電源オンの機能は切っています.
 電源を入れた時の首筋がすっと冷え込む感覚は強烈です.ただ、ずっと使い続けていると皮膚の感覚が麻痺してしまうので、涼感が薄れてきてしまうのが難点でしょうか.
 出力は自動設定、またはマニュアルで4段階ですが、外部バッテリを繋いだ状態のみ、マニュアル時の最大出力が「4」から「4+」とさらに上がるようになっています.
 ずっとフルパワーで動かし続けていると涼しさを感じなくなってしまうので、強弱をつけることで涼しさを感じられるようになりますと説明があるのですが、そうすると強弱の「弱」にしたときに涼しさではなく暑さを感じてしまうのがもどかしいところではあります.また、排気口が上部にあるのですが、首の角度を後ろ寄りにすると熱風が当たるのもちょっと残念なところです.
 外付けバッテリについては5,000mAhあれば十分だろうと思っていたのですが、屋外で使ったときにフルパワーで4,5時間程度しか持たなかったので、同じNESTOUTブランドの10,000mAhのバッテリを追加で購入しました.

2022/07/03

YAMAHA TW-E7B

Category: 物欲,電化製品,音楽 — Annexia @ 23:30

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FUJIFILM X70

 ワイヤレスイヤホンヤマハTW-E7Bを購入しました.
 この機種の先代としてTW-E7Aという製品があり、ヤマハ製品好きの自分としては購入を検討していました.
 が、評価が散々で、ケースに入れても充電されない、混んでいる場所で通信が途切れる、ノイズキャンセリングがほとんど効かないなどの問題を抱えており、発売からしばらくした段階で回収・返金となってしまいました.

 それからしばらくの年月が経ち、新型としてTW-E7Bが出るというので予約して購入してみました.
 先代が回収されたような製品なので、いくらなんでも同じミスはしないだろう、汚名返上のために力を入れてくるのではないか、という期待値もあって実機も見ないで予約を入れて発売日に入手したのですが、正直ちょっと不安ではありましたね.

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FUJIFILM X70

 付属品は昨今のワイヤレスイヤホンとしては一般的な構成.
 イヤホン本体+充電ケース、交換用イヤーピース(XS/S/M/L/XL)、USB-A to C充電ケーブル、説明書等の書類.
 外箱のデザインは下位機種のTW-E3Bなどと共通ですね.中身の収納方法は違いましたが.

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FUJIFILM X70

 安価なイヤホンだとカラーバリエーションの多さを売りにしていることが多いですが、3万円くらいのイヤホンにしては珍しくカラーバリエーションがダークブルー、ベージュ、ブラック、ホワイトの4色もあり、今回はダークブルーを選択しました.ダークブルーに差し色のブラウンが入って、好みの配色です.

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FUJIFILM X70

 サイズは結構大きめ.イヤーピースが差し色のブラウンなところにこだわりを感じますが、安定させるためにしっかりと耳に押し込んだ状態で長時間使うと右耳が痛むので(かといってイヤーピースのサイズを小さくすると安定性が損なわれる)、手持ちのイヤーピースをあれこれ試してみました.
final イヤホン用イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様:しっかり奥までフィットするものの、遮音性が低下してしまう.
Spinfit CP360:ソフトな装着感で耳への負担は少ないものの、遮音性の低下と低音が減ってしまう.
コンプライ Tsシリーズ(たぶんTs-200だと思われる):遮音性はかなりいい、音質も変化なし.
ということで、コンプライを使うことにしました.後述するように、遮音性が重要なのがコンプライを選んだ大きな理由です.

 イヤホン本体の特徴として、耳に取り付けた状態で側面上部に物理ボタンが用意されています.左は1つ、右は2つで、左は再生/停止、外音取り込み/ノイズキャンセリングの切り替えを、右やボリュームと早送りを操作できるようになっています.タッチセンサーのような誤作動もなく、また側面にあることで操作してもイヤホンが耳にめり込むこともないので使いやすいです.
 また、近接センサーを搭載しており、耳から取り外すと自動的に一時停止、再び耳に付けると再生開始、というのは便利です.ただしコンプライを使った場合には装着した状態でも取り外したとご認識されることが多いのでオフにしています.

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FUJIFILM X70

 手持ちの左右独立ワイヤレスイヤホンとのサイズ比較.
 左から、ag TWS03R、YAMAHA TW-E3B、final ZE3000、YAMAHA TW-E7B.こうして比べるとやはり大きいですね.

 肝心の音質や使い勝手など.
 音質について.極めて解像度の高い、クリアな音質です.他のイヤホンでは潰れがちな細かな音までしっかりと表現され、ピアノや管弦楽器などアコースティック系の音が伸びやかに綺麗に聞こえます.
 ロック系の音も悪くはないのですが、勢いで聴かせるというよりは落ち着いた感じなので自分の手持ちのイヤホンではZE3000のほうが合う感じがしました.
 解像度の高い音色というのが災いしてか、クラシックなどで録音状態のそれほどよくないもの(ライブ盤など)を聴くとそれなりにしか聞こえないです.

 付加価値的機能として、
・リスニングケア(アドバンスド):小音量で聞こえづらくなる低音/高音域を自動補正し、小音量でも聴きごたえのあるように自動補正する、ヤマハ独自の機能.オフにするとおとなしめの音質になってしまい、ついボリュームを上げてしまうので、聴覚保護には一定の効果を発揮するようです.
・アドバンスドアクティブノイズキャンセリング:自分はここ数年ノイズキャンセリング付きのイヤホンを使用していないので(Shure AONIC 50は持っていますが、家の外では使わないのでノイズキャンセリング機能はほとんど使ってない)他機種と比べることができないのですが、効きはかなり弱めです.ヤマハの説明によると音質重視のノイズキャンセリングだそうですが、周囲のノイズのせいで肝心の音楽が聴きづらい部分があるので、やや本末転倒な気もします.そのため、遮音性の高いコンプライを使用してイヤーピースからのノイズの侵入をある程度防ぐことで、ようやくノイズキャンセリング効果を発揮できる感じです.
・リスニングオプティマイザー:耳内部の音響特性を測定し、自動補正する機能.どのくらいの効果があるのかは不明.
・アンビエントサウンド:外音取込機能.違和感なく外部の音を再現してくれるので便利なのですが、個人的には買い物でレジで精算するときに使いたいので、アンビエントサウンドオンで同時に曲を一時停止する機能がほしかったですね.
・ゲームモード:低遅延伝達モード.自分は使わないかな.
といった機能を備えています.

 発売時の価格3万円(+消費税)という、ワイヤレスイヤホンとして高額な製品ですが、ノイズキャンセリングなどの付加価値的な部分では同価格帯の他社のほうがいいのではないかという面は否めないかもしれません.
 しかしながら音質のよさという点では、音響メーカーだけでなく楽器メーカーとしての矜持を感じさせられました.とくにアコースティック楽器や女性ボーカルについては誇張はせずリアリティのある音質を追求している印象で、その点では選ぶ価値のある音質ではないかと思います.

2022/03/20

iPhone 13 mini

Category: コンピュータ,物欲 — Annexia @ 22:35

 iPhone 13 miniを購入しました.
 この2年間、マスクが手放せない世界が続いており、マスクを外さないと使えない顔認証よりも指紋認証の端末のほうが使い勝手がよいこともあってiPhone SE2を使用していました.マスクをつけたままでもロック解除できるのは指紋認証のメリットですが、その反面水濡れしたり汗ばんだ指では認識しづらいという難点もありました.なので、マスクをつけた状態でも顔認証ができるようになったら、iPhoneを買い替えようと決めていたところ、iOS 15.4にてマスクありの顔認証が使用可能になるという発表があったので、さっそく購入しました.
 いちおう、iPhone SE3の発表まで待って様子を見ていたのですが、顔認証非搭載どころか筐体がSE2とまったく同じで新鮮味がないので購入候補からは除外することに.iPhone 13シリーズの中から選ぶとしたら、やはり手に馴染むこのサイズということで13 miniを選択しました.
 12からシリーズに加わったminiですが、不人気機種のようで13で販売終了になるという噂も流れているので、買うならいましかないというのも購入を後押しした理由の一つです.

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FUJIFILM X100V

 iPhone SE2の箱と比べてずいぶんと箱が小さくなっています.これはSE2で付属していた電源アダプタやイヤホンが付属しなくなり、本体以外はUSB-CからLigtningへのケーブルのみ付属となったからです.コストダウンではあるのですが、出力の低い電源アダプタや手持ちで何本も持っているケーブルやイヤホンはあっても使わないので、付属していなくてもまったく問題ありません.

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FUJIFILM X100V

 左がiPhone SE2、右がiPhone 13 miniです.どちらもPRODUCT REDです.
 同じPRODUCT REDでも製品によって色が変化しているのですが、13 miniのレッドは以前に使っていて気に入っていた8のレッドと同じ、深い赤で気に入っています.
 SE2に比べてカメラの存在感が強いですね.自分はケースに入れずに使うので裏面はフラットなほうがありがたいのですが、カメラが大きな売りなのでレンズやセンサーのスペースを確保するためには仕方ないのでしょう.

 データ移行は当初、機種間で直接移行するほうを選んだのですが、なぜかiOSの最新版へのアップデートがまったく進まず、いちどリセットをかけて再度試すもデータ移行の画面が変化せず…… という状況だったのでiCloudのバックアップから戻すことにしました.こちらは問題なく完了しました.

 今回は4G端末から5G端末への機種変更ということもあり、auショップまたは電話にて手続きが必要とのことだったので、電話対応にて4Gから5Gへのプラン変更手続きを行いました.最大で1時間ほど切り替えに時間がかかるとのことで、急ぐ場合にはauショップに行ったほうが早いそうです.ただ、最近のauショップは予約制なので時間を合わせるのが大変そうではありますが.
 4Gでも速度的に不満はなかったので5Gになって高速化したという実感はないですね.現状では4Gの基地局を転用して見かけだけ5Gにした基地局が多く、高速化のメリットも享受できそうにないですし.auの基地局マップを見て5G Sub6の電波を出しているであろうと思われる建物の近くでスピードテストをしたところ、下り400Mbps以上出たので速くなったことは確認できました(数回テストしたら2GBほど通信量がかかっていたので、速いからといって気軽に動画コンテンツを観たりするのは怖いなと思いました).速度に関しては通信速度よりもiPhone本体の処理速度の速さのほうが実感できますね.

 マスクありFace IDに対応したiOS15.4がリリースされる前に先走ってSE2から13 miniに機種変更したので、数日ほど不便な思いをしました.ここ2年ほどのあいだ、Face ID対応のiPhoneを使っていた方々はさぞかし大変だったのだろうなと感じました.

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FUJIFILM X100V

 本体と同時に購入したもの.
 画面の保護フィルムと純正のMagSafe充電器です.
 iPhone 8/SE2は画面の縁がラウンドしており、全体を保護するタイプのフィルムを貼っていると鞄から出し入れするときなどに引っかかって剥がれてしまいがちでした.そのため途中で貼るのをやめてしまったのですが、今回はフラットな画面なので剥がれづらいだろうということで貼ることにしました.
 SE2のときはAnkerのスタンドタイプの非接触充電器を使っていましたが、どうやら高さの関係なのか13 miniには対応しないとのことだったので、MagSafe充電器を買いました.立てかけるタイプのほうが気軽に使えて好きなのですが、非接触充電は位置がずれると充電できなくなったり充電効率が落ちるようで、Appleとしても磁力を使って失敗しないよう充電できる方式を推したいようです.

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FUJIFILM X70

 MagSafe充電器は背面にあてがうだけで適正な位置に磁力で吸着して充電できるので便利なのですが、磁力がやや強いこともあって単体で使うと外しづらく、またケーブルをいためそうな雰囲気がしたので、組み込んで使うスタンドを入手しました.購入したのはElagoMS2 CHARGING STANDです.

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FUJIFILM X70

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FUJIFILM X70

 シリコーン製の柔らかな素材で、専用品らしくぴったりとフィットします.

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FUJIFILM X70

 内部は空洞になっており、余ったケーブルを収納することができるので、乱雑にケーブルがはみ出るのを防ぐことができます.
 残念なのは角度調節ができないので、会社のデスクに設置したときにかなり上向きになってしまい画面が反射してみづらくなってしまいました.対策として底面後部にピンを刺してやや立たせ気味に調節しました.

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Apple iPhone 13 mini

 iPhone SE2から変化があったのがカメラ.背面のカメラが2つになり、広角と超広角をサポートするようになりました.とはいえ、超広角はパースがつきすぎて癖が強いので、広角をメインカメラとして使う感じになりそうです.
 「フォトグラフスタイル」を「リッチなコントラスト」で撮ったせいか、イチゴの赤が強く出過ぎているようにも感じられました.フォトグラフスタイルをオフにしても色合いが強く感じられるので、一般受けするようなくっきりした絵作りになっているのかもしれません.

 機種変更してから約1週間ですが、現状としてはまったく不満がありません.iPhone SE2と比べて小型化され手に馴染むサイズ感、iPhone 4から続くエッジの立ったデザイン、高速な処理速度、PRODUCT REDの濃いめの赤などにいたるまで、長く使えそうな端末だと感じました.

2022/02/13

Astell&Kern PEE51

Category: コンピュータ,物欲,電化製品,音楽 — Annexia @ 21:43

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FUJIFILM X100V

 iPad mini6を購入したときに、イヤホン端子がないということでAnkerのUSB-Cをイヤホン端子に変換するAnker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタを購入しました.
 USB-C端子からの音声データ出力はアナログではなくデジタルで出されるので、デジタルからアナログへの変換(D/A変換)を行うチップを搭載した変換アダプタが必要となります.従来、イヤホン端子がついていたモデルは本体内にD/Aコンバータが内蔵されていましたが、単なる端子形状の変換だけでなくデジタル-アナログ処理も必要となるわけです.
 Ankerの製品も音質はそれほど悪くはないのですが、若干音にざらつきを感じるのと、ハイレゾ対応とはいえ24bit 96kHzまでの対応なので、もう少し高音質なものが欲しいと思い、Astell&KernPEE51を購入しました.

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FUJIFILM X100V

 Ankerのアダプタが24bit 96kHzまで対応なのに対し、PEE51は32bit 384kHzまでの対応となっています.手持ちの製品としてはShureのAONIC 50が同じく32bit 384kHzまで対応しています.

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FUJIFILM X100V

 左右独立のD/Aコンバータ搭載など音質重視の設計のためか、Ankerの製品に比べてサイズがあります.また使用中は若干熱を持つのと消費電力が大きいのかiPad mini6のバッテリ消費も早くなります.デザインは色合いも含めてなかなか格好よく見えますね.
 音質はAnkerの製品と比べても、滑らかで細かな音まで出ている印象です.またクリアな音質というか線の細い印象で、低音が弱いようにも感じられます.イヤホンはShureのSE425を使っていましたが、これをAONIC 4に交換してみると低音がやや強調されてバランスがいい音に感じられるようになりました.
 Ankerと比べて価格差が約10倍あるのですが、10倍音が良くなったかといえばさすがにそこまでの差はないですね.もし差があったとしても自分の耳では聴き分けられないでしょう.イヤホン(というかオーディオ全般)が沼なので、こだわるとこの先にはリケーブル、バランス出力、ヘッドホンアンプ…… と続いていってしまうので、そこそこのレベルで満足するという観点では妥当な選択かなと思います.