2025/02/23
FUJIFILM X100VI
自分が生まれ育った地域はまったくといっていいほど雪が降らなく、うっすらと地面が白くなる程度でも日常生活が滞るような場所でした.雪が珍しいので幼稚園児などは「雪見遠足」と称して富士山の麓にわざわざ出かけるほどです.
今年は日本海側などは大量の降雪に苦しめられている反面、都内は雪が降っておらず、物見遊山で訪れるのも忍びないなと思いつつも北陸新幹線に乗り込んで降雪地域に出かけてきました.
2月のこの時期はJR東日本管内は「キュンパス」と呼ばれる乗り放題きっぷの利用期間になっています.そのためか朝の時間帯の新幹線は普通席が混んでおり、行きはグリーン席を利用しました.
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新幹線を長野駅で下車し、「しなの鉄道」に乗り換えます.
本来であればしなの鉄道とえちごトキめき鉄道を乗り継いで新潟県内に入る予定でしたが、この日は雪の影響でしなの鉄道の黒姫-妙高高原駅間が運休になっていました.なので予定を変更することにしました.
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ひとまずはしなの鉄道のホームに.停車していた車両はJR東日本の「おいこっと」です.この列車は豊野まではしなの鉄道線を走行し、そこから先は飯山線に入るのですが、飯山線も雪の影響でこの日は途中までの運行になるというアナウンスでした.
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豊野駅で下車し、最初の目的地である小林製菓舗に向かいます.
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お目当ては牛乳パンです.牛乳パンとは、ふわっとしたパンの間にミルクリームをサンドしたパンのことです.長野県は県内のあちこちのパン屋で牛乳パンが売られており、店によってクリームなどのバリエーションが様々です.
小林製菓舗のパンは牛乳パンの中でも知名度もあり、一度食べてみたかったのです.牛乳パンを2個、コーヒー牛乳パンを1個購入し、1個を会社でシェアしましたが好評でした.
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特徴的な絵柄をあしらった帆布のバッグも売られていたのでそちらも購入しました.
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前述したように本来ならば新潟方面に向かう予定でしたが、いったん長野駅まで戻り、上越妙高駅まで新幹線で向かうことにしました.
長野駅に向かう列車が115系でした.JR東日本やJR東海では111系から115系の車両はすでに引退しているので、久しぶりの乗車となります.寒冷地仕様で半自動ドア(開けるのは手動で、出発時は自動で閉まる)なのも懐かしさがあります.
長野駅に戻る途中で、今度は新幹線が遅延しているとの情報が入ってきました.東北新幹線での車両故障なので雪の影響ではないのですが、遅延情報を確認すると自分が乗車する列車も15分ほど遅れており、上越妙高駅でのえちごトキめき鉄道への乗り換えが微妙です.
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長野駅に着き、改札口の駅員に上越妙高駅での列車接続は可能かを確認したところ、情報が入ってきていないらしくわからないとの返答でした.
まあ長野駅にずっといても仕方がないし、とりあえず行ってみるか…… と思いホームに降りてしばらくすると、反対側のホームに回送列車がやってくるとのアナウンスがあり、見ていたらやってきたのがEast iでした.在来線用のEast i-Eは見たことがありますが、新幹線のものは初めて見ました.この日はどうやら鉄道の運行には振り回されるものの、珍しい車両に乗ったり遭遇するという面では運がよいようでした.
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20分ほど遅延してやってきた新幹線に乗り込み2駅先の上越妙高駅を目指します.2駅程度だったら自由席でもいいかなと思っていたのですが、200円程度しか変わらないので指定席を取ったところ、遅延の影響なのかキュンパスの影響なのか自由席車両に並ぶ列がそこそこあったので指定席にして正解でした.
長野駅を出たあとの車窓は山々にうっすらと雪があり平地に雪がありませんでしたが……
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飯山駅手前の長いトンネルを抜けた先は真っ白で、空もどんよりとしていました.
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新幹線は途中の飯山駅でも乗降に時間がかかり(乗降に不慣れな海外からの観光客がスキー道具など大量の荷物を持っているので仕方がないところですが)、上越妙高駅には25分くらいの遅延で到着しました.到着前の車内アナウンスでは50分後の次の列車が案内され、接続どころではない状況であったので、鉄道はあきらめてバスに乗り換えました.バスも1時間に1本程度しかないのですが、10分程度の待ち時間で乗車することができました.
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バスを待っている間も冷たい風とともに雪が降っていましたが、さらに強くなってきました.
車窓にはこの地域特有の「雁木造」が見えています.
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時間は13時を過ぎてしまいましたが、ここで昼食を取ることにしました.
注文したのは天丼にアンコウの唐揚げです.天丼の味噌汁を追加料金でかに汁やあら汁、生あおさ汁に変更できるというので、生あおさ汁をお願いしました.鉄道で10分もしない距離に日本海に面した直江津がありますので、魚介類の鮮度はさすがです.
お店の方いわく、この辺りの降雪は例年に比べたら少ないとのことでした.2月の上旬にまとまった量の雪が降り、それが残っているところに少し降っただけなのだとか.
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満腹になったところで高田の街を散策します.
ここ高田は「雁木造」と呼ばれる、店舗や民家の軒先が伸びて歩行者が雪や雨に降られないようになっている建物が有名です.以前にも一度、高田に来たことがありますが、そのときは初夏の暑い頃で雁木造のありがたみはまったく感じられませんでした.やはり冬に来なくてはダメだなと思い、こうしてやってきたというわけです.
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それぞれ別々の建物なのに軒先が連なっている様は見慣れていない者にとっては新鮮に見えます.
そして実際に雪に降られずに歩けることにその価値を感じることができました.
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ちなみにこの歩いている場所ですが、自治体などの作った歩道ではなく私有地のようです.つまり各建物が1階のスペースを削って歩行者用に整備しているというわけです.
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高田駅にやってきました.帰りは鉄道にて上越妙高駅まで戻ります.
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自動改札ではなくクラシカルな木製の改札口です.
とはいえ、3セク化される前のJR時代には自動改札が導入されていたそうなので(自動改札は3セク化時に維持管理コスト軽減のために廃止)、駅舎の雰囲気にあわせて作られたもののようです.なんていうか、わかってる感があっていいですね.
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帰りの新幹線は定刻通りに上越妙高駅にやってきました.
乗り換え時間が10分程度しかないので、ここはちょっと遅延してくれたほうが土産物売り場を冷やかすことができてよかったのですが.
その後再び東北新幹線で車両点検があったとかで遅延が発生し、自分が乗った車両も東京駅混雑のため上野駅で10分ほど待たされてしまいました.
日程の都合で日帰り、そして運休やダイヤの乱れに振り回される旅行でしたが雪に不慣れな自分としてはほどよく雪見ができたのではないかと思っています.
2024/12/30
1年を振り返る、旅行篇です.
今年はいくつかの要因もあって、遠出することの多い1年でした.
ひとつは車の買い替え.やはり新しい車に乗り換えたら旅に出たくなろうというものです.
他にも、『大人の休日倶楽部』に入会して、『大人の休日パス』を使えるようになったことや、JR東日本のポイントを貯めての『どこかにビューーン!』を使っての旅行などが出かける回数の多い要因ですね.『大人の休日倶楽部』も『どこかにビューーン!』もJR東日本の施策に取り込まれている感がありますが、そこはあえて乗っかって利用していきたいものです.
1月:金沢
Nikon Zf + NIKKOR Z 26mm f/2.8
1月に能登を震源とした大きな地震があり金沢界隈の観光客が激減していること、そして3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸することで関西圏から金沢まで直通する在来線特急が消滅してしまうので今のうちに乗っておきたいという2つの理由で冬の金沢に出かけてきました.
東京から出発するのに金沢行きの北陸新幹線ではなく、わざわざ東海道新幹線で京都でサンダーバードに乗り換えて金沢に向かうという行程で、北陸線特急に長距離乗車するのも乗り納めかとややしんみりしました.能登の復興にあわせて関西圏から能登直行の特急を走らせるという話もあるようですが、新幹線に乗ってほしいJR西日本の意向を考えると、実現しても限定的なものになりそうです.
金沢はたしかに人が少なく、ひがし茶屋街のような観光地でも閑散としていました.
4月:出雲・松江
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
こちらも鉄道車両の引退にまつわるもの.
国鉄型特急車両の最後の生き残りといわれている、岡山と山陰を結ぶ振り子式特急の381系がもうすぐ引退するというので、一度乗っておきたいなと思って『サンライズ出雲』の空き状況を見ていたら、金曜に空きがあるのを見つけたので即座に予約を入れて、仕事帰りにそのまま夜行に乗って山陰まで出かけてきました.
出雲や松江は行ったことのない地域なので、まずはスタンダードなところに行ってみようと思い、出雲大社に参拝して三段割子蕎麦をいただき、松江城を見て帰ってくるルートをとりました.帰りに松江から岡山まで381系に乗車しましたが、グリーン車だったこともあってか座っている分にはそれほどの不快感はなかったですね.とはいえ、車内を回っている車掌さんが「次は……」と言いかけたところで大きな揺れで座席にぶつかっていたり、途中でトイレに立ったものの、この揺れで用を足すのは不可能と判断して我慢することにしたくらいには暴力的な揺れでした.新型車両も振り子式車両ですが方式がまったく異なり快適になっているとの評判なので、いつか乗ってみたいです.
4月:長野(ロードスター購入)
Nikon Zf + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
ND2ロードスターが納車されたので、慣らし運転を兼ねて長野まで出かけてきました.
ND1型(2015年式)からの乗り換えなので車両感覚は慣れているとはいえ、新車ということもあってシフトの渋さやステアリングの感触、足回りの動きに違いがあって、乗り慣れた車のはずなのになんか違うという不思議な体験でした.
中央道と長野道経由で松本で一泊し、大町や長野市内を経由して小布施に行き、上信越道と関越経由で帰ってくるというルートでした.桜のシーズンはもう終わりかなと思っていましたが、まだまだ見頃で運転していても景色のよいところを走れてよかったです.
6月:上田(どこかにビューーン!)
Nikon Zf + Voigtlander ULTRON 28mm F2
田沢湖、上越妙高と続いて、3度目の『どこかにビューーン!』の行き先は上田でした.
行ったことのない街なので楽しみではあるのですが、出発時間の選べない『どこかにビューーン!』の本領発揮とでもいうか(出発/到着のざっくりした時間帯は選べるものの便は選択不可)、東京駅出発が6時半ごろで上田到着が8時前.早朝で起きるのも大変ならば着いてもまだ店舗も開いておらず、行程を組むにも悩まされます.
宿は以前から行ってみたかった別所温泉で決まりとして、それまでの時間をどうしようと思い、小諸まで足を伸ばしたりして過ごしました.途中でいただいた蕎麦や宿の食事など、美味しい食べ物をいただいた旅行でした.
7月:銚子
Nikon Zf + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
毎年のように出かけている銚子.やはりお目当てはイワシ料理.
イワシ以外にも金目鯛などをはじめとした海産物で美味しい料理が多々あるのですが、だんだんと食が細くなってきてあれこれと食べられなくなっているのがつらいところです.
7月:足尾
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4
『わ鐵』こと、『わたらせ渓谷鐵道』は以前から行ってみたいと思いつつも、なかなか行けていない場所でした.
浅草から赤城まで特急で向かい、上毛電鉄で西桐生、桐生からわ鐵、というルートで鉄道の旅を堪能してきました.わ鐵は鉄道車両のカラーリングやデザイン、駅舎の雰囲気など、鉄道好きの心をくすぐるような路線でした.
通洞駅で足尾銅山観光でトロッコに乗って坑道に入りましたが、ここもなかなかよかったです.本数が少ないので通洞から足尾駅まで歩きましたが、足尾駅の旧国鉄車両の展示なども風情があってよかったです.
9月:東北
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
車を新しくしたら、やはり遠出をしたいというもの.
以前から行ってみたいと思っていた、岩木山と、そのふもとで食べられるとうもろこし『嶽きみ』を目当てに、弘前まで出かけてきました.
行きは郡山まで東北道を走り、そこから内陸に入って猪苗代湖を回って会津若松、喜多方、米沢と回って山形で宿泊.翌日も秋田の内陸部を走ったところ、秋田内陸鉄道が走っているところを見かけて、ちょっとあれ乗ってみたいなと思ったのが翌月の東北旅行につながりました.
9月:八ッ場ダム
Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM
八ッ場ダムは完成間近のとき以来の訪問です.完成間近のときも近隣の道の駅はそこそこ賑わっていましたが、完成後は観光地として定着したようで、道の駅は駐車場も大半が埋まるほどの混雑ぶりでした.
八ッ場ダム自体も来訪者が多くて賑わっており、ダム完成までの紆余曲折がいい方向に向かって観光地として定着した感じのように見えました.
10月:東北(大人の休日パス)
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大人の休日倶楽部の会員の特典として『大人の休日パス』があり、1年に何回か、JR東日本の全区画(と3セクなど一部の私鉄)が5日間、新幹線も特急も含めて乗り放題という切符が発売されます.今回はその切符を使って東北のローカル線などを乗り継ぐ旅行をしてきました.
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線は大人の休日パスの対象ではないですが、9月にロードスターで東北旅行に出た際に走行しているのを見かけて乗ってみたくなったので角館から鷹巣まで乗車しました.
さらに金田一温泉に宿泊するなど、いつもと違った旅を楽しむことができました.
12月:長野(どこかにビューーン!)
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 II
どこかにビューーン!を利用しての旅行、今年は上田に続いて2回目です.またしても長野県、しかも県庁所在地である長野です.
定番の観光地である小布施を観光したのちに、長野の象徴ともいえる善光寺の宿坊に宿泊し、翌朝は夜明け前から参列して『お朝事』に参加してきました.善光寺は何回か訪れてはいますが、このようにしてしっかりと参列したのは初めてです.
今年は結構あちこちに行きましたが、前述のような理由で東北から甲信越方面が多かったですね.
たまには飛行機乗りたいなとか、西のほうにも行ってみたいなと思いつつもなかなか行けてないですね.
2024/11/10
大人の休日倶楽部パスで東北旅行、さらにつづきです.
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金田一温泉駅から列車に乗り、さらに北上します.
整備新幹線(盛岡以北の東北・北海道新幹線や北陸新幹線、九州新幹線)が敷設された地域は在来線が第3セクターになるため、その多くは県ごとに運営する会社が変わります.とはいえ、県境はえてして小さな駅だったりすることが多く、そこで列車を行き止まりにしても意味がないので相互運転を行なっています.
金田一温泉駅は岩手県と青森県の境に近い場所にあることもあって(次の目時駅がIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道の境界駅)、相互乗り入れしている青い森鉄道の車両がやってきました.
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八戸駅で列車を乗り継ぎ、野辺地駅までやってきました.ここが今回の旅行の極北となります.
ここにきた目的はこの防雪林.かつて新幹線がまだ盛岡までしか開通していなかった頃、東北本線で特急や急行に乗っていると、この辺りの車窓が高さのある木々に囲まれていて、まるで森の中を走行しているかのような雰囲気があってお気に入りの場所なのです..
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列車の本数が少ないのであまり時間に余裕はないのですが、散策の前にまずは駅構内の立ち食いそば(とはいっても座席が用意されていましたが)にてお昼を.
ここの名物『北前駅そば』です.ホタテ、地の野菜のかき揚げ、そして『けいらん』が入っています.『けいらん』とは鶏卵ではなく、この土地の名物であんこ入りの団子のことです.
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駅から少し離れた陸橋の上から撮影.旅客列車の本数はさほど多くないのですが、それよりも貨物列車の本数の方が多く感じました.やはり首都圏のみならず東名阪や福岡などと北海道を結ぶ重要路線なので貨物輸送量も多いのでしょう.
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再び八戸駅に向かい、そこから八戸線に乗り換えて鮫駅に向かいました.
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鮫駅とは変わった駅名ですが、駅前にはご丁寧にも鮫の像がありました.
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鮫駅から15分ほど歩いた先に蕪嶋神社があります.
蕪嶋神社を訪れるのはこれが2度目です.前回(6年前)のときは神社が全焼して再建中のため仮社殿でしたが、今回は再建された姿を見ることができました.
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蕪嶋神社はもともとは蕪島という島でしたが、埋め立てられて今は陸続きになっています.小高い丘のようなところに建っているあたりに島の名残を感じさせます.
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蕪嶋神社といえば有名なのがウミネコの繁殖地.ただシーズンは6月ごろとのことで、10月ではほとんど姿は見れませんでした.
その代わり…… というわけではないのでしょうけど、鳥居のしめ縄の上に神妙な面持ちで鳩がいました.周囲で話していた内容によると、いつもこの鳩はここにいるのだとか.
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この日は八戸市街に宿をとっていたので、本八戸駅で下車して市街地に向かいました.新幹線の駅である八戸は市街地から離れているうえに周囲にはほとんど店もないんですよね.なので、市街地に向かうには八戸駅から八戸線に乗って本八戸駅で下車するか、バスで八戸の市中心部(八戸線で本八戸駅下車よりもバスのほうが市の中心部に着くし本数も多い)に行く必要があります.
この日は土曜ということもあって、目星をつけていた店を何件か回るも予約なしでは入れないという状態でした.そんな中でもようやく入れる店を見つけたのでそちらで夕飯をいただきました.
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八戸に来たらやはり海産物、ということでまずは寿司のセットを注文しました.
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汁物としてせんべい汁が付いてくるところが嬉しいところです.
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嶽きみの天ぷら.10月なのでもうそろそろシーズン終了かなと思っていましたが、メニューにあったのでつい注文してしまいました.甘くて美味しいです.
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あと、やはり八戸ならイカは食べておきたいということでイカ刺しも注文しました.肝も付いててこちらも美味しかったです.
青森県の主要都市といえば、県庁所在地の青森市、そして弘前市が思い浮かびますが、八戸の市街地というか繁華街もかなりの賑わいぶりでした.訪れた日が土曜の夜ということを差し引いても街中に人があふれかえっていて、ホテルの部屋に戻っても比較的上階であるにも関わらず深夜近くになるまで車の走る音も含めて喧騒が伝わってきていました.
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翌日は八戸の市街地にあるバス停から八戸駅まで向かい、昼過ぎに東京に着く便で帰りました.
翌日が月曜で出社なのであまり無理もできませんし.
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八戸駅で購入した駅弁.イカと鯖を中心とした「三八弁当」です.一夜干し風に仕上げたイカにはワタを使ったタレをかけ、さらに甘辛く煮込んだイカの足としめ鯖という好みの分かれそうなメニューですが個人的には非常に気に入りました.
今回は『大人の休日倶楽部パス』を利用しての旅行でした.18,800円でJR東日本エリア全線といくつかの三セク鉄道が乗り放題、しかも新幹線と特急も乗り放題かつ6回まで指定席利用可能というのはなかなかの大盤振る舞いです.
しかしながら実際に使ってみると気になるところもありました.
・利用期間が1年に3回(今年はさらにプラス1回)と期間限定のため乗客が集中してローカル線などが混雑する
・6回まで新幹線・在来線特急の指定券が利用可能だが、そもそも特急列車が激減しており使い所が難しい
・特急列車が少ないからといって普通列車が多いわけでもないので、行程には苦労する
ただ、この切符を1枚持ってさえいれば支払いの手間なくいくらでも乗車できるというのはやはり楽でいいですね.
なまじ、元を取ろうとか乗れるだけ乗ってやろう的な貧乏くさい考えを持つとスケジュール的にも苦労するので、ある程度行き先とテーマを決めて、プラスアルファの自由移動を組むとか、もしくは5日間行けるので2つに分けて、3日間の東北旅行のあと、ちょっと長野や新潟に行く、みたいなパターンもいいのかもしれません.
行程と時間的余裕を考えつつ、また利用したいと思います.