2019/05/02
iPad mini 5用のDODOCASEがようやく到着しました.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
右(上)がiPad mini 4用のもので、左(下)が今回購入したiPad mini 5用のもの.iPad mini 4と5はサイズは同じなので、流用はできるのですが(届くまでは実際に使っていました)、カメラやマイクの位置が違うので、そうした機能を使うときには不具合が生じます.
好みの色が選べるのがDODOCASEのいいところで、iPad Pro 11とiPad mini 4はカバー色を赤系のものにしていたので、今回はブルーグレーにしてみました.また右のmini 4のものはレザーですが、レザーはエッジ部分が裂けてしまいやすいので、今回はファブリックです.
内装色はmini 4のものはグレーですが、今回は薄めのブルーです.
FUJIFILM X70
いつも注文時に色は迷うのですが、涼しげな感じがしていいですね.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
iPad mini 5からApple PencilおよびLogicoolのCRAYONに対応したので、オプションのペンホルダーも注文してみたのですが、ゴムバンドのホルダーが標準装備されていました.シンプルですがゴムバンドのホルダーのほうが使いやすいですね.
2019/03/30
FUJIFILM X70
先日の社員旅行で行われた余興の景品としてAirPodsをいただきました.
FUJIFILM X70
しかも、「新型が出次第プレゼント」とのことで、第2世代のワイヤレス充電対応ケースのものをいただきました.
FUJIFILM X70
個人的には利便性よりも音質を重視するタイプなので、初代のAirPodsが出たときも検討すらしませんでした.今回のようにプレゼントされない限りは第2世代も手を出していなかったことでしょう.
音質は可もなく不可もなく.手持ちの他のイヤホン(SHURE SE425やSONY MDR-EX800ST)とは比べるまでもありません.それ以上に難があるのは遮音性.いただいた帰りに地下鉄で使おうとして、すぐに使うのを諦めたほどです.
そうした点を踏まえても十分魅力たり得るのが使い勝手のよさ.ケースから出すと自動的に電源が入り、iOS端末とコネクトされ、そしてイヤホンを外すと自動的に一時停止になるという一連の操作性は洗練されています.また、Bluetooth接続、とくに左右分離型のイヤホンには避けられないとされる音の途切れや片側しか音が出ないなどの問題は今のところ経験していません.
また、ケースにしまうことで自動的に充電されるだけでなく、ワイアレス充電パッドにケースを置くだけでケース内のバッテリも充電される点も便利です.
もう少し音質が良ければ、遮音性が高ければ、音漏れ対策がされていれば…… と思いつつも利便性の高さによって使用機会高めです.
2019/03/12
社員旅行で海外に行くことになったので、往復の飛行機の中を静かに過ごすべくイヤホンを購入することにしました.
当然ながらここで候補に上がるのはノイズキャンセリングヘッドホン.そしてノイズキャンセリングに定評があるといえばソニーとボーズの2社.個人的にはオーバヘッド型というか、頭にかぶせるタイプの「ヘッドホン」はあんまり好みではなく、インナーイヤータイプの「イヤホン」のほうが好みなので、そちらにターゲットを絞り機種選定を進めました.
ボーズの製品は音質も機能的にも高評価である反面壊れやすく、しかも壊れたときのサポートが致命的レベルで酷いという評価が多かったのでまず候補から除外.ソニーでは完全ワイアレスのWF-1000Xかネックバンド型のWI-1000Xを候補に.個人的には左右が独立した完全ワイアレスの製品はソニーに限らず製品として完成途上(Bluetoothは1対1の通信にしか対応しておらず、片チャンネルで受けたデータを反対側に送る必要があるものの、その間に脳というBluetooth通信の敵である水分を大量に含んだ物質があるので通信が途切れやすい.AppleのAirPodsのように専用プロセッサで高度な処理をしているものは多少はマシなようですが)だと思っているので除外し、WI-1000Xを候補に.しかしながら、同時期に出ているオーバーヘッド型のほうは新型が出ているのでこちらもそろそろ新型が出るんじゃないのかなとなんとなく思って、もう少し選択肢を広げて検討してみることに.
思ったのが、ノイズキャンセリング機構は搭載していなくとも、イヤホン自体に高度な遮音性が備わっていればいいのではないかということ.そういえば海外のメーカーのイヤホンは遮音性が高い製品が多いと聞いたことがあるなと思いShureのページを見るとまさに「高遮音性イヤホン」との表記が.Webでレビューなどを見ても遮音性はすごいとの評判なのでここから検討することに.SE112、SE215、SE315、SE425、SE535、SE846、KSE1200、KSE1500のうち、ケーブルの交換できないSE112とダイナミック型のSE215、お値段的に無理なSE846とKSE1200、KSE1500を除外.ミッドレンジのSE315とSE425、SE535のうちもっともモニタ的な音の鳴り方をするという評価のSE425に決定しました.
FUJIFILM X100F
長い前置きはさておきとして.
SE425本体に加えてBluetoothアダプタRMCE-BT2を購入しました.SE425はMMCXという規格でイヤホンケーブルを交換可能なため、通常のイヤホン端子用ケーブルからBluetoothケーブルに交換可能なのです.
外箱デザインと同梱物をリニューアルした新パッケージではなく、あえて旧パッケージのほうを購入しました.新パッケージのBluetooth同梱モデルもあるのですが、SBCでしか接続できないBT1が同梱されており、それよりもBluetooth5.0対応でAAC接続できる新型のBT2が欲しいなと思ったので使わないケーブルがついて割高な新パッケージよりも値下がりした旧パッケージにBT2を追加した方がよかろうという判断です.
FUJIFILM X100F
中身の見えるクリアとシルバーメタリックがありますが、シルバーメタリックを選択.
FUJIFILM X100F
別売のBluetoothケーブル、RMCE-BT2.1回の充電で8時間以上使用可能です.電源投入時にどのくらい使えるかを「Battely more than 4hours」というようにざっくりと教えてくれます.Bluetooth 5.0での接続だからか、極めて安定した通信で通信が途切れることはかなりレアです.2台までマルチポイント接続可能なのも便利なところ.
レシーバ+バッテリユニットの重さはそれほど感じませんが、ぶらぶら下げているとちょっと気になります.クリップが付いてはいるのですが非常に硬くて服に引っかけるのにも難儀します.
FUJIFILM X100F
リモコンは大きめ.手袋をしていても難なく使えそうです.3ボタンでボリュームの上下を長押しで曲送りをするタイプ.マイクも搭載しており通話はもちろん、真ん中のボタン長押しでSiriが起動し、さらに長押しで電源が切れます.
肝心の音質ですが、初めて購入するBAタイプのイヤホンで期待と不安の両方があったのですが、予想以上の良さです.ただし、元の音質が悪いものについてはその悪さすらしっかり伝えてしまうので、痛し痒しなところもあります.同じモニタタイプのイヤホンでもソニーのMDR-EX800STのほうがその辺りは適度に聴きやすい印象です.
もう一つ重要な、本来の目的である遮音性について.通勤で使ってみたところ地下鉄走行時でもノイズはあまり気にならないレベルで、今まで使っていたイヤホンとは段違いの遮音性です.飛行機での使用ですが、さすがにジェットエンジンの音を完全に遮音するのは無理ですが、ボリュームを上げなくともクラシックのピアノ曲を聴けるレベルなので選択肢として間違ってなかったなと思いました.
2018/05/27
FUJIFILM X100F
NHKの技研公開2018に行ってきました.技研公開は毎年この時期にNHK放送技術研究所で開催される、研究成果の発表会のようなものです.
このブログの記録によると、前回行ったのは2011年なので、ちょっと間が空いています.
ここ数年の中心的な技術といえば8Kスーパーハイビジョンでしたが、久々に訪れてみたところ、8Kスーパーハイビジョンはディスプレイの薄型化技術や中継車への導入など、次のステップに踏み出している印象でした.
それに代わってメインとして押し出しているのがAI技術.とはいえ、AI自体がバズワード化しているというか、衆目を集めるために都合よく使われている傾向にありますので、AIっていうのかなそれ、的なものも散見されました.
FUJIFILM X100F
入り口からすぐのところにはAIによる効率的な番組制作をするためのコーナーが設けられていました.
これは音声認識による書き起こし制作システム.録画してきた映像を自動的に文字起こししてくれる、取材する側としては垂涎のシステムです.とはいえ、録音した音声から自動的に文字起こしをしてくれるシステムはすでに存在していますし、今回発表のシステムとて、音声認識は完全なものではありません(デモ用に間違いやすそうなコンテンツを使っていたという側面もありますが).
ポイントとなるのは、データ自体をサーバにおいて、ブラウザから複数のスタッフが同時編集を可能にしていていることでしょうか.
FUJIFILM X100F
映像自動要約システム.番組からダイジェスト版を作るのは手間もかかるし面倒、ということで「テロップが表示されているもの」「出演者がアップになっているもの」「SNSでコメントが多かったもの」などという条件を入れることで映像を自動解析してダイジェスト版を自動作成してくれるものです.
このシステムに限らず昨今の情勢を反映してか、Twitterのツイートを自動集計して直近で起きている出来事を自動解析するシステムなど、Twitterのデータをかなり重要視している印象の展示が多くありました.
FUJIFILM X100F
テレビ視聴ロボット.今年の技研公開のニュースが流れた時に研究一覧を見て気になったのがこれ.ロボットがテレビを見る?なんのため?まさかテレビを見てコメントするのかな、いやまさかねぇ…… と、疑問を感じたものですが、実際に展示されていたものはまさにそのとおりのものでした.
番組からキーワードを抽出し、それをもとにAIがコメントすることで一人で見ていても家族や友人と一緒にテレビを見ているかのような感じで楽しめるものを目指したのだとか.
自分は一人でテレビを見ても別に寂しいと思ったことはないのですが、話し相手の欲しい一人暮らしの老人とかに需要があるのでしょうか.
FUJIFILM X100F
展示は1FとB1Fで行われているのですが、B1F(本来は駐車場として使われているスペース)の展示は専門的すぎて門外漢の自分には1割も理解できないほどです.
そうした中にもいくつかの体験スペースが用意されており、これは8Kスーパーハイビジョンを使ったVR映像システム.さすがにOculus Go(解像度は2,560×1,440)とは別格の解像度ですが、ゴーグル部分も巨大ですし、展示されてはいませんでしたが裏で動いているシステムもかなりのハイスペックな仕様を要求しそうです.ゴーグルの両眼の間隔がちょっと離れているのか、きちんと両眼で映像を捉えられるスイートスポットがかなり限定される印象でした.
FUJIFILM X100F
まだ研究レベルとはいえ、興味深い研究がたくさんあり、その一端をこうして体験できるので、行ってよかったと思いました.
多くの研究発表やデモが撮影可能(撮影不可なのはオリンピックの映像を使っているなど版権が絡んでいるものが多いように見えました)なのもいいのですが、撮影や録画をしても既存の媒体ではそのすごさを記録できないあたりがまさに先端技術なのですよね.
8K/120Hz撮影のフィギュアスケートは、やや低めの視点から撮影されていることもあってか、ブレードが氷を削って飛び散る氷片までしっかり捉えられており、ここまで解像度が上がると裸眼でも立体的にすら見えてくるようでした.
また、以前は見た記憶がないのですが、ハイブリッドキャスト(放送と通信の融合サービス)の展示でNHK以外の民放各社の展示がされていて、例えばTBSではCMの一部を差し替えて家族へのメッセージを出す機能(CMをメッセージ動画で上書きすることで、あたかも放送として流しているように見える)をデモするなど、NHKの範疇外といえる領域でも研究はされているようです.
放送や映像技術は詳しくないので自分の理解も浅いものになってしまいますが、他の来場者の方を見ていると、展示パネルを写真に撮ったり、説明員(研究者)に突っ込んだ質問をしているなど、専門分野の方には見がいのある展示なのだろうなと思いました.なかでも、仕事をすでにリタイアされたとおぼしき年齢層のかたが一人で歩いていて、説明員に細かな質問をしている様子を何度も見ました.
写真はNHKグッズとして売られていた、スノータイガー(雪上車).
2018/01/05
年末に購入して、気に入って使用しているヤマハのBluetoothイヤホン、EPH-W53.
しかしながら、付属のイヤピースがもう一つ馴染まず、Mサイズでは耳の奥まで入って痛くなり、Lサイズでも長時間使用していると違和感を感じます.そこで、低反発スポンジを使用したコンプライのイヤピースを試してみることにしました.
FUJIFILM X100F
コンプライのページに適合表が用意されているのですが、EPH-W53は新製品だからかまだ掲載されていません.そこで店頭でサンプルを出してもらい、実際に装着して確認して購入しました.
EPH-W53にはタイプ200といわれる製品が装着できるのですが、その中で「アジアンフィット」と呼ばれるTsを選択しました.
FUJIFILM X100F
さっそく帰宅途中のバス車内で試してみましたが、遮音性が高く音がしっかり伝わります.標準のものと比べてやや低音が強く出る印象です.1セット1,000円ほどとやや高価で耐久性もそれほど高くないようですが、手放せなくなりそうです.