2011/09/09

RICOH GR DIGITAL III
静岡市は北街道沿いにある「遊菜巧房 岩市」で昼食をいただいてきました.
お昼のセットのメニューで、そば、ご飯、刺身、治部煮、太刀魚の塩焼き、茶碗蒸しなど盛りだくさんです.蕎麦屋の料理なので蕎麦がおいしいことはもちろん、どの料理もきちんと手が込んだ作りでおいしくいただきました.
店舗正面の駐車場は狭くて2台分しか駐められませんが、北側にある旧北街道の清水銀行の向かいに広い駐車場(なにも書いてありませんが、奥に鉄棒などの遊具があるのが目印です)があります.

RICOH GR DIGITAL III
昨日は母方の実家に出かけて、墓参りなどに行ってきました.
ずいぶんと天気がよく、ロードスターの屋根を開けるなどもってのほかの状態で、直射日光に数時間おいた状態で車を動かそうとしたところシフトノブ(ステンレス製のものに交換済み)が非常に熱くなっており、手のひらを軽くやけどしてしまうほどでした.
それはさておき.ジャケットを作りました.お願いしたのは、いつものようにセヴィルロウ倶樂部です.
今回は「ぜんぶお任せで」というわけではなく、「ロードスターにあうジャケットを」という「お題」をつけてお願いしてみました.
具体的には・・・
・外装が赤(ワインレッド)、内装が黒の革シートという色合いに合うこと
・運転しやすいこと
・10-12月くらいの天気の良い日にオープンで走ってちょうどよいくらいのもの
・ある程度クラシカルで軽めではないこと、イタリア風よりは英国風に
・過度に「おしゃれさん」な雰囲気を醸し出さないこと
といった感じです.
車が比較的シャープなデザインであるというのがひとつのキーになったようで、グリーンやブラウン系のハンティング系の色合いが外され、紺やグレー系の色調を主体に選択となりました.自分が安直に選ぶとブラウンとかのチェック模様とかになってしまいそうなので、その辺は選んでもらいながらなるほどと感心することしきりでした.
結局、ハリスツイードの紺とグレーの大きめの千鳥格子のものになりました.
続いて採寸や細かなオーダーです.裾丈はシートに座ったときにしわが寄らない程度の長さ、ベントはセンターではなく左右二ヶ所になど運転するときのことを考慮して決めていただきました.前回のシャツを作ったときも感じましたが、こうした一つ一つを選択していくプロセスは楽しいです.ボタンの種類など、決めれなくてお任せしてしまったものもありますが、ひとつひとつ詰めていくことで具体的なイメージが徐々にできあがる過程には既製品にはない醍醐味があります.
完成は今月末.楽しみです.
生地とかの写真を撮ればよかった・・・
→翌日、近くまで行ったので立ち寄って、生地の写真を撮らせていただきました.

RICOH GR DIGITAL III
ジャケット用、スーツ用などいろいろな生地があります.

RICOH GR DIGITAL III
そんななかから選んだのが、この写真の左側、上から4つめのものです.
楽しみでなりません.
2011/09/07
今日から夏休みなので実家に帰省しました.
東名を走っていて裾野ICの手前で変な車を見かけました.全体に白と黒のモザイクのような模様が描かれていました.2台走っており、両方とも裾野ICで降りていきました.裾野といえばトヨタ系の工場などがあるので、おそらくトヨタの新型車でしょう.
形状はハッチバックで、ルーフがリア下がりで車高はやや低めに見えたので、スポーツタイプのようでした.
トヨタでスポーティな車といえばスバルとの共同開発車が思い浮かびます.86の再来という触れ込みなのでクーペモデルになるであろうことから、自分が見たのは別物でしょう.
2011/09/06
「書籍の“自炊”代行は複製権侵害」出版社7社と作家122人が業者に質問状
買ってきた書籍を裁断してページごとに分割し、ドキュメントスキャナに取り込んでPDFなどのデジタルデータに変換する行為を「自炊」といいます.デジタルデータにするときにOCR機能を使ってテキストをきちんと文字として認識することで検索が容易になったり、iPadなどのデバイスに大量のデータを取り込むことができるなど、メリットが多いため徐々に普及しているようです.
ただし、導入にあたってはいくつかの障壁があります.書籍の裁断を行う裁断機やドキュメントスキャナは価格もそれなりに高価で(両方あわせて5万円くらいでしょうか)、なおかつ場所をとるなどの難点もあり、気軽に自炊を行える環境にないのも事実です.そこで、書籍を送ると裁断からデジタルデータ化までの自炊作業を代行して行ってくれる業者が登場しています.
ところが、こうした代行自炊業者に対して作家や出版社などが「複製権」の侵害であるとして、各業者に質問状を送ったそうです.買ってきた書籍を個人が自炊するのはOKだけれど、委託されて自炊するのは「使用する者が複製できる」という著作権法の範囲を超えてしまっているというのが理由だそうです.
また、裁断した書籍がオークションに流れるなど、自炊行為自体を「「紙の本が消えてデータに変わるだけ」と言うことはできないなどと苦言を呈している」といったように、快く思っていないようです.
どうして個人が、わざわざお金を出して買ってきたまっさらの書籍をさらにコストをかけて裁断してスキャナにかけるような面倒なことをしているのか、考えたことはないのでしょうか.タブレットや読書端末が登場していることで読書スタイルそのものが変わってきているのに、それに出版社が応えるということがまず最初にすべきことでしょう.
「もうすでにいくつかの書籍は電子化されて売られている」というかもしれませんが、残念ながら現状はとても満足できるものではありません.電子書籍化されている数そのものが少ないことに加えて、さらに面倒な障壁があるのです.自分はiPadユーザですが、電子書籍を買おうと思ったら、まず「どのアプリで売られているのか」を調べることから始めなくてはなりません.現状は出版社、取次、広告代理店など各社が独自の電子書籍アプリをリリースしており、その中でコンテンツを囲い込んでいます.iPadに最初から用意されている「iBooks」には未だに一冊も日本語タイトルの書籍はありません.Appleの対応や縦書き処理など日本語独自の細かな問題もあるようですが、はたしてそれらがクリアされたときにiBooksに書籍が並ぶのか、また今までに各アプリで購入した電子書籍が無料でiBooksにデータ移行できるようになるのか、不安要素でいっぱいです.
自炊するために裁断した書籍がオークションに流れて違法コピーの温床になっているということを危惧しているのであれば「自炊なんて面倒なことをしなくてもいいや」と思えるような仕組みを構築すべきでしょう.それこそ、図書館が無料貸本屋になっている現状を駆逐し、読書家がヴァーチャルながら眺めて納得できるような、蔵書感に満ちあふれるシステムを作ってほしいものです.
自炊が発生した理由や経緯を考えずに、押さえ込むという方向に動いてしまったことは出版業界においては今後に響いてくる失策のように思います.
2011/09/03
数日前ですが、社内で使われているMac mini(2010)が、ファイルの書き込みでエラーが発生したりシステムの起動や終了がうまくいかなくなるなど、動作が怪しくなってきたのでHDを交換することにしました.
※急いで交換作業を行う必要があったので写真は撮っていません.
元々入っていたHDはSeagate製の320GB、5400rpmの製品でした.新たに導入したのは日立製の320GB、7200rpmの製品です.手持ちの320GBがなかったので秋葉原に出かけてドスパラで買い求めたところ5400rpmは在庫が切れていたので7200rpmにしました.事務作業など、速さを求めない用途であれば発熱の少ない5400rpmでも十分ではないかと個人的には思っていますが、まあ在庫がないのでは仕方がありません.
初期のMac miniは開けるのを拒むようなデザインで、お好み焼きのヘラのようなパーツを隙間に突っ込んでこじって開けるしか方法がなく、どうしても傷が付いてしまったりと厄介な代物でした.が、2010年モデルは裏面の黒い大きなフタが回転するようにできており、これを開けることで内部にアクセスできるようになっています.
とはいえ、簡単に交換できるのはメモリくらいのもの.HDについては無線LANのアンテナや冷却ファンを外さないとアクセスすることができません.
外装が凝りに凝っているのがApple製品の特徴ですが、内部も作り込まれているのには驚かされます.Windowsマシンなんかは統一性のない色とりどりで雑多なケーブルがだらんと内部を這っていたりしますが、黒のきちんと長さが調整された細身のケーブルが配線されている様子はデザインが行き届いていることを思い知らされます.
基本的にネジでパーツを外してコネクタの抜き差しでHD交換できてしまうので迷うところはないのですが、1ヶ所だけ考え込むところがありました.HDのコネクタとは反対側のなにもないところにケーブルが伸びて小さなパーツが取り付けられているのです.ネットで調べた限りではおそらくは温度センサーかなにかのたぐいのようで、両面テープで固定されているだけなのではがして新しいHDに張り直せばOKのようでした.
部品の交換作業自体は30分もあれば完了します.ただし、複数のトルクスレンチなどが必要なので要注意です.HD交換後はOSをインストールし、TimeMachineから書き戻せばほぼ作業完了です.