2022/09/11

M2 MacBook Air 2022

Category: コンピュータ — Annexia @ 22:18

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FUJIFILM X100V

 5年ぶりに会社支給品のMacを新調しました.
 毎日持ち運ぶのでできるだけ軽いMacが欲しいと思い、MacBook(12inch, 2017)を使用してきました.重量面ではMacOS稼働機としてはこれ以上軽いものはないので申し分ないのですが、購入時点で他のMacBookに比べて非力感は否めないスペックということもあり、使っていくうちに厳しい部分も出てきました.処理速度の遅さ(Core i7を名乗っているとはいえ超低消費電力版でしかも2コア)、ストレージの少なさ(最大で500GB)、そして最大のネックがヘッドホン端子以外にはUSB-C端子が1つしかない(しかも充電兼用)というのが厳しかったです.このUSB-C端子、接触不良になりがちでUSBハブを使用して外付けハードディスクを接続している最中にUSBハブに触れるだけで接触不良を起こして接続が切れてしまうこともあるなど、扱いづらいものでした.

 新しいMacBookに買い換えるにあたっては、いくつか希望する項目がありました.
・MacBook Pro 14/16で復活したMagSafe端子が装備されていること
・TouchIDが搭載されていること
・SDカードスロット、HDMI端子が装備されていること
・プロセッサは問わないがエミュレータ等でWindowsが動作すること
・TouchBarはいらない
・できるだけ軽量
 昨年、MacBook Proの14/16inchモデルが登場したときには理想的だなと思ったのですが、自分にはオーバースペックであること、それ以上に1.6kgと重いので候補から除外しました.また、当時はAppleシリコンで動作するWindowsエミュレータがないのも見送った理由の一つでもあります.

 その後、M2搭載のMacBook Airが発表になり、SDカードスロットとHDMI端子の非搭載以外はハード面では希望スペックを満たしていることもあって購入候補として検討していました.残る課題はWindowsが稼働するエミュレータがないという問題でしたが、これもParallels 18の登場とマイクロソフトがARM版Windowsを一般に販売するようになったことで解決したので、ようやく機種変更することができました.

 購入したのはM2 MacBook Air
・8コアCPU、8コアGPU
・メモリ24GB
・SSD1TB
のモデルです.色は新色のスターライトを選びました.同じく新色のミッドナイトも魅力的だったのですが、指紋がつきやすいという評価が多く、実際に店頭でチェックしたら確かに指紋が目立ち、それよりも近くにあったスターライトがシャンパンゴールド系の派手すぎない色調で気に入ったのでこちらを選択しました.
 GPUについては10コアという選択肢もありましたが、そこまでのグラフィックス性能は自分は必要としていないこと、それからAppleの製品紹介を見ると高性能を語る部分では10コアGPUの性能を説明しているのに対して、バッテリの持ち時間を説明する部分では8コアGPUの数値を使っていることに気づいたので、ピーク性能よりはバッテリの持ち時間を優先させたいと思って8コアGPUを選択しました.

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FUJIFILM X100V

 いままでのMacBook(12inch, 2017)がUSB-C端子1つしかなかったのに対し、MagSafe3充電端子とUSB-Cが2つというのはとてもありがたいです.MagSafeの使い勝手の良さは以前からMacBookを使ってきたものとしては理解しているので、久々の復活は嬉しい限りです.
 ネックなのは価格.サードパーティ品のケーブルがないので、2mで6,000円以上する純正ケーブルを買わなくてはならないことです.
 MagSafe3充電ケーブルもしっかりと本体色にあわせてバリエーションがあるのはさすがAppleといったところです.

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FUJIFILM X70

 USBハブは、2つ以上のUSB-A、HDMI、SDカードスロット、有線LANを備えたものという条件で調べて、SATECHIのUSB-C SLIM MULTI-PORT WITH ETHERNET ADAPTERを選びました.スターライト色の製品はないので、比較的近いシルバーにしました.
 有線LANを備えたUSBハブは以前に比べてかなり減った印象です.自分もほぼ使わないのですが業務上、機器類のセットアップ等をするときにまだ必要とすることがあるので外せません.有線LAN端子部分は使うときにポップアップさせる仕組みになっています.

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FUJIFILM X100V

 キーボードは従来どおりUSキーボードというかASCII配列を選択.見た目がすっきりしているのも魅力ですが、Macを使い始めてからずっと(JIS配列しか選べなかったiBook SEを除く)ASCII配列なので他を選ぶ理由がありません.
 機種変更してよかったと思えるものの1つがこのキーボードです.一時期のMacBookのキーボードは薄さを追求するあまり、キーストロークが浅くてキータッチが悪く接触不良を起こしがちで、しかもカーソルキーが上下と左右でサイズが違うなどストレスが溜まる仕様でした.以前の仕様に戻っただけとはいえ、キータイプのしやすさはMacBook(12inch, 2017)とは段違いです.

 そのほか、もろもろ思ったことなど.

■速度について
 処理速度が圧倒的に速くなったのはキータイプひとつとっても変換レスポンスの速さから体感できました.MacBook(12inch, 2017)と比べると動作に余裕がある感じがします.
 購入前にニュースサイトやYouTubeなどで情報を集めていたのですが、重たい処理をさせるとサーマルスロットリングが起きて処理速度が遅くなるという指摘がYouTubeでよく見られました.これはアプリケーションなど使う内容にもよると思うのですが、自分の場合はCPU温度が40度を超えることはほぼない感じです.YouTuberの場合は動画編集とレンダリングが必須となるので、おのずと一般的な使い方よりも要求スペックが高くなって評価が辛くなっているのではないかと感じました.ちなみにMacBook(12inch, 2017)ではIllustratorやPhotoshopで重たいデータを編集しているとCPU温度は常に65度前後を推移し、場合によっては温度警告が出ることもありました.

■Windows実行環境について.
 いままではWindows XPの時代からVMware Fusionを使い続けていましたが、VMware社のAppleシリコン(ARMプロセッサ)対応が遅れており、先にライバルのParallelsがVer.18をリリースしてWindows対応を正式発表し、同タイミングでマイクロソフトがARM版Windows 11の一般向け販売を開始したので(まあなんらかの協業や取引があったのでしょう)、こちらに乗り換えました.
 インストール自体はほとんど迷う部分もなくすんなりと完了しましたが、いままでVMware Fusion環境で使っていたWindows 10のライセンスがデジタルライセンス認証でプロダクトキーがわからず、結局Windows 11のライセンスを新規購入しました.
 動作は従来のMacBook(12inch, 2017)+VMware Fusion+Windows 10と比べてもかなり高速で、通常のWindows PCを使っている感覚と遜色ありません.
 ARM版Windowsといえども大半のアプリケーションが稼働する…… という触れ込みでしたが、やはり例外はあるようで、例えばAdobe AcrobatReaderは64bit版はインストールできたものの、起動時にフリーズしてしまいました.32bit版は動作したので、そちらをインストールしましたが、面白いのはデフォルトアプリケーションでMacのアプリケーションを指定できるので、Windowsを使用している最中でもPDFファイルをダブルクリックするとMacOSのプレビューを起動してPDFを見る、なんてことも可能です.あんまり混在させると混乱するので、その辺は自分はWindows内で完結するように設定はしましたが.

■重量について.
 現行のMacBookとしては最軽量とはいえ、1.24kgはMacBook(12inch, 2017)の0.92kgと比べると300gの差があるわけで、やはりずっしりと重さを感じます.とはいえ、処理速度の速さや画面の大きさなどを考えたら仕方のないところかなという感じではあります.

■画面上部のカメラ部分の切り欠きについて.
 ダークモードで使用していて、メニュー部分がブラックアウトしているとほぼその存在は気にならないです.Photoshopのようなメニュー項目が多いアプリケーションを実行するとカメラ部分より右側にまでメニューが表示されるので、そのときだけは違和感があります.

 総じての感想としては、満足しています.動作も速く安定しており、従来は1週間に1回程度のスパンで再起動をかけないと速度的にもたついたり動作不安定になりがちな部分がありましたが、どのくらい安定して動くかあえて再起動せずに使っていますが2週間以上経過しても安定し続けています.

2022/03/20

iPhone 13 mini

Category: コンピュータ,物欲 — Annexia @ 22:35

 iPhone 13 miniを購入しました.
 この2年間、マスクが手放せない世界が続いており、マスクを外さないと使えない顔認証よりも指紋認証の端末のほうが使い勝手がよいこともあってiPhone SE2を使用していました.マスクをつけたままでもロック解除できるのは指紋認証のメリットですが、その反面水濡れしたり汗ばんだ指では認識しづらいという難点もありました.なので、マスクをつけた状態でも顔認証ができるようになったら、iPhoneを買い替えようと決めていたところ、iOS 15.4にてマスクありの顔認証が使用可能になるという発表があったので、さっそく購入しました.
 いちおう、iPhone SE3の発表まで待って様子を見ていたのですが、顔認証非搭載どころか筐体がSE2とまったく同じで新鮮味がないので購入候補からは除外することに.iPhone 13シリーズの中から選ぶとしたら、やはり手に馴染むこのサイズということで13 miniを選択しました.
 12からシリーズに加わったminiですが、不人気機種のようで13で販売終了になるという噂も流れているので、買うならいましかないというのも購入を後押しした理由の一つです.

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FUJIFILM X100V

 iPhone SE2の箱と比べてずいぶんと箱が小さくなっています.これはSE2で付属していた電源アダプタやイヤホンが付属しなくなり、本体以外はUSB-CからLigtningへのケーブルのみ付属となったからです.コストダウンではあるのですが、出力の低い電源アダプタや手持ちで何本も持っているケーブルやイヤホンはあっても使わないので、付属していなくてもまったく問題ありません.

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FUJIFILM X100V

 左がiPhone SE2、右がiPhone 13 miniです.どちらもPRODUCT REDです.
 同じPRODUCT REDでも製品によって色が変化しているのですが、13 miniのレッドは以前に使っていて気に入っていた8のレッドと同じ、深い赤で気に入っています.
 SE2に比べてカメラの存在感が強いですね.自分はケースに入れずに使うので裏面はフラットなほうがありがたいのですが、カメラが大きな売りなのでレンズやセンサーのスペースを確保するためには仕方ないのでしょう.

 データ移行は当初、機種間で直接移行するほうを選んだのですが、なぜかiOSの最新版へのアップデートがまったく進まず、いちどリセットをかけて再度試すもデータ移行の画面が変化せず…… という状況だったのでiCloudのバックアップから戻すことにしました.こちらは問題なく完了しました.

 今回は4G端末から5G端末への機種変更ということもあり、auショップまたは電話にて手続きが必要とのことだったので、電話対応にて4Gから5Gへのプラン変更手続きを行いました.最大で1時間ほど切り替えに時間がかかるとのことで、急ぐ場合にはauショップに行ったほうが早いそうです.ただ、最近のauショップは予約制なので時間を合わせるのが大変そうではありますが.
 4Gでも速度的に不満はなかったので5Gになって高速化したという実感はないですね.現状では4Gの基地局を転用して見かけだけ5Gにした基地局が多く、高速化のメリットも享受できそうにないですし.auの基地局マップを見て5G Sub6の電波を出しているであろうと思われる建物の近くでスピードテストをしたところ、下り400Mbps以上出たので速くなったことは確認できました(数回テストしたら2GBほど通信量がかかっていたので、速いからといって気軽に動画コンテンツを観たりするのは怖いなと思いました).速度に関しては通信速度よりもiPhone本体の処理速度の速さのほうが実感できますね.

 マスクありFace IDに対応したiOS15.4がリリースされる前に先走ってSE2から13 miniに機種変更したので、数日ほど不便な思いをしました.ここ2年ほどのあいだ、Face ID対応のiPhoneを使っていた方々はさぞかし大変だったのだろうなと感じました.

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FUJIFILM X100V

 本体と同時に購入したもの.
 画面の保護フィルムと純正のMagSafe充電器です.
 iPhone 8/SE2は画面の縁がラウンドしており、全体を保護するタイプのフィルムを貼っていると鞄から出し入れするときなどに引っかかって剥がれてしまいがちでした.そのため途中で貼るのをやめてしまったのですが、今回はフラットな画面なので剥がれづらいだろうということで貼ることにしました.
 SE2のときはAnkerのスタンドタイプの非接触充電器を使っていましたが、どうやら高さの関係なのか13 miniには対応しないとのことだったので、MagSafe充電器を買いました.立てかけるタイプのほうが気軽に使えて好きなのですが、非接触充電は位置がずれると充電できなくなったり充電効率が落ちるようで、Appleとしても磁力を使って失敗しないよう充電できる方式を推したいようです.

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FUJIFILM X70

 MagSafe充電器は背面にあてがうだけで適正な位置に磁力で吸着して充電できるので便利なのですが、磁力がやや強いこともあって単体で使うと外しづらく、またケーブルをいためそうな雰囲気がしたので、組み込んで使うスタンドを入手しました.購入したのはElagoMS2 CHARGING STANDです.

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FUJIFILM X70

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FUJIFILM X70

 シリコーン製の柔らかな素材で、専用品らしくぴったりとフィットします.

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FUJIFILM X70

 内部は空洞になっており、余ったケーブルを収納することができるので、乱雑にケーブルがはみ出るのを防ぐことができます.
 残念なのは角度調節ができないので、会社のデスクに設置したときにかなり上向きになってしまい画面が反射してみづらくなってしまいました.対策として底面後部にピンを刺してやや立たせ気味に調節しました.

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Apple iPhone 13 mini

 iPhone SE2から変化があったのがカメラ.背面のカメラが2つになり、広角と超広角をサポートするようになりました.とはいえ、超広角はパースがつきすぎて癖が強いので、広角をメインカメラとして使う感じになりそうです.
 「フォトグラフスタイル」を「リッチなコントラスト」で撮ったせいか、イチゴの赤が強く出過ぎているようにも感じられました.フォトグラフスタイルをオフにしても色合いが強く感じられるので、一般受けするようなくっきりした絵作りになっているのかもしれません.

 機種変更してから約1週間ですが、現状としてはまったく不満がありません.iPhone SE2と比べて小型化され手に馴染むサイズ感、iPhone 4から続くエッジの立ったデザイン、高速な処理速度、PRODUCT REDの濃いめの赤などにいたるまで、長く使えそうな端末だと感じました.

2022/02/13

Astell&Kern PEE51

Category: コンピュータ,物欲,電化製品,音楽 — Annexia @ 21:43

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FUJIFILM X100V

 iPad mini6を購入したときに、イヤホン端子がないということでAnkerのUSB-Cをイヤホン端子に変換するAnker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタを購入しました.
 USB-C端子からの音声データ出力はアナログではなくデジタルで出されるので、デジタルからアナログへの変換(D/A変換)を行うチップを搭載した変換アダプタが必要となります.従来、イヤホン端子がついていたモデルは本体内にD/Aコンバータが内蔵されていましたが、単なる端子形状の変換だけでなくデジタル-アナログ処理も必要となるわけです.
 Ankerの製品も音質はそれほど悪くはないのですが、若干音にざらつきを感じるのと、ハイレゾ対応とはいえ24bit 96kHzまでの対応なので、もう少し高音質なものが欲しいと思い、Astell&KernPEE51を購入しました.

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FUJIFILM X100V

 Ankerのアダプタが24bit 96kHzまで対応なのに対し、PEE51は32bit 384kHzまでの対応となっています.手持ちの製品としてはShureのAONIC 50が同じく32bit 384kHzまで対応しています.

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FUJIFILM X100V

 左右独立のD/Aコンバータ搭載など音質重視の設計のためか、Ankerの製品に比べてサイズがあります.また使用中は若干熱を持つのと消費電力が大きいのかiPad mini6のバッテリ消費も早くなります.デザインは色合いも含めてなかなか格好よく見えますね.
 音質はAnkerの製品と比べても、滑らかで細かな音まで出ている印象です.またクリアな音質というか線の細い印象で、低音が弱いようにも感じられます.イヤホンはShureのSE425を使っていましたが、これをAONIC 4に交換してみると低音がやや強調されてバランスがいい音に感じられるようになりました.
 Ankerと比べて価格差が約10倍あるのですが、10倍音が良くなったかといえばさすがにそこまでの差はないですね.もし差があったとしても自分の耳では聴き分けられないでしょう.イヤホン(というかオーディオ全般)が沼なので、こだわるとこの先にはリケーブル、バランス出力、ヘッドホンアンプ…… と続いていってしまうので、そこそこのレベルで満足するという観点では妥当な選択かなと思います.

2021/12/31

2021年を振り返る – 物欲篇

Category: コンピュータ,物欲,自転車,,電化製品 — Annexia @ 13:47

 2021年を振り返る、物欲篇.
 遠出をしなかったのが物欲にも出ているような気がします.

■自転車(BROMPTON)関連
4月 BROMPTON S2L

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 10年以上遠ざかっていた自転車に再び乗ることにしました.
 理由は、COVID-19対策で公共交通機関を避けたいことや運動不足解消などもありますが、折りたたみ自転車が輪行やパーツとかのカスタマイズ含めて楽しそう、と思ったのが大きいですね.
 折りたたみ自転車ということで自転車本来の機能面で妥協すべきところが多いのかなと思っていましたが、案外乗りやすく、改善の余地はあれど、しっかり走れる製品だなと思いました.
 輪行は一度試しただけですが、疲れたときに畳んで袋に入れれば電車で運べるのはやはり便利です.
 自転車本体の値段も20万円ちょっとしましたが、あとからカスタマイズでサドルやグリップ、BBなどをパーツ交換するなどして、もろもろ追加出費がかさんでいます.

■オーディオ関連
9月 Shure RMCE-TW2

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 昨年購入した、MMCX規格対応の左右独立Bluetoothレシーバ RMCE-TW1のモデルチェンジ版です.TW1は充電不良などの不具合が多発して回収になるなど失敗作でしたが、TW2では不具合や使い勝手の悪さが改善され、操作系も曲送り/戻しやボリューム変更ができるようになりました.Shureは左右ケーブル接続タイプのBluetoothレシーバでも1作目のRMCE-BT1がやはり不評でBT2で改善されたので、Shureの初物は手を出さないほうがいいのかもしれません.
 Shure AONIC4と接続して使用していますが、音質や通信の安定性、操作性など満足のいく製品に仕上がっていると思います.

12月 final ZE3000

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 評判のよさにつられて深く考えずに購入したイヤホンですが、大当たりでした.
 音質のよさもさることながら音の広がりが素晴らしく、イヤホンで聴いているとは思えないほどの感覚です.

■コンピュータ関連
4月 NEC Aterm WX3000HP

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 長年使っていた有線LANルータの調子が悪くなったので、Wi-Fiアクセスポイント含めリプレースしました.
 自宅でのWi-Fi環境はAppleのAirMac系を使っていたのですが、AppleがWi-Fi製品から手を引いてしまったので他のメーカーから選ぶ必要が出てきました.NECを選んだのは仕事がらみで導入したものが安定していたからです.
 欠点としてはDHCPサーバのリース数が少ないのでそこだけ要注意ですね.速度的にもWi-Fi6対応ということもあり従来のものより高速化され、安定性の面でも不満のない動作をしています.

9月 Apple iPad mini 6

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 iPad mini 6が出るという噂が出たときに、iPad Airのような側面の指紋認証が搭載され、Lightning端子のかわりにUSB-Cが搭載されたら買おうと思っていました.実際に出た製品がその2つを搭載して、なおかつ最新のiPhone 13と同じプロセッサを搭載しているということで、即決で注文を入れました.
 速度、サイズ感などあらゆる面で非常に満足のいく製品です.やはり持ち歩くにはぴったりのサイズですね.コンパクトなので鞄を選ばないのもポイントです.

■その他
2月 CO2濃度測定器

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 COVID-19関連で換気が重視されていることもあり、CO2濃度測定器が1万円程度で販売されるようになったので自宅用に買ってみました.一般的にCO2濃度が1000ppmを超えると判断能力が鈍ってくるなどといわれていますが、自宅環境でも寒いからと窓を閉めているとあっさり1000ppmを超えてしまいますね.

2月 パナソニック 電子レンジ

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 使っていた電子レンジが動かなくなってしまったので、必要にかられて購入しました.カメラやコンピュータ、イヤホンとかそうしたものは必要にかられなくてもポンと買ってしまうのですが、白物家電的なものはさして興味がないこともあって、壊れるまで使い続ける傾向にあります.
 昨今の電子レンジはオーブン機能やスチーム調理などの付加価値がついたものが主流なのですが、シンプルに温めだけできればOKという観点からローエンドでデザインがまともそうなものを購入しました.機能的にできることは「温め(冷凍ごはんを食べる)」「飲み物(甘酒やホットココアを作る)」「レンジ(惣菜を温める)」「解凍(これは使わない)」と、ほぼ必要十分な感じですね.

5月 BALMUDA The Lantern

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 就寝時にぼんやりとつけておくランプとして購入しました.バッテリを内蔵しているので、屋外での使用(IP54の防塵防滴)や停電時の照明としての用途も考慮しています.
 電源スイッチがダイヤル式になっていて、明るさの調整ができるのがいいですね.しかも暗めにしたときはランプのゆらゆらとした揺らぎを再現しているのも気に入っています.

7月 DUNLOP LE MANS V

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 新車購入から6年が経過し、タイヤ自体が硬くなってきているのとひび割れもしてきているのでやや早いかなと思いつつNDロードスターのタイヤを交換しました.新車装着のタイヤはヨコハマのADVAN Sport V105でスポーツ寄りのものでしたが、ややコンフォート寄りで音の静かなタイヤがいいということでダンロップのLE MANS Vを選びました.
 6年使用してすり減ってきているタイヤとの比較になってしまいますが、タイヤのノイズはかなり静かですね.逆に幌をクローズにした状態でも風切り音のほうが気になるくらいです.

10月 パナソニック 電動歯ブラシ

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 10年以上使用したブラウンの電動歯ブラシが動かなくなったので買い替えました.やはり白物家電は壊れるか調子が悪くなるまで使い続ける傾向にあります.
 電動歯ブラシでメジャーなものというとブラウン(オーラルB)、フィリップス(ソニッケアー)、パナソニック(ドルツ)あたりでしょうか.性能面で評判がいいこと、日本のメーカー(なおかつ日本製)であることと、交換ブラシが安価であること、さらに型落ち(性能的には新型も同じ)の製品が安く出ていたことが機種選定の理由です.
 ブラシの動きというか磨き方はメーカーによっても違いがあるわけですが、古いオーラルBと比べても明らかに磨いた後の歯の表面がツルツルしていて、しっかり磨けている感じがします.携帯用ケースは付属していませんが本体サイズが上位機と同じなので、部品取り寄せで携帯用ケースを入手して旅行用にも使えるようにしました.

 このほか、衣類関連として自転車用コートや普段使い用コートを購入しました.
 旅行に出かけることがなく使用機会が減ったこともあって、カメラ関連の出費はほとんどない1年でした.ここ数年では珍しいことです.
 来年はどうでしょうか.旅行に出かけられるような環境が整ってきたら輪行もしたいのですが、なんとも状況が読めない感じではあります.

2021/10/04

Apple iPad mini 6

Category: コンピュータ,物欲 — Annexia @ 10:20

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FUJIFILM X70

 iPad mini 6を購入しました.
 自分はPro 11(初代)とmini 5を使用しており、Proを自宅用、miniを外出用や音楽再生用として使い分けています.
 miniの新型が出るらしいという噂が流れてきたので、
・USB-Cが採用されること
・Face IDではなくTouch ID、しかもAirのような電源ボタン一体型であること
の2つの条件を満たしていたら買おうと思っていました.
 実際に出てきたものがまさに期待どおりのもので、他の部分も含めて非のうちどころのない製品に仕上がっていたので、予約受付開始と同時に購入申し込みをしました.
 今回購入したのは256GBのセルラーモデル、色はパープルです.

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FUJIFILM X70

 iOS 15の初期セットアップ画面はこのような「hello」や「こんにちは」という表示から始まります.
 このhello、書体も含めて初代Macintoshの広告などに使われていたものと同じように見えるので、表示された時は少し嬉しくなりました.

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FUJIFILM X70

 購入の決め手となったポイントの1つ、USB-Cの採用.MacBookやiPad Pro、そして最近ではワイヤレスのイヤホンなど多くの機器がUSB Type-C(USB-C)規格を採用しています.充電ケーブルは他の端末と共用できるようにしてシンプルにまとめたいので、このUSB-Cの採用はありがたいですね.
 また、スピーカーがmini 5と同様に2スピーカーながら、横向きの配置にした時に左右から出るようになりました.映像再生時に違いを感じます.

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FUJIFILM X70

 あまり使うことのないカメラですが、1,200万画素にアップし、フラッシュが追加されました.最近ではWeb会議などでディスプレイ側のフロントカメラが重視されるようになりましたが、こちらも1,200万画素になり、画素が多くなったことを利用して自分つを認識してバランスよく配置させる「センターフレーム」に対応するようになりました.

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FUJIFILM X70

 電源ボタンがTouch IDを兼ねるようになりました.
 ボタンを短時間押してそのまま指をボタンから離さずにいるとTouch IDが機能してロック解除されるのは便利です.
 また、画面に軽くタッチしたり、電源と連動するカバーを使用しても画面が表示されるので、Touch IDの認識機能が作動するようにもなります.

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FUJIFILM X70

 従来は縦方向で持ったときに右側面にあったボリュームボタンが上面左、電源ボタンの反対側に移動しました.
 mini 6になってApple Pencil 2に対応したのですが、ボリュームボタンが右側面にあるとApple Pencil 2を装着する場所がなくなるからというのが理由のようです.
 2つ並んだボタンのアップ/ダウンは持ち方によって変化し、違和感なく操作できます.

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FUJIFILM X100V

 iPadシリーズはアスペクト比が4:3なのですが、なぜかmini 6はやや縦長になっています.
 そのせいなのかわかりませんが、アイコンの並びがやや不自然というか中央に詰まった感じで余白部分がやけに広く感じます.違和感のあるところなので、今後のアップデートで修正されるといいのですが.

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FUJIFILM X70

 ホームボタンがなくなったので縦方向がややコンパクトになり、それでいて画面サイズは拡大しています.こうしてWebを表示させても表示される情報量が若干ながら多くなっているのがわかります.逆に横方向は1,536ピクセルから1,488ピクセルに減少しています.解像度は326ppiと同じで、本体幅も同じなので横方向のブラックアウトされた縁の部分がmini 5よりも広いということになります.

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FUJIFILM X70

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FUJIFILM X100V

 追加で購入したもの.
 電源周りは付属していますが、会社用に他製品と使い回しのできるものを用意しておこうと思い、Anker Nano II 45WAnker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9mを購入しました.が、Nano II 45Wは使おうとしたら通電せず.どうやら初期不良のようで交換することに.
 また、イヤホン端子が廃止になったので、Anker USB-C & 3.5mm オーディオアダプタを購入.この手の小物系はAnkerが痒いところに手が届く製品が用意されていていいですね.
 ほかに、保護フィルムやカバーも購入しました.カバーは歴代iPadで愛用しているDODOcaseを注文しましたが少し時間がかかっているようです.

 使ってみた感想など.
■いいところ
・サイズ的にはmini 5と同じなので違和感なく使える
・mini 5はエッジがラウンドしていたけど、mini 6はiPad ProやAirのようにエッジが立っており、個人的には好み
・mini 5でも速度的に不満はなかったが、mini 6になって明らかにキビキビした動作を感じる
・USB-Cになって充電がMacBookやiPad Proと共通化できたのはありがたい
・新色のパープルはシルバーに近い雰囲気でどぎつさはなく上品にまとまっていると思う
・ランドスケープ画面(横長の画面)にしたときに音声や曲が左右から出るのはmini 5からの大きな改善点
■残念なところ
・イヤホン端子は残しておいてほしかった.iPhoneのように防水性を備えているわけではないので、残してもよかったのでは
・全画面になって上下がわからず天地逆に持って慌ててしまうことが.ケースが届けば解決しそう
・アスペクト比が他のiPadのような4:3ではなくワイド寄りになっているものの、アイコンの配置などが最適化されていない

 というような感じで、かなり満足のいく製品に仕上がっています.
 mini 5からmini 6までの期間が2年半と比較的長期なので、Appleとしても長期間販売する製品として発売当時から見劣りのするスペックにはしたくなかったのかもしれません.
 外出先でも使えるiPadがほしいという条件であれば、これ一択だと思います.自宅でWebやSNS、電子書籍とかに使いたいというのであれば、画面が大きなiPadもしくはAirがよさそうですが、手に持って寝ながら使うような用途では軽量という点でminiもいいのかもしれません.

【10月10日 追記】
 注文していたDODOcaseが到着しました.

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Apple iPhone SE2

 紙製で見た目は手帳っぽいのが気に入っています.いくつかのバリエーションやカスタマイズにも対応していますが、今回はチェック柄のものをオーダーしてみました.

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Apple iPhone SE2

 蓋部分に磁石が内蔵されており、開閉と連動してスリープ/スリープ解除されます.
 ケースもそろい、これで本格的に活用できそうです.