2011/09/15
『シャープ、「GALAPAGOS」メディアタブレットを9月30日で販売終了』
昨年12月に発売開始されたシャープのガラパゴス・メディアタブレットですが、後継機も出ることなく1年もたたずに販売終了となることが発表されました.
昨年の記事では2011年の早い時期に100万台の出荷を目指すということになっていましたが、そもそも直販メインで店頭でのデモも限られたものであり、実際の販売台数は目標に遠く及ばなかったのではないでしょうか.
失敗の要因はいくつも考えられますが、製品自体がiPadの後追いであることに加えて製品に魅力がなかったのが最大の敗因であるように感じられます.それに加えて、まだ日本の電子書籍市場が未成熟だったのもあげられることでしょう.
ツタヤとの協業である、ガラパゴスの名を冠した電子書籍販売は継続され、アンドロイドOS系の製品にサービスされるようです.なので今回の発表は専用ハードからの撤退になるのですが、この状況でシャープがサービスを継続する理由というのは正直いってあんまりないような気もします.
『リコー、手ブレ補正を搭載した「GR DIGITAL IV」』
以前から噂になっていた、GR DIGITAL IVが正式発表になりました.GR DIGITALは2年おきに新型になるのが従来の流れだったので、まあ予想どおりです.
GRD3との主な違いは
・手ぶれ補正が装備された
・補助AFとしてパッシブAFセンサーを搭載
・光学フィルタなどの改善により解像度が改善
・画像処理エンジン「GR ENGINE IV」の搭載
といったところです.外観はほとんど同じです.初代からずっとキープコンセプトなのは素晴らしいなと思います.
GRD3ユーザとして、買い換えるかと問われれば「No」でしょうか.手ぶれ補正はあればあったでよいですが、必須だとは思いません.パッシブAF装備によってAF速度が高速化されたのも魅力ですが、GRD3でもさして不満を感じていません.
GRD4にはオプションサービスとしてグリップ交換サービスがあり、木目調、カーボン調、レザー調(どれもプラスティック製)が選べますが、自分のGRD3は自分で採寸してスエードを貼ってしまったので、そこも魅力的には感じません.
それよりも気になるのが同時に発表された、GRD3の機能拡張ファームウェアサービスのほうです.GRD4の機能をすべて取り入れられるわけではありませんが、5つほど機能追加がなされます.
なかでもISO感度自動調整機能が強化されて、ISO感度の上限と感度が上がるシャッター速度を手動で指定できるなど、ニコンの一眼レフカメラ同等の機能が装備されるようで期待できそうです.

RICOH GR DIGITAL III
アイバンラーメンPLUSに行ったところ、あごだしラーメンが新しくなって「二代目あごだしラーメン」となっていたので食べてみました.
水菜がのっているのは従来と同じですが、ほかはまったくといっていいほど別物になっていました.
スープは以前は酸味のきいたさっぱりとしたものであったのに対して、二代目は酸味は消えて濃厚になりました.麺は以前は平打ちだったものが通常の麺になりました.ただし、麺自体の素材は変わってないように感じました.
アイバンラーメンは酸味がアクセントになっているのがよかったのに、とちょっと残念に感じていたら思わぬところに酸味を感じさせるものが仕込まれていました.チャーシューに酸味のあるドレッシングがかかっていました.意外なところで変化をつけてきます.
個人的には以前のもののほうが好きだったかなと.たぶん一般ウケするのは二代目のほうなのでしょうけど、良くも悪くも普通というか、ありきたりな感じになってしまった印象です.一般的なラーメンの枠を超えたような奇抜なメニューだったのが、徐々に軌道修正されてきたようでちょっと残念です.