2013/02/13
つづきです.

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朝食はホテルのバイキング.朝食をウリにしているらしく、充実したバイキングはなかなか食べ応えがありました.
その場で焼いている焼き魚、自分で好きなネタをのっける勝手丼、もちろんパンも用意され、シチューなんかまでありました.

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この日は10時過ぎの特急で青森に向かうのですが、早めにホテルをチェックアウトして近くのスタバでコーヒーを購入し(旅行には水筒を持ち歩き、スタバやドトールで補給するのです)、さらに歩いて八幡坂へ.ここの一番上からは港までまっすぐに見下ろすことができ、真正面にはかつての青函連絡船「摩周丸」をも見ることができるのです.
函館駅まで市電で向かい、行きと同様にスーパー白鳥に乗って青森に戻ります.
さらに青森から弘前行きの各駅停車に乗り、途中で乗り換えて五所川原に向かいます.

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五所川原で津軽鉄道のストーブ列車に乗り込みます.3連休ということもあって、車内は大混雑.2両あるストーブ車両のうち1両の大半を団体客が押さえてしまっている関係でなかなかに厳しい状況でした.
しかも、2年前には健在であったディーゼル機関車の姿はなく(故障しているようです)、レールバスが牽引するというちょっと残念な状況に.

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金木で下車して斜陽館を見学.2年前の旅行でも訪れましたが、この歴史ある建物は再訪したくなる魅力があります.

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とくにこの廊下の眺めが好きです.

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元来たルートを青森まで戻り、さらに青い森鉄道に乗って浅虫温泉に向かいます.雪がひどく、車両もこの状況です.
ホテルまでは歩いて10分程度なのですが、歩道は雪に埋もれて歩くのもままならない状況で、ホテルに着く頃にはぐったりでした.大人しく送迎を頼むべきだったと思いますが、まあ後になってみればアレはアレで普段は体験できないことなのでまあよかったのかなと.

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晩ご飯は地元の食材をふんだんに使った料理でした.とくに、帆立の貝ひもの塩辛というのは初めて食べました.それから、このあたり特有の料理として、茶碗蒸しに入っている栗が甘栗なのです.デザートはリンゴのコンポート.ボリュームたっぷりでした.

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夕食後には、青森駅近くの「A-FACTORY」で買ってきた、アップルシードルとアップルソーダをいただきました.アルコールには強くないので、シードルはもっともアルコール度の低い3%のものを.リンゴの風味が効いていて美味でした.

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朝食は旅館の朝ご飯といった感じの(ホテルですが)正統派の品揃え.味噌汁に小さな帆立が入っていたところに青森らしさを感じました.
この日も天気がめまぐるしく変わり、起床時には降ってなかったのですが、食事をしている頃には外が全く見えなくなるほどの吹雪でした.

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ホテルの売店で浅虫温泉名産の久慈良餅と板かりんとうを購入.会社でも人気のお土産なのです.
チェックアウトをしたところで、ちょっとした出来事が発生しました.くじ引きをひいたところ、なんと特賞が!
賞品は浅虫温泉の宿泊券1万円.使用期限が6月末までなので、これを口実にまた雪がなくなった頃に訪れようかと.

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駅まではホテルの車で送っていただきました.相変わらず雪は降り続けています.

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吹雪いていて見づらいのですが、電車の先の線路を保線作業のかたが雪かきしています.

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青森から新青森まで乗った特急つがるが、今となっては珍しい国鉄時代の車両、485系でした.しかも塗装が国鉄時代のものというのがレアです.この塗色を見ることもかなり減りました.
3連休を利用しての慌ただしい旅行でしたが、冬の函館と青森を楽しむことができました.
浅虫温泉ではせっかく1万円ぶんの宿泊券をいただいたことだし、次の計画を練りたいところです.
2013/02/12
RX1を購入してから約1ヶ月.
「新しいカメラを買ったら旅に出たくなるのは人情というものだ」という金言があるように、旅行に出かけてきました.
2月の9-11日の3連休に、JR東日本では「スリーデーパス」なるものを販売しており、これを使うと3日間はJR東日本の区間および函館までの普通列車が13,000円で乗り放題になります.青春18きっぷのように新幹線や特急に乗るときに乗車券まで買い直す必要もないので、かなりのお得感があるのです.
・2泊3日で行程を組む
・函館まで行けるんだったら函館まで足を伸ばしたい
・宿泊するところは温泉があるところがいい
というような条件を考慮してプランを組みました.

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東北方面に遠出するときの定番ともいえる、はやぶさ1号に乗り込みます.
8時12分に東京を出て、11時22分には新青森に到着するのはすごいなと思います.

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仙台を過ぎ、盛岡が近づくにつれて車窓には雪が多くなり、そして新青森が近づくにつれて外は吹雪の様相を呈するようになってきました.新幹線自体は定時に到着したのですが、在来線のホームは3連休の初日、そして雪によるダイヤ乱れで大混乱になっていました.
これは1本前に到着しているはずの特急つがる.雪まみれです.これをやり過ごした後に、新青森発函館行きの特急スーパー白鳥に乗り込みます.

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新青森を出た特急列車は青森で向きを変えて青函トンネル目指して進みます.車窓はこんな感じで吹雪いて視界が遮られています.

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数分遅れで函館に到着.函館はたまに雪がちらつく程度でおおむね好天候でした.

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バスに乗り換えて五稜郭に向かいます.函館には以前にも何度かきたことがあるのですが、五稜郭に行くのはこれが初めてです.
五稜郭は上から眺めてこそ、あの特殊な形状を楽しめるので、展望タワーであるところの五稜郭タワーに上りました.タワーの形状も五稜郭を模しています.

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雪の白さもあって、五稜郭ならではの形状が美しく浮かび上がっています.タワーからは港や函館山なども一望でき、これはきてよかったと思いました.

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五稜郭のすぐ横にある六花亭で一休み.ホットケーキをいただきました.コーヒーは無料でセルフサービスなのが嬉しいところです.
マルセイバターサンドなど、お菓子類が売られており、つい隅から隅まで全部買いたくなってしまいます.
とりあえずぐっとこらえて、厳選して購入.

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市電に乗ってホテルまで移動してチェックイン.港の倉庫街や函館山が一望できる、眺めのよいところにあるのが魅力です.
暗くなる前に函館山に登って夜景を楽しもうということで、ホテルを出て徒歩でロープウェーまで向かいました.
北海道の雪は本州のそれと違ってさらっとした粉雪状なのと気温が低いせいか積もっていてもそれほど滑らないのですね.ロープウェーの乗り口までは結構な坂道で歩道は雪で埋まっていたのですが、さくさくと上ることができました.
計算外だったのはロープウェーの行列.建物の外まで延々と並んでいます.この時期は中国が春節ということもあって、海外旅行客も多かったです.

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以前にも見たことのある函館山の夜景ですが、やはり美しいですね.
RX1のオートホワイトバランスは非常に優秀で、手動で変更する必要はほとんどないのですが、夜景を撮影するときは曇天にセットしたほうが赤みが強調されて雰囲気が出て自分の好みでした.
100枚ほど撮影したところで1本目のバッテリが終了.SDメモリにFlashAirを使っているので、ちょくちょくiPhoneに無線LAN経由で画像転送したりしたのと、函館山が非常に寒い(手袋をしていても指の感触がなくなるほど)のが原因でしょうか.撮影に出るのであればやはり予備バッテリは必須です.

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あまりの寒さに耐えかねて下山.帰りのロープウェーも大混雑でした.
ホテル近くの飲食店街に戻ってきたのですが、時間が悪いのか考えていた店は待ち時間がかなりかかるとのこと.
仕方がないので他の店を探すべく、倉庫街をうろうろとしていたのですが、時間が遅くなると飲みメインの店ばかりになってしまいます.

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倉庫街のはずれのほうに、函館ローカルのコンビニとファストフードであるところの、「ハセガワストア」と「ラッキーピエロ」が.ハセガワストアの名物は「やきとり弁当」.やきとりとはいっても実際には豚肉なのだそうですが.これ食べようと思って店内に入ったら「40分待ちです」とのつれない返答.あえなく玉砕.隣のラッキーピエロも待っている人がいるのであきらめる羽目に.

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時間も遅くなってきたので、結局居酒屋で丼物と少しつまむものをいただきました.目当ての店に入れなかったとはいえ、さすがは函館.出てきたものはどれも美味しく、満足な夕飯でした.
2日目に続きます.
2013/02/07

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『極上カメラ100』という本を購入しました.
帯の「死ぬまでに絶対使ってみたいカメラ100!」というのが、物欲的なものを煽ります.
掲載されているカメラはもちろん100機種.4つのジャンル(レンジファインダー、一眼レフ、中判、コンパクト)に分けて掲載されています.歴史的なカメラだけでなく最近の新機種も掲載されていますが、はたして最近の機種のどれほどが後生まで語り継がれるようになるかは疑問の残るところでもあります.
自分が所有している/かつて所有していた機種としては、
・CONTAX G2
・CONTAX T2
・RICOH GR DIGITAL IV
・SONY DSC-RX1
がとりあげられています.

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1機種あたり1-2ページで紹介されているため突っ込んだ内容ではないのですが、初めて耳にするような機種もあり、名前だけは聞いたことあるけど見たこともない機種もあるので、写真を眺め説明文を読むだけでも楽しいです.
いまさらフィルムカメラを買うこともたぶんないとは思うので、いにしえの機種に手を出すこともなさそうですが、カメラ好きならば眺めるだけでもきっと楽しめる内容だと思います.
2013/02/05

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スタパ齋藤氏の「ガジェット愛がとまらない」を読みました.
独特の文体、そして躊躇のない衝動買いっぷりで「ログイン」時代からのファンなのです.
スタパ氏が現在にいたるいきさつやライフスタイル的なるものを漫画でまとめた一冊なのですが、同感できるところが多く、楽しく読ませてもらいました.
・用もなく秋葉原をうろついていた
・フジヤカメラでカメラ買うとき下取りで10%アップ(RX1でやった)
・ネット通販しまくり
・必要とあらば海外通販も
などなど、自分にも思い当たるところが多いのです.
まあ、部屋が整理されているというのは真逆ではありますが…
携帯電話の機種変117回、買ったデジカメ158台というくだりがあったので、自分も数えてみました.携帯は14台、デジカメは16台なのでまさに桁違い.格の違いを思い知らされました.
2013/02/04

Apple iPhone 5 + Hipstamatic
RX1の記事を読みたくて久々にカメラ雑誌を買いました.
「F5.6」という雑誌で、初めて読みます.

RICOH GR DIGITAL IV
「F5.6」とは、カメラの絞り値を示す数値.雑誌の説明文をそのまま書くと「Fは絞りを表す記号、5.6は一般的な撮影で多用する絞り値です」とあります.まあ、このあたりはわかる人には釈迦に説法ですし、わからない人に数行で説明するのは不可能に近いので割愛します.
過去には「CAPA」や「カメラマン」、あと「アサヒカメラ」なんかも買ったりしていましたが、F5.6はそれらの雑誌に比べてテキストが少なく写真が主体なのがよい感じです.また、機材の情報などはそこそこきちんと紹介されているものの、スペックべったりな感じでもなく、ほどよいバランス感です.
あと、他の写真雑誌によくある、読者投稿写真がないのもいいですね.

Apple iPhone 5 + Hipstamatic
肝心のRX1の記事はそれほど多くなかったですが、他のページがおもしろかったので次も買ってみようかと思います.