2014/05/14
週末を利用して、三陸と遠野を旅行してきました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
いつものように東京駅から新幹線に乗って出発.
今回は新幹線の下車駅が一ノ関のため、仙台から先は各駅停車のはやぶさに乗車しました.
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今回は「おトクなきっぷ」を利用しての旅行です.
都内からくりこま高原までは「週末パス」を利用し、くりこま高原から一ノ関間だけ普通乗車券、そして一ノ関から先の区間は「いわてホリデーパス」を利用しました.週末パスは新幹線特急券を買えば、新幹線に乗ることもできます.
要注意なのは、「いわてホリデーパス」は都内では購入できず、この切符が使えるエリア内でしか買えないこと.今回は新幹線と在来線の乗り換え時間が短かったので走って改札まで向かう羽目になりました.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
一ノ関で大船渡線に乗り換えて気仙沼で下車.震災の影響で鉄道はここでいったん途切れており、駅の構内には本来はレールが敷かれていたところがアスファルトで舗装されてBRTと呼ばれる代行バス用の路線として使われています.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
気仙沼といえば、名物はやはり海の幸、とくにフカヒレ.
ということで駅から少し歩いたところにある寿司店「寿ゑ泰鮨」(すえひろすし)に行って、「フカヒレセット」をいただいてきました.
とろけるようなフカヒレと、新鮮なにぎり寿司(ちょっとワサビが効きすぎだったけど)で満足.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
再び気仙沼駅に戻り、ここからはBRTで運行されている大船渡線に乗ります.
こんな感じで、一般道とBRT専用路線はわけられています.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
陸前高田行きのBRTです.気仙沼から南下する気仙沼線は駅構内から出発し、BRT専用軌道を多めに走るようですが、こちらは駅前から出発して一般道メインで走ります.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
途中、「奇跡の一本松」で下車します.
昨年の9月にきたときにはベルトコンベアの建設作業が進んでいましたが、すでに稼働しているようで巨大建造物に圧倒されます.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
道路では土砂を運ぶダンプがひっきりなしに走行し、巨大なベルトコンベアも設置されたなか、ここだけは違った時間が流れているかのような印象を受けました.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
再びBRTに乗車し、途中からBRT専用軌道を走って、バスと鉄道の両方の性格をあわせ持ったような奇妙な感覚を味わいつつ盛駅に到着.
ここからは先月全線復旧したばかりの三陸鉄道南リアス線に乗車します.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
キットカットの支援が入った車両です.キットカットは三陸鉄道北リアス線でも同様にサポートを行うなど、三陸鉄道を支援し続けています.
車内はほとんどの席が埋まっており、運転士も乗客もどことなく嬉しそうな雰囲気が出ていたのが印象的でした.
FUJIFILM X-T1 + XF14mm F2.8 R
いくつかの駅にはこんな垂れ幕が.
本当にみんなが心待ちにしていた復旧なのだということが伝わってきます.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
終点の釜石が近づくと、鉄の街らしく製鉄所が見えてきました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
釜石から再びJRに乗り、釜石線で遠野に向かいます.
内陸に向かって走り、山越えをするので車窓もこんな感じで山奥な感じの風景が続きます.
釜石線は「銀河ドリームライン釜石線」なる別名があり、この路線が宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルになったのではないかというところから名付けられたそうです.そのため、各駅にはエスペラント語で愛称が付けられています.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
宿泊地である遠野に到着.開業100周年とのことで、なかなか風情のある駅です.
つづきます.
2014/05/05
実家でデジカメ画像を保存するために、バッファローの「おもいでばこ」を購入しました.
今まではWindows XPを搭載したThinkPadを使っていたのですが、Windows XPがサポート終了のために使えなくなりました.
代替品として新たなPCを買うことも考えたのですが、使用用途がデジカメ画像の保存とWebの閲覧程度とのことだったので、iPad(これは今までもあった)とおもいでばこで代用することとしたのです.
購入したのはPD-100S/Wという500GBのモデル.
箱の内容物は、
・「おもいでばこ」本体
・ACアダプタ
・リモコン
・リモコン用電池
・TV接続用HDMIケーブル
・USB無線LANアダプタ
・説明書(セットアップシート)の入った封筒
というシンプルなもの.余計なものはなく、かといってあとから購入する必要もない、過不足のない付属品です.
自分はこれに追加して、500GBのUSB接続のバックアップ用ハードディスクを用意しました.
セットアップは簡単… なはずですが少しつまずきました.
配線自体はTVにつないでコンセントを差せばできるので手間要らずですが、無線LANに接続しようとしてWPS機能を使おうとしたところでなぜかおもいでばこがフリーズ.強制的に電源を切ったりしたものの復旧しなかったため壊れたかと思いましたが、電源やバックアップ用のハードディスクを外して起動し直したら復旧しました.その後はWPSを使わずに手動で無線LANにつないで設定完了.
肝心の使い方ですが、極めてシンプル.
1. おもいでばこの電源を入れる
2. 電源ランプが緑色になったところでSDカードを接続
3. SDカードスロット横の「とりこみ」ボタンを押す
4. SDカード内の画像がすべて取り込まれる
5. SDカードを外す
以上で完了です.重複した画像は取り込まれないので、すでに取り込まれた画像がSDカードに残っていてもOK.
余計な確認画面が出てこない操作性は良くできています.
あとは電源を切れば、自動的に外付けハードディスクにバックアップされるので安心です.
また、取り込んだ画像を見るには、
・テレビの画面で見る
・iOSやAndroid用アプリで見る
の2つがあります.
iPadでの設定を行いましたが、AppStoreからダウンロードしてアプリを起動すると無線LAN内を検索しておもいでばこを検出し、あとはおもいでばこの設定画面で承認をすれば接続完了です.なお、おもいでばこの電源をオフにしていてもiPadから閲覧できるそうです.
購入にあたってはネット上での評判を参考にしましたが総じて評判がよく、実際に使ってみてもよくできていると思いました.
気になった点としては、
・最初からインストールされているBGMの音量が大きく、BGMを鳴らさないという設定が見つけられなかったこと.なので個別の曲再生設定で1曲ずつオフにして鳴らさないようにする必要がありました.
・撮影ミスした画像を消すのにやや煩雑な手順が必要.ただ、これは誤操作防止という観点からするとこれでよいのかもしれません.
というくらいでしょうか.
2014/05/04
実家に帰省したついでに、両親ともども常滑まで出かけてきました.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
まずは昼食で「盛田 味の館」に.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
常滑で醸造を行っている盛田家といえば、ソニーの創業者の一人である盛田昭夫氏の生家でもあります.
建物内には「常設展 十五代当主 盛田昭夫」展が展示されています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
規模はそれほど大きくはありませんが、映像資料やこのようなパスポートなどの資料が展示されています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
店内は醸造蔵を改装したものであり、木樽などが置かれています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
お昼にいただいたのはおでん定食.おでんというよりは田楽といった感じですが、こんにゃくや大根、卵、豆腐に味噌がたっぷりとのっています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
続いて常滑の焼き物店が密集している場所へ.
以前から見たかった巨大な招き猫「とこにゃん」.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
裏面はこんな感じ.わりとハリボテ感があります.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
土管坂.地面も両側の壁も焼き物でできています.
FUJIFILM X-T1 + XF18-55mm R LM OIS
そこかしこに焼き物が使われています.非日常な空間ではありますが、なかなかに味わい深いものがありました.
2014/05/03
RICOH GR
「富士フイルム X-T1 FANBOOK」を読みました.紙の書籍を買うと1,900円ほどですが、今回は電子書籍版を購入したので1,400円くらいでした.
内容的には先日読んだ「FUJIFILM X-T1&X Series パーフェクトブック」と同じような感じですが、「FUJIFILM X-T1&X Series パーフェクトブック」がメーカーインタビューなどを取り上げているのに対して、「富士フイルム X-T1 FANBOOK」はX-T1本体の使い方をカメラとしての基本的な部分とからめて説明しているような感じでした.なので、コンパクトデジカメからのステップアップとしてX-T1を買った人や、マニュアルの副読本的な使い方をしたい人にはうってつけの内容です.
いちおうカメラとしての基礎は理解しているつもりなのでおさらい的になるところは多々あったのですが、作例として掲載されている写真がどれも美しく、こうした写真を撮るにはこのモードを使ってこうして撮ればよいという説明は非常に参考になりました.
2014/05/02

iTunesの新しいサービス「iTunes Match」が日本でもサービス開始になりました.アメリカでは2011年から始められていて、日本でも2012年には開始する予定だったのがずれこんでおり、唐突に今日からサービスが始まりました.
iTunes Matchとは、自分のコンピュータのiTunesに登録されている曲をAppleに認識させることで、その曲の入っていない自分のiPhoneやiPadなどでも音楽を聴くことができたり、低音質の曲でもAAC 256kbpsの高音質で聴くことができるというサービスです.
メリットとしては、
・記憶容量の少ないiPhone/iPadでもたくさんの曲を聴くことができる
・低音質でiTunesで取り込んだ曲も高音質で聴くことができる
デメリットは、
・年間3,980円の有料サービスである
・モバイル環境で曲をダウンロードしつつ聴くのは通信量とかバッテリに負担がかかる
といったところでしょうか.
で、加入するかどうかですが、いまのところは加入する予定はないです.
iTunesライブラリには約1万曲が入っており、4割以上が128kbpsなので音質の向上は見込めますが、普段聴いていて「あ、これは128kbpsだから音が悪いな」ってわかることはないので、そこに定額のコストをかけるのもどうかと思ったりするのです.
それにiPhoneやiPadは64GBのものを使っていて容量には余裕があるのと、それにあわせてレートやプレイリストで曲を絞っているので、それほど必要を感じないというのもあります.
個人的には同じ定額サービスならば、iTunes Storeの曲を好きなだけ聴けるようなサービスがあれば加入したいですね.